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熊本院で行っているミラドライとは

ミラドライは、わきが・多汗症の治療を行なう美容機器です。皮膚を切ることなく、電磁波エネルギーを利用して、わきが・多汗症の原因である汗腺の機能をなくします。共立美容外科　熊本院では2012年ごろからミラドライの治療を行っています。特に大きなトラブルはありません。

機能を失った汗腺は再生しませんので、切開手術と同様に長期間にわたって効果が持続します。
ミラドライは同名の米国企業が開発し、米国の政府機関である食品医薬品局（Food and Drug Administration; 略称 FDA）から多汗症・腋臭症・減毛に対する医療機器としての製造認可を受けた機械です。

日本国内でも、重度の原発性腋窩多汗症を治療する医療機器として厚生労働省から承認を得ています。

▼熊本で人気のミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら

ミラドライによる治療の仕組み

わきが

わきがは医学的には「腋臭症」と呼ばれ、わきの下が特異なにおいを放つ状態を指します。
欧米では80％の人にわきがの傾向がみられるのに対し、日本人では10％程度と少なく、そのため目立ってしまいがちです。
わきがが引き起こされる仕組みは次のようなものです。
ヒトの皮膚には汗を出す器官として汗腺があります。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類が存在し、それぞれに汗の性質や汗を出す仕組みが異なります。

エクリン腺は全身のほとんどに分布しています。主に体温調節のために汗を出す汗腺で、分泌される汗は無味無臭です。
一方、アポクリン腺が存在する部位は限られており、腋窩（わきの下）のほか乳首や下腹部などに多く分布します。独立して皮膚に開口しているエクリン腺と異なり、毛根に開口部があります。

アポクリン腺から出る汗は白く濁っていて、脂質やタンパク質などにおいのもととなる成分を多く含んでいます。この脂質・タンパク質が皮膚表面の細菌によって分解され、3メチル2へキセノイン酸が発生し、特有のにおいを生むとされています。腋臭症の人はアポクリン腺が大きくて、その数も多く分泌量が多い傾向があります。

外科的な処置を行なわずに腋臭を防ぐには、まめに洗浄して腋を清潔に保ち皮膚表面の細菌を減らす対策をとる必要があります。

多汗症

多汗症は2種類の汗腺のうち、エクリン腺からの汗の分泌量が多くなり、体温調節に必要な量を超えてしまう現象です。
対策としては、制汗剤を用いる、腋汗対策のインナーを着用するといった一般的な方法のほかに、塗り薬を使用して交感神経から伝達される信号をブロックして汗が出るのを抑える方法や、飲み薬を内服する方法があります。あるいは、交感神経を切断する外科手術を行なう手段もあります。

ミラドライの仕組み

ミラドライは電磁波の中でも、電子レンジで使用されるのと同じマイクロ波を用います。これを汗腺に照射して、機能を働かなくさせるという仕組みです。エクリン腺とアポクリン腺の両方の汗腺に作用するので、わきがと多汗症の両方に対して効果があります。

さらに詳しく説明すると、汗腺が集中する皮下2～3mmの層にマイクロ波を照射します。マイクロ波のエネルギーは水分子に吸収されて熱に変わる性質があり、汗腺は水分を多く含むのでこの熱によって破壊されます。

そしてマイクロ波は、表皮と真皮を通過してからは皮下脂肪層で抵抗を受けるので、汗腺以外への影響は最小限に抑えられます。
また、ミラドライには冷却システムが搭載されていて、表皮から真皮にかけての層は熱から保護されますので、やけどを起こす心配はありません。

ミラドライはこんな人に向いています

次のような悩みや要望をお持ちの方におすすめの治療法です。

• わきの臭いで悩んでいる
• わき汗をかきやすい
• 切開手術は避けたい
• 効果を長く維持したい
• 施術後すぐに通常生活を送りたい

ミラドライを受ける熊本でのクリニックの選び方

ミラドライの施術自体は、同じ機械を使っている以上どのクリニックでも基本的には同じはずです。
しかし、マイクロ波の照射出力や照射範囲を調整することで、治療品質に差が出ます。

照射回数を多くする少なくするか、照射範囲を広くとるか狭くとるか、使用エネルギーレベルを高くするか低くするかで当然結果は変わってきます。重ね打ちをする場合でも、1回目と2回目を完全に同等のものにする場合もあれば、2回目は少ない回数を低いエネルギーレベルで照射する場合もあります。

そうした違いについても詳しく説明するクリニックを選び、納得した上で施術を受けていただくことが重要となります。
また、施術者には、人体に対する解剖学的な知識と機械に対する知識が求められます。ホームページを参考にする場合は、そうした部分に対しても丁寧な説明があって信頼感のあるクリニックを選びましょう。

