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公開日:2022年03月30日(水)
最終更新日:2024年02月22日(木)
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目次
多くの方が悩みを抱えているわきが。
わきがは病気ではありませんが、わきがが精神的な負担になっているという方も少なくありません。
そんなわきがを治療するには様々な方法があり、共立美容外科でも数多くのわきが治療を取り扱っています。
それぞれの治療にはメリットやデメリットがあるため、自分自身に合った治療法を選択することが重要です。
本記事では、わきが治療で後悔しないように各治療法のデメリットについて詳しく解説していきます。
わきが治療や手術のメリットやデメリットを理解するためには、まずわきがの状態について正しく理解しておく必要があります。
「なぜわきがの臭いがしているのか」「どうすれば臭わなくなるのか」などを理解しておくことで、自分にとって最適なわきが治療を選択できるようになるでしょう。
ひとくくりにわきがといっても「多汗症を合併している方」や「脇ではなく別の部位から臭っている方」など、様々なタイプの方がいます。わきがの基本から正しく理解しておきましょう。
わきがとは、脇からわきが特有の臭いが発生している状態のことを言います。
わきがそのものは病気ではなく、体質といった方が正しいでしょう。
日本人は10人に1人程度(約10%)がわきが体質と言われていますが、欧米や欧州などの地域では、日本人よりも多くの人がわきが体質を持っているとされています。
日本人にわきが体質が少ないとはいえ、日本人は臭いに敏感なところがあり、自分の臭いを気にしすぎてしまう方も少なくありません。
わきがの原因は、アポクリン腺(アポクリン汗腺)と呼ばれる汗腺から分泌される汗です。
汗を分泌する汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺という二種類があります。その内、わきがの原因となる汗を分泌するのは「アポクリン腺」です。
エクリン腺から分泌される汗の量が多くてもわきがの臭いの原因とはならないため、「汗っかき(多汗症)≠わきが」であり、よく汗をかくからといって、それがわきがだということにはなりません。
一方、あまり汗をかかない方であっても、アポクリン腺からの汗が多い方はわきが体質になる可能性もあります。
わきがの原因はアポクリン腺から分泌される汗であり、アポクリン腺の存在がわきがの根本的な原因であるとも言えます。
しかし実際には、汗だけではわきが特有の臭いは発生しません。むしろアポクリン腺からの汗は異性を引きつける「フェロモン」であるとも考えられています。
アポクリン腺から分泌される汗が、皮膚の常在菌(皮膚に存在する無害な細菌)と反応することで、独特なわきが臭を発生させてしまうのです。
つまり、フェロモンでもあるアポクリン汗腺と、皮膚の常在菌という2つの要素が組み合わさることで、わきがの臭いが発生することが分かっています。
ちなみに、アポクリン腺はフェロモンの役割も果たしているため、性活動が活発化する思春期頃からわきがの臭いも強くなり、加齢とともに臭いが減少していくことが多いです。
わきがの重要なポイントとして、アポクリン腺は脇以外の場所にも多く分布しているということを理解しておく必要があります。
アポクリン腺は脇の下(腋窩)以外にも、耳(外耳道)、胸(乳輪)、外陰部や陰毛部分などに多く分布しているため、これらの場所から強いわきがの臭いがするという場合があります。
そのため、胸や乳輪部分からの臭いが強い場合、わきがの治療をしたのに臭いが残ってしまうというケースもあるでしょう。
わきがの原因となる汗はアポクリン腺から分泌されるものであり、汗をかきやすい体質だからといって、必ずわきが体質になるということではありません。
しかし、汗をかきやすい方や多汗症の方はわきがになりやすいというのは事実であり、多汗症はわきがになりやすい人が持つ体質的な特徴の一つでもあります。
多汗症以外にも、わきがになりやすい体質的な特徴として以下のようなものがあります。
体質だけではなく、以下のような生活習慣もわきがの臭いの発生に影響を与えています。
わきがの体質を改善したいという方は、生活習慣や食習慣の改善から始めるのがおすすめです。
ここからはわきがの治療や手術、そのメリットやデメリットなどを解説します。
わきがの治療には様々なものがありますが、大きく「切る治療」と「切らない治療」に分類することができます。
