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公開日:2022年05月26日(木)
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目次
「太っている方ではないのに二の腕だけ太い……」「二の腕が太くて夏服を選ぶのが大変」といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
二の腕は太くなりやすい一方で、ダイエットをしても脂肪が落ちにくいといった特徴があります。
今回は二の腕の脂肪にお悩みの方に向けて、二の腕が太くなりやすい原因と、二の腕を細くする方法についてご紹介します。
二の腕が太くなる原因は、余分な皮下脂肪の蓄積です。
そもそも皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下の皮下組織にできる脂肪のことで、外部刺激から臓器を守るクッションの役割や、寒さから身を守る役割があります。
特に女性の場合、女性ホルモンの働きによって男性よりも皮下脂肪がつきやすいと言われているのです。
一体なぜ、ほかの部位と比べて二の腕は太くなりやすいのでしょうか。
二の腕が太くなりやすい原因の一つに、運動不足が挙げられます。
運動不足によって消費エネルギーが摂取エネルギーを下回ると、私たちの体は体内に脂肪を蓄積し始めるのです。
摂取カロリーが適切であっても、運動不足によって筋肉量が減少すると基礎代謝量が低下することも。
基礎代謝とは呼吸や体温維持など、何もしていなくても自然に消費されるエネルギーのことです。
基礎代謝量が低下し、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると、体内に脂肪が蓄積されるようになります。
特に二の腕は普段の生活であまり動かす機会がないため、もともと筋力が弱く皮下脂肪がたまりやすい傾向があります。
私たちの体は1日に消費できるエネルギーの量に上限があります。
カロリー過多による肥満を防ぐためには、自分に必要なカロリー量を把握することが重要。
以下の図は厚生労働省による1日あたりの推定必要カロリーです。(※)
年齢 | 身体活動レベル | ||
---|---|---|---|
低い | 普通 | 高い | |
18~29歳 | 2,300kcal | 2,600kcal | 3,050kcal |
30~49歳 | 2,300kcal | 2,700kcal | 3,050kcal |
50~64歳 | 2,200kcal | 2,600kcal | 2,950kcal |
65~74歳 | 2,050kcal | 2,400kcal | 2,750kcal |
75歳以上 | 1,800kcal | 2,100kcal | – |
上記の数値はあくまでも目安ですが、大幅に上回っている場合は肥満に、下回っている場合は栄養失調になるリスクが高まると言えます。
※参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)| 厚生労働省
「朝起きたら顔が腫れている」「夕方になると両脚が太くなることがある」といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
むくみは静脈やリンパ管の流れの停滞によって、水分や老廃物がうまく排出されずに皮膚の下にたまってしまうことで生じるのです。
特に更年期を迎えるとエストロゲンの減少によって女性ホルモンのバランスや、血管の収縮、拡張をコントロールしている自律神経などの乱れが原因で血行不良によるむくみが起こりやすくなります。
姿勢と二の腕の太さは一見すると関係ないように思えますが、実は深く関わりがあるのです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎによる前傾姿勢が習慣になっている方は注意が必要。
肩と二の腕は筋肉でつながっているため、姿勢が悪いと筋肉がうまく機能せず、老廃物がたまり二の腕に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
