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公開日:2023年01月20日(金)
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目次
銀歯などの金属の人工歯が気になってしまい、思い切り笑顔で笑えないという方が多くいらっしゃいます。
従来、歯科診療で行われる「詰め物」といえば、銀歯などの金属が一般的でした。
しかし、金属アレルギーの問題や見た目の問題などがあり、今ではセラミックと呼ばれる自然の歯に近い詰め物が使用されることが多くなっています。
さらに近年、最新のテクノロジーを使用した、セレックという新たなセラミック治療が可能になっています。
セレックのシステムを使用することで、今まで以上に精密な人工歯を、今までよりも短時間でコストを抑えて製作することができるようになりました。
そこで今回は、新時代の歯科治療である「セレック治療」について詳しく解説していきます。
そもそもセレック(CEREC)とは、最新のコンピューター技術を用いて、人工の歯を作るシステムのことをいいます。
正式には「CERAMIC RECONSTRUCTION(セラミック修復)」という意味合いの名称であり、その名の通り、セラミックを使用して人工歯(被せものや詰め物など)を作っていく歯科診療技術です。
そんなセレックを使用した治療のことをセレック治療と呼びますので、歯科領域でセレックといえば、マシンそのものに加えて、「セレックを利用した歯科治療の名前」のことを意味する場合もあります。
セレックは、日本ではまだまだ認知度が低い歯科治療のひとつですが、海外(特に北米や欧州)では既にメジャーな歯科診療技術になっており、今後日本でも一般的に普及するものと考えられています。
セレック治療は最新のマシンと技術を用いて、 金属を使わず、オールセラミックで詰め物や被せ物を作ることができる歯科治療の方法です。
「銀歯」などの従来型の詰め物治療とは治療の流れが異なり、患者さんの負担が大きく軽減されています。
セレック治療の内容や治療の流れを紹介します。
セレック治療では、はじめに口腔内のスキャンを行っていきます。
虫歯や従来の被せものなど、歯に何らかのトラブルがある場合には、まずそのトラブルを解決するための処置を行います。
従来のように「型」を取る必要はなく、長時間大きな口を開けて、型が固まるのを待たなければいけないということはありません。
従来の型取りはどうしても不快感を感じてしまう方が多く、型取りの最中に口を動かしてしまうことで、型がずれてしまうといった問題もありました。
しかし、セレック治療であれば、 最新の3D光学カメラを用いて口腔内を撮影していくだけですので、痛みや不快感などは全くありません。
もちろん、場合によっては型取りが必要になるというケースもありますが、セレック治療であれば、治療に伴う不快感を大きく解消できると考えられます。
口腔内のスキャンが完了したら、スキャンデータをセレックのシステムに取り込み、PC(コンピューター)上で人工歯の設計を行っていきます。
AI の技術を用いて設計を行っていきますので、ズレやガタつきなども少なく、ご自身の歯にぴったりとフィットする形の人工歯を設計することができます。
従来の型取りでは難しかった、細かな隙間や細部までもチェックすることができますので、理想的な形の人工歯が設計できます。
人工歯の設計を行う過程で使用されるシステムをCAD(キャド)といいます。
システムが行った設計をもとに、機械が人工歯を成形します。
セレック治療では、設計から製作までをテクノロジーの力で行うため、人間(技術者)の限界を超えたレベルの精密な人工歯を作ることができます。
設計されたものを実際に制作する過程に用いられるマシンのことをCAM(キャム)といいます。
このように、CADによって設計やデザインを行い、CAMによって制作が行われるのがセレック治療です。
セレック治療では、設計(CAD)から製作(CAM)までの過程をAIシステム(コンピューター)が行うため、CADCAMシステム(キャドキャムシステム)と呼ばれることがあります。
テクノロジーの力によって作られた人工歯(詰め物や被せもの)は、歯科医師の手によってセッティングされます。
3Dスキャンによってスキャニングされた後に、AIの力で超精密な人工歯が作り上げられるため、装着後の違和感などがほとんどないことがセレック治療の特徴です。
また、最終的には歯科医師の手によって装着されるため、万が一ぐらつきなどが出現していたとしても安心です。
従来型の人工歯制作では、人の手で型を取り、その型を元に、技術者が一つ一つ手作業で人工歯を作っていました。
