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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

美と健康の重要成分!コラーゲンに関連する食品は?

公開日:2022年08月21日(日)
最終更新日:2022年10月08日(土)

エイジングケア
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美容を意識したことのある方ならば、誰もがご存じの「コラーゲン」。

コラーゲンは、もちろん美容にも欠かすことのできない成分ですが、人体を構成するタンパク質の約25%を占めており、皮膚や軟骨、血管や角膜など、人体にとって必要不可欠な成分です。

しかしながら、体内のコラーゲンは、加齢とともに減少する傾向にあります。

コラーゲンを生成する機能が年齢を重ねるとともに弱くなるからであると考えられており、美肌や健康のためにはコラーゲン生成をサポートする食品の摂取や、正しいケアが欠かせません。

本コラムでは、コラーゲンの重要性と、コラーゲン生成のメカニズムにアプローチする食品や方法についてご紹介していきます。

 

食品を摂取することで、コラーゲンの生成を促す

コラーゲンの分子のイメージ

「コラーゲンは、食べても意味がない」「コラーゲンを食品で摂取したところで、効果はない」などのコメントを聞いたことがある方も多いかと思います。

確かにコラーゲンを食品から摂取したとしても、胃や腸でアミノ酸に分解されてしまいますので、コラーゲンとして体内に吸収されることはないと長年言われていました。

これが「コラーゲンを食べることは意味ない、効果ない」と言われてきた所以です。

しかしながら近年の研究では、食品から摂取したコラーゲンの一部がアミノ酸まで分解されず、「コラーゲンぺプチド」と呼ばれる物質に変化すること、「コラーゲンペプチド」にはコラーゲンを生成する繊維芽細胞を増やす力を持っていることが分かってきています。

また体内でコラーゲンを生成する際に必要な鉄分とビタミンCを積極的に摂取することも、コラーゲンの減少を食い止める手段として有効です。

 

コラーゲンぺプチドを生成する食品

コラーゲンぺプチドの元になるコラーゲンを多く含む食品には、「動物性食品」と「海洋性食品」2種類の食品群があります。

動物性食品に代表されるのは、豚足や鶏皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉など、主に食肉と呼ばれる部類のものです。

これらを煮込んで作られるスープや出汁にも、コラーゲンは豊富に含まれています。

一方の海洋性食品は、すっぽんやフカヒレ、エイヒレ、うなぎ、海老、クラゲなどの海産物です。

特に中華料理は、海洋性食品群の宝庫と言えそうです。

その他にもゼラチンを使用したゼリーやプリン、杏仁豆腐などからも、コラーゲンを摂取することが可能です。

 

鉄分を多く含む食品

体内でコラーゲンを生成する際、体内ではコラーゲンペプチドに代表されるアミノ酸と、ビタミンCという2つの材料を、鉄分が結びつけています。

鉄分が不足していると新たなコラーゲンが生成されませんので、鉄分の摂取は美肌のためには必要不可欠です。

鉄分を多く含む食品としては、レバー、あさり、ひじき、大豆、ほうれん草などがその代表です。

 

ビタミンCを多く含む食品

アミノ酸と結合することで体内でコラーゲンへと生まれ変わるのが、ビタミンCです。

レモンやキウイ、いちご、ブロッコリー、赤ピーマンなどに豊富に含まれている栄養素です。

ビタミンCと鉄分は、コラーゲンの生成はもちろんのこと、女性の体にとって重要な栄養素です。

継続して食品から摂取することが難しい場合は、サプリメントの併用もオススメです。

 

エラスチン配合のサプリメントを摂取

コラーゲンや鉄分、ビタミンCとは異なり、食品で摂取することが出来ないのが「エラスチン」です。

エラスチンは前述の通り、体内で生成されたコラーゲンを一つにまとめ、肌に弾力を与える力を持っています。

生成されたコラーゲンを有効に活用するためにはエラスチンも必要不可欠な成分ですので、エラスチン配合のサプリメントを意識的に摂取するように心がけると、コラーゲンにとって最適な体内環境を作ることが出来ます。

 

そもそもコラーゲンとは

コラーゲンのサプリメントと粉末

コラーゲン(collagen)は繊維状のタンパク質で、皮膚や人体、骨、軟骨、血管、角膜など、人体のあらゆる組織を構成するうえで欠かすことのできない成分です。

コラーゲンタンパク質は、まるで髪の毛を編み込んでいくかのように少しづつズレて集まり、繊維のように織り込まれています。

このコラーゲン繊維は、繊維内で新たな細胞を形成したり、様々な組織や細胞を結合する役割を担っています。

また、コラーゲン繊維は強度に加えて弾力性も兼ね備えていますので、骨や軟骨を骨折から守るためにも重要な働きをしています。

さらに、美肌を構成する要素としても、コラーゲンは欠かすことができません。

皮膚は大きく分けて表皮と真皮の2層から構成されているのですが、その真皮の約70%がコラーゲンによって構成されています。

肌の真皮は、肌の弾力やハリを保ち、そして維持する役割を担っていますので、コラーゲンが減少した肌は乾燥し、たるみやシワなどの年齢サインが現れやすくなってしまうのです。

 

なぜコラーゲンは減少するのか

そもそも、なぜコラーゲンは減少してしまうのでしょうか?

