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公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2023年06月14日(水)
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目次
鼻プロテーゼ手術とは、プロテーゼを鼻の内部から挿入し、鼻の形に変化を持たせることができる美容整形手術です。
なお、美容外科によってはシリコン製のプロテーゼではなくゴアテックス素材を挿入する場合がありますが、ゴアテックスは手術費用が高額になることから、多くの美容外科ではシリコン製プロテーゼを用いて手術を行っています。
それではます、男性が鼻プロテーゼ手術を受けるメリットからご紹介していきましょう。
団子鼻のように丸みを帯びている鼻は、ある意味チャームポイントとして捉えることができます。しかしそれは女性の場合で、男性の場合では、団子鼻のせいでシャープさに欠ける印象になり、それがコンプレックスになる可能性があるのです。
しかし、このような団子鼻は鼻プロテーゼ手術を受けることで解消できます。
また、鼻プロテーゼ手術を受けると小鼻が目立たなくなる効果も生まれますので、顔全体の印象ががらりと変わります。
鼻プロテーゼは、鼻の付け根から鼻先にかけて挿入する手術で、この部分にプロテーゼを挿入することで鼻筋が通り、顔に立体感が出ます。
特に日本人は”平面顔”や”のっぺり顔”などといわれることがありますが、鼻プロテーゼ手術で顔に立体感が出れば、このような不名誉な印象を払拭できるでしょう。
日本国内の美容外科では、日本人の顔の特徴を把握し、患者さんの顔全体のバランスを考えて鼻をデザインします。
そのため、仕上がりが自然で、美容整形手術を受けたことがバレにくいというメリットがあるのです。
なお、プロテーゼは既製品のまま使用するのではなく、患者さんの希望や顔全体のバランスを考えた上で加工したものを挿入します。
医師とよく相談をして鼻のデザインを決めれば、手術後に失敗したと感じる可能性は低いでしょう。
しかし、手術後に元の状態に戻したいと考える方がいることも事実です。
そのような際には、プロテーゼ除去手術を受けることで元の状態に戻せます。
これもまた、鼻プロテーゼのメリットとして捉えることができるでしょう。
鼻プロテーゼ手術には数々のメリットがありますが、その一方で知っておかなくてはならないデメリットもあります。
メリットだけを見てデメリットから目を背けていると、「こんなはずではなかった」と後悔することになりかねません。鼻プロテーゼ手術をご希望なら、これからご紹介する鼻プロテーゼ手術のデメリットについてもしっかりと理解しておいてください。
鼻プロテーゼ手術は万全を期して行われますが、ごく稀に感染症を発症することがあります。
この場合では、薬物投与または鼻プロテーゼ除去手術で対応することになりますので、このようなケースがあるということも知っておきましょう。
鼻プロテーゼの挿入場所が間違っているとプロテーゼが安定せず、動いたり曲がったりすることがあります。
ただし、このような状況はよほど医師の知識や技術が未熟でない限り起こりません。
しかし、100%起こらないという保証もありませんので、このようなリスクがあるということも知っておくべきでしょう。
鼻プロテーゼは、一度挿入すればほとんど再手術の必要がありません。しかし、プロテーゼは人工物であるため、経年劣化するリスクがゼロではありません。
そして、鼻プロテーゼが経年劣化で変形した場合では再手術を検討しなければならなくなることがあります。
これもまた、鼻プロテーゼ手術のデメリットだといえるでしょう。
ただ、今現在主流となっている医療用のシリコン製のプロテーゼの場合は、劣化の心配はほとんどありません。
それでは早速、鼻プロテーゼ手術の流れについてご紹介しましょう。
なお、手術の流れについては美容外科によって異なる場合がありますので、こちらでは大まかな流れについてご紹介しています。
鼻プロテーゼ手術の流れは以下のようになります。
カウンセリングでは、理想の鼻のイメージを医師に伝えられるほか、鼻プロテーゼに関する疑問についての質問も行えます。
鼻プロテーゼに対する疑問や不安をお持ちの方は、カウンセリング時に医師に質問し、納得した上で手術を検討すると良いでしょう。
なお、手術時間は10分~15分程度となります。
鼻プロテーゼは、もともと形成されている鼻の組織にプロテーゼを挿入する手術であるため、術後には腫れや内出血がしばらく続きます。
また、来院は手術当日と抜糸、1カ月検診の3回のみで、トラブルが起こらない限りそのまま様子を見ます。
