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団子鼻はプロテーゼのみで改善できるかを美容外科医が詳しく解説

公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年03月14日(月)

鼻の整形
団子鼻の種類
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そもそも、団子鼻とは?

団子鼻の手術を説明する看護師

団子鼻という言葉自体はよく見聞きするものの、それをはっきり説明できる方は少ないでしょう。それではまず、団子鼻とはどのような鼻なのか?についてお伝えしましょう。

 

日本人に多い団子鼻は2種類

団子鼻は日本人に多く、西洋人のような高さがなく、横広がっている鼻を総称して団子鼻と呼びます。
また、団子鼻はシャープ印象ではなく、どちらかというと可愛らしい印象ですが、「シャープな印象がない」ことがコンプレックスとなり、鼻プロテーゼを検討する方が大勢存在しているのです。
なお、団子鼻には以下の2種類があります。

【鼻翼軟骨部分に脂肪が多いタイプ】

鼻の上部から下方に向けて鼻筋をつまんでみると、鼻の先端部分に骨よりも柔らかく感じる部分があり、これを鼻翼軟骨といいます。
そして、鼻翼軟骨部分に脂肪が多い場合には、鼻先が丸い脂肪タイプの団子鼻に分類されます。

 

【鼻翼軟骨が左右に広がっているタイプ】

鼻翼軟骨自体が作用に広がっており、なおかつ鼻翼軟骨部分の脂肪が多いタイプの団子鼻で、左右に広がって見えるためより団子鼻が目立ちやすいという特徴があります。
いずれの場合でも、鼻翼軟骨がある鼻の先端部分が低いのが団子鼻の特徴で、その改善に役立つのが鼻プロテーゼなのです。

 

 

鼻プロテーゼのみで団子鼻を解消できる?プロテーゼでできることとは

鼻の中をメスでカットしているところ

鼻プロテーゼは隆鼻術と呼ばれる美容整形手術で、プロテーゼを鼻筋に挿入することで鼻に高さを出すことができます。
では、鼻プロテーゼのみで団子鼻は解消できるのでしょうか。
こちらの章では、鼻プロテーゼでどこまで団子鼻を改善できるのかということについてご紹介しています。

 

高さが出て団子鼻が目立たない状態になる

鼻プロテーゼには、アルファベットのI字型、L字型、その中間タイプの中間型があり、いずれを使用しても鼻に高さを出すことができるため、鼻翼軟骨部分が低い団子鼻の改善に役立ちます。
また、鼻に高さが出ることで鼻先が尖って見えるため、シャープな印象も生まれます。
つまり、低い鼻がコンプレックスになっている方にはおすすめできる手術だということで、
鼻プロテーゼのみでも団子鼻の改善は可能です。

ここで、もともと鼻翼軟骨部分の脂肪が多い場合では、「脂肪による鼻先の丸みが残るのでは?」という不安が持ち上がるかもしれません。
しかし、鼻プロテーゼを挿入することで鼻全体に高さが出れば、鼻筋(鼻背)部分がシュッと縦長に整い、脂肪の厚みも目立たなくなります。

なお、こちらでは3種類のプロテーゼをご紹介しましたが、L字型は鼻に負担をかかって皮膚が薄くなりやすい、曲がりやすい、整形がばれやすいなどの理由から、美容外科の多くはI字型のプロテーゼを使用しています。

 

鼻筋が細く見える

鼻プロテーゼは鼻筋にプロテーゼを挿入する手術であるため、鼻先が丸く見える団子鼻の改善だけでなく、鼻筋が細く見える効果も生まれます。
また、鼻筋が通ることで小鼻も小さく見えるようになりますので、小鼻の広がりが気になる方にもおすすめできるでしょう。

 

鷲鼻の修正が可能

団子鼻ももちろん気になりますが、意外と多いのが鷲鼻によるコンプレックスです。

鷲鼻とは、鼻筋の中央不部分に出っ張りが見られる鼻で、鼻プロテーゼはプロテーゼをまっすぐに挿入する方法のため、軽度の鷲鼻なら改善効果を見込めます。
なお、出っ張り部分が大きく目立つ場合には、鼻プロテーゼのみの対応が難しい場合があり、別の手術で対応することがあります。

 

 

鼻プロテーゼではできないこともある?

プロテーゼの手術を受ける前の患者

鼻プロテーゼを挿入すれは、たいていの団子鼻は改善できます。
しかし、鼻プロテーゼは鼻のコンプレックスをすべて取り除ける手術ではないため、鼻プロテーゼのみでは解決できない問題もあるのです。
たとえば、鼻翼軟骨自体が横に広がっている場合や、鼻穴が正面から見えるなどの場合では、鼻プロテーゼ以外の手術を受けるか、もしくは鼻プロテーゼと同時に別の手術を受けたほうが良い場合もあるのです。
それでは鼻のコンプレックス別に適した手術をご紹介しましょう。

 

小鼻縮小手術

小鼻(鼻翼)部分が左右に広がっており、団子鼻をより目立たせている場合に適用されます。なお、この手術には外側法と内側法があり、外側法では外側の組織を、内側法では内側の組織をそれぞれカットして縫合する手術です。
なお、外側から傷口が見えにくいという点で考えるなら内側法がおすすめできますが、内側法ではカットする範囲が限られているため、外側法よりも変化が見えにくいという特徴があります。
張り出した小鼻で団子鼻がより目立つ、笑った時の小鼻の広がりが気になるという方は、鼻プロテーゼのみの手術ではなく、小鼻縮小手術も視野に入れて検討すると良いでしょう。

