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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

わきが手術の傷跡はどのくらい目立つか美容外科医が解説

公開日:2022年03月30日(水)
最終更新日:2023年10月20日(金)

わきが・多汗症
両手を上げて脇を見せている女性
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

日本人の10人に1人がわきが体質だと言われています。

わきが体質の人は思春期頃から臭いが強くなるため、社会生活へ様々な影響を及ぼすことになります。

治療の方法によっては手術の傷跡が残ってしまうこともあるため、治療に対しての正しい知識を持つことが重量です。

手術の傷跡が残ってしまうと、傷跡が気になって水着やノースリーブの服を着るのをためらってしまうなど、日常生活に影響が出る可能性もあるでしょう。

本記事では、わきが手術の傷跡に焦点を当てて解説をします。

わきが治療を検討している方、脇の臭いにお悩みの方、脇汗がひどくて何とかしたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

 

 

切るわきが手術は傷跡が残ります

傷跡が残るかを説明している看護師

わきがの治療(手術)には、大きく分けて2つの種類あります。切るわきが治療と切らないわきが治療です。

切るわきが治療では、メスを使って脇の下を切開し、わきがの原因であるアポクリン腺を直接取り除くという手術が行われます。

切開をする以上、手術部位には傷跡が残ることになります。

できる限り傷跡が小さくなるように手術をしたとしても、全く傷跡を残さないということは不可能です。

切るわきが治療では少なからず傷跡が残るということを理解しておきましょう。

傷跡が心配な場合は、ローラークランプ法がおすすめです。大きく切開せずに手術ができるため、傷跡が目立ちにくい治療法です。

 

 

ローラークランプ法

共立美容外科の人気のローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから。

 

 

 

剪除法(せんじょほう)・皮弁法

切るわきが手術の代表例としては、「切除法」と「剪除法(せんじょほう)」の2種類があります。

剪除法は皮弁法(ひべんほう)とも呼ばれる手術方法で、保険適用が可能なわきがの手術になります。

剪除法は、脇のしわにそって4~5cm切開し、切開部分からアポクリン汗腺を目で確認しながら、医療用のハサミでアポクリン汗腺を切除していくという手術方法です。

切開部分は脇の下の目立たない部分であるため、普通に生活している分には、傷跡が目立つということはありません。

しかし、夏に薄着になったり、ノースリーブなどを着たときには、少なからず傷跡が見えてしまう可能性があります。

傷跡は時間をかけて薄くなっていき、何年も経過すると「脇のシワ」と重なって目立ちにくくなります。

しかし、家族やパートナーなどにはバレてしまう可能性が高く、場合によっては手術の傷跡がトラウマになってしまうという方もいるでしょう。

できるだけ傷跡を残さないためにも、術後には圧迫固定と呼ばれる処置が必要です。包帯を巻いて切開した部分を圧迫して固定するという処置です。

脇から肩にかけて、強くテーピングをするようなイメージになりますので、手術後には腕を思ったように動かすことができません。

可能であれば、学校や仕事などを休んで安静にするのがおすすめです。

状態によっては翌日から出勤することも可能ですが、手術部位に負担をかけないように過ごすことが大切です。

手術部位が炎症を起こしてしまうと、傷口の治りが遅くなり、傷跡もより大きくなってしまう可能性があります。

 

手術の傷跡はバレるの?

「手術がばれるかどうか」が気になる方は多いのではないでしょうか。

剪除法などの「切る手術」を選択した場合には、手術のことや傷跡が周りにバレてしまう可能性はあります。

 

傷跡でバレる可能性は?

