ソノクイーンの効果とは?ウルセラやタイタンとの違いも医師が紹介
最終更新日: 2022年05月26日 (木)

ソノクイーンとは、美容外科などで行われているHIFU(ハイフ)治療の1つであり、目元など細かい部分に照射できるのが特徴です。
目元や口元の小じわが気になる方から、フェイスラインをリフトアップしたい方まで、様々な悩みに効果が期待されています。
「ソノクイーンはどんな肌トラブルに有効?」「自分の肌質にソノクイーンは合うの?」と効果が本当に出るのか知りたいですよね。
また、ソノクイーン以外のハイフとの違いも気になるところです。
今回は「ソノクイーンの効果とは?ウルセラやタイタンとの違いも紹介」を題して、ソノクイーンの効果と、他のハイフ機械との効果の違いをご紹介します。
ソノクイーンを検討している方、もっと綺麗になりたい方はぜひご覧ください。
ソノクイーンとは?
ソノクイーンとは、肌深層部の引き締めやリフトアップを目的とするハイフ治療機器です。
従来のハイフ機器では難しかった、目元や口元などの細かい部分にも照射できるのが特徴で、皮膚が薄いパーツの小じわやたるみに対しても施術が可能です。
ソノクリーンの特徴
ソノクイーンの特徴5つをご紹介します。
① 悩みにピンポイントで治療ができる
ソノクイーンは、症状や肌の悩みによって照射深さの変更が可能なため、目元や口元周辺の浅い層から、フェイスラインのたるみやほうれい線などの真皮層まで、肌トラブルの根本部分にアプローチします。
3種類のカートリッジがあり、使い分けによって浅い層から深い層まで深さの変更が可能です。
皮膚の浅い部分である表皮層への照射は、他のハイフ機器では対応していないため、ソノクイーンのみの特徴といえます。
② 効果の持続が長い
ソノクイーンは約半年間もの間、効果が持続するといわれています。
効果のピークは2~3か月後で、徐々に自然な状態に戻っていきます。
③ 将来的にも綺麗な肌をつくる
ソノクイーン治療を繰り返し行うと、肌のコラーゲン生成が活発になり、年齢を重ねてもたるみにくい肌に変化してきます。
何年たっても、若々しくいたい方の理想を叶えてくれるのです。
④ダウンタイムが短い
治療によるダウンタイムは、ほとんどありません。
施術直後は赤みや腫れがでる方もいますが、数時間すれば落ち着くため安心しましょう。
治療当日からメイク・シャワー・洗顔・入浴も可能ですので、普段と変わらない生活ができます。
⑤痛みが少ない
ソノクイーンは、照射時の痛みが少ないのも人気の理由です。
必要な部分にのみピンポイントで照射するため、必要以上に皮膚組織にダメージは与えません。
美容治療の痛みが苦手な方にもおすすめです。
ソノクリーンが作用する3つの層
ソノクイーンは、カートリッジを変えると3種類の層にアプローチが可能です。
それぞれの層への作用をご紹介します。
① SMAS層(深さ4.5mm)
3種類のカートリッジの中でも、一番深い層まで届かせます。
皮膚と筋肉の間にあり、皮膚の土台の役割をしているためSMAS層がたるむと顔全体がたるんだように見えてしまうのです。
ソノクイーンをSMAS層に照射すると、たんぱく質が凝縮されリフトアップ効果があります。
② しわ・毛穴の層(深さ3.0mm)
SMAS層よりも浅い真皮層部分にあり、ダメージを受けると毛穴の開きやしわの原因となります。
ソノクイーンを照射すると、皮膚が熱ダメージから自ら傷を治そうとする力が働き、コラーゲンの生成を促すため弾力アップに導いてくれるのです。
③目元周辺や口まわりなどの層(深さ2.0mm)
目元周辺や口周りの層は、比較的小じわで悩んでいる方が多くいます。
従来のハイフでは治療が難しく、思ったような効果が出ないケースもありました。
しかし、ソノクイーンは皮膚が薄い表皮層部分への照射が可能なため、細かいしわの治療も可能です。
ソノクイーンの効果とは?
