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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

マウスピース矯正に必要な治療期間を歯科医師が解説

公開日:2022年05月06日(金)
最終更新日:2023年11月09日(木)

美容歯科
マウスピース矯正のイメージ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

歯並びを美しくすることで、口元の印象はガラリと変化します。

歯科矯正は大きく分けて、マウスピース矯正とワイヤー矯正の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

本記事では、「マウスピース矯正」にフォーカスして、マウスピース矯正に必要な治療期間やワイヤー矯正との違いなどを解説します。

 

マウスピース矯正とは?

ケースに入っているインビザライン

マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを装着することで歯並びを整える歯列矯正です。

歯科矯正には様々なタイプのものがありますが、マウスピース矯正は「矯正器具が目立ちにくい」という特徴があります。

マウスピースは目立ちにくい透明な色をしており、一人ひとりにカスタマイズされたものを装着するため、マウスピースが大きすぎて浮いてしまうということもありません。

装着開始時(マウスピース矯正を始めたばかりの頃)には、違和感や異物感があるかもしれませんが、数日でマウスピースに慣れて、ほとんど違和感なく生活できるようになるでしょう。

また、状況に応じてマウスピースの取り外しもできるため、従来のワイヤー矯正より負担の少ない歯列矯正と言えます。

 

インビザラインとは?

マウスピース矯正の中でも特に目立ちにくいとされているのが「インビザライン」と呼ばれる方法です。

共立美容外科でも、インビザライン・システム(インビザライン)によるマウスピース矯正を行っています。

インビザラインは、オーダーメイドのマウスピースを作り、そのマウスピースの形を少しずつ変化させていくことで歯並びを矯正する方法です。

「歯科治療大国」と言われるアメリカの企業が開発した手法であり、今では日本でも実施されています。

従来のマウスピース矯正よりも、薄く、軽く、目立ちにくいという特徴があるだけではなく、歯科矯正そのものにも確かな効果が期待できるため、満足度の高い歯科矯正の一つです。

また、インビザラインは取り外しが可能なマウスピースであるため、食事や歯磨きの際には取り外すこともできます。

金属でしっかり固定してしまう「ワイヤー矯正」とは異なり、シチュエーションに応じて着脱が可能という点はインビザラインのメリットです。

ワイヤー矯正では、矯正器具に食べ物や食べかすなどが付着してしまい、口臭や虫歯の原因となることがありますが、マウスピース矯正であれば口元を清潔に保ったまま歯科矯正を行うことができます。

さらに、インビザラインは金属を含んでいないため、金属アレルギーの方や、将来的な金属アレルギーが心配な方でも使用可能です。

このように、マウスピース矯正(インビザライン) には、従来のワイヤー矯正にはない様々なメリットが存在します。

 

マウスピース矯正に必要な治療期間

マウスピース矯正に必要な期間を説明する歯科衛生士

マウスピース矯正(インビザライン)に必要な矯正期間は、一般的に2年〜3年ほどだと言われています。

インビザラインでは、マウスピースを約10日〜2週間で取り替えながら徐々に歯を動かしていくため、短期的に治療を完了させるということは難しいです。

早ければ1年半ほどで矯正治療が完了するケースもありますが、歯並びの状態や仕上がりのイメージなどによっても、必要な治療期間は異なります。

また、前歯のみを矯正する部分矯正と、口元全体を矯正する全体矯正では治療期間は大きく変わります。(部分矯正と全体矯正に関しては後述します)

マウスピース矯正が気になっているという方は、まずは診察をして必要な治療期間の概算をシミュレーションしておくことがおすすめです。

 

部分矯正

部分矯正とは、奥歯は矯正せず、笑ったときに見える範囲(前歯)を中心に矯正を行うことを言います。

比較的矯正期間は短く、数ヶ月程度で矯正ができる場合もあります。

前歯の隙間(すきっ歯)だけを矯正したいという場合や、前歯のがたつきを治したいという場合などには部分矯正がおすすめです。

しかし、たとえ気になる部分が前歯の歯並びだけだとしても、前歯に歯を動かすスペースがないような場合には、奥歯から全体を矯正しなければならないこともあります。

八重歯や出っ歯などを矯正する場合、歯を内側に入れるスペースを確保する必要があるため、部分矯正だけでは難しいことも多いです。

 

