眉下切開の名医の条件と見つけ方を医師が解説
最終更新日: 2022年04月23日 (土)
眉下切開は、上瞼の余分な皮膚や脂肪を取り除くことで、目元の若返りを目指せる方法で、美容整形手術の中ではダウンタイムが短いというメリットがあります。
しかし、眉下切開は単純な治療ではないため、手術は名医に任せる必要があるのです。
こちらのコラム記事では、名医に手術を任せたほうが良い理由と、名医の見つけ方についてご紹介しています。
眉下切開は名医に任せよう!その理由とは
眉下切開は、年齢による上瞼のたるみや脂肪を取り除くための手術で、眉毛のすぐ下の皮膚を切開して皮膚や脂肪を取り除きます。
そして、こう聞くと簡単な手術のように思えますが、実は、眉下切開は簡単な手術ではなく、医師の知識量や技術力によって仕上がりに違いが出るのです。
では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。
眉下切開は医師のセンスが問われる治療
眉下切開は、手術を行う前にデザインを決めて行われるものであるため、この段階で医師のセンスが問われます。
また、患者さんへの説明としてシミュレーションが行われることがありますが、この場合でも、名医と呼ばれる医師なら、シミュレーション通りに仕上がらない可能性も視野に入れて、患者さんに対してわかりやすい説明を行えます。
反対に、知識や技術力が不十分で経験値が低い医師の場合では、そもそものデザインを決める段階で失敗する可能性があるのです。
たとえば、切除する皮膚の範囲が広すぎたり、取り除く脂肪が多すぎたりしてしまうと、ダウンタイムが落ち着いたあたりから、おかしなところにシワができたり、つり目に仕上がったりすることがあります。
つまり、デザインする段階でミスをする可能性があるということですね。
そして、経験値が高い名医と呼ばれる医師に手術を任せれば、このようなトラブルを避けて通れるのです。
切開場所ひとつで傷跡の状態が変わる可能性
眉下切開は非常にデリケートな治療で、手術で切開する皮膚の位置が違っただけで、仕上がりに大きな影響が及びます。
眉下切開は、通常では眉毛と皮膚の境目に合わせて皮膚を切開して縫合するもので、縫合部部分は抜糸後に時間をかけて目立たない状態になっていきます。
ところが、縫合が雑だったり、縫合する方向を間違えてしまったりすると、手術後時間が経過したときに、目立つ手術痕が残る可能性があるのです。
そうならないためには、高い技術力を持った名医による手術を受けるのがいちばんの方法でしょう。
経験値が多い名医はリスクへの配慮も行える
眉下切開を希望する目的は患者さんによって異なるでしょう。
たとえば、垂れ下がった上瞼のせいで視界が狭くなり、生活そのものに支障が出てきた、脂肪が厚くなった上瞼のせいで目が腫れぽったく見える状態を改善したいなど。
そして、前者の場合では余分な皮膚の切除、後者の場合では脂肪除去の手術を行うことになります。
ここで、経験値が低い医師が手術を担当すると、患者さんの希望を優先してしまう可能性があり、皮膚を必要以上に取り除いてしまった、あるいは切除部分が少なすぎたといったトラブルが起こることがあるのです。
また、脂肪を取りすぎた、除去する脂肪が少なすぎたなどのミスが起こる可能性もゼロではありません。
反対に、経験値が高く知識力や技術力が高い医師の場合では、ひとまず患者さんの希望をヒアリングした上で、その希望をそのまま受け入れられるかどうかを検討します。
ここで、患者さんの希望に沿った手術では仕上がりに問題が生じると判断した場合では、患者さんの希望をそのまま受け入れるのではなく、患者さんに合った方法の提案を行います。
つまり、名医に任せたほうが、そうでない医師に手術を任せるよりも満足できる結果を得られる可能性が高いということなのです。
名医の条件と見つけ方をご紹介
美容外科は日本全国に点在しており、その中には知名度が高い美容外科やそうでない美容外科、評判が良い美容外科やそうでない美容外科があります。
そして、ここで注意していただきたいのは、知名度が高い美容外科=名医が在籍している美容外科、知名度が低い美容外科=名医が在籍していない美容外科ではないということです。
とはいえ、患者さんご自身で名医かどうかを見分けるのは非常に難しいでしょう。
そのようなときには、以下でご紹介する内容を基準として名医を探してみてください。
日本美容外科学会の認定医であること
美容外科になるためには、もちろん国家資格である医師免許が必要です。
では、美容外科になるためには、特別な資格が必要なのでしょうか。
実は、医師免許さえ取得してしまえば、美容外科科目の実績がなくても、美容外科医として勤務することが可能なのです。
つまり、内科医だった医師が美容外科医に転身して治療を行うケースもあるということです。
しかし、実際に眉下切開を受けるなら、美容外科科目に対する深い知識を有しており、なおかつ多くの治療実績を持つ名医に任せたいですよね?
