日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2023年02月19日(日)
最終更新日:2023年02月20日(月)
このコラムを読むのに必要な時間は約 16 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
インプラントは虫歯や歯周病などによって歯を失った際に顎の骨に人工歯根と人工歯を埋め込み、自分の歯と近い感覚で過ごすことのできる治療です。
見た目にも違和感が少ないため、インプラントを受けたいと考える方は少なくないはず。しかし「インプラントに寿命はあるの?」「寿命を延ばすには何に気を付けたら良いの?」という疑問を抱いている方もいるでしょう。
本記事ではインプラントの寿命や寿命を延ばす方法、治療を受けるクリニック選びのポイントなどについて解説します。これからインプラントの治療を受けようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。
インプラントは一般的に歯が欠損している場合に行われる歯科治療のことを指していることが多いですが、本来は体に埋め込む器具全般のことを言い、美容外科においては豊胸用バッグや鼻に挿入するプロテーゼも「インプラント」に含まれます。
歯科治療としてのインプラントは虫歯や歯周病などによって抜歯をしたり、歯が抜け落ちたりして歯が欠損している場合に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、人工歯を装着する治療です。
歯が欠損している場合の歯科治療の方法として、インプラントの他に入れ歯やブリッジがあります。
入れ歯は歯がない状態の歯茎に覆い被せるように人工の歯を取り付ける方法で、クラスプと呼ばれるバネを隣接する歯に引っ掛けて入れ歯がズレないようにします。
ブリッジは歯が欠損している部分の両側の歯を少し削り、ブリッジ型のセラミッククラウンを被せる方法です。
セラミッククラウンとはセラミック製の人工歯のことで、ブリッジ型はセラミッククラウンが3本以上連結しているものを指し、両端の歯を支えにすることで欠損部分に歯があるような状態にします。
入れ歯やブリッジでも欠損部分をカバーできますが、周りの歯へ負担がかかったり、自分の歯ではないような感覚があったりといった問題も。
インプラントは顎の骨に直接人工歯根を埋め込む方法のため、周りの歯を削る必要がなく、自分の歯に近い使用感が期待できます。
▼共立美容外科の人気のインプラント治療にの料金や手術方法の詳細はこちら
インプラントは一度の治療で永久に使えるものではありません。
ここではインプラントの寿命について解説します。インプラントの治療を検討している方は、どの程度の期間で再治療が必要になるのかを理解した上で治療を受けましょう。
インプラントの平均寿命は約10~15年と言われています。(※)ただしこの平均寿命はメンテナンスをしっかりと行っていることが前提です。
インプラントのメンテナンス方法としては、毎日の歯磨きや歯間ケアの他、歯科医院での定期的なクリーニングが挙げられ、これらのメンテナンスを怠るとインプラントの寿命は短くなってしまいます。
またインプラントの治療を受ける方の中には歯周病によって歯が抜け落ちた方もいるでしょう。歯周病は歯に付着した歯垢(プラーク)に細菌が増殖して歯茎や骨が溶け、歯がグラグラしたり、抜け落ちたりしてしまう病気です。
歯周病は歯科医院で治療できますが、インプラントの治療を受けた後に歯周病になるとインプラントの周辺に歯垢が付着し、歯垢に潜む細菌が炎症を起こす「インプラント周囲炎」を引き起こしてしまうことも。
インプラント周囲炎になってしまうと骨が溶かされてしまってインプラントが安定しなくなったり、使えない状態になってしまったりします。
インプラントにしたからと安心するのではなく、治療を受けた後も歯周病予防のプラークコントロールが重要です。
インプラントは一度の治療で永久に使えるわけではありませんが、入れ歯やブリッジのような他の治療方法と比べると寿命が長い傾向にあるため、できるだけ長く効果が持続する方法を希望する方に向いています。
例えば入れ歯は約4~5年、ブリッジは7~8年ほどで交換が必要になるとされています。
しかし入れ歯は毎日取り外してお手入れをしなくてはならず、お手入れを怠ればその分寿命は短くなり、ブリッジは外す必要はないものの、被せているだけのため、歯磨きなどでのお手入れがしにくく、清潔に保てていないと早く劣化してしまう場合があるのです。
その点インプラントはしっかりメンテナンスを行えば寿命は約10~15年と長く、本来の歯と近い状態のため、違和感が少なく歯磨きもしやすいです。インプラント治療を検討する際には他の治療方法と比較して、どちらの方法がご自身の希望に近いのかを基準に判断するのも一つの方法でしょう。