どれだけ技術力のあるスタッフがチームを組んだとしても、人間の力には限界があり、わずかなズレが生じてしまいます。
人工歯の設計や製作に問題がなかったとしても、型取りの段階で微妙なズレが生じてしまう可能性もあります。
セレック治療であれば、3Dスキャンから制作までの過程をテクノロジーの力で行うことができるため、超精密な人工歯をつくることができます。
また、人の手を借りないため、技術者の人件費を抑えることができます。
一人の技術者が作ることができる人工歯の数には限界がありますが、マシンで行うセレック治療であれば、短時間でより多くの精密な人工歯を作ることができます。
その結果、トータル的なコストを下げることも可能になります。
短時間で超精密な人工歯をつくることができ、さらにコストも下げることができるという、非常に多くのメリットがあるのがセレック治療です。
セレック治療のデメリットとしては、また日本ではセレック治療を行うことができる歯科医院が限られているということが挙げられます。
セレック治療が受けたくても、なかなか治療可能な歯科医院が見つけられないというのが大きなデメリットになります。
すでに何かしらの人工歯を装着しており、それをセレックに切り替えたいという方ならまだしも、今まさに何らかのトラブルや痛みを生じているという方にとっては、すぐに治療可能な歯科医院が見つけられないというのはデメリットになってしまいます。
また、セレック治療は全ての症例に適用可能ということではありません。
人工歯であればどのような症例であってもセレックで対応できるというものではありませんので、セレック治療を受けたいという方は、まずは治療可能な歯科医院で診察を受けていただく必要があります。
セレック治療は保険適用の範囲外になります。
セレック治療の場合、マシンの力で人工歯の製作を行うため、製作コストを下げることは可能です。
しかし、保険が適用されないため、最終的な支払額が高くなってしまう可能性もあります。
そのため、治療を行う前にはしっかりと見積もりを出しておくことが重要になります。
とはいえ、人の手で製作をおこなうセラミック治療も保険適用外になりますので、セレック治療だけが保険適用外というわけではありません。
最新のテクノロジーの技術を使って人工歯を作り上げるのがセレック治療です。
口腔内のスキャンから人工歯のデザイン、製作まで、必要な製作過程の大半をシステムが行なってくれます。
AIによって超精密な人工歯を作ることができるというのがセレックの最大の特徴です。
セレック治療は、金属アレルギーがあって金属の詰め物が入れられないという方はもちろん、既に金属の詰め物が入っていて、それをセラミックに変えたいという方にもおすすめです。
先にも述べたように、セラミックの人工歯は保険適用外になってしまうため、どうしても支払い金額が高額になってしまうという問題点があります。
セレック治療であれば人件費を抑えることができるため、従来型の手作業によるセラミック治療と比較して低コストに治療を受けられる可能性があります。
※治療費用は状態によりますので必ず歯科専門医による診察後に見積もりを確認して下さい。
従来、人工歯や詰め物といえば金属が当たり前でした。
しかし、金属アレルギーの問題や審美的(見た目)問題などにより、より自然な歯に近いセラミックを用いた人工歯が人気になっています人気になっています。
しかし、セラミック治療は保険適用外になってしまうため、支払いが高額になってしまうという問題もあります。
また、セラミックの製作技術も複雑であり、治療に長い時間がかかってしまうといったデメリットもありました。
最新のテクノロジーを用いるセレック治療であれば、セラミック治療の問題点であった製作期間や製作コストなどを極力抑えることが可能であり、人間では実現することができないレベルの超精密な人工歯を作ることができます。
まだ、日本では、セレック治療が行える歯科医院が少ないといった問題点を抱えていますが、今後セレック治療が普及することで、より多くの方が手軽にセラミックの人工歯を手に入れていただくことができるようになるかもしれません。
テクノロジーの進歩によって歯科治療も日々変化しております。
セラミックの歯を諦めていたという方も、セレック治療であれば憧れの真っ白な歯を手に入れることができる可能性があります。
セレック治療に興味があるという方は、まずはお気軽に、共立美容外科歯科にお問い合わせください。
▼共立美容外科の人気のセラミック矯正の料金や種類についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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