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公開日:2022年04月23日(土)
最終更新日:2024年04月01日(月)
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目次
眉下切開は美容整形手術に分類される手術で、上瞼の皮膚を切除したり脂肪を取り除いたりすることで、目元の印象を変えることができます。
では、眉下切開は眼瞼下垂にも対応できるのでしょうか。
こちらの記事では、眼瞼下垂の原因と治療方法の種類と特徴についてご紹介しています。
眼瞼(がんけん)は瞼を意味し、上瞼が垂れ下がる状態をいいます。
そして、眼瞼下垂が起こると、垂れ下がった瞼のせいで視界が狭まる、目を無理に見開こうとすることで額の筋肉を頻繁に使うようになり、額にシワができやすくなるなどのトラブルが起こることがあります。
では、眼瞼下垂は何が原因で起こるのでしょうか。
眼瞼下垂の原因、その多くは年齢による挙筋腱膜という筋肉の緩みです。
挙筋腱膜は上瞼を上に持ち上げる際に使われる筋肉で、年齢とともにこの筋肉に緩みが生じると、瞼を上に持ち上げにくくなることがあります。
そしてその結果起こるのが、眼瞼下垂なのです。
挙筋腱膜は、年齢によって多かれ少なかれ緩みが生じますが、大きく緩んでしまった場合では、自力で瞼を持ち上げることができなくなり、眼瞼下垂と診断されます。
コンタクトレンズを使用する際には、瞼を指で引き上げてレンズを装着しますが、その際に引き上げる力が強いと挙筋腱膜が刺激を受けて緩みやすくなり、眼瞼下垂になることがあります。
なお、コンタクトレンズにはハードタイプとソフトタイプがありますが、ハードタイプ使用者のほうがソフトタイプ使用者よりも眼瞼下垂が起こりやすいと考えられています。
生まれつき挙筋腱膜の働きが弱い方は、そうでない方よりも眼瞼下垂が起こりやすいといわれています。
この場合では年齢が原因ではないため、若年層にも眼瞼下垂の症状が見られることがあります。
瞼が何となく垂れ下がってきたように見えると、「これは眼瞼下垂?」と不安になることがあるでしょう。
しかし、瞼が垂れ下がってきだけでは眼瞼下垂とはいえない例もあるのです。
なお、眼瞼下垂の診断は医師が行うものであるため、眼瞼下垂か否かの診断を受けたいなら、医療機関を受診する必要があります。
こちらでは、眼瞼下垂の疑いがある場合に、患者さんご自身でチェックできる内容についてお伝えしています。
眼瞼下垂チェックはご自身でもできるので、この動画のように鏡の前でチェックをしてみて下さい。
瞼を開きにくい、瞼の皮膚が垂れ下がってきていると感じたら、顔を正面に向けて指で軽く眉毛を押さえ、眉毛が動かないように固定して目を見開いてみてください。
このときに、目を開きにくい、額に力が入っているなどの状態になったなら、ひとまず眼瞼下垂を疑う必要があるでしょう。
それは、挙筋腱膜に力を入れても目を開きにくいという場合には、挙筋腱膜に異常が起こっている可能性が考えられるからです。
また、額に力が入るのは、挙筋腱膜ではなく額の筋肉の力を借りて目を見開こうとしているときに起こる状態だからです。
ただし、これらが起こっても眼瞼下垂と決めつけることはできませんので、正確な診断は専門医に任せましょう。
眼瞼下垂の多くは緊急性がなく、早急に治療を受けなければならないということはありません。
とはいえ、視界が狭くなってしまったのでは、生花氏に支障が出る可能性が否めません。
また、額の筋肉の力を借りて目を開く動作を続けていると、額にシワが寄りやすくなり、やがてそのシワが定着してしまう可能性があるため、美容の観点から考えても、なるべく早めに治療を受けることが望ましいといえるでしょう。
なお、眼瞼下垂の治療は内服薬や外用薬、注射などでは行えず、手術が必要になります。
では、眼瞼下垂にはどのような治療方法があるのでしょうか。
また、眉下切開は眼瞼下垂改善にも役立つのでしょうか。
それでは、眼瞼下垂の治療方法についてご紹介しましょう。
挙筋腱膜前転法とは、二重瞼のラインを切開して挙筋腱膜を短縮させる方法で、緩んでしまった挙筋腱膜を短縮させることで瞼の開きを改善できます。
また、この手術では自動的に二重瞼が形成されるため、パッチリとした目元に仕上がるという特徴もあります。
なお、挙筋腱膜前転法は軽度または中程度の眼瞼下垂に対応できる手術で、重度の症状には対応できない場合があります。
そのような理由から、医師が重度の眼瞼下垂と判断した場合には、挙筋腱膜前転法と別の治療を組み合わせた方法で改善を目指すことになるでしょう。
別の治療方法にはミュラー筋タッキング法などがありますので、詳細についてはカウンセリング時に医師から説明を受けてみると良いでしょう。
挙筋腱膜の隣にあるミュラー筋と挙筋腱膜を剥離し、ミュラー筋を瞼板に固定する方法です。
