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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

そばかすを自力で消す方法や自宅でできるケアを医師が解説

公開日:2022年04月28日(木)

しみ
そばかすで悩む女性
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そばかすは顔と体両方に発生し得る色素沈着です。

そして頬など目立つ部分にできると人に会う時に気になってしまうという方もいます。

そばかすの多くは自力で行えるケアのみで根本的に消すことは難しいのですが、工夫次第では色をある程度目立ちにくくできる可能性があります。

そこで今回は、そばかすをある程度自力で消すためのセルフケア方法をご紹介します。

 

自宅でできる!そばかすの色を自力で消す方法

そばかすを自宅でケアする女性

そばかすはスキンケアと生活習慣の改善によって目立ちにくくなる場合があります。

それではそばかすの色をある程度消す方法として、自力でできるセルフケアをいくつかご紹介します。

 

美白効果が期待できる化粧品を使う

普段のスキンケアに美白効果が望める化粧水や乳液、美容液を取り入れるとそばかすが目立たなくなる効果が見込めます。

美白効果がアピールされる化粧品には肌のターンオーバーの乱れを整えたり、メラニン色素の生成を阻害するビタミンC誘導体やハイドロキノン、アルプチンといった美容成分が含まれる傾向にあります。

これらのようなそばかすの原因をブロックする成分を含む化粧品を継続的に用いることでそばかすの色が薄くなる効果が期待できます。

 

紫外線を防ぐ

紫外線を浴びるとメラニン色素の生成が進んでしまう可能性があります。

そのため自力でそばかすの色を消す方法として紫外線対策は欠かせません。

例えば夏場は非常に強い紫外線が降り注ぐため、必ず日々紫外線対策をしましょう。

特に屋外で仕事やスポーツに取り組む方はSPF50以上、PA+++以上の日焼け止めクリームを塗るのが望ましいです。

加えて日焼け止めクリームは2~3時間おきに塗り直すと、紫外線を防止する効果が1日持続する可能性が高いです。

そして紫外線対策は夏季だけでなく1年を通して行うのが理想的です。

たとえ冬場でも弱い紫外線が降り注いでいます。

そのためそばかすを少しでも自力で消すのであれば夏以外でも日傘や帽子、日焼け止めクリームなどで紫外線対策をすることがおすすめです。

ちなみに、飲むことで紫外線対策ができる日焼け止めサプリメントがあります。

サプリメントを飲むことで体の内部から紫外線対策ができるので「日焼け止めクリームを使うのが面倒」「水に濡れるアクティビティーに励みたい」といった方に推奨できます。

また共立美容外科においても「飲む日焼け止めサプリ」と呼ばれる「ソルプロ・プリュス・ホワイト」というサプリメントを提供しています。

 

肌を刺激しない

顔を洗う時やセルフマッサージをする時など摩擦が生じると肌にとって刺激となり、そばかすの色がより濃くなってしまうことに繋がります。

そばかすが濃くなるのは、メラニン色素を作り出すメラノサイトという細胞が肌を刺激から保護しようとして、メラニン色素の生成を進めてしまうからです。

たとえ「タオルでゴシゴシこすった」といった何気ないことでもメラノサイトが刺激を感知してしまう可能性があるので、タオルやコットン、手指で肌を強くこすったり叩いたりするのは避けましょう。

また刺激のある洗顔料や化粧品を使い続けることもメラニン色素の増加をまねく恐れがあります。

そのため洗顔料や化粧水、乳液などはマイルドなもの、具体的にはスクラブやメントール、アルコールといった刺激性のあるものが入っていないものを選ぶことがおすすめです。

 

 

生活習慣に注意する

そばかすの色をある程度消す方法としては肌のコンディションを良好な状態に維持するための生活が挙げられます。

具体的には肌のターンオーバーのペースを正常なペースに近付けて皮膚の生まれ変わりを進め、メラニン色素の蓄積を避ける状態にする生活習慣を身に付けることが必要です。

例えば仕事が忙しく睡眠時間が不足しがちだと、肌の新陳代謝が鈍くなってしまう恐れがあるため毎日十分な睡眠時間を確保することが推奨できます。

睡眠中、特に深い眠りであるノンレム睡眠のくるタイミングでは成長ホルモンが分泌される影響でターンオーバーが促進される傾向にあります。

寝不足の状態が続くと、成長ホルモンがうまく分泌されなかったりホルモンバランスが乱れたりして皮膚の生まれ変わりが進まなくなる恐れがあるのです。

それによりメラニン色素が皮膚の組織に溜め込まれ、そばかすを消すのが難しくなる可能性があります。

ターンオーバーを促進しメラニン色素を排出するには、忙しい時期でも十分な睡眠時間を確保しましょう。

また自力でそばかすの色を消すにはストレスの適度な発散も重要です。

ストレスの発散も、新陳代謝と関わりの深いホルモンバランスを正常に保つことに繋がります。

そのためエクササイズなどでストレスを発散する機会を定期的に設けましょう。

加えて栄養摂取もそばかすの改善に関わっています。

メラニン色素の生成機能を阻害したり色素の排出を促したりするビタミン類を積極的に摂りながら、栄養バランスのとれた食事を意識して肌のコンディションを保ちましょう。

 

