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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

汗が臭う?脇汗の気になるニオイ対策

公開日:2022年01月12日(水)
最終更新日:2023年06月12日(月)

わきが・多汗症
脇汗の臭い対策・グッズ編
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自分の脇汗のニオイをモワっと感じ、周囲にもこのニオイが漂っていないかと不安になった経験のある方は少なくないでしょう。脇汗の気になるニオイは、原因や自分の体質を理解したうえで対策を講じることが大切です。
本記事では、脇汗の臭いの対策方法について、原因とともにお伝えしていきます。

脇汗が臭う!脇汗が臭う原因

脇汗の臭いを対策するには脇汗が臭う理由をしっかり理解して、的確な対処を行う必要があります。
まずは脇汗が臭う原因を状況別にご紹介します。脇汗に悩んでいる方は、自分の状況がどれに当てはまりそうか、参考にしてみてください。

脇の汗臭さは雑菌が分解されて生じるもの

脇汗の主な原因は雑菌によるものです。通常、汗は「エクリン腺」と呼ばれる汗腺から分泌され、この汗によって分解される雑菌が増えると、汗臭さの嫌な臭いを感じるようになります。
ただし、汗そのものに菌が含まれているわけでなく、繊維や皮膚など、脇の上に付いた常在菌を、汗が分解することで臭いが発生します。エクリン腺から出る汗は主成分が水と塩なので、臭いはありません。
脇の上に潜む常在菌が分解されると、皮脂と混ざり合って酸っぱいような臭いが強くなっていきます。
一般的な発汗量を遥かに超えて汗をかいてしまう症状を「多汗症」、通常より汗が多い症状が身体の一部にのみ起こる症状を「原発性局所多汗症」といいますが、こちらもエクリン腺から分泌される汗なので原理は同じです。
汗が多いと、ワキガの症状を結びつけてしまうかもしれませんが、多汗症とワキガには関連性がなく、汗が多いからといってワキガとはいえません。
ワキガかもしれないと悩みを抱える方もいますが、通常の汗臭さとワキガは原理が異なります。

ワキガと汗臭さの違い

ワキガとは、先述したエクリン腺ではなく、アポクリン腺から分泌される汗が原因となり、独特な臭いを発生する症状です。
アポクリン腺の主成分は脂質・タンパク質・糖質・アンモニアであり、水分と塩分のみで分泌されるエクリン腺とは成分がまったく異なります。アポクリン腺から分泌される汗自体も無臭ですが、こちらも常在菌を分解すると、汗に含まれる成分が反応して、ワキガ特有の臭いが発生します。
ワキガと汗臭さは、汗として分泌されるものの成分の差です。含まれる成分が違うため、発生する臭いも変わるのがポイントです。

ワキガと多汗症の症状の違い

ワキガなのか、それとも多汗症で汗臭いだけなのかを見分けるためには、次の2つを確かめることで、判断できるといわれています。

  • 衣服の脇部分に黄ばんだシミができるか
  • 耳垢が湿っているか

ワキガは、「アポクリン腺」から分泌される汗が臭いを発することで起こる症状で、ワキガでない人にはアポクリン汗腺がありません。
また、アポクリン腺は耳の中にもあるため、ワキガ体質の方はアポクリン腺の働きによって耳垢が湿っていてやわらかい、という特徴があります。
ただし、実際には医師による診断が必要なので、気になる方は自己判断に留めず各医療機関の受診をおすすめします。

脇汗のニオイと体質の関係性

現時点では、脇汗の嫌な臭いやワキガは、遺伝や体質が少なからず反映されていると結果が出ています。
身内に「多汗症」や「ワキガ」体質の方がいる場合は、遺伝によって高確率で体質を受け継いでいる可能性があります。