前項で二の腕が太くなる原因についてご理解いただいたところで、ここでは二の腕の脂肪を落とす方法についてご紹介します。
二の腕の脂肪を落とす方法として有効なのは、
の4つです。実際にいくつか試し、自分に合った方法を見つけましょう。
二の腕は普段の生活でなかなか動かす機会がない部位です。
筋トレによって二の腕の筋肉を意識的に動かすことで、ある程度のシェイプアップ効果が期待できます。
ここでは自宅で簡単にできる二の腕の筋トレメニューをご紹介します。
左右交互に1セット20回、1日2回程度行うと効果的です。
500mlのペットボトルを用意しましょう。
空の状態でのトレーニングが物足りないと感じたら、水を入れて負荷をかけるとさらに効果的です。
左右交互に1セット15回、1日2回程度行うと効果的です。
ストレッチは筋トレよりもライトに二の腕の筋肉を動かせるため、就寝前のリラックスタイムやリモートワーク中の気分転換などにおすすめです。
前鋸筋(ぜんきょきん)は脇腹付近にある筋肉で、前鋸筋が硬くなると呼吸が浅くなり背筋が丸くなってしまうのです。
ストレッチによって前鋸筋をほぐすと、背筋が伸びることに加え、代謝を上げることができます。
左右交互に1セット5回、肩の筋肉のこわばりを感じたタイミングで行うと効果的です。
二の腕の脂肪を解消するためには、栄養バランスの取れた食事を心がける必要があります。
栄養バランスの取れた食事とは、ご飯など穀類の「主食」を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質が主体となったメインのおかず「主菜」、野菜やきのこなどの「副菜」、そして「汁物」を組み合わせた食事のことです。
栄養バランスを整えるコツとして、食卓に3色の食材を揃える意識をすることが挙げられます。
3色の具体例は以下の3つです。
「仕事が忙しくて外食が続いてしまう」という場合であっても、この3色を意識して食事を選ぶことで、外食でも栄養バランスの取れた食事を摂ることができます。
このほか、三大栄養素の一つとして「脂質」があります。
脂質は肉の脂身や揚げ物などのほか、青魚や乳製品、ナッツやアボカドなどにも含まれています。
脂質は細胞膜や臓器、神経などを構成する上で欠かせない栄養素のため「あぶら」であるからという理由で摂取を控えるのではなく、毎日適度に摂取するようにしましょう。
前項までは自分で簡単にできるセルフケアをご紹介しました。
しかし、個人の範囲内で行えるものは結果が出るまである程度の時間が必要になります。
「短期間で目に見える効果がほしい」という方におすすめなのが、美容医療です。美容医療と聞くとハードルが高く聞こえてしまうかもしれませんが、多くの美容外科クリニックでは安全性に配慮して施術を行っています。
共立美容外科では申し込みをしてすぐに施術を行うのではなく、事前カウンセリングでのコミュニケーションを通して施術に関する不安を解消したり、医師との信頼関係を築いたりした上で施術を行います。
二の腕の美容医療に興味のある方は、一度無料カウンセリングに申し込んでみてはいかがでしょうか。
二の腕の脂肪をすっきりできる美容医療として、
の5つが挙げられます。それぞれの施術内容について見ていきましょう。
脂肪吸引とは「カニューレ」と呼ばれる専用の器具を用いて皮下脂肪を除去する痩身治療のことです。
数mm程度の切開で済むため、傷跡が目立ちにくいといったメリットがあります。二の腕のほか、太ももやお腹など皮下脂肪がたまりやすい箇所への施術が可能です。
私たちが太る原因は、脂肪細胞の肥大化によるもの。
脂肪細胞は脂肪を蓄積する働きがあり、蓄積量が増えると脂肪細胞自体が肥大化して太るのです。
そのため、太っている人は痩せている人と比べて脂肪細胞が大きくなっています。
脂肪細胞の数は生涯一定数であることから、脂肪吸引によって脂肪細胞の数自体を減らすことで、太りにくい体質にできます。
「過去に運動や食事制限によるダイエットで成功したことがない」「短期間で痩せたい」という方におすすめです。
脂肪吸引のダウンタイムは1〜2週間で、痛みやむくみ、内出血、吸引箇所の凸凹といった症状が表れやすくなります。
時間の経過とともに自然に治まることがほとんどですが、これらの症状に加えて「拘縮」が起こることも。
拘縮とは吸引箇所の皮膚が硬くなり、動かそうとすると関節に痛みを伴う症状のことです。
