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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

鼻のプロテーゼによる整形をした人の特徴の見分け方。

公開日:2022年02月27日(日)

鼻の整形
鼻の中を鏡でみる女性

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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

鼻プロテーゼの整形をした人の見分け方。特徴は?

鼻のプロテーゼの見分け方を解説する看護師

自分の顔にどのような変化を持たせようと、それはご本人の自由です。

しかし、どこからどう見ても鼻プロテーゼを挿入したことがわかるような手術は、残念ながら失敗といわざるを得ません。

では、鼻プロテーゼがばれてしまうのはどのようなときなのでしょうか。

 

特徴1 不自然に鼻が高い

もともと和風の顔立ちの方の鼻が、いきなり欧米人のように高くなったら、否が応でも鼻プロテーゼがバレるでしょう。

「鼻プロテーゼ手術受けるなら、できるだけ高い鼻を手に入れたい」という気持ちから、無理に高い鼻プロテーゼを挿入してしまうと、鼻だけが不自然に高くなって手術を受けたことがばれやすくなります。

顔の雰囲気と合わないレベルの高いプロテーゼを挿入するケースは、海外の美容外科に多いといわれていますが、日本で手術を受けても不自然な仕上がりになる可能性が否めません。

鼻は、ただ高くすれば良いというものではありませんので、鼻整形でばれたくないなら、自然な仕上がりを目指すことが大切でしょう。

 

特徴2 鼻筋が不自然

眉間のすぐ下から高い鼻プロテーゼを挿入すると、目の中間部分が妙に高く不自然な仕上がりになります。

これは、欧米人に対するあこがれで起こることが多いトラブルですが、欧米人と日本人とでは、そもそも骨格が異なるため、日本人が欧米人のような鼻に整形すると、明らかに整形した鼻に見えてしまいます。

鼻の高さやプロテーゼ挿入の位置については、医師が患者さんの骨格をきちんと確認した上で決定しますので、無理に自分の希望を通そうとするのではなく、まずは医師の声に耳を傾けましょう。

 

特徴3 鼻プロテーゼの形状が表面からわかる

鼻筋に挿入した鼻プロテーゼの形状が、皮膚の上からわかってしまうケースです。

また、美容外科で最も多く用いられているのはI型プロテーゼですが、高すぎるプI型プロテーゼを挿入すると、プロテーゼと鼻先の境目に段差のようなものができ、すぐに鼻整形したとわかる仕上がりになるケースもあります。

このケースもまた、本来の骨格に合わない鼻プロテーゼを無理に挿入したことで起こります。

 

 

鼻プロテーゼでばれないための対策

鼻のプロテーゼの手術後の対策を説明する看護師

鼻プロテーゼがバレるいちばんの原因、それは高すぎる鼻プロテーゼを挿入したことで生じる仕上がりの不自然さです。

それでは、ばれにくい鼻プロテーゼを目指すための対策方法についてご紹介しましょう。

 

 

今の鼻よりすごく高い鼻にしようとしないこと

高い鼻筋や鼻先を見ると、「自分もああなりたい」という思いを抱くかもしれません。

しかし、人それぞれの骨格はそもそも異なりますし、同じ日本人であっても骨格は一人ひとり異なります。

そのため、鼻プロテーゼ手術を受けたとしても、理想の人の鼻にそっくりな鼻を手に入れることは難しいということなのです。

また、無理に高いプロテーゼを入れた場合では、上記でご紹介してきたように、鼻プロテーゼが不自然な仕上がりになり、バレるリスクが高まります。

鼻プロテーゼはもともとの骨格を元にデザインを決めてから挿入するものですので、今より極端に鼻を高くしようとして考えないように注意しましょう。

自然に高く美しい骨格に合った鼻にすることは可能です。

 

医師の提案に耳を傾ける

鼻プロテーゼは、評判が良い美容外科に在籍しており、なおかつ高い技術力を持った医師に任せるのがいちばんです。

それは、このような医師であれば、たとえ患者から希望があったとしても、無理に高い鼻プロテーゼを挿入することはないからです。

反対に、できることはできる、できないことはできない、希望通りの高い鼻プロテーゼを挿入すると仕上がりが不自然になる可能性があるという説明も行うはずです。

つまり、患者さんのイメージとは異なる提案を行う可能性があるということなのです。

 

とはいえ、医師としてはベストな仕上がりを患者さんに提供したいと考えていますので、カウンセリングではひとまず医師の声に耳を傾け、どのような仕上がりを目指せるのかを確認してみましょう。

知識力や技術力が高い医師なら、患者さんにとって最も自然かつ美しく見える仕上がりになるよう、適切な提案を行います。

そして、医師からのアドバイスに従って鼻プロテーゼ手術を受けることで、「鼻プロテーゼを入れました」というような不自然な仕上がりを避けることができるのです。

 

 

経験値が高い医師に手術を任せる

美容整形手術の経験が低い医師の場合では、鼻プロテーゼを皮下に挿入してしまったり、顔全体のバランスを気にせず、患者さんの希望通りの鼻プロテーゼを挿入してしまったりすることがあります。

反対に、経験値が高い医師であれば、これまでに成功例や失敗例など、あらゆる症例を目の当たりにしてきているはずですので、患者さんにとってベストな仕上がりをイメージすることができます。

