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公開日:2022年04月24日(日)
最終更新日:2023年11月17日(金)
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目次
マウスピース矯正は透明で目立たないマウスピースを使用した歯列矯正方法です。取り外し可能という利点もあります。
しかし、マウスピース矯正もワイヤー矯正のように痛いのではないかと不安に思い、なかなか歯列矯正に踏みきれない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、マウスピース矯正を検討している方に向けて、どのようなときに痛みが出やすいかを解説します。
そもそも、マウスピース矯正は痛みがある歯列矯正方法なのでしょうか。
マウスピース矯正は比較的痛みを感じにくい歯列矯正方法ですが、「まったく痛くない歯列矯正」ではありません。
また、その痛みの感じ方にも個人差があるため、痛いと感じる方もいればそうでない方もいるでしょう。
中には、痛いのが嫌だからマウスピース矯正を選んだら思ったよりも痛かったと後悔する方もいます。
マウスピース矯正をする場合は、歯科でカウンセリングを受けて自分の歯並びを診てもらい、事前に痛みや不安な点についても相談しておきましょう。
一般的にマウスピース矯正が痛いと感じるのは、歯が動いているときです。歯が動いているというのは、治療が順調に進んでいる証拠でもあります。
つまり、基本的には痛みを感じるのは悪いことではありません。歯列矯正が問題なく進んでいるということを意味しています。
マウスピース矯正をすることによって、歯槽骨と呼ばれる骨の中で歯を覆っている歯根膜という膜が伸縮して歯が動きます。
マウスピース矯正で痛いと感じるのもその伸縮のタイミングです。
ただし、中には本当にトラブルが起きていて痛むケースもあるため注意しましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも通院する頻度が少なく、2週間に一回程度自分で交換をして1か月に一回程度通院すればよいとされています。
ワイヤー矯正よりも治療頻度が少ないからこそ、自分で異常を発見することが重要です。異常を感じるほど痛みが強い場合には、すぐに医師に相談しましょう。
マウスピース矯正のメリットの一つが「ワイヤー矯正に比べ痛みが少ない」ということです。
ワイヤー矯正も同じように歯を動かして歯列矯正をするのに、なぜマウスピースの方が痛みを感じにくいかというと、歯の動かし方が異なるからです。
ワイヤー矯正の場合は、歯を固定するワイヤーを治療終了まで着けたままにして強制的に動かすため、その強い動きに対して歯の痛みが生じやすくなります。
一方、段階的に歯を動かしていくマウスピース矯正はワイヤー矯正よりも緩やかに歯を動かすことが可能なため、比較的痛みが少ないのです。
痛いのが苦手な方や歯列矯正中の見た目が気になる方はマウスピース矯正がおすすめです。
しかし、中にはマウスピース矯正での歯列矯正ができないケースや、顎の骨の手術が必要なケースもあるため、自分の歯並びがマウスピース矯正でも問題ないか確認しておくことが重要です。
口内炎を始めとした口の中の傷は、食事をしているときに誤って口の中を噛んでしまったときなどにもできますが、実は矯正で使用しているワイヤーなどが口の中を傷つけてしまうことも少なくありません。
ワイヤー矯正では装置に尖っている部分もあるため、装置が当たるところの傷が深くなりやすいです。
マウスピース矯正で使用する素材は柔らかく、装置の取り外しも可能であることから、口の中を傷つけにくく傷つけたとしても治りやすいとされています。
しかし、マウスピース矯正だから必ず安全だとは言い切れません。マウスピースの辺縁によって口の中が傷つけられる可能性もあります。
マウスピースを使用していて口の中が痛いと感じたら、すぐに医師に相談しましょう。
マウスピース矯正では、2週間に一度装置を交換する必要があります。
その装置の交換時に痛いと感じることがあります。
それまで使用していたマウスピースでは痛くなかったにも関わらず、新しいマウスピースで痛みを感じると不安に思う方もいるかもしれません。しかし、基本的に一時的な痛みならあまり心配する必要はないでしょう。
なぜなら、マウスピースは段階的に歯列矯正を進めていくものだからです。
