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公開日:2022年04月29日(金)
最終更新日:2022年12月25日(日)
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目次
顔が大きく見えてしまう理由はさまざまなものが考えられますが、中でも「エラが張っている」というお悩みを抱えている方は少なくないでしょう。
エラが張っていると顔が横に大きく広がっているように見え、輪郭もがっしりとした印象になるため、小顔に憧れているという方にとってエラの張りは深刻な悩みになりがちです。
では、そのエラの張りを解消する方法はあるのでしょうか。
本記事では、エラが張ってしまう理由に触れながら、エラの張りを比較的簡単に解消できる「エラボトックス」の効果や持続期間などについて詳しく解説していきます。
エラの張りによる顔の大きさが気になっているという方は、ぜひ参考になさってください。
顔が大きく見えてしまう理由は複数挙げられます。
まず「顔のむくみ」。
塩分の摂りすぎなどによって体内の水分バランスが崩れることで水分がたまりやすくなってしまい、顔が膨らんで見えてしまうのです。
塩分過多以外にも、寝不足の時やアルコールを摂取しすぎた時などもむくみが起きやすいと言えます。
またそもそも頬に脂肪がつきやすい方であれば脂肪で頬が膨らんだ分、顔が大きく見えてしまうでしょう。
体質にもよりますが脂肪は頬だけでなく顎にもつくものなので、頬が膨らんでいる上に二重顎になってしまったら、さらに顔が大きく見えてしまいます。
冒頭でも触れた「エラの張り」も、顔が大きく見えてしまう理由の一つです。
エラが張っていると正面から見た時に耳の下のでっぱりが張り出しているように見えるため、顔の面積を大きく感じてしまいます。
それではエラが張っている人は、そもそも何が理由でエラが張ってしまったのでしょうか。
ずばり、エラの張りは「咬筋が発達しすぎている」ことが原因になっている場合が多いです。
咬筋とは頬のあたりにある、食べ物を噛むときに下顎を引っ張り上げる働きをする筋肉のことを指します。
この咬筋が発達しすぎてしまう理由には、「寝ている間の歯ぎしり」や「無意識に食いしばってしまう」などが挙げられるでしょう。
ちなみに食事の時の噛む力は数kg~30kgと言われていますが、睡眠中の無意識の歯ぎしりは50kg~100kgほどの力がかかると言われています。
強い力で歯ぎしりや食いしばりを続けた結果、咬筋が発達してしまい頬が横に張り出しているように見えてしまうのです。
エラの張りを解消できる美容施術の中に「エラボトックス」というものがあります。
咬筋の発達によってエラが張り顔が大きく見える場合に、咬筋にボトックスを注射して顔の大きさをコントロールするものです。
具体的には筋肉の動きを鈍らせる薬液を注入し、神経伝達物質の分泌を抑制。噛む力を弱めさせ、筋肉を痩せさせるといった仕組みです。
エラの張りを緩和させることによってフェイスラインがシャープになり、小顔効果が期待できると人気の美容施術で、メスなどを使わず注射だけで完結できる点が大きなメリットと言えるでしょう。
ただし一口に「エラの張り」と言っても、エラボトックスで解消できるものとそうでないものが存在します。
下記では両者を具体的に解説しています。
先ほどもお伝えしましたが、咬筋の発達によってエラが張っているのであれば、エラボトックスでその張りを解消できます。
エラの張りの原因が咬筋によるものなのかをチェックするために、歯を食いしばりながら口の形を「い」にしてみましょう。
この時にエラがぼこっと盛り上がるようであれば、咬筋が原因でエラが張っている可能性が高いです。
逆に歯を食いしばったまま口を「い」の形にしてもエラが盛り上がらなければ、エラが張っている理由は咬筋ではなく骨格であることが多いです。
この場合はエラボトックスでエラの張りを解消することは難しいでしょう。
咬筋自体はそれほど発達しておらず、骨が張り出していることによってエラが張っているのであれば、骨を削るなどの外科的手術しか解消方法はありません。
ご紹介した方法であなたのエラの張りが咬筋の発達によるものなのか骨格によるものなのかを確認し、咬筋の発達によるものと判断できたらエラボトックスを検討してみても良いでしょう。
ご自身での判断が難しい場合は、美容クリニックのカウンセリングに足を運んでみてください。
エラボトックスで使用される薬剤には複数のものが存在します。