多汗症とワキガは遺伝する可能性がある

両親がワキガ体質だと、その子どもも90%以上の確率でワキガになる可能性があるとされています。仮に、両親のうち一方のみがワキガの場合は、子どもに遺伝する可能性が70%です。ワキガは遺伝しやすいことがわかるでしょう。
一方で、多汗症の遺伝確率は60%~65%です。海外の多汗症患者の統計によると、家族内に多汗症とよく似た症状を持つ方がいた方が60%~65%だったと報告されています。
一部の決まった部位の発汗量が増える「原発性局所多汗症」は、現在まだ原因がはっきりわかっていない症状です。よく「汗っかき」という言葉で表されますが、これも血縁者の体質が遺伝している可能性があります。

手軽に試せるデオドラント製品を活用した脇汗の臭い対策

脇汗の臭いを解決する方法として、特に手軽なのが臭い対策デオドラント製品の活用です。
手術や内服薬などは医療機関を受診する必要がありますが、製薬会社が販売する「医薬部外品」のデオドラント製品であれば、薬局や雑貨店などで入手でき、手軽に効果を試せます。
医療機関の受診を思いとどまっている方は、まずはデオドラント製品の種類を知ることから始めてみてください。

スプレータイプ

デオドラント製品で特に多いのが、スプレータイプの製品です。常在菌や臭いの発生を防ぐのではなく、汗そのものを防ぐことで臭いも抑制する仕組みが特徴です。
また、事前に制汗剤として使用する製品の他に、汗をかいた後に使って臭いを防ぐ製品もあります。
香りやメーカーだけでなく、内容量やパッケージもさまざまなサイズから選べるので、好みの製品を見つけてストックしておくのがおすすめです。

メリット

メリットとしては、次の点が挙げられます。

  • 手を汚さず、ムラなく塗り伸ばせる
  • 広い範囲をカバーできる
  • 汗をかいた肌にも使いやすい

スプレー缶の吹き出し口を押すだけで成分が拡散されるので、すぐに広範囲に塗布できることがポイントです。

デメリット

一方、デメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • サイズの大きいスプレー缶は持ち運びしにくい
  • 処分時に手間がかかる
  • 塗布時にヒヤッとした感覚がある

シートタイプ

シートタイプの商品は、汗をかいた後に汗を拭きとるために使用します。スプレー缶と同じく、香り付きの製品があるのでお好みの製品を見つけるのがおすすめです。
また、スプレー缶と同じメーカーから同シリーズとして、シートタイプの製品が販売されている場合もあるので、その際は香りが混ざらないよう同シリーズの商品をそろえて使うのがおすすめです。

メリット

代表的なメリットは次のとおりであり、使用感によるメリットが多く挙げられます。

  • 汗の臭い対策と同時に汗による不快感が緩和できる
  • スポーツ後や入浴後など、清涼感が得られる

デメリット

デメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • ゴミが発生する
  • シートが乾いてしまう

シートタイプはウエットティッシュが少し大きくなったサイズ感で、使用後はゴミが発生します。また、シートが乾燥してしまうと、制汗シートとして使用できなくなります。
そのため、開封後の長期保存には不向きです。一度開封したら、積極的に使っていきましょう。

ロールオンタイプ

ロールオンタイプはスプレータイプと同様の成分が含まれている製品です。スプレータイプと異なるのは、先端にボールが付いているか。
スプレー式に広がるのではなく、ボールを皮膚の上で転がして、中の液体を出して使用します。

メリット

代表的なメリットは次のとおりです。

  • スプレー缶の大サイズより持ち運びしやすい
  • 制汗剤が含まれているデオドラント製品もあり、汗の発生を防げる
  • ひんやりと感じにくい
  • まんべんなく塗り伸ばせる
  • 手が汚れない
  • 処分しやすい

手を汚さない、ムラなく伸ばせるのはスプレー缶同様のメリットですが、スプレー缶と比べると持ち運びやすく、捨てやすいメリットが特徴です。
また、汗の発生を防ぐ制汗タイプの製品を活用すると、より快適に過ごせます。

デメリット

一方デメリットとしては次の2点が挙げられます。

  • 清潔さを保ちにくい
  • 塗布後、乾くまでに時間がかかる

ロールオンタイプは皮膚に直接塗り伸ばすため、脇に汚れが付いていると、ロールに汚れが移り、中の成分にも影響を及ばす可能性があります。塗布する際は脇を清潔に保つのが大切です。