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鼻先縮小術

鼻の先端部分が丸く目立つ場合に適用される手術で、鼻先の余分な脂肪を取り除いた上で鼻翼軟骨の外側を切除し、左右の軟骨を糸で引き寄せる方法です。
この手術では、余分な脂肪を取り除いて鼻翼軟骨を中央に引き寄せることで、シャープな印象の鼻先を手に入れることができます。

なお、これらの手術は希望すれば必ず受けられるというわけではなく、医師が必要だと判断した場合のみに行われます。
たいていの団子鼻はプロテーゼのみで改善できますが、目立つ小鼻や正面から見える鼻穴が気になるなら、鼻プロテーゼとともにこれらの手術も検討してみると良いでしょう。
なお、鼻プロテーゼのカウンセリング時には、これらの手術に関する相談もできますので、まずは医師に相談し、どの方法がベストなのかについてアドバイスを受けてみると良いでしょう。

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鼻中隔(びちゅうかく)延長術

自らの軟骨を耳の後ろから採取し、鼻先に移植する手術です。この手術は、鼻翼軟骨が未発達なことで起こる団子鼻修正に適しており、自らの軟骨を移植するというし術の性質上、異物反応が起こる心配がないというメリットがあります。
また、鼻筋が短いと鼻穴が上を向いて正面から鼻穴が見えることがありますが、軟骨を移植することで鼻が下方を向くため、鼻穴が正面から見えにくくなります。
団子鼻だけでなく、上向きの鼻で正面から鼻の穴が見える方は、鼻プロテーゼととともに、鼻中隔延長術も検討してみると良いでしょう。

 

 

鼻プロテーゼのみの手術が向いているのはこんな人

プロテーゼの手術が向いている人を説明する看護師

今回は、鼻プロテーゼ手術とその他の手術についてご紹介してきましたが、鼻プロテーゼだけでも団子鼻の改善は行えますので、まずは鼻プロテーゼのみの手術を検討する方向で考えてみると良いでしょう。
鼻プロテーゼのみの手術は以下に該当する方におすすめですので、今一度ご自身の悩みをよく確認し、手術を検討してみましょう。

 

団子鼻の鼻先をシャープに整えたい

団子鼻の原因のひとつに挙げられるのは、鼻翼軟骨部分に余分な脂肪があるということです。余分な脂肪は手術で取り除くこともできますが、鼻プロテーゼ手術を受けるだけでも、脂肪による鼻先の丸みはかなり目立たなくなります。

 

鼻筋をまっすぐに整えたい

鼻プロテーゼは、鼻の付け根(鼻根部)から鼻先にかけてプロテーゼをまっすぐに挿入する方法であるため、鼻筋全体をシュッとした印象に整えたい方に向いています。
また、鼻全体に高さが出ますので、顔全体に立体感が生まれます。
なお、挿入する鼻プロテーゼについては、医師が患者の顔全体のバランスを考えて加工しますので、鼻筋だけが妙に高くなって顔全体のバランスが悪くなる心配はありません。

 

目の間隔を狭く見せたい

鼻の付け根はほぼ目と平行する部分にあるため、この部分に鼻プロテーゼを挿入することで左右の目の間隔が狭く見えるようになります。目の間隔が広いと、「優しい」「おだやか」などの印象を持たれることが多いものです。しかし、そこにはシャープさが感じられません。
つまり、目の間隔が狭く見えることで、シャープな印象を手に入れたいという方におすすめなのが、鼻プロテーゼだということですね。

 

理想の鼻を長期的に維持したい

鼻プロテーゼは、一度挿入すると長期的に形状を維持できるという特徴があります。プロテーゼの原材料は医療用シリコンですので、もちろん経年劣化を起こすことはあります。
しかし、経年劣化を起こすまでの期間は非常に長く、数十年は形状を維持できるというメリットがあるのです。
たとえば、ヒアルロン酸注入ではお手軽に鼻先に高さを出すことができますが、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果の維持期間が短いというデメリットがあります。
つまり、理想の鼻を長期的に維持したい方には、鼻プロテーゼがおすすめだということなのです。

 

1回の手術で理想の鼻を手に入れたい

鼻プロテーゼは1回の手術で理想の鼻を手に入れることができ、通院回数は、手術当日、抜糸、1カ月診療の3回だけです。
また、修正を希望しない限り、その後の手術は必要ありません。
上記ではヒアルロン酸注入について触れましたが、ヒアルロン酸注入は効果が消失した時点で再治療を受けなければなりませんが、鼻プロテーゼならその必要はありません。

 

鼻プロテーゼのみでも団子鼻は改善できます

共立美容外科の前で笑顔を作る女性

今回は、鼻プロテーゼで団子鼻を改善できる範囲、そして、他の手術を検討する必要があるケースについてお伝えしてきました。
プロテーゼ手術+その他の手術となると、体にかかる負担が大きく、その分不安も膨らむことでしょう。

しかし、ほとんどの団子鼻は鼻プロテーゼのみで改善できますので、まずは美容外科でカウンセリングを受けてみて、鼻プロテーゼで改善できる範囲を確認してみてはいかがでしょうか。

 

鼻のプロテーゼのバナー

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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