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【ホワイトニングの注意点】エステと美容クリニックのホワイトニングの違いは?

公開日:2022年09月17日(土)

美容歯科
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笑う時に口元から覗く白い歯は、その人の笑顔をより美しく見せる重要なポイントです。

どんな美人やイケメンであっても、ふとした時に見えた歯が黄ばんでいたら、ちょっと後ずさりしてしまいますよね。

欧米と同様に、日本でも歯の美しさを大切にする人が増えてきたことから、様々な場所で「歯のホワイトニング」を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、一言で「歯のホワイトニング」といっても、施術の種類によって、効果に大きな違いがあります。

そこで今回は、歯が黄ばんでしまう理由と、歯のホワイトニングのメニューの違いについてご紹介いたします。

歯が着色してしまう原因とホワイトニング施術について理解を深め、白く美しい歯を手に入れましょう。

 

 

エステサロンのホワイトニングと美容クリニックのホワイトニングの違い

ホワイトニングの色調選び

医療従事者が在籍する必要のないエステサロンにおいても、歯のホワイトニングを扱う店舗が増加しています。

資格をもった医師が在籍している美容クリニックと、美容系の資格者が在籍しているエステサロンでは、使用できる薬剤や施術内容に大きな違いがあります。

両者の違いについて正しく理解した上で、自分に適したホワイトニングを選択しましょう。

 

エステサロンのホワイトニング

エステサロンで行われているホワイトニングは、「セルフホワイトニング」と呼ばれる歯のホワイトニングです。

口腔内に触れる行為は医師もしくは歯科衛生士の資格を有していないと法律違反となってしまうため、ご自身で薬剤を塗布していただく必要があることから「セルフホワイトニング」と呼称されています。

また、医師が在籍していないエステサロンでは医薬品を取り扱うことができませんので、施術に使用されるジェルや薬剤は、食品添加物や医薬部外品など、効果の弱いものしか使用できません。

これらの薬剤やジェルでもステインを除去することはできますが、歯の象牙質自体を白く見せる事はできません。

そのため、実質的に歯の色を白く見せる(象牙質を白く漂白する)ことは不可能ですので、エステサロンでのホワイトニング施術は「歯のクリーニング」と理解しておく必要があります。

 

美容クリニックのオフィスホワイトニング

美容クリニックには、医師免許を持つ医師が在籍しているため、歯の象牙質自体を漂白する作用が認められている、過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤を使用することが可能です。

一般的に「レーザー」と呼ばれるレーザーホワイトニングは、「オフィスホワイトニング」とも呼ばれており、歯の表面に過酸化水素を塗布した後にレーザーを照射します。

象牙質をしっかりと漂白するのはもちろんのこと、フッ素塗布によるエナメル質の保護や、エナメル質部分が薄くなっている知覚過敏の箇所に対する医療的なサポートなど、安心して高いホワイトニング効果を得ることができます。

 

美容クリニックのホームホワイトニング

共立美容外科では、医師免許を保持していないと処方できない過酸化尿素を使用する「ホームホワイトニング」も提供しております。

ホームホワイトニングでは、過酸化水素よりも多少漂白効果の弱い過酸化尿素を使用し、2週間ほど自宅でマウスピースを装着することで、歯の象牙質を白く漂白することが可能です。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどちらも、歯の象牙質という歯の色を決める本質の部分にアプローチする、効果の高いホワイトニング治療になります。

エステサロンで行われている、歯の表面の汚れを除去するだけのセルフホワイトニング(実質的なクリーニング)とは、アプローチ出来る範囲が全く違いますのでお気を付けください。

 

歯を根本的に白くできるのは美容クリニックのホワイトニングです

歯を白く美しく保つため、まずはエナメル質の大切さを正しく理解し、日常生活の中でセルフケアを心がけることが重要です。

しかし、上質なエナメル質を保っていても、元々アイボリーカラーの象牙質自体の色を変化させなければ、白く輝く歯を作ることは難しいです。

より白く輝く歯を手に入れ、健康的で美しい歯を目指したい場合は、ぜひ共立美容外科のレーザーホワイトニングやホームホワイトニングをご検討ください。

効果の高い医薬品と、安心のメディカルチェックによって、効果の高い歯のホワイトニングをご提案させていただきます。

 

 

【歯が黄色く見える原因】どうして歯がくすんで見えるの?

歯が白い女性

人間の歯の一番外側の部分は、半透明の「エナメル質」によって覆われています。

このエナメル質が、歯の色を左右する大きな鍵となります。

 

歯が黄ばんで見える原因①:エナメル質が薄い

エナメル質が厚い人は、エナメル層が透けずに歯が白く美しく見える傾向にあります。

歯が白くて美しいといわれている欧米人は、人種的にエナメル質が厚い傾向にありますので、生まれつき輝くような歯を持っている人が多いです。

一方、エナメル質が薄い人種である日本人は、生まれつき歯が多少黄色っぽく見えている方が大半です。

歯が黄色く見える正体は、エナメル質の内側にある「象牙質」と呼ばれる硬い部分です。

象牙質は元々がアイボリーのような色をしているため、エナメル質が薄く、象牙質が透けて見えている場合、象牙質本来の色である黄色っぽく見えてしまうのです。

 