費用面では、あまりに高額な料金を提示するところや逆に安すぎるところは避けるべきです。ミラドライは、機器そのものの導入費用のほか維持管理にもある程度の費用がかかりますし、健康保険が適用にならない自由診療ですので、比較的高額になります。安い場合には、その安さに合理的な根拠があるか、たとえば消耗品を使い回すことで費用を抑えたりしていないかなどを確認しておくと安心です。

ミラドライのメリット

ミラドライの施術には以下のような特長があります。

• 皮膚を切開せずに施術ができる
• 施術時間が短く、施術後の通院も基本的に不要
• 半永久的に効果が見込める
• ダウンタイムがない

ミラドライ登場以前は、わきがや多汗症を根本的に治療する方法としては外科手術が主流でしたが、身体への負担が大きく、皮膚の腫脹や壊死、ひきつれを起こす危険がありました。ミラドライは、そんな手術のデメリットを解消しました。

また、より手軽な治療法としてボトックス注射などもありますが、効果が長続きしないため継続的に治療を続ける必要があるのが難点です。その点、ミラドライによる治療は一度で完結します。

施術時間は1時間～1時間半程度です。施術当日は軽度の痛みが生じますが、翌日には違和感程度になり、通常の生活に戻れます。局所麻酔を使って治療しますので、施術中はほとんど痛みを感じません。いったん破壊された汗腺は再生しないので効果は手術と同様に半永久的です。

ミラドライのリスク

個人差はありますが、施術直後は患部に赤みや腫れが生じたり、熱っぽく感じる場合があります。
また照射から数日間は、筋肉痛のような軽い鈍痛が出る可能性があります。
これらの症状は時間とともに改善します。

ミラドライの施術の流れ

1. カウンセリング
2. 消毒・局所麻酔・マーキング
3. 照射
4. 冷却・術後処置

2は、わきの下を入念に消毒し、局所麻酔を行なってから、照射する範囲全体に確実に行き渡るようにマーキングを行ないます。
照射後は、マーキングの跡を拭き取り、冷却パックで10～20分程度冷やします。

ミラドライの施術後の注意点

治療後はすぐに日常生活に戻ることができます。
ただし、1〜2週間は激しい運動や重い荷物を持つ行為を控えてください。
入浴は翌日から、シャワーは当日から可能ですが、治療部位を強くこすらないよう気をつけてください。
また痛みや腫れを緩和するため、数日は冷却パックでわきを冷やすようにしてください。

ミラドライのQ&A

Q　手術時間はどれくらいですか。
A　1時間程度かかります。

Q　以前にわきがの治療を行なっていても治療は可能ですか？
A　ミラドライの治療は可能です。ただし、状態によっては治療が行えない場合があります。まずはご相談ください。

Q　術後に通院の必要はありますか？
A　基本的に通院は必要ありません。施術後に気になることや不安に感じることが出てきましたら、お気軽にご相談ください。

共立美容外科　熊本院も選択肢の１つ

熊本で「ミラドライ」の施術が上手な名医をお探しの方は業界35年以上に渡り、ワキガ・多汗症治療を行っている共立美容外科も選択肢の１つです。

当院は「ミラドライ」の知識や高い技術を持つ名医が揃い、医師全員が解剖学を熟知しています。

再発・失敗がないように、丁寧でより安全で効果的な治療を行っております。

熊本でミラドライをお考えの方はご気軽にご相談ください。

■住所
〒860-0844
熊本県熊本市水道町5-21コスギ不動産水道町ビル5階

■お電話
096-323-8021

■熊本院の詳細はコチラから▶

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～監修医師～

島田 茂孝(しまだ しげたか)

■認定医等

日本形成外科専門医

■略歴

1995年　島根医科大学医学部 卒業
1995年　太田熱海病院 外科 入局
1996年　熊本機能病院 整形外科 入局
1997年　恵寿総合病院 形成外科 入局
1998年　昭和大学医学部付属病院 形成外科 院外助手
1999年　今給黎総合病院 形成外科入局
2000年　前橋赤十字病院 形成外科入局
2001年　横浜労災病院 形成外科入局
2002年　太田熱海病院 形成外科 入局 部長就任
2005年　鶴岡市庄内病院 形成外科 入局 部長就任
2009年　荒尾市民病院 形成外科 入局 部長就任
2018年　共立美容外科・歯科 入職
2019年　共立美容外科・歯科 大分院院長就任
2022年　共立美容外科・歯科 熊本院院長就任