コラーゲンは、肌の真皮層にある繊維芽細胞の中で生成されています。

繊維芽細胞に限らず、動物の体を構成している細胞はそれぞれ一定の回数以上の分裂や増殖が出来ませんので、コラーゲンを生成するための繊維芽細胞も年齢とともに再生の限界を迎え、その数を減少させていきます。

繊維芽細胞が減少することで新たなコラーゲンを生成する場所が失われ、体内のコラーゲン量は減少してしまうのです。

また近年の研究により、紫外線を浴びると「光老化」と呼ばれる現象が起こり、体内のコラーゲンが減少することが明らかになっています。

光老化は、紫外線の中に含まれる「UVA(紫外線A波)」という光が肌の真皮層まで到達することで、繊維芽細胞にもダメージを与え、劣化させることによって起こります。

また紫外線のダメージを分解しようと体が分泌する活性酵素が、コラーゲンにも作用し、コラーゲンや、コラーゲンと同じくタンパク質で、コラーゲンをまとめる役割のあるエラスチンを分解させてしまうことも分かっています。

加齢、そして紫外線によって、体内のコラーゲンはどんどん失われてしまうのです。

 

体内のコラーゲン減少を防ぐ方法

コラーゲンの重要性と、加齢に伴うコラーゲンの減少が避けられない理由をご理解いただいたところで、「コラーゲンを維持するためには、どうすれば良いのか」についてお話させていただきたいと思います。

コラーゲンを年齢とともに減らさないためには、コラーゲンを生成する繊維芽細胞を守り、活性化させることが重要です。

 

紫外線予防を徹底する

前述の通り、紫外線を浴びることによって、コラーゲンやエラスチンが分解されてしまう上に、コラーゲンを生成する繊維芽細胞までもが破壊される「光老化」が起こります。

光老化の原因となるUVAは、雲や窓ガラスを通り抜ける性質をもっていますので、曇りの日や屋内であっても、PA値の高い日焼け止めの塗布が必須です。

またUVAは日差しの強弱に関わらず、朝や夕方も日中と同程度の量が降り注いでいます。

冬であっても夏の半分ほどの量のUVAが地上に到達していることが分かっていますので、1年中の紫外線対策は必須です。

 

ナイアシンアミドをスキンケアに取り入れる

特に肌のコラーゲン生成を改善したい場合に有効な成分が、「ナイアシンアミド」とよばれるビタミンB3です。

ナイアシンアミドは、紫外線に対抗して体内で生成される活性酵素の分泌を抑制する力をもっており、活性酵素が必要以上にコラーゲンやエラスチンを破壊するのを防ぐ働きをしてくれます。

またメラニンの生成を抑制する力も兼ね備えていますので、紫外線のケアにはナイアシンアミド成分が必要不可欠といえるのです。

 

美容医療で、コラーゲン生成のメカニズムをサポート

紫外線ケアや、意識的な食品の摂取によってコラーゲンの生成をサポートする以上に有効な手段が、美容医療です。

コラーゲン生成のメカニズムを知り尽くした専門医が、一人ひとりの肌にとって必要なアプローチを施術することにより、コラーゲンの生成を助長することが可能です。

 

ハイフ(高密度焦点式超音波)

ハイフは、超音波という熱を肌の真皮層や脂肪層、そして筋膜などの複数の層に照射する美容医療です。

コラーゲンを生成する繊維芽細胞が含まれる真皮に超音波という熱を与えることによって、その衝撃を和らげようと繊維芽細胞が活性化し、コラーゲンの分泌量が増えるメカニズムです。

ハイフの施術には表面麻酔の必要がほとんどなく、ダウンタイムもありません。

コラーゲンの分泌を促したい箇所にハイフを照射した後はすぐに、メイクをして出かけることが可能です。

 

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コラーゲンの注入

コラーゲンの減少が著しい箇所には、質の高い注入用コラーゲンを注入する施術がおすすめです。

非常に細い医療用の針を使用して、必要な量のコラーゲンを注入することで、コラーゲンの減少で出来てしまったシワやくぼみを、ピンポイントで整えることが可能です。

施術痕も目立たず、自然な仕上がりが評判の美容医療ですが、注入したコラーゲンは体内に吸収されてしまいますので、継続的な施術が必要です。

 

肌再生

コラーゲンやエラスチン、そして同じく美肌のためには欠かすことのできないヒアルロン酸を生成する繊維芽細胞を人工的に増やす美容医療が、肌再生医療と呼ばれる施術です。

耳の後ろから少量採取した繊維芽細胞を培養し、シワやたるみなどコラーゲンの減少が気になる箇所に移植することで、コラーゲン注入よりも長期的に、そして根本からお悩みを解決することが可能です。

 

栄養と医療での力でコラーゲンに効果的なアプローチを

コラーゲンを説明する看護師

コラーゲン生成のキーポイントは繊維芽細胞であること、繊維芽細胞を活性化させる栄養素を含んだ食品の摂取や、美用医療的アプローチがコラーゲンの生成には必要不可欠であることがご理解いただけたでしょうか。

一般的に体内のコラーゲンは、35歳頃から急激に減少し始めると言われています。

年齢を重ねるごとに減ってしまうコラーゲンをキープするためには、コラーゲンを多く含む食品を鉄分とビタミンCを含む食品とともに摂取することが必要です。

また普段から紫外線ケアを心がけ、必要に応じて美容医療の力を借りるのも一案です。

ライフスタイルや現在の肌状況に応じて、必要なコラーゲン生成へのアプローチは人それぞれです。

コラーゲンに関してのお悩みは、ぜひ共立美容外科までお気軽にお問い合わせください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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