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公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年11月22日(火)
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目次
まずは、眼瞼下垂の手術後に起こる考えられる症状について見ていきます。
例えば、腫れや赤みといった症状はダウンタイムが経過すれば、自然と元の状態に改善されることがほとんどです。
まぶたは顔の中でも腫れやすい部分です。ほとんどの方は眼瞼下垂手術日の翌日に最も強く腫れます。腫れる期間は個人差がありますが、だいたい1〜2週間、長くなると1ヶ月続きます。
麻酔の影響で目が開きにくいほど腫れてしまう方もいますが、時間の経過とともに徐々に腫れは治まっていきます。まぶたのむくみが完全に治るには、2〜3ヶ月かかります。
一部の方は、内出血により、青あざ(紫斑)が強く現れる場合があり、上まぶたと下まぶたまで広がっているように見えることがありますが、その症状も約1ヶ月経過すると目立たなくなります。
ダウンタイム中の目の腫れや赤み・あざは手で触れずに、熱いシャワーや入浴、激しい運動、メイクは避けて、目元に刺激を与えないように安静にすることが大切です。
眼瞼下垂の手術後はドライアイになりやすいです。術後はまぶたが開きやすくなるので、目の乾きを感じるでしょう。術後は就寝時に少し目が開いた状態になるので、一日中目が乾燥しやすくなります。
人によっては、目が開きやすくなって、眩しく感じて涙が出たり、目やにの量が増えることもあります。日中に外出する際には、サングラスをかけるとよいでしょう。
いずれにしても、ドライアイや涙目、目やにといった症状は1ヶ月くらい時間が経過すると治まります。日中は処方された目薬を指すと効果的です。
眼瞼下垂手術は下がってしまった上まぶたを上げやすくして、目を開きやすくする手術ですので、術後に目の開きが良くなると同時に、まぶたが閉じにくくなる症状が現れる方もいます。
上まぶたが完全に閉じなかったり、寝ている時に半目のように目が少し開いてしまうことがありますが、この症状は手術で眼瞼挙筋腱膜を強く固定した影響です。
時間の経過とともに1ヶ月位で自然と閉じられるようになりますので心配する必要はありません。睡眠中に目の乾燥を防ぐため、眼軟膏を使ったり、点眼薬で対処します。
ただし、明らかな過矯正になってしまった場合は修正手術が必要になりますので、早めに担当医に相談しましょう。
眼瞼下垂手術を受けて1ヶ月くらい経過すると、今度は目がパッチリ開きすぎると感じる方も多いようです。
目を開いた時に、黒目の上の白目(上三白眼)まで見えるので、びっくりしたような目になったと気にされる方もいます。
この症状は3〜6ヶ月くらい経過すると、目の開き具合が自然と調整されますので、上三白眼も目立たなくなります。
眼瞼下垂手術を受けることで、視力が低下するリスクはありません。ただし、乱視が強い方は角膜形状が変化することによって、一時的に手元が見えにくくなることがあります。
この症状は一時的なもので、視力が低下したのではありません。多くの場合は6ヶ月から1年位で回復しますので、徐々に見えやすくなるでしょう。
また、失明するリスクが気になる方もいらっしゃいますが、眼瞼下垂の手術は眼球を触る手術ではありませんので、よほどの医療事故にならない限り、失明リスクはありません。
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眼瞼下垂の手術を受ける前に、手術後に一定割合で起こる可能性がある後遺症・合併症のリスクについて理解しておく必要があります。
目元の手術は非常にデリケートな部分のため、医師が最善を尽くしたとしても後遺症・合併症が起こる可能性があり、失敗となった場合は再手術する必要性も出てきます。
万が一のリスクに備えて、後遺症・合併症についても十分に理解した上で手術を受けましょう。
眼瞼下垂の手術を受けた後でも、まぶたを開けづらいと感じたり、視界の狭さが改善しなかった場合は、「低矯正(ていきょうせい)」の可能性がありますので、修正手術の適応になります。
その反対に、術後にまぶたが開きすぎる場合は「過矯正(かきょうせい)」の可能性がありますので、この場合も修正手術が必要となります。
術後、時間が経ってから過矯正を修正する場合、すべての瘢痕組織を取る必要があり、修正手術が難しくなりますので、過矯正の場合は3ヶ月以内に修正手術をすることが大切です。
ただし、患者様によって、もともと眼瞼挙筋の筋力に限界がある方は低矯正の結果になってしまうことがあり、この場合は修正しても効果は期待できません。
目尻あたりに切開した縫合部の傷跡が広がったり、目頭にある傷口がひきつれ(瘢痕拘縮・はんこんこうしゅく)を起こして、まぶたが開いたり閉じたりしにくくなるケースがあります。