そこでひとつの基準になるのが、「日本美容外科学会の認定を受けた美容外科か否か」ということなのです。
ただ、日本美容外科学会の認定医や日本形成外科学会の認定医以外でも上手い医師は沢山います。
そのため、あくまで専門医というのは「おそらく上手いだろう」という目安として癌が得る方が無難です。
口コミを確認する
名医を見つけ出すもうひとつの手段、それは、美容外科の口コミが多数掲載されている口コミサイトで、実際に治療を受けた方々の口コミを拾ってみるということです。
しかし、口コミサイトの利用にあたっては、少々注意しなければならない点もあるのです。
できるだけ多くの情報を拾い上げる
まず、美容外科の口コミサイトは数種類ありますので、できるだけすべての口コミサイトを閲覧しましょう。
それにより、ひとつの美容外科に対する口コミを多数確認できますので、より名医が在籍する美容外科を探しやすくなります。
また、口コミサイトでは、あらゆる治療に対する口コミが掲載されており、それぞれの治療における医師の対応についても確認できますので、眉下切開以外の口コミについても目を通しておくと良いでしょう。
口コミ情報を鵜呑みにしない
数多くの口コミを確認すれば、お目当ての美容外科に対するおおよその評判がわかりますが、ここで注意していただきたいのは、口コミを鵜呑みにしてしまわないということです。
たとえば、「自分の希望通りのデザインで手術をしてもらえなかった」という口コミがあったとしましょう。
この場合、医師のセンスのなさでそのような結果になったケースと、患者さんが望む内容での治療が難しいと医師が判断し、なるべく希望に近づけようと尽力したケースの2通りが考えられます。
そして、前者の場合では、ひとまず避けたほうが良い医師という捉え方ができますが、後者場合では、患者さんのわがままという捉え方ができます。
このように、口コミを鵜呑みにするのは大変危険ですので、お目当ての美容外科がすでに見つかっているのなら、まずはカウンセリングを受けてみて、院内の雰囲気や医師の対応を確認するという方法がおすすめできるでしょう。
悪い口コミにも目を向ける
口コミサイトを利用してみると、良い口コミだけでなく悪い口コミも複数見つかることがあります。
しかし、たったひとつの悪い口コミなら、それを真に受けるのではなく、良い口コミについても探してみましょう。
ここで、良い口コミがまったく見つからず、悪い口コミだけが複数見つかったのなら、その美容外科は避けたほうが良いという判断になります。
ただし、上記でも触れましたが、その悪い口コミが患者さん都合の可能性があると考えられる場合には、悪い口コミに振り回されるのではなく、メール相談してみる、カウンセリングを受けてみるなどで対処するのがベストでしょう。
カウンセリングが丁寧かどうか
眉下切開はデリケートな手術で、デザインひとつで仕上がりの印象が変わります。
そして、ここで大切なのは、医師が患者坂に対して納得できるまで丁寧にカウンセリングできるか否かということです。
上記でも少し触れましたが、人間の骨角はすべて異なるため、手術をするなら骨格や顔全体のバランスを考えた上で行わなくてはならず、そのためには丁寧なカウンセリングが必須です。
説明が不十分なままで手術を受けると後悔することになりかねないのが眉下切開ですので、カウンセリングの際には、しっかりと納得できる説明ができる医師であることを確認した上で手術を検討しましょう。
まとめ
今回は、眉下切開を名医に任せたほうが良い理由や、名医の見つけ方についてご紹介してきました。
失敗を避けるなら、名医と呼ばれる医師に手術を任せるのがいちばんの方法なのです。
眉下切開をお考えの方は、こちらの記事を参考にしていただき、まずは名医を見つけ出し、不安を少しでも取り除いた上で手術を受けることをおすすめします。
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