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公開日:2022年04月02日(土)
最終更新日:2023年10月12日(木)
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近年では、多くの有名人や著名人がインプラントを行い、真っ白で美しい歯並びの口元を手に入れています。
ここ数年で一気にインプラント治療も人気が出ており、共立美容外科でも沢山の方々がインプラント治療を希望されています。
比較的新しい治療であるがゆえに間違った情報も多く、「インプラントは半永久的な効果が期待できる」と言われることもあります。
しかし、実際にはインプラントであっても半永久的な効果が期待できるわけではなく、定期的なメンテナンスやクリーニングに加えて、再手術なども必要になる可能性があります。
本記事ではインプラントの寿命に関して詳しく解説します。
インプラントとは、人工の医療器材を体に埋め込むことの総称であり、様々な領域や診療科でインプラント治療が行われています。
心臓血管外科や循環器領域での心臓のペースメーカー、整形外科領域での人工関節治療なども、広義の意味ではインプラントということになります。
また、美容領域で行われるシリコンやプロテーゼの挿入などもインプラント治療と言えます。
しかし、近年では、歯科領域のインプラント治療が注目を集めており、一般的にインプラントといえば歯科領域のインプラントを意味することが多いです。
歯科領域のインプラントは、専門的には「歯科インプラント」や「デンタルインプラント」と呼ばれます。
歯科領域のインプラントでは、自分の歯の根っこ部分である歯根自体を取り除き、そこに人工のデバイスを挿入して人工の歯を埋め込んでいくという治療方法です。
インプラントと比較される歯科治療に入れ歯や差し歯などがあります。
差し歯とは自分の歯根の上に人工の歯を入れるという治療であり、歯が抜けてしまっている場合や歯根そのものの状態が芳しくない場合には、差し歯治療を行うことができません。
また、差し歯にしたとしても、メンテナンスを怠ると歯根部分に虫歯などが発生する可能性があります。
この差し歯治療を応用したものにブリッジと呼ばれる歯科治療もあります。
両隣の歯を支台歯として、真ん中(中心)の歯を支えるといった治療方法です。
ブリッジでは、支台となる歯を大きく削らなければなりません。2本の支台で3本分の歯を支えるため、過度な負担がかかると支台となっている歯を痛めてしまい支台歯や被せ物が割れてしまうことがあります。
入れ歯は歯を失って歯茎だけになった部分に覆いかぶさるように人工の歯を取り付けるという治療方法です。
完全に歯を埋め込んでいるわけではないため、異物感が強く入れ歯のズレなどから、咀嚼力が大きく低下してしまいます。
インプラントはブリッジや入れ歯とは違い、人工の歯根を取り付け、そこに人工の歯を埋め込むという治療です。
ブリッジや入れ歯と比較して、残っている周りの歯を削ったりすることがないので審美的にも機能的にも優れていると言えるでしょう。
歯がボロボロになっていてかろうじて歯根部分が残っているという場合には、あえて歯根部分を抜歯してしまいインプラントにすることで、虫歯などの出現を防止しよりしっかりとした土台を形成することも可能です。
このようにインプラントは、従来行われてきた差し歯や入れ歯などの人工歯の治療とは異なり、人工の土台を作ることで、より安定してより自然な歯に近い人工歯を埋め込むことが可能な治療方法と言えます。
「インプラントは半永久的な効果が期待できる」と思われがちですが、それは必ずしも正しいとは言えません。
インプラントには寿命のようなものが存在し、メンテナンスを怠ることで寿命はどんどん縮んでしまいます。
前提として、インプラントだけではなく、入れ歯やブリッジ(差し歯)にも寿命があり、どの歯科治療であっても定期的なメンテナンスは欠かせません。
おおよそ入れ歯は5年、ブリッジで8年が耐用年数とされている一方、インプラント治療は、適切なメンテナンスを施して使用すれば、治療後10年経過後の平均残存率9割というデータがあります。インプラントは寿命が長い歯科治療であることは間違いありませんが、半永久的な効果が期待できるというわけではありません。