クリームタイプ

クリームタイプはロールオンタイプやシートタイプの制汗成分をクリーム状にまとめ、クリームを指で広げて効果を発揮するデオドラント製品です。

メリット

メリットとしては、次の点が挙げられます。

  • 指で直接塗り広げやすい
  • 効果が長持ちしやすい
  • 持ち運びしやすい

デメリット

デメリットとしては、次の点が挙げられます。

  • 塗り広げた手や指が汚れる
  • 汗をかいた肌にはそのまま使いにくい

医療機関でできる脇汗の臭い対策

脇汗の臭い対策・医療機関編

脇汗の臭い対策としてより強力な効果を求めるなら、医療機関の受診がおすすめです。医療行為となると、より強力な成分や効能のある製品が手に入るため、市販の物と比べて臭い対策の効果も期待できます。
また、万が一皮膚にトラブルが生じた場合でも、すぐに原因がわかるため安心して使えるというメリットがあります。
手術するまでには至らないものの、強力な効果のある脇汗対策をしたい方は、皮膚科や美容皮膚科などを受診してみてください。
なかには脇汗の臭い対策に特化している医療機関もあるので、事前にホームページをチェックするのがおすすめです。

脇汗を防ぐ塗り薬(ソフピロニウム臭化物)

多汗症の方向けの治療ではありますが、脇汗を防ぐ塗り薬「ソフピロニウム臭化物」が開発され、2020年からは保険適用になっています。
ソフピロニウム臭化物は、エクリン腺に作用する薬です。エクリン腺は刺激をキャッチして汗を分泌するため、その刺激を受け取りにくくし、汗の量を物理的に減らすという治療方法です。
1日1回脇に塗るだけという、治療の手軽さに加え1本あたり1,462円~と購入しやすい価格も魅力です。(保険適用で3割負担の場合)
これまでは保険適用の多汗症治療薬がなく、認められているものは効果に乏しい薬ばかりでしたが、ソフピロニウム臭化物によって、確かな効果が得られるようになっています。

塩化アルミニウム外用薬

塩化アルミニウム外用薬は、これまでも使用されてきた治療薬です。ローションからクリームタイプまで、基本的には患部に塗って発汗量を抑えることで、汗の臭いを防ぐ治療方法です。
汗が発生する汗管を直接防ぎ、発汗量を徐々に少なくしていきます。継続して使用することで、効果が得られる治療薬です。
ただし、塩化アルミニウム外用薬は医療機関ごとに処方されるため、成分や濃度は病院ごとに異なります。保険が効かない医療機関もあるため、効果の即効性、購入しやすさ、入手しやすさの3点を重視する方にはあまりおすすめできません。

内服薬(抗不安薬・抗コリン剤)

脇汗を抑える方法として、内服薬が処方される場合もあります。異常な量の汗をかくのは交感神経の乱れによるものなので、抗不安薬や抗コリン剤などで、交感神経の乱れを抑えます。
抗不安薬は、極度の緊張を感じた場合に大量の汗をかく場合に処方されます。
一方、抗コリン剤は「アセチルコリン」と呼ばれる発汗を司る伝達物質を抑え、発汗の根本からアプローチするために処方されます。
そのほか、発汗を防ぐ効果が期待できる漢方薬が処方される場合もあります。漢方薬の場合は化学薬品と異なり、継続して飲み続けることで効果が得られます。即効性はありませんが、継続によって体質から改善していけるのが漢方薬の魅力です。
発汗を抑える漢方としては「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」「桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)」「白虎湯加人参湯(びゃっこかにんしんとう)」などが処方されます。

