英語 中国簡体 中国繁体 韓国語

Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

マウスピース矯正の痛みについて歯科医師が解説

公開日:2022年04月24日(日)
最終更新日:2022年05月06日(金)

美容歯科
ワイヤー矯正とマウスピース矯正をしている女性の口元
ご予約

このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

マウスピース矯正には透明で目立たないマウスピースを使用した歯列矯正方法で、取り外しも可能という利点があります。

しかし、その一方で、マウスピース矯正もワイヤー矯正のように痛いのではないかと不安に思い、なかなか歯列矯正に踏みきれない人もいるのではないでしょうか。

今回はマウスピース矯正を検討している人に向けて、どのようなときに痛みが出やすいかを解説します。

 

マウスピース矯正は痛いのか

インビザラインを口にはめているところ

そもそも、マウスピース矯正は患者様が痛いと感じる歯列矯正方法なのでしょうか。

実は、マウスピース矯正は比較的痛みを感じにくい歯列矯正方法のひとつですが、「まったく痛くない歯列矯正」ではありません。

また、その痛みの感じ方にも患者様によって個人差があるため、痛いと感じる人もいれば、日常生活への支障はまったくないと考える人もいるでしょう。

したがって、歯列矯正をしたいと考えていて、痛いのが嫌だからマウスピース矯正を選ぶと思ったよりも痛みがあり、後悔する人もいます。

マウスピース矯正をするならしっかりと美容歯科でカウンセリングを受けて自分の歯並びを診てもらったうえでどのくらい痛むかを予想してもらい、事前に不安な点についても把握しておきたいですね。

 

マウスピース矯正ではどんなときに痛いと感じる?

インビザラインのパッケージ

一般的にマウスピース矯正をしている患者様が痛いと感じるのは、主に治療が順調に進んでいる証拠でもある歯が動いているときです。

つまり、基本的には痛いのは悪いことではありません。その逆で、歯列矯正が問題なく進んでいるということを意味しています。

治療の際に歯が動く仕組みは、マウスピース矯正をすることによって歯槽骨と呼ばれる骨の中で歯を覆っている歯根膜という膜が伸縮し、歯が動くからです。

そして、マウスピース矯正で痛いと感じるのもその伸縮のタイミングになります。

このような話を聞くとマウスピース矯正で歯が痛いのはすべて治療のためだと思いがちですが、中には本当にトラブルが起きていることもあるので要注意です。

マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも通院する頻度が少なく、2週間に一回程度自分で交換をして1か月に一回程度通院すれば良いとされている歯列矯正方法です。

ワイヤー矯正よりも治療頻度が少ないからこそ、自分で異常を発見することが重要だということになります。だからこそ、異常を感じるほど痛みが強い場合には、すぐに医師に連絡をして診てもらってください。

 

マウスピース矯正はなぜワイヤー矯正より痛みが少ないのか

マウスピース矯正のメリットでもあるのが「痛みが少ない」ということです。

ワイヤー矯正も同じように歯を動かして歯列矯正をするのに、なぜマウスピースの方が痛いと感じにくいかというと、それは歯の動かし方が異なるからです。

ワイヤー矯正の場合は歯を固定するワイヤーを治療終了まで着けたままにして強制的に動かすため、その強い動きに対して歯の痛みが生じやすくなります。

それに対し、段階的に歯を動かしていくマウスピース矯正はそれよりも緩やかに歯を動かすことが可能なため、ワイヤー矯正よりも痛みが少ないのです。

したがって、痛いのが苦手な方や歯列矯正中の見た目が気になる方はマウスピース矯正での歯列矯正をおすすめします。

しかし、中にはマウスピース矯正での歯列矯正ができない人や、顎の骨の手術も一緒にしないと思い通りの見た目にならない人もいるので、自分の歯並びがマウスピース矯正で十分なのかは確認しておくことが重要です。

 

マウスピース矯正は口内を傷つけにくい

例えば、頬の内側などに口内炎ができたら痛いですよね。

口内炎を始めとした口の中の傷は食事をしているときに誤って口の中を噛んでしまったときなどにもできますが、実は矯正で使用しているワイヤーなどが口の中を傷つけてしまうことも少なくありません。

マウスピース矯正は装置が取り外し可能というメリットがあり、だから口の中の傷つけた部分を傷つけ続けるということが少なくなり、傷がつきにくくなり傷つけたとしても治りやすいとされています。

さらに、マウスピース矯正で使用する素材は柔らかいのに対し、ワイヤー矯正では尖っている部分もあるため、装置が当たるところの傷が深くなってしまいやすいのです。

実は、これはワイヤー矯正限定の話ではありません。

マウスピース矯正だから必ず安全だとは言い切れず、マウスピースの辺縁によって口の中が傷つけられる可能性もあります。

マウスピースを使用していて口の中が痛いと感じたら、すぐに医師に相談して診てもらってください。

 

マウスピースを交換するときも痛い?