歯が黄ばんで見える原因②:エナメル質への色素沈着

毎日食べ物や飲み物を経口摂取していると、少しづつ汚れや色素が歯のエナメル質に蓄積していきます。

食べ物や飲み物、また嗜好品などの汚れがエナメル質に付着することで生まれる着色汚れは「ステイン」と呼ばれ、このステインは黄色く薄汚れていますので、歯全体が黄ばんだかのように見えてしまうのです。

 

ステインの元となりやすい成分

特にステインの元となりやすい成分としては以下のようなものがあります。

  • タバコのヤニ(タール)
  • コーヒーや紅茶、ウーロン茶などに含まれるタンニンやカテキン
  • 赤ワイン、チョコレート、グレープジュースなどに含まれるポリフェノール

 

歯が黄ばんで見える原因③:間食のとりすぎ

食べ物や飲み物を摂取すると、口の中では「脱灰(だっかい)」と呼ばれる現象が起こります。

脱灰は、食べ物や飲み物に含まれる、糖を栄養とするミュータンス菌が口の中で増殖することで、歯のミネラル分がやカルシウムなどが溶けだしてしまう現象のことを意味します。

通常であれば脱灰の後に時間が経過すると、溶けだしたミネラルが唾液などによって中和される「再石灰化」が起こるので、口腔中の健康は保たれます。

しかし、だらだらと間食を続けたり、糖質が多く含まれる飲み物を飲み続けるなどの食事スタイルが続いていると、歯が再石灰化する時間が不足してしまいます。

脱灰状態が続いてしまうことで、ミュータンス菌によってエナメル質が過剰に溶けてしまい、歯が余計に象牙質そのもののアイボリー色に見えてしまうのです。

 

歯が黄ばんで見える原因④:加齢

歯を白く見せてくれるエナメル質は、長年の咀嚼や歯磨きなどによる摩耗によって、年齢を重ねるとともに減少してしまいます。

また唾液の分泌量も年々減ってしまいますので、先述の脱灰状態が続きやすくなり、エナメル質にとっては過酷な口腔環境となってしまうのです。

 

白く輝くエナメル質を維持する方法

白い奥歯

エナメル質の99%は無機物によって構成されているため、一度失われてしまうと再生することはありません。

エナメル質が不足し、歯が黄ばんで見える減少を食い止めるためには、どのように対処したらよいのでしょうか。

 

エナメル質は「酸性」が苦手。唾液が重要

エナメル質は、食事や飲み物に含まれる「酸」によって徐々に溶解してしまうことが判明しています。

この現象を「浸食性歯牙摩耗」とよびます。

お酢や柑橘系の果物といったすっぱい食品や、清涼飲料水、ドレッシング、ワインなども酸性が強い食品ですので、特にこれらの食品を過剰に摂取している方は、注意が必要です。

酸性の食品に限らず、バランスの良い食事を心がけることが重要です。

また、脱灰を防ぐためには、唾液が十分に分泌されている必要があります。

キシリトールガムを噛むことで虫歯菌の発生を抑えつつ唾液量を増やしたり、海藻類や牛乳のように食品の酸性を中和してくれる食品を同時に摂取することもオススメです。

 

虫歯菌はエナメル質を溶かしてしまうため注意

「だらだら食べ」や「ながら食べ」の習慣がある人、1日に3回の歯磨き習慣がない人は、お口の中でミュータンス菌(虫歯菌)が増殖し、エナメル質が溶解してしまうリスクが高まります。

基本中の基本ですが「食べた後はすぐ歯磨き」、「食事や間食は時間を決めて摂る」などのライフスタイルを心がけることによって、脱灰やエナメル質の減少スピードをゆるやかに調整することが可能です。

 

歯ぎしりや食いしばり対策

就寝時や仕事中など、無意識に歯をくいしばったり、歯ぎしりをしてしまってはいませんか?

人間は、歯を噛みしめた時に約70㎏もの咬合力を発揮すると言われています。

無意識化で行われる就寝中での歯ぎしりは、1本1本の歯に対して250㎏の負荷がかかっていることも分かっています。

これほどの力で歯を嚙み合わせてしまいますと、当然歯の表面のエナメル質は摩耗してしまいます。

摩耗は、エナメル質を大きく減少させてしまう要因の一つです。

丁寧で優しい歯磨きを心がけるとともに、意識的に食いしばりを緩めたり、就寝時にはマウスピースを装着するなどの対策が有効です。

 

エナメル質の着色を取り除く方法

エナメル質を保護しながら、すでに着色してしまったエナメル質の黄ばみを取り除くためにはどうすればいいのでしょうか。

 

ホワイトニング治療でステイン除去

エナメル質を保護しながら、歯の白さを手に入れたい場合には、「歯のホワイトニング」がオススメです。

プラスチックマイクロビーズなどの研磨剤ではなく、高濃度の専門薬剤を使用することによって、エナメル質を保護しながらも長期的に歯の白さを保つことが出来るのが、歯のホワイトニングの特長です。

しかし、「歯のホワイトニング」といっても、その治療内容は様々です。

施術内容や使用する薬剤をしっかりと確認した上で、適切なホワイトニング治療をチョイスする必要があります。

 

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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