医師の見極めは難しいところではありますが、「簡単に思い通りの鼻になれる」というような説明を行う医師は極力避け、これまでの経験を元に、患者さんに寄り添った提案を行う医師を選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

鼻プロテーゼは修正が可能です

手術室でこれから鼻の手術を受ける女性

鼻プロテーゼが不自然な仕上がりになると、周囲に整形手術を受けたことがばれやすくなれます。そして、万が一ばれてしまった際には、「鼻プロテーゼを自然な仕上がりに修正したい」と考えるでしょう。

そのようなときには、以下の方法で鼻プロテーゼの修正できますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

鼻プロテーゼ入れ換え手術

鼻プロテーゼ入れ換え手術とは、文字通り元のプロテーゼを除去して、骨格に合うデザインのプロテーゼに入れ替える手術です。

この手術を行う際には、元のプロテーゼを医師が確認した上で、新しいプロテーゼを自然な仕上がりなるように加工してから挿入することになります。

また、鼻プロテーゼ除去のみを行って元の鼻に戻すことも可能ですので、ひとまず医師に相談して、ベストな方法を模索してみましょう。

なお、鼻プロテーゼは除去・挿入ともに同日に行えますが、鼻プロテーゼ除去後しばらく経ってから新たな鼻プロテーゼを挿入する場合では、除去から約3カ月後に手術を受けられます。

 

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ヒアルロン酸注入

鼻プロテーゼ除去後、再度鼻プロテーゼ手術を受けたくないなら、ヒアルロン酸注入という方法で鼻の形をデザインできます。

ヒアルロン酸注入に用いられるのは硬いタイプのヒアルロン酸で、医師が確認しながら少しずつ注入していきます。そのため、鼻プロテーゼで起こることがある不自然な仕上がりにはなりにくいというメリットがあります。

また、ヒアルロン酸注入は手術ではなく注射のみで行う美容整形であるため、鼻プロテーゼ手術後のようなダウンタイム(回復期間)がありません。

このように、ヒアルロン酸には見逃せないメリットがあるのです。

 

ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収される性質を持っているため、体内にすっかり吸収されると元の鼻の形に戻ります。

この部分はデメリットとして捉えることができますが、裏を返すなら、少々形が気に入らなかったとしても、1年から2年程度で元の鼻の形に戻れると捉えることもできますね。

 

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鼻プロテーゼ手術の目的を考えてみましょう

手術室でこれから鼻の手術を受ける女性

鼻プロテーゼ手術を受けようと考えたときに、思い浮かべるビジョンは人それぞれでしょう。そしてそのビジョンの中では、不自然な仕上がりで鼻プロテーゼがばれてしまうというところまでは、考えが及ばないでしょう。

しかし、鼻プロテーゼ手術を受ける以上、仕上がりに対する明確なビジョンを思い描いておくことも大切なのです。

そのためには、「どのような目的で鼻プロテーゼを受けたいのか」ということについて、しっかりと考えた上で手術を検討することが重要でしょう。

 

鼻プロテーゼ手術は今以上に美しくなるための手段

プロテーゼを手のひらに乗せているところ

鼻プロテーゼは高ければ良いというものではありません。

それは、これまでお伝えしてきた通り、骨格に合わない高すぎるプロテーゼを挿入してしまうと、美しいというよりも、鼻だけが妙に目立つ不自然な印象になることがあるからです。

鼻プロテーゼ手術は、今以上に美しくなるための手段ですので、手術をお考えなら、自分の理想よりも自然な仕上がりに目を向けてカウンセリングに臨みましょう。

 

 

家族や友人には鼻整形がばれやすい

初対面の人であれば、その場で鼻プロテーゼを挿入していることを悟られる心配はないでしょう。

一方、ご家族や親しい友人など、頻繁に顔を合わせている人は鼻の変化に敏感で、鼻プロテーゼがバレる可能性があります。

特にご家族と同居している場合では、鼻プロテーゼ手術後のギプス固定や腫れ、内出血などを見られる可能性がありますので、よりバレる確率が高いといえます。

ご家族と同居している方は、ご家族に鼻プロテーゼがバレるという覚悟を持って、手術を受けたほうが良いかもしれません。

 

 

 

鼻プロテーゼで自然な仕上がりを目指しましょう

鼻の整形のカウンセリングをする医師

今回は、鼻プロテーゼの見分け方や、鼻プロテーゼ手術を受けたことをばれにくくする対策についてご紹介してきました。鼻プロテーゼ手術を考えたときまず意識が向くのが、「どれくらいの高さにしよう?」ということなのではないでしょうか。

しかし、医師のアドバイスを聞き入れず希望通りの高さのプロテーゼを挿入してしまうと、思い描いていたイメージとはまったく異なる不自然な仕上がりになってしまうことがあるのです。

そうならないためには、経験値が高い医師の提案を聞き入れ、自然な仕上がりを目指すことが何よりも大切です。

経験値が高い医師なら、成功例、失敗例と、数多くの症例を目の当たりにしてきていますので、患者さんにとってベストな提案を行えます。

鼻プロテーゼ手術でカウンセリングを受ける際には、医師の提案を聞き入れること、そして、無理に自分の希望を通そうとしないことが大切だと覚えておきましょう。

 

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 玉田 洋(たまだ ひろし)

    玉田 洋(たまだ ひろし)

    共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1990年
        愛媛大学医学部 卒業
        1990年
        愛媛大学付属病院 入局
        2004年
        共立美容外科 高松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員

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