A型ボツリヌス菌注射

多汗症の治療方法として、注射で発汗を抑制する治療方法も確立されています。
ボツリヌス菌注射は「ボトックス注射」とも呼ばれる治療法で、ボトックス注射の方が一般的には知名度の高い治療法です。
治療法としては、神経伝達物質の「アセチルコリン」の分泌を抑制し、交感神経の動きを抑えて発汗量を減らします。アセチルコリンは交感神経の端で発汗を促進させる働きがあるため、アセチルコリンの抑制で発汗を伝える伝達物質を抑える仕組みです。
多汗症でも重症の場合にのみ保険適用となり、1回の施術時間はおよそ15分程度。費用は保険適用の3割負担で20,000円~30,000円程度です。
気になるのが注射による痛みですが、施術の数時間前に麻酔クリームを塗り、局所麻酔の状態でボトックス注射を行います。施術後は当日からシャワーを浴びられます。
ただし、ボトックス注射には効果の持続期間があるため、その点のみ注意が必要です。およそ1回の注射で、6カ月ですが場合によっては4カ月~9カ月と、人によって効果の持続期間が大きく異なります。

▼共立美容外科のボトックス注射

手術による脇汗の臭い対策

続いて、手術による脇汗臭対策をご紹介します。ただし、ここで紹介するのはワキガや多汗症の方向けの内容なので、単に脇汗臭に悩んでいる方は自費診療になったり、治療をうけられなかったりする可能性があります。
夏は脇汗の臭いに悩んでいる、夏以外の季節でも脇汗の臭いが気になる、ワキガを改善したい、季節問わず脇の汗が止まらず困っているなど、通常とは異なる臭いや発汗量にお悩みの方は、ぜひ前向きに検討してみてください。

ワキガの手術

ワキガの手術として一般的なのが、脇の皮膚を切開して直接汗腺を取り除く方法です。ワキガはアポクリン腺から分泌される汗によるものなので、根本の原因となるアポクリン腺を取り除きます。
局所麻酔をして手術を行うため施術中の痛みはありませんが、術後の痛みや違和感などがネックです。傷跡がわずかに残るのもデメリットといえるでしょう。
ただし、汗腺を直接取り除くのでワキガと同時に多汗症の治療としても併用できるのがメリットとして挙げられます。
医療機関を探す際は、回復までの日数、来院回数、傷跡の残りにくさ、症例などを総合的に判断して選択することをおすすめします。

多汗症の手術

多汗症の治療には、「腹腔鏡下胸部交感神経遮断術(ETS)」と呼ばれる治療方法があります。腹腔鏡は通常の切開術よりも範囲が狭く、傷跡が残りにくいのがメリットです。この治療方法では、発汗を伝達する神経を切除して、汗を出す命令そのものをストップさせます。
ただし、デメリットとしては他の部位の発汗量が増える可能性があります。治療部位の汗は止まっても、他の部位の発汗量が増える可能性があるため、医療機関でも施術できるところが限られます。

共立美容外科ではワキガや多汗症の治療を各種取りそろえている

共立美容外科では、軽いニオイから重度のワキガまで患者様に合わせた治療方法の提案が可能です。ワキガと多汗症、両方に対応しており、ニーズに合った治療方法をご提案できます。
ワキガ・多汗症の治療方法として、共立美容外科では次の治療方法を取りそろえております。

  • 超音波+ローラークランプ法
  • ミラドライ
  • ボトックス注射

超音波+ローラークランプ法は、自由診療で行う手術で、共立美容外科が特許を取得している独自の治療方法です。
ローラークランプ方法は簡単にいうと掃除機のようにエクリン汗腺やアポクリン汗腺を取り除く治療法で、2つの汗腺をしっかり取り除くパワーの高さが魅力です。傷跡も残りにくく、痛みに弱い方にもおすすめです。
また、ミラドライではマイクロ波を脇に照射して多汗症を治療しています。汗の量は改善できますが、臭いの改善では超音波+ローラークランプ法に劣ってしまうのがデメリットです。
そして、3つ目のボトックス注射は、アセチルコリンの働きを抑制して汗を抑える方法です。繰り返し施術を行う必要があるため、共立美容外科では6カ月に1回の受診をおすすめしています。
以上が共立美容外科で受けられる、多汗症とワキガの治療方法です。おすすめはやはり超音波+ローラークランプ法です。エクリン腺とアポクリン腺を取り除くので、汗の量と臭いの問題を同時に解決できるのが特徴です。
なお、ワキガや多汗症の治療方法として有名なのが、皮膚を切り開く「切開法」ですが、傷跡が残ってしまう、患者の負担が大きいなどのリスクを考慮し、共立美容外科では施術を行っておりません。
脇汗の量・臭いにお悩みの方は、ぜひ共立美容外科での施術をご検討ください。

