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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

眼瞼下垂の修正手術は保険適用でもできる?よくある失敗事例もご紹介。

公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年11月22日(火)

二重整形・目元のお悩み
眼瞼下垂の症状を気にする女性
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眼瞼下垂の修正手術・再手術とは?

挙筋短縮法の手術をする医師

眼瞼下垂の手術は「保険診療」と「自由診療」があると述べました。どちらの手術においても、目を開きやすくするために、上眼瞼挙筋腱膜、ミューラー筋などのまぶたの筋肉を操作する「挙筋前転術」を行うケースがほとんどです。

多くの場合は、手術後にまぶたが軽くなって目を開きやすくなり、視界が広がり、眼瞼下垂症という疾患が改善されます。

 

しかし、一部のケースでは、術後に目が開きすぎてびっくりしたような目になってしまったり、目の開きが不十分で効果がない、目の開きや二重の幅に左右差があるといったトラブルが起きています。

術後の仕上がりが思い通りにならなかった場合は、残念ながら修正手術(リオペ)をして、やり直しをする必要性が出てきます。

 

■保険適用の眼瞼下垂の修正手術はできる?

程度によりますが、保険適用でも眼瞼下垂の修正手術を受けることは可能です。ただ、医師の診察が必要です。

 

眼瞼下垂手術が失敗したとする基準は?

眼瞼下垂の失敗の基準を説明する看護師

どの結果がいわゆる「失敗した」と断定できるかは難しいところですが、一つは「保険診療」と「自由診療」の目的の違いを理解しておく必要があります。

 

保険診療の場合

眼科や形成外科で行われる眼瞼下垂の手術は進行具合が重度のケースで、上まぶたが瞳孔(黒目の中心部分)の大部分まで被さっている状態にあり、視野障害の疾患があります。

おでこに力を入れないと目が開かなかったり、顎を上げる癖がついて、眼精疲労や肩こり・頭痛など、日常生活において支障をきたしている状態です。

医師が「このままでは生活が難しい」と判断したため、健康保険が適用されて、自己負担1割から3割の価格で眼瞼下垂の手術を受けることが可能になります。

そのため、眼科・形成外科での眼瞼下垂の手術は目を開きやすくして視野障害という疾患を改善することが最大の目的です。

 

保険適用の眼瞼下垂の手術は自由診療と同様に、「挙筋前転術」を行うケースが多くなっていますので、術後ははっきりした二重まぶたに仕上がります。

多くの患者様は二重まぶたの理想的なイメージがあるかと思いますが、保険診療の場合は仕上がりの目のデザインや美しさを重要視することはなく、あくまでも疾患の治療が目的です。

保険適用の眼瞼下垂の手術を受けた後に、患者様が仕上がりの目元が思い通りではなかったとガッカリされても、視界の機能性が改善していれば、手術は完了したとみなされます。

実際に、二重ラインの左右差などの明らかな失敗であっても、保険診療の場合は修正手術・再手術を受けられないケースがあるので注意が必要です。

 

自由診療の場合

一方で、美容外科が行う眼瞼下垂の手術は保険適用外になりますので、同じ眼瞼下垂の手術であっても全額負担になり、患者様の負担は大きくなります。

美容外科が行う眼瞼下垂の手術は視野障害の改善だけでなく、仕上がりの美しさや審美性も重要視するため、医師が患者様の理想の形になるようにデザインすることが可能です。

近年は、目元の手術は仕上がりの目のカタチにこだわる方が多く、目をパッチリと大きく見せたい方や二重ラインをキレイにしたい方は、美容外科での手術を選ぶ傾向にあります。

 

ただし、美容医療の手術でも医師の技術的に未熟であったり、過度に挙筋腱膜の前転・短縮すると、不自然になったり、思わぬ結果になる可能性もあります。

その場合は修正手術・再手術が行われますが、初回の手術と別のクリニックで行う場合は、対応できるか一度診察を受ける必要があります。症状によっては難しいケースもあるので注意が必要です。

 

▼共立美容外科の人気の眼瞼下垂の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

 

眼瞼下垂手術後のよくあるトラブル事例

眼瞼下垂手術のトラブル事例を説明する看護師

ここからは、眼瞼下垂手術後に修正手術を希望されるケースの内容をみていきましょう。

ご相談内容は患者様によってそれぞれ異なりますが、以下のケースが多く見られます。

 

▽機能性の問題

  • 目が開きすぎる(過矯正)
  • 目の開きが不十分(低矯正)
  • まぶたが重く、目が開きにくい
  • 眼を閉じてもまぶたが完全には閉じない
  • まぶたの開きに左右差がある
  • 目の痛み・頭痛が治まらない
  • まぶしさが治まらない

 

上記に当てはまる場合は、眼瞼下垂手術が上手くいかずに、視野障害の症状がまだ改善されていない状態のため、ほとんどのケースで保険対応となる修正手術・再手術が可能です。

ただし、眼瞼下垂手術が上手くいっても、患者様のもともとのまぶたのカタチに問題がある場合は修正手術をしても、結果が変わらない場合があります。

 

