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ダーマペンは安い?高い?相場もあわせてご医師が解説

公開日:2022年06月17日(金)
最終更新日:2022年11月16日(水)

ニキビ
ダーマペン4を頬に当てているところ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

エイジングケアやニキビ痕、シワ改善などの対策として大人気のダーマペン。

しかし、治療料金にはばらつきがあり、安い美容外科と高い美容外科があるのです。

では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。

こちらの記事では、ダーマペンが安い美容外科と高い美容外科の違い、ダーマペンが安いと感じる理由についてご紹介しています。

 

ダーマペンが安いクリニックと高いクリニック。どう違うの?

ダーマペンを受けようと考えて美容外科での料金を調べてみると、美容外科によって治療料金にばらつきがあることがわかります。

ダーマペンは自由診療であるため、できれば安く治療を受けたいところではありますが、ダーマペン治療料金が安い美容外科の場合では、少々注意が必要こともあるのです。

それではまず、ダーマペンが安い美容外科と高い美容外科の違いから見ていきましょう。

 

バージョンで料金が異なる可能性

日本にダーマペンが台頭してきたのは2010年あたりだといわれているため、ダーマペンそのものの歴史は決して古いとはいえません。

しかし、ここ十数年の間にダーマペンはグレードアップを繰り返しており、2022年現在では、ダーマペン4が最新バージョンとなっています。

ここで問題となるのは、ダーマペン治療が安い美容外科の場合では、古いバージョンのダーマペンを使用している可能性があるということです。

では、古いバージョンのダーマペン最新バージョンとでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

治療速度の違い

古いバージョンのダーマペンは、1回あたりの治療にかなりの時間を要したといいます。

そして、治療中の痛みが長時間続くことが原因で、ダーマペン治療を断念した方がいたといいます。

しかし、最新バージョンのダーマペンでは、短時間で治療が終了するため、痛みを感じにくいという特徴があるのです。

もちろん、治療前には麻酔を施し、痛みに配慮した上で治療が行われますが、人によってはやや強い痛みを感じる可能性があります。

同じダーマペン治療を受けるなら、短時間で治療を終了でき、痛みを感じにくいバージョンで受けたいですよね?

そのような方は、治療料金よりも、まずは美容外科が取り扱っているダーマペンのバージョンを確認し、最新バージョンを導入している美容外科を選ぶ必要があるでしょう。

なお、大手美容外科の多くは、公HPでダーマペンのバージョンを確認できますので、ぜひ参考にしてください。

 

開ける穴の数の違い

最新のダーマペン4は、古いジョンのダーマペンよりも稼働時の速度が速く、より多くの穴を空けられます。

ダーマペンは空いた穴を自然治癒力で回復させる治療であるため、より多くの穴が空いたほうが、高い治療効果を期待できます。

また、1度に多くの穴を空けられることで、以前のバージョンよりも少ない治療回数で理想のお肌を目指せるという違いもあるのです。

ダーマペンを受ける際には、どうしても治療料金が気になってしまうかもしれませんが、1回あたりの治療料金が安くても、多くの治療回数が必要になるとしたらどうでしょうか。

最新バージョンのダーマペンのほうが、効率的かつ低料金で治療を受けられる可能性があると考えられますよね?

このように、ダーマペンはバージョンによって得られる効果や治療回数に違いがありますので、安いという理由だけで美容外科を選ばないように注意しましょう。

 

ダウンタイムの違い

最新バージョンのダーマペン4は非常早い速度での治療が可能で、全顔では1回あたり20分~40分程度で治療が終了します。

そのため、お肌がダメージを受ける時間が短く、古いバージョンのダーマペンよりもダウンタイムが短いというメリットがあるのです。

美容治療の中でも、比較的ダウンタイムが短いのがダーマペンですが、さらに短いダウンタイムで済むのなら、最新バージョンを導入した美容外科を選ばないという手はありません。

最新バージョンのダーマペンは、古いバージョンよりも治療料金がやや高額なる可能性はありますが、ダウンタイムが短いという部分を重視するなら、最新バージョンを導入した美容外科を選んでおいたほうが良いでしょう。

 

宣伝広告費コストの削減

最新バージョンのダーマペン4を導入している中には、治療料金を安く設定しているところがあります。

そして、その理由として挙げられるのは、宣伝広告費の削減で治療料金を安く設定できているということです。

たとえば、女性ファッション誌やテレビCMなどに広告宣伝費をかけると莫大な費用が必要になります。

一方、最低限の広告宣伝費で運営している美容外科では、広告宣伝費に多額な費用をかけない分、治療料金を患者さんに還元することができます。

つまり、患者さんファーストの良心的な美容外科だということです。

ただし、このような美容外科でも、古いバージョンのダーマペンよりかは治療料金がやや高額に設定されていますので、この点についてはあらかじめ頭に入れておいてくださいね。

 

流れ作業で費用を抑える美容外科もある

駅から近い、繁華街にある、宣伝広告費に多額の費用を費やしているなど美容外科は、そうでない美容外科よりも患者さんの目に留まりやすく、常に混雑していることがほとんどです。