ホームケア用の薬や化粧品を使用する

MT化粧品

ホームケアに内服薬や外用薬や化粧品を取り入れることも、そばかすを自力で消す方法として挙げられます。

例えばドラッグストアでは、シミやそばかすをはじめとした色素沈着を改善するための飲み薬や塗り薬や化粧品が手に入る場合があります。

また皮膚科ではホームケア用のビタミン剤や塗り薬が処方されるケースがあります。

自宅で使用できる薬を継続的に服用、塗布することでそばかすのメラニン色素がある程度消える効果が期待できるのです。

ちなみにそばかすのホームケアに使える薬の成分としては、肌のターンオーバーを促進するアミノ酸「L-システイン」やメラニン色素の生成を阻害する「ハイドロキノン」が挙げられます。

こうした成分が肌にメラニン色素が留まるのを防ぐことから、そばかすの色が目立ちにくくなる効果が期待できます。

 

美顔器を使う

家電量販店などで手に入る美顔器には肌に振動を与えるものやLEDの光を当てるものなどがあります。

そんな中、そばかすを自力で改善したいという方にはイオン導入の機能が付いている美顔器が推奨できます。

イオン導入機能は微弱な電流で美容液の成分を肌の奥に浸透しやすくする機能です。

この機能のある美顔器を使うと、手で美容液を付けた場合と比べて多くの美容成分が肌に取り込まれる傾向にあるのです。

そのため、美白効果の見込める美容液をイオン導入機能付きの美顔器で浸透させると、美白成分が肌の奥まで浸透しそばかすの色がある程度薄くなる効果が期待できます。

ちなみにイオン導入機能付きの美顔器から流れる電流の影響で、洗顔で落とし切れなかった汚れが浮き上がってくる場合があります。

そのため肌をより清潔に保ちたい方や、汚れを原因とする肌トラブルにお悩みの方にもイオン導入機能付き美顔器でのケアはおすすめです。

 

メイクでそばかすを消す方法

スキンケアの工夫や生活習慣の改善などでそばかすを改善させる場合、効果が実感できるまである程度の時間を要します。

そこで、もし「時間をかけずに自力でそばかすを消す方法が知りたい」という場合はメイクで消すという方法が提案できます。

具体的にはリキッドファンデーションやコンシーラーでそばかす部分をカバーするというメイク術です。

これらのような化粧品を駆使することで、厚塗りすることなくそばかすを目立ちにくくできる可能性があります。

まず、リキッドファンデーションやコンシーラーをそばかすのある部分に塗りましょう。

この時リキッドファンデーション、コンシーラーの輪郭を指で軽く叩きましょう。

そうすると塗った部分とそうでない部分の境目がぼかされます。

ちなみにリキッドファンデーションを用いる場合、指やパフで塗るよりスポンジで塗るのがおすすめです。

スポンジを軽く押し当てるようにしてリキッドファンデーションを付けるとより自然に肌に馴染む傾向にあります。

また、リキッドファンデーションやコンシーラーを持っていないという場合は化粧下地で代用しても問題ありません。

そしてリキッドファンデーションやコンシーラーを塗った後はパウダーファンデーションを重ねます。

そばかすの色がよほど濃くない限りパウダーファンデーションは軽く付ける程度で十分なので、パフを優しく押し当てながら付けましょう。

なおパウダーファンデーションを付けた後にチークを付けると、チークのブラシの摩擦で最初に塗ったリキッドファンデーションやコンシーラーが剥がれてしまう恐れがあります。

そのため頬のそばかすをカバーした上でチークを付けたいという場合は、リキッドファンデーションやコンシーラー、パウダーファンデーションを他の部分より多めに塗ってからチークを付けることをおすすめします。

 

皮膚科治療も選択肢の1つ

美容皮膚科を案内する女医

そばかすの色をある程度消すのであればセルフケアという方法でも対処できる可能性があります。

しかし根本的に、また確実にそばかすを消す方法を求める場合は皮膚科で専門的なケアを受けることが推奨できます。

皮膚科でそばかすを消す方法としてはレーザー治療やフォトフェイシャル、ピーリング、イオン導入が挙げられます。

中でもそばかすを消すにあたり高い効果が見込める傾向にあるのがレーザー治療です。

レーザー治療では皮膚の層の深い部分の色素沈着にもアプローチできるため、フォトフェイシャルやピーリングでは除去しきれなかったそばかすも消せる可能性があります。

またレーザーの出力やそばかすの状態によっては、1回レーザーを照射するだけでそばかすが消える可能性もあるのです。

なおレーザー治療を受ける場合、副作用の可能性も把握した上で施術を検討することが推奨できます。

例えばレーザーを照射した後には肌の赤みや熱感、かさぶたの形成、浸出液の発生などがみられる可能性があります。

いずれも日数が経過すると次第に治まっていくケースが多く、また浸出液が出るとみられる箇所には保護テープが貼られる場合が多いので施術後もおおむね普段通りの生活が送れます。

しかし施術箇所のそばかすの再発や炎症の発生を防ぐために、施術直後は肌への刺激となるような行動は控えましょう。

ただ、皮膚科治療でも効果には限界があることは事前に知っておく必要があります。

 

▼共立美容外科の「しみ、そばかす治療」の料金や治療方法についての詳細はこちら

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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