インプラント治療を受けた場合、できるだけ長く効果が持続してほしいと望む方は少なくないはず。
しかし実は普段の習慣など思わぬことがインプラントの寿命を短くしている可能性があります。
ここではインプラントの寿命が短くなる原因について解説します。すぐに習慣を変えることは難しいため、インプラントの治療を受ける前から対策をできるようにチェックしておきましょう。
前述の通り、インプラントは日々のセルフケアと併せて歯科医院での定期的なクリーニングが必要です。メンテナンスを怠っているとインプラント周囲炎のリスクが高まり、炎症によって歯茎や骨が溶けるとインプラントが使えなくなってしまいます。
インプラント治療の際に日々のセルフケアの方法について医師から説明があるので、指示に従ってインプラント周囲炎を予防しましょう。またインプラント周囲炎の原因となる歯垢はセルフケアでは完全に除去できていない場合もあるため、歯科医院での定期的な歯科検診、及びクリーニングも重要です。
インプラントは負荷に弱く、歯ぎしりや食いしばりをする癖があると寿命が短くなる可能性があります。
インプラントは骨に埋め込まれているため、「負荷に強いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかしインプラントは天然の歯と比べると弱く、歯ぎしりや食いしばりによる負荷によって破損してしまうことがあるのです。
また骨に埋まっていることで負荷が直接骨に伝わり、骨が弱くなってしまうことも。骨が弱くなると細菌の影響を受けやすく、インプラント周囲炎になるリスクが高まってしまいます。
インプラントを長く使うには歯ぎしりや食いしばりの原因を調べて、適切に対策することが大切です。
日常的な喫煙もインプラントの寿命を短くする原因の一つです。タバコに含まれるニコチンには免疫機能を低下させたり、傷の治りを遅くしたりする作用があります。
免疫機能の低下によって細菌感染が原因のインプラント周囲炎になる可能性が高まります。
他にもインプラント治療では外科手術によって歯茎を切開してインプラントを埋め込む必要があるため、喫煙をしていると傷の治りが遅く、インプラントが定着しにくくなり、インプラント治療を行ったとしてもすぐに再治療が必要になってしまう可能性があるのです。
インプラント治療を検討している方で喫煙をしている場合は、禁煙をする必要があります。
安価なインプラントを使用している場合は寿命が平均より短くなることが考えられます。これはインプラントを製作しているメーカーが複数あり、製品によって強度などが異なるためです。
特に安価なインプラントは値段が安い分、質がそれほど高くないものもあります。インプラントを長く使いたい方は、少し値が張るとしても機能面や性能面で安心できるインプラントを選びましょう。
インプラントの寿命は約10~15年と言われていますが、これほど長く使うにはセルフケア
や日々の習慣を見直す必要があります。
ここではインプラントの寿命を延ばす方法について解説します。インプラントをできるだけ長く使うためにもしっかり確認しておきましょう。
インプラントの寿命を延ばすためにはセルフケアが大切ですが、正しい方法で行わなくてはあまり効果がありません。日々のセルフケアでは歯磨きと歯間ケアを行います。
歯磨きでは特に「歯と歯茎の境目の溝」と「歯の根元部分の歯間」を意識して磨きましょう。
歯と歯茎の境目には歯周ポケットという溝があります。歯周ポケットは歯に対して歯ブラシを直角に当てても毛先が当たらず、歯垢を取り切れないため、歯に対して45度の角度で歯ブラシを当て、歯周ポケットに歯ブラシの毛先が当たるようにします。
歯の根元部分の歯間にも歯垢が入り込んでいるので、今度は歯に対して垂直に歯ブラシを当てて磨くことが大切です。
歯磨きをするときに力を入れた方が溝や歯間に毛先が入り込んできれいになるように感じるかもしれませんが、過度に力を入れすぎてしまうと歯茎を傷つけてしまう可能性があります。歯磨きをするときには力を入れすぎず、歯ブラシを左右に細かく振動させるように磨くことを意識すると良いです。
歯間ケアでは専用のブラシやフロスを使用します。歯間に入り込んだ歯垢は歯ブラシでもある程度は除去できますが、完全に取り切ることは難しいです。歯垢が少しでも残っているとインプラント歯周炎になってしまう可能性が高まるため、歯ブラシの後には歯間のケアも行いましょう。
インプラントの寿命を延ばすには歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることも大切です。メンテナンスでは主に歯のクリーニングを行います。
日々のセルフケアをしっかり行っている方でも完全に歯垢を取り切るのは難しいとされています。セルフケアで取り切れなかった歯垢を除去するためには、歯科医院で定期的にクリーニングをしてもらいましょう。
