日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年03月25日(金)
このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
ニキビができてしまったらできるだけ早めに治療を受けるのが望ましいですが、ニキビができないように予防することも大切です。
ニキビができるのを防ぐには生活習慣の改善も欠かせませんが、肌をいたわるスキンケアを実行することも重要です。
それでは今回ニキビ予防のためにできる自宅でのスキンケア方法をご紹介しますので、普段行っている洗顔や保湿を見直してみましょう。
ニキビは皮脂や古い角質などで毛穴が詰まることが引き金となって発生することが多いです。
そのためニキビ予防するなら毛穴詰まりを引き起こさないよう普段の洗顔で皮脂や汚れをしっかり落とす必要があります。
そこでこちらでは、肌を清潔にしなお且つ刺激の少ない洗顔方法をご紹介します。
メイクをした日は洗顔の前にファンデーションやチークをクレンジングで落としておくのが望ましいです。
クレンジングを行ってから顔を洗うことで肌に化粧品が残りにくくなるからです。
なおクレンジングの際何分もクレンジングオイルで顔をこする方もいますが、長時間クレンジングをするのはあまり好ましくありません。
皮脂が過剰に落とされてしまったり肌の角質層を傷めてしまう恐れがあるからです。
加えて長時間肌をこすると、せっかく肌から浮かび上がったファンデーションなどが毛穴に入り込んでしまう可能性もあります。
そうなると毛穴詰まりを引き起こし、そこがニキビになってしまうケースもあるのです。
クレンジングによる肌トラブルを避けるためには濃いメイクをした日もクレンジングの時間は最長1分程度にとどめておきましょう。
ちなみに日焼け止めを使った日もクレンジングを行うことをおすすめします。
日焼け止めの中には洗顔料だけで落とせるタイプもあるのですが、そうしたタイプでない限りはクレンジングオイルで落とさないと成分が肌に残ってしまうのです。
そして残留した成分が原因でニキビが発生することがあります。
自分の肌に合っていない洗顔料を使い続けていると肌に負担がかかってニキビができやすくなる恐れがあります。
洗顔料を選ぶ基準の1つとして洗浄力が挙げられますが、これだけにこだわって洗顔料を選ぶのはおすすめできません。
洗浄力に特化した洗顔料は肌の乾燥を引き起こしやすいのに加え、刺激が強く敏感肌には特に負担になりやすい傾向があるためです。
例えば塩や炭、マイクロビーズのようなスクラブの含まれている洗顔料は「毛穴の奥の汚れも落ちる」「ピーリング効果がある」などと洗浄力の強さがアピールされている傾向にありますが、スクラブは肌に細かい傷を付ける可能性が高いです。
肌が傷付くことによって洗顔後肌がヒリヒリしたり赤くなることもあります。
洗浄力ばかりにこだわるのは肌に負担をかけながら洗顔することにつながるので、ニキビ予防という観点でも好ましくありません。
そのため洗浄力のみを選択基準にせず肌の水分をキープする力があるか、刺激感がないか、またアレルギーテストが実施された商品かどうかも確かめながら自分の肌に合った洗顔料を見つけましょう。
洗顔料は手の上でしっかり泡立ててから肌にのせましょう。
泡が少ない状態で洗顔すると手の摩擦で肌に負担をかける可能性があるためです。
手のひらが直接顔に触れないよう、泡で汚れを落とすイメージで洗顔するのが理想的です。
もし手で洗顔料を泡立てるのが難しい場合、洗顔用のネットで泡立てると短時間できめ細かい泡が作れます。
また泡タイプの洗顔料もおすすめできます。
寒い時期は熱いお湯で洗顔する方が多いですが、あまりに温度の高いお湯で顔を洗うと肌にとって刺激となりかねません。
加えて熱いお湯は皮脂を必要以上に洗い流してしまうので肌の乾燥、そして乾燥にともなうバリア機能の低下につながることがあります。
そのような状態に陥ると肌が外部からの刺激を受けやすくなるなどの悪影響が生じ、ニキビ予防がしづらくなります。
肌のコンディションを維持するのであれば35℃前後のぬるま湯での洗顔がおすすめです。
洗顔後タオルで顔を拭く時、強くごしごしとこするのは好ましくありません。
タオルの摩擦で皮膚を刺激から守る角質層がはがれる恐れがあるからです。
水分を拭き取る時はタオルを優しく肌に押し当て、水分を拭き取るというよりタオルに水分を吸い取らせるイメージで顔の水分を取り除きしましょう。
そしてもちろんタオルは清潔なものである必要があります。
何日も使いまわしたタオルは一見きれいでも雑菌が繁殖していることが多いので、洗った後の清潔なタオルで顔を拭きましょう。
ニキビ予防をする上で大切なスキンケアアイテムは化粧品です。
特に洗顔の後は肌の水分が急激に蒸発するので、できるだけ早めに化粧水を付ける必要があります。
また空気が乾燥する冬場も肌が乾きやすい傾向にあるので毎日こまめに保湿しましょう。
肌が十分な水分を補給できず乾燥状態に陥ると、不足した水分を補うために皮脂が過剰に分泌され毛穴詰まりの原因となります。
そんな中でターンオーバーまでもが滞ると一層ニキビができやすくなるのです。