▽見た目の問題

  • 目の開き具合に左右差がある
  • 目の開き方が不自然
  • 二重の幅に左右差がある
  • 二重のライン・二重の形が悪い
  • 二重のくい込みが強い
  • びっくりしたような目になる
  • 丸い眼になった
  • つり上がった眼(三角眼)になった
  • きつい表情になった
  • まぶたがたるんだ
  • まぶたの腫れぼったさが治らない
  • まぶたのくぼみが治らない
  • 傷跡が目立って治らない

 

手術が失敗したとは言えないけれど、見た目が不自然だったり、目の形状がおかしくなったと感じた方は、担当医に相談して修正手術を受けることができます。

初回の美容外科とは異なるクリニックで修正手術を受けることもできますが、その場合は医師が前回の手術内容を正確に把握する必要があります。

場合によっては修正が難しいケースもあるので、一度クリニックに相談することをおすすめします。医師が診断をして修正できると判断した場合に再手術を受けることができます。

 

眼瞼下垂手術の修正手術・症例事例

眼瞼下垂の修正手術をする医師

最近は、軽度の眼瞼下垂症の場合、切らない眼瞼下垂手術を希望される患者様が多いですが、初回の手術では効果が現れなかった方は一定数います。

その場合は、「挙筋短縮術」で二重のラインを切開して、目を開く筋肉(挙筋)とまぶたを繋いでいる腱膜を短縮させる再手術をすることで、ほとんどのケースで効果が現れます。

術後に目の開閉が悪くなり、二重ラインが不自然になった症例では、挙筋腱膜の離脱を修復して二重修正を行うことで、二重ラインがうまく引き込めるように改善されました。

 

次に、皮膚切開法後にまぶたが高すぎてカタチが厚ぼったく不自然になったというケースでは、下の皮膚を張り、筋肉を短縮することで自然な二重幅にしてキレイに修正できました。

眼瞼下垂手術後に皮膚がたるんで、逆にまぶたが開きにくくなったと修正手術を希望される方もいます。

この場合、皮膚を十分に切除し、二重まぶたを作ることで黒目が見えるようになり、自然なまぶたの形状に改善されました。

 

眼瞼下垂の修正手術の時期・タイミングは?

初回の手術を受けてから、どれくらい経てば修正手術を受けることができるのか、適切な時期は手術内容により異なりますが、目安としては、手術日から3ヶ月〜6ヶ月以内です。

3ヶ月経過するまでは、麻酔や手術による影響で、まぶたの腫れや赤み・むくみなどが残っていますので、目の形状やまぶたの動きが気になる場合でも、修正手術・再手術は早すぎるといえます。

内部の損傷や内出血が強く起こっている場合は、修正後の予測が難しい状態にあるので、最低でも3ヶ月は待つ必要があります。

人によっては、内出血がない場合もありますので、その場合は術後2週間以内に修正できることもあります。不安がある方は、早めに医師に相談することをおすすめします。

手術後のダウンタイム(腫れ、浮腫み、内出血など)は個人差がありますが、まぶたの腫れや傷が改善されて、筋肉などの損傷も治癒されるまでは一定の時間がかかります。

 

修正手術のダウンタイムは初回の時よりも長くなる傾向にあります。初回の手術内容がどれだけ上手くいったかによって変わってきますので、初回に受ける手術のスキルは重要です。

修正手術では複数回の切開をする必要がありますので、できれば修正手術の回数は少ないほうが患者様の負担が軽減されるはずです。

そのため、これから初めて眼瞼下垂の手術を受ける方は担当医が丁寧なカウンセリングをしてくれるクリニックを選ぶと、1回の手術で満足できる可能性は高くなります。

修正手術は初回よりも手術スキルの難易度が上がりますので、これから修正手術を検討されている方は、何度も再手術することがないように、クリニック選びは慎重におこないましょう。

 

 

他院の修正手術は共立美容外科にご相談ください

眼瞼下垂の手術をする美容外科医

他院の眼瞼下垂の手術を受けたけれども仕上がりにご不満な方、お直しして理想に近づきたい方は、全国トップクラスの症例実績を誇る共立美容外科へご相談ください。

眼瞼下垂の手術が失敗してしまった原因には、何らかの理由があります。その理由が分かれば、修正手術が成功する確率は高くなります。どうぞ諦めずに希望を持って頂きたいです。

美容外科で手術を受けても、人によって満足度が変わってしまうのは、手術前に医師からリスクについて十分な説明を受けていないケースが多いように感じています。

 

修正手術には高度な技術力が要求されますので、他院では修正することが難しいという症例もあるかと思いますが、共立美容外科では可能な限り、対応させていただいております。

他院の修正手術の経験が豊富な医師がリスク・副作用に配慮して、丁寧に眼瞼下垂の治療を行います。麻酔薬や麻酔の注入方法にこだわり、痛みや腫れなどを最小限に抑える手術です。

実際に多くの他院での失敗事例を見てきた経験から、考えられるリスクなども分かりやすく説明することが可能です。お悩みの方は、まずは一度ご相談いただけたらと思います。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 玉田 洋(たまだ ひろし)

    玉田 洋(たまだ ひろし)

    共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1990年
        愛媛大学医学部 卒業
        1990年
        愛媛大学付属病院 入局
        2004年
        共立美容外科 高松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員

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