マウスピース矯正では、2週間に一度の頻度で装置を交換する必要がある歯列矯正方法です。

そして、その交換時に痛いと感じることもあります。

前回まで使用していたマウスピースでは痛いと思わなかったのに新しいマウスピースが痛みを感じるものだと不安を感じる人もいるかもしれませんが、基本的に一時的な痛みならあまり心配する必要はありません。

なぜなら、マウスピースは段階的に歯列矯正を進めていくものだからです。

前回と今回では異なる形になっているため今回は痛いと感じることもあれば、人によっては痛いと感じないケースもあるためどちらかがおかしいということではありません。

そのようなマウスピース矯正のマウスピース交換時に起こる痛みは、通常は2日から3日でおさまります。

なぜ3日ほどで痛みがおさまるのかというと、マウスピースを付けてから歯が動くまでには一般的に3日ほどの時間がかかるとされているからです。

その新しいマウスピースも必ず歯の動き方に合っているとは限らず、余分な負荷がかかってしまっている可能性もあります。

そのため、新しいマウスピースに交換するときは様子を見ながら調整してみてください。

 

マウスピースが痛いときの対処法

痛み止めを飲んでいる女性

マウスピース矯正は痛いときがあるとわかっていても、どうしてもその痛みを我慢できないときもあるのではないでしょうか。

そのようなときは無理をしていても、日常生活に支障が出てしまうこともあります。

しかし、マウスピースが痛いときに取れる対処法を実践することによって治療は継続しながら痛みを少し緩和することが可能となります。その3つの方法をご紹介します。

 

鎮痛剤を飲む

親しらずの抜歯後の痛みが我慢できないときにも有効なのが、鎮痛剤を飲むことです。

鎮痛剤としてよく処方されるのがロキソニンで、これは薬局でも薬剤師がいれば市販で購入可能です。

もしなければ、イヴなどの歯痛に効く薬でも構いません。

ただし、マウスピースが原因で痛いときには親しらずとは異なり、原因を絞りきることができません。

その原因はもしかしたら口の中がマウスピースによって傷つけられたからかもしれないですし、新しいものに替えたばかりで歯がそのマウスピースにまだ慣れていないために痛いと感じているのかもしれません。

マウスピースを替えたばかりの場合は鎮痛剤を飲まなくても3日ほど経てば痛みは自然と引いていきます。

しかし、傷ができてその傷を刺激していることに自分が気づいていないときは対処法として薬を飲んでも根本的な原因は解決できていません。

念のため、医師に診てもらい薬を処方してもらうことが適切な対処法なので、マウスピース矯正で通院している歯科にまず連絡をしてみてください。

 

ひとつ前のマウスピースに戻してみる

マウスピース矯正はワイヤー矯正と異なり、ずっと同じものを使用するのではなく歯の動きに合わせて段階的にマウスピースを替えていきます。

そのため、新しいマウスピースに慣れるまではつらいと思ってしまうこともあるでしょう。

稀に治療の進み具合が歯の動きに対して早すぎることがあり、そのようなときにマウスピースをひとつ前のものに戻すことで痛いという悩みから解放されることがあります。

しかし、本当にひとつ前のマウスピースに戻すべきかを自己判断してしまうのは危険です。

治療がスムーズに進むようにするためにも、マウスピースをひとつ前のものに戻すべきかは医師の指示通りにするのが良いでしょう。

 

柔らかいものを食べる

マウスピース矯正が原因で痛いと感じるときには、食べ物にも気を遣うことが大切です。

なぜなら、ものを噛むときの強さで歯が痛むことがあるからです。

なぜマウスピースを外している食事中に歯が痛くなってしまうのかというと、マウスピース矯正の治療中の歯は敏感な状態になっているからです。

まだ歯を動かしている途中にあるため、ぶつかってしまった歯は痛みを感じやすくなっています。

その状態のときに硬いものを噛むと歯や歯茎に負担がかかりやすくなるため、痛みが出ているときにはできるだけ柔らかいものを食べるようにしましょう。

 

 

歯の後戻りで痛いと感じることも

インビザラインの画像

マウスピース矯正は順調に進めていかなければいけませんが、何か事情があって一時的に外さなければいけなくなったときは直前のサイズが合わなくなっている可能性もあるので要注意です。

後戻りをしてしまうと、これまでの治療の成果が無駄になってしまい、少し前の過程からやり直さなければいけなくなってしまいます。

したがって、マウスピース矯正を再開するときにはまず後戻りがないかを確認しなければいけません。

後戻りが起こっていると当然マウスピースと歯の動く距離が合わなくなっているので、これまでのマウスピースでは痛いと思うのが当たり前です。

決められた時間の装着ができていない期間があれば、一度今の状態を診てもらってから治療を再開してください。

 

おわりに

マウスピース矯正で歯や歯茎などが痛いと感じる理由はたくさんあり、そのどの理由が自分に当てはまっているのかがわかる患者様は少ないでしょう。

今回挙げた原因の他にも、そもそも歯が歯列矯正期間中に虫歯になっている可能性もあります。

歯の健康を守りながらマウスピース矯正を進めるためにも、通院時に医師に相談をするようにして、それでも不安な点は電話して指示を仰ぐのが正解です。

 

 

インビザラインシステムへのバナー

▼共立美容外科の人気のインビザラインシ・ステムの料金や治療方法についての詳細はこちら

 

カウンセリングの予約バナー

▼初めての方でも入りやすい♪カウンセリングの予約をする。

 

 

このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 0120-500-340 (診療時間 10:00~19:00)

よくあるご質問

×

新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340

あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340

銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340

渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428

池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800

立川院 直通ダイヤル
0120-489-340

上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444