多くのクリニックで導入されている代表的な薬剤は「アラガン(ボトックスビスタ®)」「リジェノックス」「コアトックス」「ディスポート」の4種類です。
2022年ごろからは、韓国のリズトックスやイニボ(INIBO)も使用されるようになっています。
それぞれについて以下で解説しています。
「アラガン(ボトックスビスタ®)」はアメリカ製の薬剤です。
アメリカで認可を受けている上、日本でも厚生労働省から認可を受けている唯一のボトックス製剤になります。
「アラガン」は欧米で10年以上も美容業界で使われており、日本でもこの「アラガン」のボトックス薬液を使用しているクリニックが多いです。
「REGENOX(リジェノックス)」は、ボツリヌス菌のタンパク質成分が配合されている薬液です。
ボツリヌストキシンは韓国のKFDA(勧告食品医薬品安全局)から認可されているもので、その効果が認められています。
美容外科以外にも、眼科や神経内科で活用されている例もあります。
「コアトックス」は「アラガン(ボトックスビスタ)」と同じ菌株から作られている、比較的新しい薬剤です。
「REGENOX(リジェノックス)」同様に韓国のKFDA(勧告食品医薬品安全局)から認可を受けており、効果が認められています。
「コアトックス」によるボトックス治療は何度受けても抗体ができにくいという特長があり、繰り返しの施術でも毎回しっかりと効果を感じたい方に向いていると言えるでしょう。
ディスポートはイギリスのイプセン社が発売している製剤です。共立美容外科でも10年以上使用しています。
主に、ヨーロッパで使用されています。
エラボトックスは小顔になるための施術であることには間違いありませんが、「小顔になる」「フェイスラインがきれいになる」といったもの以外の効果もあります。
具体的には「歯ぎしりや食いしばりが改善する」といったものですが、小顔効果と合わせて確認していきましょう。
エラボトックスによって期待できる効果は、なんといっても「小顔効果」でしょう。
エラが張り出ている状態だと正面から見た時に顔が横に大きく、さらに輪郭がゴツゴツとした印象になりがちですが、エラボトックスの治療を受けて咬筋の力を弱めることができれば、筋肉が痩せてエラの張りが解消されるはずです。
エラの張りが緩和すれば正面から見た時の顔の面積が少なくなりますし、厳つい雰囲気だった輪郭もスマートな印象になるでしょう。
エラボトックスの治療を受けることによって小顔効果を実感できるだけでなく、歯ぎしりや食いしばりが改善する可能性もあります。
エラボトックスは咬筋の働きを抑制する効果があるため、噛む力が一時的に弱くなります。
そのため寝ている間の歯ぎしりや無意識にしてしまう食いしばりの力も弱まるのです。
寝ている間の歯ぎしり防止のためにマウスピースを使用している方もいらっしゃるかもしれませんが、マウスピースは装着しているとどうしても違和感が残るもの。
マウスピースが気になってしまってうまく眠れない方や、そもそもマウスピース自体がわずらわしいという方にとっては嬉しい効果なのではないでしょうか。
エラボトックスにはメリットが多いことがおわかりいただけたかと思います。
メリットが豊富だからこそ、注入後すぐに効果を実感したいですよね。
しかしエラボトックスは注入した直後から効果が表れるものではありません。
注入2~3日後から徐々に小顔効果を実感できるようになり、注入2週間~3週間後に効果のピークを迎えることが多いです。
歯ぎしりや食いしばり改善の効果が出始める時期も、小顔効果の場合と比例しています。
エラボトックスの効果は残念ながら永久的ではありません。
それでもせっかくエラボトックスでスマートな印象の輪郭を手に入れたのであれば、できるだけ効果が長続きしてほしいと思うのは普通のことです。
実際、エラボトックスの効果はどのくらい持続するのでしょうか。
エラボトックスの効果の持続期間は薬剤によって多少前後しますが、約4カ月~半年と説明しているクリニックが多い印象です。
その後は徐々に咬筋の動きが元に戻っていき、歯ぎしりや食いしばり、食べ物を噛む時の力なども元通りになります。
元通りの状態が長く続くと咬筋が再度発達してエラが張り出てきてしまうため、エラボトックスの効果を持続させたい場合は繰り返しの施術が必要になることがほとんどです。
エラボトックスは効果を持続させるためには繰り返しの施術が必要になることが多いものですが、それでも施術を受けるメリットは多いです。
特に以下のような方には、エラボトックスがおすすめと言えるでしょう。
「忙しくてなかなか仕事の休みが取れない」「ダウンタイムを取っている時間がない」といった方には、エラボトックスがうってつけです。