傷跡は脇の下に残ります。他人の目には届きにくい部分であるため、バレにくいと言えるでしょう。

傷跡は年々薄くなっていき、時間経過によっては、他人からはほとんどわからない状態にまでなることもあります。

しかし、電車内でつり革をもったり、腕を上げたりする動作の中で、脇に傷があるのがばれてしまう可能性があります。

脇のシワに沿って傷痕が残るため、多少なりとも見た目の違和感が出てしまうことは否定できません。

他人からは気づかれないレベルであっても、 自分自身が脇の傷跡にトラウマを抱えてしまい、ノースリーブなどが着れなくなってしまったり、水着になることができなくなる、友人と温泉に行けなくなるなど、心理的に影響が及ぶケースもあります。

また、脇の傷跡が心に影響することで、パートナーに体を見せることができなくなってしまうという場合もあります。

手術の傷跡は一時的なものではなく一生残ってしまうものです。「まあいいか」と簡単に決めてしまうのではなく、将来的なことまでイメージして治療を決めましょう。

特に子どものわきが治療を検討する際は、心への影響や将来的な人間関係への影響まで考慮することが非常に重要です。

 

ダウンタイムでバレる可能性もある?

手術の傷跡だけではなく、ダウンタイムの影響で手術のことがバレてしまうというケースもしばしばあります。

剪除法などの手術の場合、治療後には一週間程度のダウンタイムが必要です。

前述のとおり、術後には傷口をしっかりと塞ぐため、圧迫固定とよばれる処置を行います。

包帯などを使用して、肩から脇の下にかけてきつくテーピングを行うため、一時的に腕の上げ下げなどができなくなります。

日常的な動作に影響を与えてしまうことが多く、仕事や学校などでの生活中に気づかれてしまうことが少なくありません。

両脇を同時に手術した場合、より動作が不自由になるため、周りの人に心配されてしまうこともあるでしょう。

手術のために仕事の休みを取ると、手術の日程やダウンタイムなどで、周りの人から違和感を持たれてしまう可能性も考えておく必要があります。

「傷跡を残したくない」「周りにバレたくない」という場合は、「切らない手術」を検討してみましょう。

 

 

傷跡を残さないわきが治療とは?

傷跡を残さないワキガ治療のローラークランプの機器をもって説明している美容外科医

切らないわきが手術は、体に傷跡を残さない治療として人気があります。

傷跡が残らないだけではなく、体への負担やダウンタイムも少なく、近年では、多くの方が切らないわきが手術を選択しています。

しかし、切らないわきが手術は、自由診療(自費診療)であるため、自己負担額が「切るわきが手術」よりも大きくなるという点がデメリットです。

傷跡を残さないことを重視するのか、ダウンタイムが少ない治療を選択するのか、費用が安い治療を選ぶのか、それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身やご家族にとって最適な治療を選択していくことが大切です。

ただし、子どものうちに治療をする場合、将来的な傷跡や心理的な影響を考える、傷跡が残るような治療はおすすめできません。

子どもの頃には問題とならなかった小さな傷跡であっても、それが将来的に大きな心の傷跡となり、人間関係に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

予算的なことはもちろん、将来的な傷跡や心理面への影響を考慮しながら、治療を決めていく必要があります。

 

 

わきが治療は相談が重要です

わきが治療のカウンセリングをしている医師と患者

わきがを治療するためには、まず医師などに相談することが重要です。

クリニックや病院によっては、保険診療のみを取り扱っていたり、自由診療の治療のみを行っている場合もあります。

そのようなケースでは、治療のメリット部分のみが紹介されることもあり、公平に様々な選択肢を検討することが難しいでしょう。

たとえ保険診療で安く手術ができたとしても、それが一生の傷跡として残ってしまったとしたら、お金には換算できないような大きな代償となってしまう可能性があります。

手術を受けるというのはとても大きな決断です。後悔しないためにも事前のカウンセリングが大切です。

共立美容外科では、手術や治療法を決めるだけではなく、現在のお悩みや日常的なケアの方法、わきがの臭いを少しでも少なくするための食生活など、施術を受ける受けないに関わらず、わきがのお悩みを伺います。

お悩みをお聞きした上で、お一人おひとりに適した治療方法をご提案します。

わきがの状態や臭いの強さによっては、日常的なケアだけでも改善できるかもしれません。

家族や友人にも相談しにくい悩みだからこそ、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

 

 

わきが多汗症のバナー

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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