ソノクイーンは、アプローチしたい層に熱ダメージを与え、細胞が自ら修復する力を利用した治療法です。
修復の過程で、コラーゲン繊維の生成が行われ、肌内部が持ち上がるような弾力やハリ、リフトアップ効果が期待できます。
ソノクイーンで有効な肌トラブルは、以下のものがあります。
- おでこ
- 眉間のしわ
- 頬のたるみ
- 目尻のしわ
- 目の上のたるみ
- 口元のしわやたるみ
- 首元のしわやたるみ
ソノクイーンとウルセラの違い
ソノクイーンと同じハイフの種類には「ウルセラ」という治療法があります。
ウルセラはソノクイーンと比べると、熱エネルギーが強い機械で真皮層に対してのアプローチが得意です。
パワーが強い機械のため、治療中に痛みを感じる方がいます。
また美肌機能が搭載されているため、リフトアップと共に肌を綺麗にしたい方にはおすすめです。
各項目でのソノクイーンとウルセラの違いをご紹介します。
※下記は一般的な見解です。どちらが優れているか保証するものではありません。
①照射時間
ソノクイーン:30~60分
ウルセラ:40分
②効果持続期間
ソノクイーン:3か月~半年
ウルセラ:3か月~1年
③施術中の痛み
ソノクイーン:ほぼない
ウルセラ:強い
④メリット
ソノクイーン:ダウンタイムなく治療が受けられる、細かい顔のパーツにも照射可能
ウルセラ:照射時間が短い、美肌効果がある
⑤ デメリット
ソノクイーン:照射時間が長い
ウルセラ:料金が高い
ソノクイーンとタイタンの違い
「タイタン」もハイフ治療の1つです。
タイタンは引き締め作用によってシワやたるみ、毛穴の開きを解消します。
ソノクイーン同様、痛みやダウンタイムがほとんどありません。
リスクの低い治療法ですが、逆を言えばパワーが特別強いわけではないため、効果の持続を求めるのであれば定期的な施術が必要です。
各項目でのソノクイーンとタイタンの違いをご紹介します。
※下記は一般的な見解です。どちらが優れているか保証するものではありません。
①照射時間
ソノクイーン:30~60分
タイタン:40~45分
②効果持続期間
ソノクイーン:3か月~半年
タイタン:1か月~半年
③施術中の痛み
ソノクイーン:ほぼない
タイタン:ほぼない
④メリット
ソノクイーン:皮膚が薄い部分、細かい部分への照射が可能
タイタン:手ごろな金額でできる
⑤デメリット
ソノクイーン:照射時間が長い
タイタン:効果がマイルド、リフトアップ効果は承認されていない
ソノクイーンのデメリット
ソノクイーンのデメリットは、以下のものがあります。
①照射中に熱さや痛みを感じる場合がある
照射中の痛みやダウンタイムはほとんどないといわれていますが、治療後に赤みや腫れがでる方がいます。
数時間経つと引いてきますが、悪化したり長引く時には医師に相談しましょう。
②副反応がでる場合がある
ソノクイーンで考えられる副反応は、以下のものがあります。
- 筋肉痛のような痛み
- 肌の赤み
- やけどのような症状
- 過度な日焼けによる色素沈着
副反応についても、症状が強い場合にはクリニックに問い合わせましょう。
ソノクイーンをおすすめしない方
次のような方は、ソノクイーンの施術に向いていません。
- 照射場所に金の糸やプレートが入っている方
- 涙袋にヒアルロン酸が入っている方への涙袋への照射
- 2週間以内に皮膚リサーフェシング治療を受けた方
- 脂肪移植を6か月以内に受けた方
- 傷ついた皮膚や切り傷の治療を受けた部分への照射
- 皮膚障害部分への照射
- 妊娠中の方
ソノクイーンは安全性が高く、さまざまな肌トラブルへの効果が期待できますが、少なからず肌や金銭的な負担はありますので、デメリットも知ってから治療に臨みましょう。
ソノクイーンがおすすめな方
次のようなお悩みがある方には、ソノクイーンの施術が向いています。
- リフトアップしたい方
- たるみやほうれい線を改善したい方
- 目元のハリ
- 小じわ改善をしたい方
- 口元のハリ
- 小じわ改善をしたい方
- 二重あごをなくしたい方
- 痛みやダウンタイムの少ない治療法を選びたい方
症状や肌質によって効果が出る治療法は異なりますので、自己判断せずカウンセリングでしっかりと医師に要望等と伝えましょう。
ソノクイーンのメリット・デメリットを理解して治療に臨もう
今回は「ソノクイーンの効果とは?ウルセラやタイタンとの違いも紹介」を題してまとめました。
ソノクイーンとは、美容外科などで行われているHIFU(ハイフ)治療の1つです。
他のハイフ機械と比べて、目元など細かい部分に照射できるのが特徴で、小じわ改善やフェイスラインのリフトアップなど、様々な悩みに効果が期待されています。
ソノクイーンとウルセラの違いは、ウルセラの方が熱エネルギーの強い機械で行うため、効果持続期間が長くなりますが治療中に痛みを感じるケースがあります。
ソノクイーンとタイタンの違いは、タイタンの方が比較的手ごろな値段で施術が受けられますが、引き締めがメインでありリフトアップは承認されていません。
目元や口元のハリや小じわが気になる方、フェイスラインのリフトアップをしたい方、痛みやダウンタイムの少ない治療法を選びたい方にソノクイーンはおすすめです。
美容外科で人気の施術の1つであるハイフ治療は、お悩みに合わせて機械を選んだり通院回数の相談が必要なため、自分の希望に合ったクリニックを選びましょう。
共立美容外科ではソノクイーンではなく、ダブロやスーパーハイフプロといったハイフ治療を行っています。
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