ここからはインプラントの寿命や、寿命を伸ばす方法に関して詳しく解説します。
インプラントの寿命は、一般的には10年~15年とされています。
埋め込んだ人工物が経年的に劣化していくため、安全に生活するためには、完全に劣化する前に処置を施す必要があります。
また、10年から15年という寿命はしっかりとメンテナンスを行った上での数字です。
日々のブラッシングなどはもちろんのこと、定期的な歯科受診などのメンテナンスを怠ってしまうことで、寿命はどんどん短くなってしまう可能性があります。
一度インプラントにしてしまえば、メンテナンスもいらずに半永久的な効果が期待できるという間違った情報も散見されますが、実際にはしっかりとメンテナンスをしていただいた上で、10年から15年で新しいものに取り替えるといった処置が必要です。
インプラントが寿命を迎える原因の多くは歯周病です。
差し歯などとは異なりインプラントは歯根そのものを人工物に変えていま。そのため、虫歯などのリスクは比較的低いです。
しかし歯茎や人工物周辺などは細菌感染を起こしてしまう可能性があり、口腔ケアを怠ると、歯周病などの歯茎が弱る原因となります。
歯茎が弱ってしまうと人工物を埋め込んだ部分ももろくなってしまうため、インプラントそのものが寿命を迎える(だめになってしまう)可能性があります。
インプラントの寿命を伸ばすためには、まずは毎日のケアをしっかりと行うことが大切です。
食後の歯磨きはもちろんのこと、歯間ブラシやデンタルフロス、マウスウォッシュなどを利用して、歯周病予防のためのケアをしましょう。
そもそも口の中は細菌がたまりやすく、定期的なブラッシングなどがとても重要です。
インプラントを埋め込んだ後は、今まで以上に毎日のケアを意識しましょう。
また、毎日のケアに加えて定期的なメンテナンス(定期受診)は欠かせません。
メンテナンスでは、歯磨きだけではケアできない部分を専門的にサポートします。
定期的に受診してクリーニングを受けることで、インプラントの寿命を伸ばすだけではなく、インプラント以外の歯を綺麗に健康的に保つことが可能です。
インプラントには、人工物であるがゆえのデメリットやリスクなども存在します。口の中の健康を保つためには必ずメンテナンスを行ない、インプラントそのものに異常がないかをチェックしてもらうようにしましょう。
最後に、インプラントの寿命が来たらどうすればよいかを解説します。
基本的には、インプラントの寿命が来たらもう一度手術を受ける必要があります。
いくら毎日のケアを行い、定期的に歯科医院でのクリーニングを受けていても、経年劣化による寿命を迎えてしまうことは避けられません。
その場合は再度手術を受けて、新しいインプラントを埋め込むということになります。
再手術の費用に関しては、クリニックによって取り決めが異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
共立美容外科では、初期の手術費用にアフターサポートやメンテナンス費用までを含んでおり、カウンセリングの際に、どこまでの費用が補償されるのかという点もしっかりとご説明します。
クリニックによっては定期的なメンテナンスに関しても、毎回費用が発生してしまうということもあるため、インプラントの手術費用だけではなくメンテナンス費用なども含めて見積もりを行うとよいでしょう。
インプラントは審美性などを兼ね備えた歯科治療の一つですが、たとえインプラントであっても、経年的な劣化は避けられません。
正しいケアやメンテナンスを行い、健康的な口元を維持しましょう。
共立美容外科でもインプラントの治療を行っています。料金などについてはコチラから。
▼共立美容外科の人気のインプラント治療にの料金や手術方法の詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
医師
会田 隆介(あいた りゅうすけ)
歯科医院長
日本アンチエイジング歯科学会認定医
略歴
主な加盟団体
日本顎顔面インプラント学会会員
日本歯周病学会会員
日本保存学会会員
日本口腔インプラント学会会員
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