インプラントの治療後、数年は経過観察のために定期検診を受ける必要があります。その際に口腔内の検査と一緒にクリーニングを行っていることが多く、クリニックによっては数年の定期検診の際のクリーニングが治療代に含まれていることもあるので、あらかじめ確認しておくと良いです。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は対策をしないとインプラントの寿命が短くなってしまいます。歯ぎしりや食いしばりをする原因としては、重い荷物を持つ仕事をしていることやストレスが蓄積していること、歯並びが悪いことなどが挙げられます。
起きているときは意識的に歯ぎしりや食いしばりをある程度防ぐこともできますが、寝ている間は意識ができません。特にストレスがたまっている方は寝ている間の歯ぎしりや食いしばりが現れやすいとされているので、対策としてはマウスピースを使用するのがおすすめです。
マウスピースは安いものから高いものまでさまざまで、中にはご自身の歯並びに合わせてオーダーメイドできます。医師と相談の上でマウスピースの購入も検討すると良いでしょう。
喫煙に関してはインプラントの治療前に医師から説明があるかもしれませんが、喫煙をしているとインプラントが定着しにくくなったり、治療後のインプラント周囲炎のリスクが高まったりといった悪影響があります。
インプラント治療を検討している方は、治療前からタバコの本数を減らし、可能であれば禁煙するのが良いです。
ご自身で禁煙をするのが難しいという場合には、医療機関で医師の指示のもとで禁煙に取り組む方法もあります。
インプラント治療を受けるクリニック選びもインプラントを長く使用するために大切なポイントです。なぜならクリニックによって取り扱っているインプラントの種類が異なり、治療費もクリニックによって差があるからです。
インプラントの値段は高額なことが多いため、できるだけ安く済ませたいと考える方は多いでしょう。しかし値段でクリニックを選んでしまうと、安価な分、質があまり良くないインプラントを装着することになる場合も。
安価なインプラントを取り扱っている全てのクリニックが質の悪いインプラントを使用しているわけではありませんが、安いのには何かしらの理由がある可能性が考えられます。値段だけでなく、どのメーカーが製作したどのような特徴のあるインプラントなのかを確認した上で治療を受けると安心です。
インプラントの治療を受ける際にはクリニック選びが重要です。
前述の通り、クリニックによって取り扱っているインプラントの種類が異なるため、事前にどのクリニックがどんなインプラントを使用しているのかを調べる必要があります。
クリニックを選ぶときにはどのようなことを確認したら良いのでしょうか?
ここではインプラントの治療を受けるクリニック選びのポイントについて解説します。インプラント治療を受けるクリニックを探している方はぜひ参考にしてみてください。
治療を受けるクリニックを選ぶ際にはインプラントの治療実績があるかを確認しておくと良いです。インプラントは埋め込む位置が数mmでもズレていると噛み合わせに違和感があったり、痛みを感じたりすることがあります。
噛み合わせが悪いとインプラントに負担がかかりやすくなるため、寿命が短くなってしまうことも。治療実績のあるクリニックであれば、多くの人に対して治療を行っているため、適切な位置への埋め込みが期待できます。
多くのクリニックが公式サイトで実績を公開しているので、より実績の豊富なクリニックを選ぶと安心です。また医師によって実績に差がある場合は多くの治療を担当している医師に治療を行ってもらうことができるのかも確認しておくのが良いでしょう。
インプラントは細菌感染を起こす可能性があるため、クリニックが滅菌・感染対策を行っているかも確認したいポイントです。
例えば滅菌処理では高圧蒸気の熱を利用した滅菌を行っているところが多いです。しかし医療器具の中には熱によって溶けてしまうものもあるため、ガス滅菌を併用するなど熱に弱い医療器具の滅菌処理についても確認しましょう。
また治療に使用する医療器具が使い捨てできるものは使い捨てのものを採用したり、使い捨てができないものは薬液洗浄や超音波洗浄をしたりすることでも細菌感染のリスクを低くできます。
インプラントが細菌感染を引き起こすと寿命が短くなってしまうので、そのクリニックがどのような方法で滅菌・感染対策を行っているのかを確認した上で選ぶと良いです。
インプラントに保証を設けているクリニックはインプラントを長く利用できるように配慮をしていると言えます。保証があれば万が一インプラントにトラブルがあったとしても安心ですし、トラブルが起こらないようにメンテナンスに力を入れているとも考えられます。