拘縮は脂肪がなくなった空間部分でダメージを修復しようと、体内に線維状の物質を作り出すことが原因で起こること。
術後1週間程度から現れ、完治するまで数カ月かかる場合があります。
美容外科手術の中でも脂肪吸引は術後のリスクが高いため、共立美容外科では安全性に細心の注意を払っています。
共立美容外科が独自開発した傷跡保護器具「KBシース」と、あらゆる部位の脂肪を効率的かつ安全に吸引できる53種類のカニューレといった道具を使用。
共立美容外科の脂肪吸引は、「ブラインド術」を習得した医師が担当しています。
ブラインド術は手の感触だけでどれだけ脂肪が吸引されたかわかる技術のこと。
高性能な美容器具に頼ることなく、医師の技術も大切にしています。
▼共立美容外科の二の腕の脂肪吸引の料金や手術方法についての詳細はこちら
フリーズファットとは脂肪内の中性脂肪「トリグリセリド」が特定の低温で固体に転化する特性を利用した冷凍脂肪溶解マシンのことで、「冷凍脂肪溶解」と呼ばれることもあります。
サイズダウンしたい部位をまず温め、血液と脂肪を分離させてから凍結することにより、脂肪細胞を効果的に破壊できるのです。
フリーズファットによって冷却した脂肪は、1か月程度の時間をかけて自然に体外へ排出され、二の腕やお腹、太ももなど部分的なサイズダウンが期待できます。
麻酔やメスを使わない手術のため、術後のダウンタイムはほぼありません。
「二の腕を細くしたいけれど、脂肪吸引はちょっと……」という方におすすめの美容外科手術です。
フリーズファットで使われるハンドピースには「カップタイプ」と「プレートタイプ」の2種類があります。
カップタイプは痩せたい部分にカップを当て、真空吸引しながら冷却を行うというもの。
吸引しながら冷却することで、より効果的に脂肪細胞を破壊できます。
しかし、カップ自体の大きさに限度があるため、一度に広範囲の冷却を行えず、刺激を感じやすいといったデメリットも。
カップタイプのハンドピースはお腹周りやお尻など皮下脂肪が比較的分厚い部分におすすめです。
一方でプレートタイプは、4枚のプレートを痩せたい部分に当てて脂肪細胞を冷却するというもの。
カップタイプのように吸引しないため、肌への負担を抑えながら施術できるといったメリットがあります。
一度に広範囲の冷却を行えるため、背中などの部分痩せにおすすめです。
ハンドピースの種類に問わず、フリーズファットは1回の施術で効果を実感できることもありますが、希望のボディラインに近づけるために2〜3回程度施術を継続するのがおすすめです。先述した通り、フリーズファットのダウンタイムはほぼありませんが、もともと肌が弱い方の場合、術後に内出血や腫れが生じることがあります。
いずれの症状も2、3日程度で自然に消失するため、過度に心配する必要はありません。
▼共立美容外科で人気のフリーズファットの料金や手術方法についての詳細はこちら
ベイザー脂肪吸引で使用する「ベイザー波」とは脂肪細胞に反応する特殊な高周波のことです。
ベイザー波が持つ振動エネルギーは線維や血管、神経を温存しながら皮下脂肪を液体状に溶かすことができます。
ベイザー波の振動エネルギーは36,000ヘルツに達し、この振動数によって脂肪細胞同士の結合が解除されて液体状になるのです。
皮下脂肪が液体化したところで通常の脂肪吸引同様、カニューレを挿入することによって体への負担を抑えて効率的に脂肪を吸引可能です。
通常の脂肪吸引と比べて術後の内出血や腫れ、痛みなどを大幅に抑えられるほか、ダウンタイムも5日程度と短く手術翌日から通常の生活を送ることができます。
線維細胞を傷つけずに脂肪細胞のみを吸引できるため、線維細胞がしっかりと収縮できるように。
この効果によって術後に皮膚が引き締まるため、たるみや肌の凸凹といったダウンタイム中の症状を避けることができます。
共立美容外科では「ベイザーリポ2.0(VASER Lipo 2.0)」と呼ばれる、第3世代の超音波脂肪吸引機器を用いています。
ベイザーリポ2.0を使用したベイザー脂肪吸引は、さらに体への負担を抑えて脂肪を吸引できるため、一度の手術で大量の脂肪を吸引可能です。
一般的な脂肪吸引では困難だった皮膚直下の浅い部分の脂肪層や、線維化して硬くなった脂肪なども吸引できます。