なお、手術当日から2~3日は禁酒、手術当日は入浴禁止(シャワーは翌日から可能)、激しいスポーツはプロテーゼ定着後(1カ月~2カ月後)からなどの注意事項がありますので、これらについては医師の指示に従ってください。
このような回復期間をダウンタイムといい、禁酒や入浴、スポーツなどに関する注意事項を守らなかった場合では、ダウンタイムが長引くことになりますので、注意が必要です。
鼻プロテーゼ手術を受けたら、ひとまず注意事項を守り、安静に過ごすことを心がけてください。
なお、ダウンタイム期間中は目立つ腫れや内出血があるほか、数日間はギプス固定となるため、スケジュールを調整した上で手術の日程を決めておきましょう。
外出は手術当日から可能ですが、基本は安静ですので、無理な外出も控えましょう。
さらに、鼻プロテーゼを受ける際には、以下の点にも注意してください。
カウンセリングでは、医師から鼻プロテーゼの手術方法やメリット、デメリットなどについて説明がありますので、内容をよく理解して納得できた場合のみ、手術を受けましょう。
特に患者さんの希望をあまり聞かない、手術を急ぐなどの医師は信頼性に欠けると判断できますので、このような医師によるカウンセリングを受けたなら、ひとまず手術を見合わせましょう。
この場合では、別の美容外科でカウンセリングを受けることになりますが、その際にはインターネットの口コミサイトなどを参考にしてみると良いでしょう。
また、時間と手間はかかりますが、実際に何件かの美容外科でカウンセリングを受けてみるという方法もおすすめです。
鼻プロテーゼ手術の担当医は、患者さんの鼻の状態や顔全体のバランスを確認した上で、鼻プロテーゼのデザインを提案します。
そして、その提案が気に入らなかった場合には、医師に無理な注文をするのではなく、別の方法での隆鼻術など、理想の鼻を手に入れられる方法があるかどうかを確認してみてください。
たとえば、顔全体のバランスが悪くなるような高い鼻プロテーゼを無理に挿入してしまうと、不自然な仕上がりになるだけでなく、将来皮膚が薄くなったときに、鼻プロテーゼが飛び出てきてしまうといったトラブルに見舞われるリスクが高まります。
医師は患者さんにとって最良と思われる提案をしますので、それに納得できない場合には、ひとまず手術を見合わせる、別の方法による隆鼻術を検討するなどで対応しましょう。
鼻プロテーゼでできることには限界があります。それは、鼻プロテーゼは隆鼻術に分類され、「鼻を高くする」ことを目的として行う手術だからです。
上記では、鼻プロテーゼ手術を受けることで小鼻が小さく見えるとお伝えしましたが、それはあくまでも鼻プロテーゼ挿入でそう見えるというだけで、本当に小鼻が小さくなるわけではありません。
また、鼻プロテーゼでは鼻先だけを高くする、鼻穴を小さくするなどの効果は得られません。
このように、鼻プロテーゼ手術は鼻のコンプレックスをすべて解消できる万能な手術ではありませんので、まずはこの点について理解しておく必要があるでしょう。
医師の説明に納得していざ手術!となった場合、美容外科によってカウンセリング当日に手術を受けられる場合や、カウンセリング後1週間~2週間後に手術となる場合があります。
そして、ここで注意していただきたいのは、すぐに手術を受けたいという思いから、安易に別の美容外科で手術を受けてしまわないということです。
カウンセリングで医師の説明に納得できたということは、その美容外科や担当医との相性が良いということですので、わざわざ別の美容外科で手術を受けてしまうのはいかがなものでしょうか。
「早く自分を変えたい」と焦る気持ちが独り歩きをしてしまうと、あまりおすすめできない美容外科で手術を受けて後悔することになりかねません。
そうならないためには、何週間先になろうとも、納得できる説明を行ってくれた医師に手術を任せるというのが、賢明な判断でしょう。
今回は、男性が鼻プロテーゼ手術を受けるメリットやデメリット、術後の経過や注意点についてご紹介してきました。
鼻プロテーゼ手術を受けると、限りなく理想に近い鼻を手に入れることができますが、その反面、デメリットがまったくないわけではありません。
鼻プロテーゼ手術を希望する方は、こちらの記事の内容にしっかり目を通していただいた上で、鼻プロテーゼ手術を受けるかどうかを検討してみてくださいね。
このページの監修・執筆医師
医師
島田 茂孝(しまだ しげたか)
熊本院 院長
日本形成外科学会認定形成外科専門医
略歴
主な加盟団体
日本形成外科学会
日本美容外科学会
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