日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年02月18日(金)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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目次
脇汗や多汗症に悩んでいる方の多くがボトックス治療を希望されます。
ボトックス治療は治療効果が高く副作用が少ない、ダウンタイムや痛みもほとんどない非常に優れた治療です。
1回あたりの費用が比較的リーズナブルであることも、ボトックス注射が人気の理由です。
しかし、ボトックスの効果は永久的ではなく、おおよそ半年に一度の治療が必要になります。
そのため、ボトックス治療が「本当にお値打ちなのかどうか」を検討するためには、将来的なコストまでを考えておく必要があります。
そこで今回は、ボトックス治療の費用や値段について紹介していきます。
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌と呼ばれる細菌が産生する、A型ボツリヌストキシンという毒素を医療に応用した薬剤です。
ボトックスを投与すると、主成分であるボツリヌストキシンの作用によって神経伝達を抑制する効果を発揮するため、眼瞼けいれん、片側顔面けいれんなどの症状改善に利用されています。
効果発現が早く、副作用も少ない安全な薬剤であるため、今では多くの症例に使用されています。
さらに、ボトックスには美容関連の効果も非常に多く、シワを抑制する効果、細身効果、エラ張りを改善する小顔効果、そして今回紹介する制汗効果なども認められています。
ボトックス投与部位によって期待できる作用が異なり、脇に投与することで、脇汗を止める(減少させる)効果が発現します。
ボトックス注射の料金は、ボトックスの製品(製品によって商品名は異なります)や販売メーカーによって異なります。
ボトックスとよばれる医薬品には様々な製品が存在します。ボトックスはアラガン社の商品名です。
そして、2005年12月にグラクソ・スミスクライン株式会社がアラガン株式会社から製造販売承認を承継ています。
医療機関によって採用している薬剤は異なるため、「ボトックス注射」といえども、一概に金額が同じというわけではありません。
また、ボトックスの投与部位によっても金額は変わります。
投与部位によって必要となるボトックスの投与量は異なるため、シワ取りのボトックス注射と、脇汗に用いるボトックス注射では医療費は異なります。
以上のように、ボトックス注射は医療機関や投与部位、期待する効果によって必要な費用が変わります。
当院の場合は、一度カウンセリングを受けていただくことで、正式な治療の値段をご提示させていただきます。
参考までに、以下により具体的な値段(医療費)をお示しさせていただきます。
ボトックスを美容目的で脇汗に使用する場合、基本的には自費診療で治療を受けていただく必要があります。
ボトックス注射は保険適用可能と思われている方が多いですが、「多汗症によって日常生活に支障が出ているような場合」でなければ、保険適用でボトックス注射を施術することはできません。
そのため、自費診療で脇にボトックスを行う場合の料金相場は約8万円です。(医療機関によって異なる)
使用する薬剤によって料金は上下しますが、当院では、有効性と安全性が担保されており、治療経験(使用症例数)の多い薬剤を採用しています。
医療機関によっては、自費診療の費用をとても安く設定している場合がありますが、ボトックスの製剤に違いがある可能性もあるため、注意して確認しておく必要があります。
また、金額は製剤の単純な金額ではなくどの位置にどの程度注入するかといった技術料も含まれます。
韓国製の例えば、メディトックス社のニューロノックスなどの安価な製剤の場合、金額が安くなります。
ドイツ製のゼミオン、イギリス製のイプセン社から発売されているディスポートなども脇のボトックス治療に使われます。
共立美容外科ではほぼすべてのケースで、アラガン社製のボトックスを使用しています。
ご希望がある場合、ディスポートを使用しています。
共立美容外科の場合、脇のボトックス治療は概算で ¥77,000(税込み)となります。
この金額には、技術料も含まれます。
麻酔クリームを使用する場合は、オプションで別途¥11,000(税込み)がかかります。
共立美容外科のボトックスは正規品を使用しています。
アラガンジャパン社より納品している正規品の場合、パッケージに日本の国旗が描かれています。
また温度管理も徹底しています。
保険診療で脇汗にボトックス治療を行う場合、おおよそ2万円でボトックス注射を行うことができます。
しかし、ボトックスを多汗症に使用する際に保険適用となるのは、「重度の原発性腋窩多汗症」のみです。
以下に重度原発性腋窩多汗症の診断基準を示しますが、この診断基準に該当しない方は、自由診療(自費診療)でボトックス治療を受けていただく必要があります。
ボトックス注射による多汗症の治療は保険適用が認められています。
一般的な病気やケガと同様に、一部の多汗症も保険証を提示することで、一部負担金(通常三割)を自己負担とするだけで、治療を受けることができます。
脇汗や多汗症に対してボトックス治療を行う場合、以下に該当する方のみ「重度の原発性腋窩多汗症」と診断することができ、保険診療(一部負担金のみ)で治療を行うことができます。
保険点数は片側につき200点になります。ただし、片側2箇所以上に注射を行った場合においても、1回のみの算定となります。
「局所的に過剰な発汗が、明らかな原因のないまま6ヶ月以上続き、以下の6項目のうち2項目以上にあてはまる症例」の場合、「原発性局所多汗症」と診断することができます。
原発性局所多汗症のうち、脇の汗が主症状となっている症例が「原発性腋窩多汗症(読み方:げんぱつせいえきかたかんしょう)」です。
1.左右対称性に発汗を認める
2.睡眠中は発汗が止まっている
3.週1回以上の多汗のエピソード
4.家族歴がみられる
5.それらにより日常生活に支障をきたしている
6.最初に症状が出たのが25歳以下
加えて、以下の項目の3、4に当てはまる症例のみが「重度の原発性腋窩多汗症」の診断を受けることができます。
1.発汗は全く気にならず、日常生活に支障がない
2.発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
3.発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
4.発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある
脇汗そのものは病気ではなく、むしろ体調や体温を調節するためには汗の分泌は欠かせません。
そのため、多少脇汗の量が多いからといって、多汗症の治療を行う必要はありません。
しかし、脇汗によってシャツやスーツまでもが汚れてしまったり、脇汗によって社会生活に支障が生じてしまう場合には、重度多汗症と診断された方のみ保険適用の対象となります。
美容目的や少量の汗を止めたいという目的でボトックス注射を希望される場合には、保険適用外の自由診療で治療を受けていただく必要があります。
ボトックスは副作用が少なく確かな効果が期待できる優れた治療です。
比較的コストもリーズナブルで、手軽に治療を受けていただくことができます。
しかし、1回あたりの治療効果継続期間は4ヶ月から9ヶ月であり、半年毎に継続投与が必要であることを考えると、半永久的な効果が期待できる治療の方が、最終的にはコストパフォーマンスに優れる場合もあります。
料金が安いクリニックの場合は安価な製剤を使用しているケースが多いです。
また、脇汗を止めるためのボトックス注射には医師の技術も伴います。脇の下には神経もたくさん通っています。
料金の安さだけでクリニックを選ぶことは避けた方がよいでしょう。
共立美容外科でのカウンセリングの際には、1回あたりの料金だけではなく、将来的、総合的な観点から、お一人おひとりに最適な治療をご提案させていただきます。
▼共立美容外科の人気の脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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