エラボトックスのダウンタイムについて「ほとんどなし」としているクリニックが多く、仕事を休む必要がありません。
施術時間もボトックス製剤の注入自体は片側30秒もあれば終わってしまうため、施術前の説明やクレンジングなどを合わせても30分程度で帰宅できます。
仕事の昼休みにエラボトックスの施術を受けて午後から仕事を再開するといったスケジュールを組むことも可能です。
ただし施術当日は、血流が良くなるような長時間の入浴や激しい運動などは制限されることが多いため、当日はシャワーで済ませたり、運動を休んだりする必要があります。
また周りになるべくバレずに小顔施術をしたいという方にも、エラボトックスはおすすめの施術です。
先述の通り、エラボトックスの効果はすぐに表れるものではなく、徐々に咬筋が痩せることでエラの張りが解消されていくため、周囲から見て「昨日と顔の大きさが全然違う」ということにはなりにくいです。
ゆっくりと時間をかけてエラの張りが緩和していくため、小顔施術を受けたことがあからさまにバレてしまうことはあまり考えられないでしょう。
仮に指摘されたとしても「ダイエットを頑張っている」でごまかせるくらい、効果の出方は緩やかです。
さらにエラボトックスは「気に入らなかったら元に戻せる施術」です。
正確には「放っておけば元に戻る施術」ですが、仮にエラボトックスの施術を受けたことによって想像していた輪郭と違う仕上がりになってしまったとしても、その後追加でエラボトックスを打たない限りは咬筋の働きが徐々に元に戻り、それに伴いエラも再度発達します。
エラボトックス後の輪郭が気に入らないかもしれないリスクを考えても、「小顔になれる」「気に入らなくても放置していれば元に戻る」という二重のメリットから、施術に踏み出しやすいのではないでしょうか。
共立美容外科では、「アラガン(ボトックスビスタ®)」をはじめとしたの薬剤を用いたエラボトックスの施術を行っています。
「ボトックスビスタ®」はボツリヌス菌によって産生される「A型ボツリヌス毒素」を有効成分とするしわ治療の注入剤です。
筋肉の動きを抑制することでエラの張りを緩和することができるだけでなく、表情じわの改善などにも効果を発揮します。
施術時間は15分程度です。
痛みに配慮し、麻酔クリームの用意もあるため、お気軽にご相談ください。
次項からは、共立美容外科でのエラボトックスの施術の流れやダウンタイムなどを解説していきます。
▼共立美容外科の人気のエラボトックスの料金や施術方法についての詳細はこちら
エラボトックスはカウンセリング当日に施術を受けられるクリニックが多いですが、共立美容外科もそのうちの一つです。
まずは問診票の記入をし、メイクルームで洗顔を行います。
洗顔を終えたら問診票をもとにカウンセリングを行い、医師が肌の状態を確認。
タブレットや鏡を使って、施術方法やダウンタイム、日常生活で気をつけなければいけないことなどを確認し、カメラで施術前の状態の撮影を行います。
撮影を終えたら、施術室に移動していよいよボトックスの注入です。
痛みが少ないよう配慮し、その方に適した深さでボトックスを注入します。
痛みに弱い方には麻酔クリームの用意がありますので、カウンセリング時に医師にお伝えください。
両側のエラにボトックスを注入し終えたら、施術は完了です。
施術直後からメイクが可能であるため、メイクをして帰宅できます。
共立美容外科のエラボトックスの施術のダウンタイムはほとんどありません。
注射針の穴がふさがるまでに1日程度かかりますが、メイクで隠せる程度です。
赤みが生じる場合もありますが、こちらも1日程度で治まります。
入浴などの制限も特に設けていませんが、その方の体質による部分もあるため、心配な方はカウンセリング時に医師に確認しておきましょう。
仕事や外出などにはまったく支障なく、施術直後から仕事に戻ったり外出をしたりできます。
仮に赤みが長引くなどの違和感を抱いた場合は、すぐに相談してください。
さらに小顔を目指すのであれば、医療ハイフの「Super”HIFU” Pro(スーパー『ハイフ』プロ)」と組み合わせると効果を実感しやすいです。
スーパー『ハイフ』プロは、「HIFU」という特殊な超音波を皮膚のSMAS層や脂肪層に照射することでリフトアップを叶える施術のこと。
エラの張りだけではなく、皮膚のたるみによって輪郭がぼやけてしまっている方や、頬の肉づきが良い方などは、エラボトックスだけでは十分な小顔効果を実感できない場合もあります。
そんな時に医療ハイフを併せて受けることで、エラの縮小と頬のリフトアップの相乗効果で小顔をより実感しやすくなるのです。
