二重切開の修正手術を症例の経過をブログ形式で名医のDr.磯野が解説
最終更新日: 2022年03月19日 (土)
二重切開は、瞼にメスを入れて脂肪と皮膚を取り除いて二重を形成する美容整形です。
術後、二重切開で形成した幅が狭くなったり、失敗した場合、修正手術をする事が可能です。
ただ修正することができる場合とできない場合がありますので、このページではその点も踏まえてご紹介します。
1.元に戻すことができるか?
二重切開をした場合、元に戻す修正手術をすることはできません。二重切開は皮膚を切除し、瞼の脂肪も取ってなくしているためです。
2.幅を狭くすることができるか?
二重切開をした後に、ラインが気に入らないため幅を狭くする修正手術をすることはできません。
理由は、上記と同じで、二重切開をする場合、二重のラインになる箇所の脂肪や皮膚を排除して薄くしているため失ったものを戻すことができないためです。
名医であっても難しいと思います。
3.二重の幅を広くすることができるか?
二重切開した後に、二重の幅を広くすることは可能です。その場合は、埋没法や二重切開手術をもう一度行います。
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二重切開の名医とは?
二重切開の修正手術は難しいです。
二重切開をしている瞼の場合は、皮膚を切除し脂肪もとっているため、瞼が薄くなって硬くなっているため、手術直後のラインと仕上がりの時期(3ヶ月後)のラインが変わってしまうためです。
そのため、名医の条件としては手術直後ではなく仕上がりの時期のラインを予想して修正できる医師だと思います。
このように、既存の二重のラインより少しデザインしてデザインします。
修正する方法
修正する方法は、主に埋没法か二重切開法で行います。
必ずしも二重切開法で修正すると決めつけるのではなく、瞼の状態を見て、埋没法を採用する場合も多いです。
当院の症例数的には半々です。
■脂肪注入で対応する場合もあります
修正する期間は?
二重切開の仕上がりは手術をしてから3ヶ月後になります。そのため修正手術をする場合、二重切開をしてから3ヶ月期間を空ける必要があります。
通常この3か月間には手術などによって、手を加えることはありません。
二重切開した直後の二重幅が気に入らないとしても、だんだん馴染んできて、予定していた二重幅にだんだん近づいていきます。
ただし、仕上がりには個人差があります。
二重切開の修正手術の症例
二重切開の修正手術の症例です。
本来この方は、瞼が厚いため埋没法に向かないため、1回目は二重切開手術を行いました。
その後3年経って、二重のラインが狭くなってきたので、埋没法の挙筋法で修正手術を行いました。
■手術前
目を開いている状態
目を閉じている状態
3年ほど前に二重切開をした患者様の目の状態です。
この方の場合、瞼が厚いので年月が経つとどうしても二重の幅が狭くなってしまいます。
二重切開をしている瞼の場合、切開で作った二重のラインの近いところで、埋没法で固定しようとすると厚みのある瞼の力に負けてしまうので、少し切開で作ったラインより離したところに埋没法でラインを作ることがポイントです。
また、二重切開の修正の場合、二重の幅をキープしやすくするために1点留めより2点留めで行うことをお勧めしています。
1点留めの場合、固定していないところが瞼の力に負けてしまうためです。
共立美容外科の場合、共立式二重P-PL挙筋法のベーシックではなくゴールドロング(長いラインを作れる挙筋法)で行います。
■手術直後
目を開いている状態
目を閉じている状態
一度、二重切開をしているため、手術直後の浮腫み方が、通常の埋没法より出ています。
また、切開で二重のラインを決めている後での埋没法の修正のため、腫れが通常の時より多く出ています。
■1週間後
目を開いている状態
目を閉じている状態
左右差がまだありますが、時間が経つにつれてだんだん馴染んできます。
内出血が少し残っています。
■1カ月後
目を開いている状態
目を閉じている状態
二重のラインが馴染んできました。左右差もほぼなくなりました。まだ術後1ヵ月なので、2ヶ月後、3ヶ月後になるにつれてだんだん馴染んできます。
主なリスク、副作用等 |
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まとめ
二重切開の修正手術は難しいです。
また、二重切開は戻すことができない手術のため、修正することがないように病院選びをしっかりと行う事をお勧めします。
共立美容外科ではカウンセリングは無料です。ぜひご利用ください。
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