眼瞼下垂の手術後に傷跡がまぶたの動きを制限したり、うまくまぶたの開閉ができない場合は、傷が成熟してから、修正手術を検討する必要があります。
通常、眼瞼下垂の手術後にまぶたの開きに左右差があっても、時間の経過とともに、約3ヶ月から6ヶ月くらいで調整されて、バランスが取れていきます。
ただし、6ヶ月経過してもまぶたの開き具合に左右差がある場合は、修正手術の対象となります。まぶたの開き具合の他にも、二重の形、目頭の形に左右差が出ることもあります。
「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」とは傷の周辺に現れる1-2mmくらいの白くて硬いブツブツのことをいいます。
多くの場合は、痛みや痒みはなく自然に治りますが、時間が経過しても改善しない場合は、除去するために治療が必要になります。
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」はまぶたの中にできる硬いしこりのことです。まぶた内の脂腺が腫れて、開口部がふさがるために起こります。痛くありませんが、長期間改善せずに目立つ場合は局所麻酔の小切開で除去します。
稀なケースですが術後にまぶたがけいれんして、症状が悪化することがあります。まぶたの重く、眩しさや目がショボショボしますので、ボツリヌス毒素注射治療が必要です。
眼瞼下垂の手術を受けた後でも、再発する可能性はあります。
例えば、コンタクトレンズの長期着用やアイメイクなどで刺激を与えたり、まぶたを強く擦ったり、打撲を受けたりすると、腱膜腱膜の連結が緩んで再発しやすくなるので要注意です。
また、加齢により骨格・皮膚・軟部組織が変化すると再発することがありますので、再手術の適応となります。
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眼瞼下垂の手術は仕上がりが二重まぶたになりますので、保険適用の手術をされた方も、自由検診による手術をされた方も、ほとんどの方が仕上がりのカタチ、見た目が気になるでしょう。
眼科や形成外科での眼瞼下垂手術は、重度の進行度により、視野障害があると判断され、日常生活において支障をきたしているため、健康保険が適用されて手術を受けることができます。
ただし、眼科や形成外科での眼瞼下垂手術は視野が狭くなった症状を改善することが目的ですから、仕上がりの目のカタチ、二重まぶたの幅やデザインまでは重要視されません。
眼科・形成外科の眼瞼下垂手術を受けて視野障害が改善されたのであれば、目的は達成しており、患者様が仕上がりの目のカタチに不満であっても、失敗とはならない可能性があるので注意が必要です。
それに対して、美容クリニックでの眼瞼下垂手術は視野障害を改善する機能性だけでなく、仕上がりの美しさ、二重まぶたのデザインまで考慮して手術が行われます。
例えば、医師がしっかりと左右対称に切開しても、患者様の元のまぶたの左右差により、仕上がりは左右の二重に微妙な差が出ることがありますが、目立つ場合は再手術を行います。
これから眼瞼下垂手術を受ける方が二重の幅などの審美的な美しさも同時に求めるのであれば、美容クリニックの方が適しているといえます。
ただし、美容クリニックによって得意分野・不得意分野があり、すべてのクリニックで患者様が思い描いたイメージの仕上がりになるわけではありませんので注意が必要です。
眼瞼下垂の手術後に後遺症・合併症リスクを避けるためにも、日常生活の過ごし方にも注意点があります。ダウンタイムは目を触らず、刺激を与えず、安静にすることが最も大切です。
手術直後は目が腫れますので、保冷剤をガーゼで包み、まぶたに優しく当てて冷やすと、3日から4日くらいで腫れが引いていきます。寝ているときは仰向けで頭を高くするとよいです。
個人差がありますが、手術後3日くらいまではまぶたに傷と腫れがありますので、シャワーは温めのお湯を患部に当てて、顔を強くこすらないようにしてください。
手術の翌日から通常通りの日常生活は送ることができますが、目の腫れや傷(皮下出血)が気になる場合は、サングラスをかけて外出するとよいでしょう。
コンタクトレンズはまぶたに刺激を与えて、二重のラインがきれいに仕上がらない可能性がありますので、約1ヵ月間は使用を控えてください。
手術から約1週間くらいで抜糸できます。激しい運動や飲酒はまぶたの腫れや皮下出血が治まらなくなるので、抜糸をするまで避けるようにしてください。
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このページの監修・執筆医師
医師
島田 茂孝(しまだ しげたか)
熊本院 院長
日本形成外科学会認定形成外科専門医
略歴
主な加盟団体
日本形成外科学会
日本美容外科学会
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