エラの張りに加えて頬のたるみなども気になる方は、ハイフも検討してみると良いかもしれません。
ちなみに医療ハイフのダウンタイムは2~3日程度となっており、大きな制限事項は特にありません。
ごくまれに軽いやけどのような症状が現れることがありますが、適切に対処することで跡が残るようなことは避けられるため、違和感を覚えたらすぐに受診するようにしてください。
▼共立美容外科の人気のスーパーハイフproの料金や施術方法についての詳細はこちら
「医療ハイフ」はピリピリとした痛みや骨に響くような痛みを感じる場合があるため、事前に痛み止めの薬の服用が必要になります。
ご希望がある場合は薬に加えて麻酔クリームを塗布することも可能です。
施術室に移動したら、 スーパー『ハイフ』プロの効果をより高めるために専用のジェルを顔に塗り、部位によってカートリッジを換えながら照射をしていきます。
例えば目や口の周りなど皮膚が薄い箇所は1.5mmのカートリッジ、額などには3.0mmのカートリッジ、頬やほうれい線には3.0mmや4.5mmのカートリッジを使い、その方の痛みの感じ方や、仕上がりの希望などに配慮した出力で照射。
施術中も医師と施術を受ける方とで相談しながらジェルを付け足したり、細かく設定を変えたりと微調整を行います。
照射が終わり、ジェルを拭き取ったら施術完了です。
エラボトックスを中心に合わせて受けるとさらに効果が期待できる施術についても解説してきましたが、エラボトックスを受ける際には注意しなければいけない点があります。
エラボトックスは咬筋の働きを鈍らせて筋肉を痩せさせるため、施術直後は硬い食べ物が噛みにくくなるといったことが起きやすいです。
硬いものを噛みにくい日が数日続くため、食事にこだわりたい方はエラボトックスによるこの作用がわずらわしく感じる場合もあるでしょう。
硬いものが噛みにくくなるのと同時に咬筋が動かしにくいこと自体の違和感も生じるため、数日は慣れない感覚が続くことも覚えておいてください。
また年齢を重ねて皮膚が柔らかくなっている場合、エラボトックスの施術後に筋肉が萎縮した分、皮膚がたるんでしまうこともあります。
心配な方はあなたがボトックスを打つことによって希望の効果を得られるか、カウンセリング時にしっかり医師と相談してください。
場合によっては他の施術を勧められることもあります。
なおエラボトックスは妊婦や胎児に対する安全性が確立していないことから、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある場合は施術を受けることができないため、エラボトックスを受けるタイミングにも注意する必要があるでしょう。
エラボトックスは注射による施術のみで比較的手軽にエラの張りを解消できるとして人気があります。
もちろんあなたのエラの張りの原因が咬筋の発達によるものなのか、骨格によるものなのかをしっかりと見極めてから施術を受けなければ、思ったような効果を得られないケースもありますが、ご自身で判断しかねる場合はクリニックのカウンセリングで診断可能です。
もしもあなたのエラの張りの原因が咬筋によるものであれば、憧れの小顔を手に入れるためにエラボトックスの施術を視野に入れてみても良いのではないでしょうか。
効果を持続させるためには繰り返しの施術が必要になるとはいえ、注射によるほんの数十秒~数分の注入で済みますし、効果の出方がゆるやかなので他人にバレずに小顔を叶えることができます。
また今回「合わせて受けると効果的である」とご紹介した「Super”HIFU” Pro(スーパー『ハイフ』プロ)」も照射による施術で、切開を伴いません。
「肌や骨を切るのは勇気がいる」という方は、ぜひエラボトックスやエラボトックス+ハイフの施術で効果を実感してみてください。
共立美容外科では無料カウンセリングを受け付けています。
もちろん、「まだ施術を受ける決意は固まっていないけれど、話だけ聞きたい」という場合でもOKです。
施術を受ける方が納得、安心してエラボトックスに挑戦できるよう、丁寧にカウンセリングを行いますので、お気軽にお問い合わせください。
▼共立美容外科で人気のエラボトックスの料金や施術方法についての詳細はこちら
▼共立美容外科の人気のスーパーハイフproの料金や施術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
新垣 光之(あらかき みつゆき)
略歴
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