それまで使用していたマウスピースとは形も異なるため、痛いと感じることもあれば、全く痛みを感じないこともあります。
マウスピース交換時に起こる痛みは、2日から3日ほどで治まることがほとんどです。
3日ほどで痛みが治まる理由は、マウスピースを付けてから歯が動くまでにかかる時間は一般的に3日ほどとされているからです。
ただし、新しいマウスピースは必ずしも歯の動き方に合っているとは限りません。余分な負荷がかかってしまっている可能性もあります。
新しいマウスピースに交換するときは様子を見ながら調整することが大切です。
マウスピース矯正は痛みを感じることがあるとわかっていても、どうしても痛みを我慢できないときもあるでしょう。
マウスピースが痛いときに取れる3つの対処法を紹介します。
鎮痛剤は親知らずの抜歯後の痛みなどにも有効です。
鎮痛剤としてよく処方されるのがロキソニンで、薬局でも薬剤師がいれば購入できます。
ロキソニン以外にも、イヴなどの歯痛に効く薬でも構いません。
ただし、マウスピースが原因で痛い場合は親しらずとは違い、原因を特定するのが難しいです。
口の中がマウスピースによって傷つけられて痛みを感じていることもあれば、新しいマウスピースに替えたばかりで歯が慣れていないために痛いと感じていることもあります。
マウスピースを替えたばかりの場合は、鎮痛剤を飲まなくても3日ほど経てば痛みは自然と引いていくでしょう。
しかし、傷ができてその傷を刺激してしまっている場合は、薬を飲んでも根本的な原因は解決できません。
マウスピース矯正で通院している歯科に連絡をして、医師に診てもらった上で薬を処方してもらうようにしましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と異なり、ずっと同じものを使用するのではなく歯の動きに合わせて段階的にマウスピースを替えていきます。
そのため、新しいマウスピースに慣れるまでは辛く感じることもあるでしょう。
稀に治療の進み具合が歯の動きに対して早すぎることがあり、そのようなケースではマウスピースを一つ前のものに戻すことで痛みが改善されることがあります。
しかし、一つ前のマウスピースに戻すべきかを自己判断してしまうのは危険です。
治療をスムーズに進めるためにも、マウスピースを一つ前のものに戻すべきかは医師の指示に従うようにしましょう。
マウスピース矯正が原因で痛みを感じるときには、食べ物にも気を使うことが大切です。
なぜなら、ものを噛むときの強さで歯が痛むことがあるからです。
マウスピース矯正の治療中の歯は敏感な状態になっています。
まだ歯を動かしている途中にあるため、ぶつかってしまった歯は痛みを感じやすくなります。
特に、硬いものを噛むと歯や歯茎に負担がかかりやすいです。痛みが出ているときにはできるだけやわらかいものを食べるようにしましょう。
何か事情があってマウスピース矯正を一時的に中断した場合、直前まで使用していたマウスピースでもサイズが合わなくなってしまう可能性があります。
歯並びが後戻りをしてしまうと、少し前の過程からやり直さなければいけなくなってしまいます。
マウスピース矯正を再開するときには、まず後戻りがないか確認が必要です。
後戻りが起こっているとマウスピースと歯の動く距離が合わなくなるため、それまで使用していたマウスピースでは痛みを感じることがあります。
決められた時間の装着ができていない期間がある場合、医師に現在の状態を診てもらってから治療を再開しましょう。
マウスピース矯正で歯や歯茎などが痛いと感じる理由はさまざまです。
今回挙げた原因の他にも、歯が歯列矯正期間中に虫歯になっている可能性もあります。
歯の健康を守りながらマウスピース矯正を進めるためにも、不安な点があれば通院時や電話などで医師に相談をするようにしましょう。
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このページの監修・執筆医師
諸岡 梨沙(もろおか りさ)
日本アンチエイジング歯科学会認定医
メディカルアロマセラピスト認定医
略歴
主な加盟団体
日本口腔インプラント学会
日本審美歯科学会
日本補綴歯科学会
顎機能咬合学会
アンチエイジング歯科学会
アンチエイジング歯科学会認定医
メディカルアロマセラピスト認定医
ヨガインストラクター
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