それはそれで、人気が高い美容外科として評価すべきですが、ひとつ注意していただきたいのは、混雑を理由に、患者さん一人ひとりと向き合う時間が短い可能性があるということです。

つまり、流れ作業の感覚で治療を行っている可能性があるということなのです。

たとえば、カウンセリング時間が短くてすぐに治療に入る、メリットやデメリットの説明がない、ダウンタイムの説明がない、アフターケアの方法を伝えない美容外科が、その好例でしょう。

もちろん、常に混雑している美容外科であっても、優秀な医師が大勢在籍していて、確かな技術を提供する美容外科も存在します。

しかし、カウンセリングに時間をかけない美容外科の場合では、ダーマペンの治療料金が安かったとしても避けるというのが賢明な選択です。

反対に、ダーマペンの治療料金が少々高額でも、患者さんに寄り添ったカウンセリングをじっくりと行う美容外科は信頼性が高く、患者さんの満足度も高いでしょう。

 

ダーマペンの相場はどれくらい?

ダーマペンの治療料金は美容外科によってばらつきがあるため、一概に「○○円が相場」と明言できません。

とはいえ、おおよその相場はありますので、ひとまず以下の表を参考にしてみてください。

なお、表内では最新バージョンのダーマペン4での全顔1回あたりにかかる治療料金をご紹介しています。

 

大手A美容外科 21,780円
大手B美容外科 16,500円
大手C美容外科 15,700円
大手D美容外科 19,800円
大手E美容外科 22,000円

このように、美容外科によってダーマペンの治療料金には開きがあります。

表内でご紹介した美容外科はすべて大手で高い評価を得ていますが、カウンセリングの内容についてはそれぞれ異なります。

気になる美容外科を見つけたら、料金だけを見るのではなく、カウンセリング内容が充実しているかどうかという部分にも目を向けて、治療を検討してみると良いでしょう。

別途麻酔代などがかかる場合があるので詳しくは各クリニックのホームページを見るようにしましょう。

実際に共立美容外科でも、麻酔クリーム代が別途5,500円、成長因子(EGF)とパック代が別途3,300円かかります。

 

ダーマペンは安い!そう感じる理由

ダーマペンは1回の治療で目に見える効果を実感しにくいため、数回の治療を受ける必要があります。

たとえば、全顔1回あたりの治療料金を20,000円として5回の治療を受ける場合では、100,000円の費用がかかります。

しかし、この料金がかかったとしても、ダーマペンは安いと感じる方がいます。

では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。

 

無理のないペースで治療を受けられた

ダーマペンの治療は、初めから回数を決めて治療を受けることができますが、1回ごとに都合が良いスケジュールで治療を受けることもできます。

また、ダーマペンの治療は、顔では3~4週間に1回ペース、ストレッチマーク(妊娠線)や傷跡などの体の治療では6週間に1回ペースが推奨されていますが、予算に合わせてご自身のペースを設定して受けることも可能です。

つまり、無理のないペースでゆっくりと治療を続けることも可能だということで、1回に支払う治療料金をコントロールしながら治療を続けられるということですね。

なお、ダーマペンの治療間隔が長く空いたとしても効果が薄れることはないとされてはいます。

とはいえ、1回目~2回目の間隔が開きすぎてしまうと肌細胞の再生スピードが遅れる可能性があるため、2回目の治療は推奨されている間隔で受けることが望ましいでしょう。

 

これまでの治療では改善できなかったニキビ跡を改善できた

ダーマペンの治療では針の長さを調節でき、お肌の深い部分にまで届く針を使えばクレーター状になってしまったニキビ跡の改善も可能です。

これまでは、ニキビ痕治療としてフラクショナルレーザーを用いる美容外科が散見されました。

しかしこの治療では、クレーター状になってしまったニキビ痕を改善するには20回程度の治療が必要になることがあり、どうかすると完治にまで至らなかったケースもあるのです。

そして、そのような方がダーマペンに乗り換えて10回程度の治療を受けた場合では、ダーマペンは安いと感じる可能性があるのです。

 

 

ダーマペン治療料金にはばらつきがあります

今回は、ダーマペンの治療料金は安いのか高いのか、ダーマペンの治療料金、ダーマペンが安いと感じるケースについてご紹介してきました。

ご紹介してきた通り、ダーマペンの治療料金は美容外科によってばらつきがあり、安くダーマペンを行う美容外科の理由として筆頭に挙げられるのは、古いバージョンのダーマペンを使用している可能性があるということです。

もちろん、古いバージョンのダーマペンでも理想お肌を目指せますが、最新バージョンのダーマペン4には、ダウンタイムが短い、治療時間が短く効率よく治療を受けられるというメリットがあります。

ダーマペンを受けるにあたっては治療料金が気になるかもしれません。

しかし、メリットの部分を考えるなら、治療料金よりも最新バージョン導入という部分に目を向けて美容外科を選ぶことが大切だといえるでしょう。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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