このようにベイザーリポ2.0を使用した脂肪吸引は、安全性や時間短縮など多くのメリットがあります。
しかし、ベイザー脂肪吸引の仕上がりで最終的に重要になるのは医師の技術です。
共立美容外科には美容外科学会認定医で経験豊富な医師が多数在籍しています。初めて美容外科手術を受けるという方であっても安心して手術に臨めるでしょう。
▼共立美容外科で人気のベイザー脂肪吸引についての詳細はこちら
キャビテーション(Cavity Cell System)とは、メスの代わりに特殊な超音波を使って脂肪細胞を破壊する痩身治療のことです。
超音波によって微細な泡を脂肪細胞内に発生させ、泡が弾けたときの衝撃波によって脂肪細胞の核を破壊するというもの。
この超音波は脂肪細胞のみに反応して、周辺組織を傷つけないといったメリットがあるのです。
超音波によって溶かされた脂肪細胞は汗や尿に混ざって術後3〜4日程度で体外に排出されます。
ダウンタイムはなく、施術当日から運動や入浴が可能です。
ほかの痩身治療と異なり、キャビテーションは回数を重ねて少しずつ痩せるというもの。
キャビテーションは「短期間で目に見えてわかる効果を得たい」という方よりも「体への負担を抑えて少しずつ痩せていきたい」という方におすすめです。
▼共立美容外科で人気のキャビテーションについての詳細はこちら
カーボメッドとは炭酸ガスで脂肪を分解する痩身治療のことです。
極細針を用いて皮下脂肪に医療用炭酸ガスを注入すると、血液中の酸素がたくさん放出され、注入部分の代謝が向上する効果があります。
新陳代謝の活性化によってセルライトの結合が砕けたり、脂肪の分解が促進されたりします。
そして細胞の再生能力が高まることで、肌のキメとハリが整う効果が期待できます。
「切らない部分痩身治療」として日本のみならず、海外でも人気が高い治療の一つです。
「体内に炭酸ガスを入れると血管内に入り込んで危険なのでは……」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、極細針は皮下脂肪に注入するため、炭酸ガスが血管内に入ることはありません。
カーボメッドは麻酔やメスを使わないため、体への負担が比較的軽いのがメリットとして挙げられます。
施術中の痛みや不快感もなく、一度の施術はわずか10〜15分程度なのも嬉しいポイントです。
ダウンタイムがないため、術後すぐに普段と変わらない生活を送ることができます。
しかし、一般的な脂肪吸引よりも除去できる脂肪細胞の量が少ない分、一度の施術で劇的に外見が変化することはありません。
前項でご紹介したキャビテーション同様、体への負担を抑えて少しずつ痩せていきたいという方におすすめです。
今回は二の腕が太くなりやすい原因や、二の腕の脂肪を落とす方法などについてご紹介しました。
二の腕は他の部位に比べて、日常生活であまり使う機会がありません。
そのため筋肉量が少なく、意識してトレーニングなどを行わない限り、脂肪がつきやすいのです。
今回ご紹介したような効果的な筋トレやストレッチ、マッサージなどを行うことで、二の腕の血行や代謝の改善につながります。
脂肪の蓄積やむくみが起こりにくくなるため、次第にほっそり引き締まった二の腕になれるでしょう。
しかし、筋トレやストレッチなどで二の腕を細くするためには、ある程度の時間が必要になります。
「夏までに二の腕をすっきりさせたい」とお考えの方におすすめなのが、美容外科手術です。
二の腕をすっきりさせる美容外科手術として、脂肪吸引・フリーズファット・ベイザー脂肪吸引・キャビテーション・カーボメッドといった施術が挙げられます。
それぞれ特徴が異なるため、体質や希望のスケジュールに合わせて施術を選ぶことが可能です。
共立美容外科では一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしており、医師や看護師が思いやりを持って美容外科手術を行うことを信念としています。
二の腕の脂肪でお悩みの方は、共立美容外科の無料カウンセリングに申し込んでみてはいかがでしょうか。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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