ミュラー筋タッキング法も挙筋腱膜前転法と同様に、眼瞼下垂の治療としてよく用いられる方法で、自然な仕上がりを期待できるという特徴があります。
ただし、この方法も重度の眼瞼下垂には対応できないことがあり、医師の判断で挙筋腱膜前転法との併用となることがあります。
上記でご紹介した眼瞼下垂の治療は、ともに二重瞼のラインを切開しますが、眉下切開では眉毛のすぐ下の皮膚を切開して、余分な皮膚の切除や脂肪の除去を行うという違いがあります。
また、眉下切開では切除する皮膚面積や除去する脂肪の量を調節できるため、自然な仕上がりを期待でき、軽度~重度の眼瞼下垂に対応できるというメリットもあるのです。
なお、眉下切開は手術痕が残りにくいため、なるべく手術痕を残したくないという方には特におすすめできるでしょう。
ただし、眉下切開は高度なテクニックを必要とする手術のため、手術を受ける美容外科は慎重に選ぶ必要があります。
今回は3種類の眼瞼下垂治療についてご紹介してきましたが、これらに共通するのは皮膚を切開するということであるため、手術後にはダウンタイムがあり、傷跡もうっすらと残ります。
ただ、眉毛のラインに沿っていたり、皮膚のシワに沿って傷跡ができるため、他人からはほとんどわかりません。
こちらの画像は、眉下切開の手術直後と6か月後の症例です。
手術直後は、眉毛の下に傷跡がありますが、6カ月経つとほとんどわからなくなります。
6カ月までの1カ月間隔の傷跡の様子は、こちらのページで紹介していますので、併せてご覧ください。
それでは、眼瞼下垂治療後のダウンタイム期間や傷跡の残り方についてご紹介します。
眼瞼下垂治療はどの方法も皮膚を切開・縫合するため、ダウンタイムがあります。
ダウンタイムとは、手術後に見られる腫れや内出血の回復期間や抜糸後の回復期間を意味し、手術前の生活に戻れた時点でダウンタイム終了となります。
また、ダウンタイムは治療ごとに異なり、挙筋腱膜前転法やミュラー筋タッキング法は複雑な手術であるため、ダウンタイムが1カ月~3カ月程度と、少々長くなります。
一方、眉下切開にもダウンタイムはありますが、挙筋腱膜前転法やミュラー筋タッキング法よりもダウンタイムが短く、およそ1カ月後には腫れや内出血が引き、元の生活に戻れます。
ご紹介してきた3種類の治療はどれも皮膚を切開して縫合するため、抜糸後しばらくは目立った傷跡が残ります。
とはいえ、傷跡は3カ月、6カ月と時間が経過する間にどんどん薄くなりますので、あまり神経質に考える必要はないでしょう。
もちろん、傷跡の残り方には個人差があり、人によっては6か月後~1年程度かけて傷口が落ち着くケースもあります。
また、手術直後から抜糸までは目立った腫れや内出血が続きますが、抜糸が無事に所有了した後には、みるみるうちに回復します。
傷口がどうしても心配な方は、カウンセリング時に医師から詳しい説明を受けてみると良いでしょう。
なお、腫れや内出血が治まっても赤みがしばらく続くことがありますが、手術後1カ月が経過すればメイクで隠せます。
軽度の眼瞼下垂なら、瞼が重く垂れさがることがないため、生活の中で不自由さを感じる可能性は低いでしょう。
一方、重度の眼瞼下垂で瞼が重く垂れさがると視界が狭くなって、生活に支障をきたすリスクが高まります。
つまり、重度の眼瞼下垂でお困りなら、なるべく早めに治療を検討する必要が後いうことですね。
また、眼瞼下垂が起こると、あらゆる弊害に悩まされることがあるため、弊害でお困りの方も、なるべく早い段階で治療を検討する必要があるでしょう。
では、眼瞼下垂ではどのような弊害が起こることがあるのでしょうか。
眼瞼下垂の弊害には以下の種類があり、その中には生活に支障をきたす弊害もあります。
このような弊害が起こりやすくなります。
特に眼精疲労や頭痛、肩こりが続くと、それだけで毎日を憂鬱に過ごさなくてはならなくなるでしょう。
そのような方は、ひとまず美容外科で診断を受けて、自分に起こっている症状が眼瞼下垂によるものかどうかを医師に診断しもらいましょう。
そして、眼瞼下垂と診断されたなら、眼瞼下垂治療について前向きに検討することをおすすめします。
今回は、眼瞼下垂が起こる原因やセルフチェック法、治療の種類についてご紹介してきました。
軽度の眼瞼下垂なら、今すぐに手術を検討する必要はありませんが、瞼が垂れ下がって視界が狭くなった、眼精疲労や頭痛、肩こりに悩まされているとなると、なるべく早めに治療を受ける必要性が高まってきます。
眼瞼下垂の手術を受けてしまえば、これまで感じていた不自由さが嘘のように晴れますので、眼瞼下垂とそれに伴う弊害でお困りなら、この機会に眼瞼下垂治療について検討してみることをおすすめします。
▼共立美容外科の人気の眉下切開の料金や手術方法の詳細はこちら
▼共立美容外科の人気の眼瞼下垂の料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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