全体矯正

部分矯正とは異なり、口元全体を矯正するのが全体矯正です。

全体矯正の場合、全体的に少しずつ歯を動かしていくため、部分矯正に比べ大きな変化を期待することができます。

その分矯正に必要な期間は長く、奥歯を含めた全体矯正は年単位の治療になることも少なくありません。

場合によっては、歯を移動させるスペースを確保するために抜歯するケースもあります。

一般的には、部分矯正であれば1年以内から2年、全体矯正であれば数年間の矯正期間が必要と言えるでしょう。

 

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正をしているところ

次に、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを解説します。

マウスピース矯正は、その名の通り「マウスピース」を装着することで歯科矯正を行うというものです。

一方、ワイヤー矯正は、歯に特殊な矯正器具を装着することで力強く矯正を行なっていくという治療方法です。

ワイヤー矯正に用いられる矯正器具には、ブラケットとワイヤーという2つのパーツが存在します。

歯の一本一本の表面に装着するのがブラケットであり、そのブラケットにワイヤーを通していくことで、歯並びを矯正していきます。

従来のワイヤー矯正では、金属製のブラケットが用いられることが多く、目立ってしまったり、金属アレルギーの原因となる可能性がありました。

共立美容外科では、 特に前歯に使用するブラケットをセラミック製やプラスチック製のものに変更することで、ワイヤー矯正であっても目立ちにくくなる工夫をしています。

しかし、部分的には金属製となる場合もあるため、矯正前には必ずアレルギーなどの検査をします。

完全に金属を排除したいという場合には、マウスピース矯正であるインビザラインを選択するのがおすすめです。

 

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを説明する歯科衛生士

マウスピース矯正とワイヤー矯正には様々な違いがありますが、中でも注意しておくべき点としては、「マウスピース矯正は適応範囲が狭い」ということが挙げられます。

マウスピース矯正は目立ちにくく痛みも少ないため、メリットの多い矯正方法ですが、弱い力で徐々に矯正を行うタイプの歯科矯正であるため、大きく歯並びを矯正することが難しい場合があります。

特に抜歯を必要とするような歯科矯正(歯列矯正)の場合、マウスピース矯正の適応とはならないことも多く、ワイヤー矯正でしか治療が行えないということもあるでしょう。

 

マウスピース矯正(インビザライン)は着脱可能

自分では着脱が難しいワイヤー矯正とは異なり、マウスピース矯正のマウスピースは簡単に着脱できるため、シチュエーションに合わせてマウスピースを外すことができます。

食事や歯磨きのときだけでなく、重要な仕事やプレゼンテーションのときなど「ここぞ」というタイミングでマウスピースを外すことも可能です。

ワイヤー矯正であっても「どうしても」というときには歯科医院で外してもらえますが、その度にコストがかかるため、あまり現実的な方法とは言えません。

矯正期間は数年単位に及ぶことが多く、長い期間内には様々なイベントが発生するでしょう。

結婚式や同窓会など、「矯正器具を外したい」と思うようなイベントもあるかもしれません。

シーンに合わせて着脱ができるというのはマウスピース矯正の大きなメリットです。

注意点としては、マウスピース矯正では1日あたり20時間以上(詳細は担当医にご確認ください)マウスピースを装着する必要があるため、着脱ができるからといって「外したままにする」というのはNGです。

 

マウスピース矯正(インビザライン)はメリットの多い矯正治療

ケースに入っているインビザライン

歯科矯正の技術は年々進歩しており、従来の矯正では実現できなかったようなレベルの矯正が可能になっています。

さらに、矯正器具も進歩しており、より目立ちにくく、体への負担が少ないものが開発されています。

その一つがインビザラインであり、目立ちにくく痛みが少ないのが特徴です。

共立美容外科では、歯科診療や審美歯科にも力を入れています。歯並びを美しくしたいという方や、白く美しい歯を手に入れたいという方など、一人ひとりのご希望に合った方法を提案します。

歯科矯正に興味があるという方は、共立美容外科までお気軽にご相談下さい。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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