切る治療というのは、わきがの原因であるアポクリン腺を、メスを使って切除するイメージ通りの「手術」のことです。
物理的にアポクリン腺を取り除くことができるため、臭いの残存などは少ないですが、体への負担が大きく、手術による傷跡が残ってしまいます。
一方「切らない治療」としては、汗を止めるボトックス注射や、特殊な細い針を使ってアポクリン腺を「吸引する」方法、レーザーなどを使用して汗を止めてしまう治療など、様々なタイプのものがあります。
治療法によってメリットやデメリットは異なりますが、「切らない治療」では臭いの除去効果が限定的で効果も一時的である場合が多いです。
例えば、ボトックスなどは、3ヶ月から半年で治療効果が切れてくるため、しっかりと制汗作用を持続させるためには、継続的に施術を行う必要があります。
このように、それぞれの治療に応じたメリットとデメリットがあるため、わきが治療のデメリットとしてひとくくりにすることはできません。
インターネットなどで「わきが治療のデメリット」と検索を行うと、様々な情報が手に入ります。しかし「切るわきが治療」のデメリットと「切らないわきが治療」のデメリットがひとまとめに説明されていることもあるため、実際にはどちらのデメリットを指しているのかしっかりと確認することが大切です。
自分自身に最も合った施術を選択するためにも、それぞれの治療法のメリットとデメリットを理解しておきましょう。
切るわきが治療の代表的なデメリットは、身体的な負担が大きいということです。
メスを使った手術を行ってアポクリン腺を取り除くため、切開範囲は小さいですが、体に傷をつけることになります。
手術の後のダウンタイムも必要であり、手術部位をしっかりと完治させるために、手術後には患部を圧迫するテーピングが行われます。
手術の内容にもよりますが、抜糸までの期間(5日〜1週間程度)はテーピングを行う必要があり、腕の上げ下ろしがしにくいなど、日常生活に多少なりとも制限がかかるでしょう。
手術中や術後の痛みなどは、麻酔や鎮痛薬などを適切に使用することで緩和することが可能ですが、手術した後に腕に違和感を覚えるという方も少なくありません、
加えて、手術跡が長期的に体に残ってしまうという大きなデメリットがあります。
共立美容外科では、脇のシワに沿って切開をしたり、切開範囲を小さくするなどの技術によって、出来る限り傷跡が分かりにくくなるように施術をしています。
しかし、メスを使った治療を行う以上、手術跡を全く残さないということは不可能であり、体に傷をつけたくない、メスを使ってほしくないという方にはおすすめできません。
切るわきが治療は保険適用が可能な場合があり、費用を抑えて確かな効果を期待できる優れた治療法です。
しかしその分、体への負担や手術跡などのデメリットがあるということを理解しておきましょう。
切らないわきが治療には様々なタイプのものがあるため、デメリットも一概では説明できません。
しかし、一般的には、切るわきが治療に比べて効果が限定的であるということがデメリットとして挙げられます。
切開して直接アポクリン腺を取り除く手術に比べれば、汗を止めるだけのボトックス注射を行ったり、皮膚の外部からアポクリン腺を吸引するような治療では、どうしても効果が限定的になるのは仕方がないことではありますが、思ったほどの効果が得られないという可能性もあります。
また保険適用が使えない治療が多いため、コストが高くなってしまうというのもデメリットです。
わきが治療は治療法によってメリットやデメリットが異なります。
保険が使えるからという理由だけで切るわきが治療を選択すると、将来的に傷跡が残ってしまい、後悔するという可能性もあります。
一方、簡単に施術できるという理由でボトックス注射などを選択すると、臭いが残ってしまうなど満足度が低い結果になるかもしれません。
治療を行う前にしっかりとしたカウンセリングを行い、各施術のメリットとデメリットを理解した上で、自分自身に合った方法を選んでいくことが重要です。
共立美容外科では、脇の臭いや多汗症のお悩みをカウンセリングにてお伺いします。
毎日のケアの方法や食生活の改善方法などもご紹介しますので、脇の臭いに悩んでいるという方はお気軽にご相談ください。
共立美容外科の人気のわきが多汗症の料金や治療方法についてはこちら。
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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