保証の有無の他、保証期間や内容もクリニックによって違いがあるので、安心して施術が受けられるクリニックを選びましょう。
質の良いインプラントは長期間の使用が期待できるため、そのクリニックがどのメーカーのインプラントを採用しているかを確認すると良いです。
インプラントは種類によって強度が異なり、強度が弱いと歯ぎしりや食いしばりの影響を受けやすく破損してしまうこともあります。
質の良いインプラントを採用している場合、治療費が高額に設定されていることが多いため、予算が限られていると安価なインプラントを選びたいと考えることもあるかもしれません。
しかしインプラント周囲炎や破損などのリスクを考えれば、多少高額でも質の良いインプラントを選んだ方が安心です。
インプラントは治療後の定期的なメンテナンスが重要です。インプラントの状態が悪くなっていないかを確認する定期検診や、セルフケアでは取り切れなかった歯垢の除去を行うことでインプラントを長く使うことができるでしょう。
クリニックによっては治療後数年間のメンテナンスが治療費に含まれている場合があります。治療費に含まれていればメンテナンス費用が追加でかからないため、メンテナンス費用によって予算オーバーする心配が少なく、メンテナンスが受けやすいかもしれません。
含まれていない場合はインプラントの治療費が安く設定されている可能性もありますが、1回あたりのメンテナンス費用を確認し、最終的な治療費を計算しておくことをおすすめします。
共立美容外科のインプラント治療では、CT検査を行って口腔内の状態を3Dで確認しながらインプラントを埋め込む位置を決めます。位置が決まったらサージカルガイドを作成し、手術の際に想定通りの位置にインプラントを埋め込めるような工夫を行っています。
インプラントには機能面や性能面で品質が高いと言われている、ノーベルバイオケア製やストローマン製といった世界でもよく使われているインプラントをはじめ、世界的な医療メーカーであるアストラゼネカ社のアストラテック製のインプラントを採用しており、治療を受ける方の骨の形や治療部位に合わせて使い分けています。
▼共立美容外科の人気のインプラント治療にの料金や手術方法の詳細はこちら
インプラントは寿命を迎えると脱落してしまうことがあり、脱落してしまった場合には再治療を受ける必要があります。
ここでは再治療の際に知っておきたいポイントについて解説します。インプラントはいつか寿命を迎えてしまうので、脱落してしまった場合でも焦らず行動できるように確認しておきましょう。
クリニックによってはインプラントに保証期間を設けている場合があります。保証期間内にインプラントが脱落した場合には無料で再治療を受けることが可能です。
ただしクリニックごとに保証期間が異なり、インプラントの平均寿命とされる10~15年に設定しているクリニックはあまりありません。適切にケアをしていれば保証期間内に脱落する可能性は低いため、保証期間を過ぎてから脱落することも想定しておくと良いでしょう。
インプラントの保証には条件が設定されていることが多く、保証期間内であってもメンテナンスを怠っていると保証が受けられないことがあります。
日々のセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスを怠っていると保証適用外とされてしまう可能性があるため、保証があるからと安心せずに、どのような条件下であれば保証が受けられるのかも確認しておきましょう。
インプラントは歯が欠損している場合に適した治療方法で、自分の歯のような使用感で違和感が少ないため、希望する方は多いでしょう。
しかし一度の治療で永久に使えるわけではなく、10~15年ほどで寿命を迎えます。インプラントは他の治療方法と比べると寿命が長いですが、より長くインプラントを使用するためには定期的なメンテナンスが必要です。
共立美容外科でもインプラント治療を行っています。適切な位置にインプラントを埋め込めるように3Dシミュレーションを用いたり、機能面や性能面で品質の高いインプラントを採用したりと安心して治療が受けられる環境を整えています。
他にもインプラント周囲炎を発症しないようにプラークコントロールの指導や治療後3年以内の定期検診、クリーニングをインプラントの治療費に含んでいるため、追加料金がなく、定期的なメンテナンスにも通いやすいでしょう。
共立美容外科ではインプラント治療を検討している方が受けられる無料カウンセリングを行っています。インプラント治療は複数回クリニックに通う必要があるので、どのクリニックで治療を受けるかお悩みの方はまずは無料カウンセリングでクリニックや医師の雰囲気を確認してみてください。
▼共立美容外科の人気のインプラント治療にの料金や手術方法の詳細はこちら
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340