そのような事態を避けるためには日々化粧水で保湿することが欠かせません。
保湿を行うことで皮脂の分泌量やターンオーバーのペースが調節され、肌をニキビのできにくい状態に近付けるすることができます。
またこれまで使っていた化粧水に不安がある場合、ターンオーバー促進効果や皮脂のコントロール効果が期待できるビタミンC・ビタミンC誘導体入りの化粧水がおすすめできます。
加えて刺激感が少ない、アクネ菌の養分となる油分が使われていないといった特徴のあるノンコメドジェニックの化粧水も推奨できます。
日々のスキンケアでは美容液を省略するという方もいます。
しかし美容液には保湿力を補う役割や、お肌の悩みに有効な成分を補給するという役割があるのです。
そのため化粧水に加え美容液を使うことで、ニキビ予防効果にとどまらず肌を良い状態に導くが期待できるといえます。
さて美容液には肌のシワやたるみを改善する機能を持つもの、開いた毛穴を引き締める働きを持つものなど色々なタイプがあります。
ニキビ予防目的で美容液を使うのであれば肌の新陳代謝を促進するビタミンCやビタミンC誘導体が入った美容液、加えて肌荒れを防ぐ成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」や「アラントイン」が入っているものがおすすめできます。
ちなみに美容液には水っぽいものからオイルに近いもの、ジェル状のものなどあらゆるテクスチャーがあります。
長らく使い続けるのであれば自分で使い心地が良いと感じるテクスチャーの美容液が推奨できますが、肌質に合ったものを選ぶことも大切です。
お店の専門スタッフに相談すると脂性肌の方は水に近いテクスチャーの美容液などさっぱりした使い心地の商品が、一方で乾燥肌の方はオイリーなテクスチャーの美容液がすすめられる傾向にあります。
乳液やクリームは化粧水で蓄えた水分を油の膜で閉じ込め水分を蒸発しにくくする役割をもっています。
せっかく化粧水を付けてもその水分が逃げてしまっては保湿効果があまり得られません。
そのため化粧水の後は肌にフタをするイメージで乳液やクリームを使うのが望ましいです。
さて水分を逃げにくくする乳液、クリームは油分が配合されている場合が多いのですが、だからといって「アクネ菌のエサになるだけ」と捉える必要はありません。
乳液やクリームにもアクネ菌を繁殖させないように作られたものや皮脂の分泌量をコントロールする働きが期待できるものがあるのです。
そうした機能がアピールされている商品を選べば、保湿できるだけでなくニキビ肌の発生や悪化を防げる可能性があります。
一方でどうしても油分の入ったスキンケア用品を使うのに抵抗があるならば油分が比較的多いクリームは省いて乳液だけを使うか、油分より水分が多めに配合されている「水分クリーム」を使うことが推奨できます。
ちなみに水分クリームは韓国の化粧品メーカーが開発したスキンケア用品で、その後日本でも愛用する方が出てきました。
一般的なクリームと比べて使い心地はさっぱりしている傾向にありますが保湿機能には優れています。
そのため「保湿力が高いクリームを使いたいけど、肌が油っぽくなったりニキビができるのは嫌」という方におすすめできます。
パックは集中的に保湿したいという時に使われるスキンケア用品ですが、保湿力に優れているという点だけがパックの特徴ではありません。
パックは肌のコンディションを向上させる成分が含まれており、そうした点でもニキビ予防をする上でぜひ取り入れたいスキンケア用品なのです。
パックも美容液同様シワやたるみ、ハリの不足など肌の悩みに合わせた商品が販売されていますが、ニキビ予防のためにパックを使うのであれば肌の新陳代謝を促す効果などが期待できるパックを選びましょう。
例えば、「プラセンタエキス」が使われたパックであればターンオーバーを促進する効果が期待でき、皮脂や角質の蓄積を原因とするニキビが予防できる可能性があります。
また肌のバリア機能を守る「グリチルリチン酸ジカリウム」などが含まれているパックを使えば、バリア機能低下にともなう角層の肥厚や角質の蓄積によるニキビを予防する効果が期待できます。
なおパックは使用頻度に注意する必要があります。
商品によっては毎日使い続けると美容成分がかえって肌にダメージを与え、肌荒れを引き起こしてしまうものがあるからです。
パッケージに「デイリーケア用」などと書かれているパックは毎日使っても問題ありませんが、そうでないものはあまり高頻度で使わないようにするのが推奨できます。
ちなみにパッケージに適切な使用頻度が書かれていることがあるので、もし「週2回まで」など具体的な使用頻度が示されていたらその頻度を守りましょう。
もし、セルフケアでニキビが治らなければ、医療機関でのニキビ治療も選択肢の1つです。
医療機関で受けられるニキビ治療についてはこちらからご確認いただけます。
このページの監修・執筆医師
川上勉(かわかみ つとむ)
略歴
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340
上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444