▼共立美容外科のわきが・多汗症治療

脇汗の嫌な臭いの対策には日常生活の見直しも大切

ここまでデオドラント製品や医療行為を用いた対策を紹介してきましたが、根本的な原因を解決するためには、日常生活の見直しも大切です。
ストレスの発散や食生活の改善、脇を清潔に保つ習慣、インナーへの工夫など、日常生活の行動を改善することで、脇汗の臭いが抑えられる可能性があります。デオドラント製品や医療行為と併せて、ぜひ日常生活の見直しも行ってみてください。

ストレスをため込みすぎない

ストレスをため込みすぎる方は、「ストレス臭」というストレスによって発生する臭いに注目してみてください。
ストレス臭とは、極度の緊張や焦った瞬間など、強いストレスを感じた際にかく汗から漂う臭いのことで、アポクリン腺が関係しているといわれています。
普段からストレスをため込みすぎず、適度に発散する意識が大切です。

動物性脂肪を含む食品は控える

食生活の見直しが、脇汗の臭い対策につながる可能性もあります。とくに注意したいのが、バターなどの乳製品や肉類などを多く食べる方です。
動物性脂肪を摂りすぎると、体内で過酸化脂質が増えやすくなり、ワキガの元となるニオイ物質が作られやすくなってしまいます。
動物性脂肪を含む食べ物を多く摂取する場合は、その食習慣が脇汗臭につながっているかもしれません。
まったく食べないのは難しいですし、量を控えめにするだけでOKです。ご自身の体調と相談しながら、量の調節を行ってみてください。

汗を雑菌に触れさせないようにインナーに工夫を施す

先述した通り、脇汗の嫌な臭いは、分泌された汗が脇に潜む常在菌を分解することで発生します。したがって、汗と常在菌を触れにくくさせる、インナーへの工夫もおすすめです。
特に夏場には脇汗が目立ちにくくなるので、臭いだけでなく見た目の清潔感も得られます。
おすすめのグッズは、衣服の脇部分にだけ取り付けられる脇パッドです。脇の部分が分厚い生地で作られている、脇汗専用のインナーもおすすめです。

脇を常に清潔に保つ

ワキガではなく、単なる脇汗臭で悩んでいる方は、脇を生活に保つように意識してみてください。おすすめの方法は、デオドラント製品の部分でも紹介したシートタイプの拭き取り制汗剤の使用です。
「汗拭きシート」としてスーパーや薬局、場合によってはコンビニでも販売されている製品で十分です。脇に潜む常在菌をできるだけ抑えることがポイントです。

脇汗の臭いは菌の分解が原因!デオドラント製品や病院での治療で適切に対処しよう

脇汗の臭いは、汗が脇にもともと潜んでいた常在菌を分解し、そこに皮脂が混ざることで発生します。したがって、脇汗の臭いを防ぐには

  • 脇汗そのものを防ぐ
  • 分解される常在菌を残さない

の2つの方法が取られます。
脇汗そのものを防ぐ方法には、制汗剤が手軽でおすすめですが、汗の量が異常な多汗症の場合は医療機関での治療も検討してみましょう。
また常在菌を残さないために、汗拭きシートで適度に清潔を保つ方法も有効です。人によって相性があるので、より自分に合った対処方法を探してみてください。
また、耳垢が湿っている、脇の部分が黄ばむという方は、単なる脇汗臭ではなくワキガの可能性があります。ワキガの場合はデオドラント製品を使うよりも、原因のアポクリン汗腺を取り除くのがおすすめです。
脇汗の嫌な臭いにお悩みの方は、まずは自分の体質やニオイの原因を知り、適切な対処を取るのが大切です。自分に合ったニオイの対処方法を見つけてみてください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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