日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年03月29日(火)
最終更新日:2023年06月29日(木)
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
共立美容外科のマッサージピールは、イタリアで開発された「PRX-T 33」という薬剤を顔全体にマッサージしながら塗り込み、最後に薬剤を洗い流すというものです。
マッサージピールに用いられる「PRX-T 33」という薬剤は、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)と過酸化水素、コウジ酸という3種類の主成分でできています。
マッサージピールの効果としては、以下のようなものが挙げられます。
化粧品を使った日常のスキンケアでは難しい肌悩みにも、マッサージピールではアプローチできます。
薬剤が肌の真皮層まで深く浸透して、コラーゲンの生成に関与するため、様々な肌悩みに有効です。
また3種類の主成分が合わさることによって、バランスよく効果を発揮します。
施術時間は10分程度で、美容外科で受ける施術の中では短時間で終わることでも人気を集めています。
はじめは1〜2週間おきに連続して施術を受けて、肌状態が整ってきたら1カ月に1回程度の頻度で施術を受けるのがお勧めです。
マッサージピールでは、肌への刺激や赤み、皮むけが起こりにくいため、ダウンタイムが必要ない場合も多いです。
施術直後からメイクが可能なので、もし赤みなどが生じてしまった場合もメイクでカバーすることができます。
一般的なピーリングは皮がむける期間があり、皮むけが非常に目立ちやすいので、外出などの予定がないタイミングを選んで施術を受ける必要があります。
また施術後に専用化粧品の使用が必須であるピーリングもあり、施術を受けた後のケアも重要です。
一方、マッサージピールは皮むけが起こりにくく、施術を受けた後も比較的通常どおりのスキンケア・メイクを行うことができます。
ただし、レチノイン酸、ディフェリンゲル、ベピオゲルなど一部使用できないものもあるので注意しておきましょう。
マッサージピールは、他の施術と組み合わせることもできます。
よく行われるのが、「ベルベットスキン」というダーマペンと組み合わせるものです。
ベルベットのように滑らかでキメのある肌にすることを目的としているため、この名前がついています。
ベルベットスキンを受けた場合、マッサージピール単独の施術と比べ赤みやひりつきが起こりやすくなりますが、効果を感じやすいという人が多いです。
ベルベットスキンの施術時間は20分~40分程度で、施術直後はメイクはできません。
マッサージピールは薬剤を塗り込んで洗い流すという施術方法のため、「薬剤さえ手に入れば自分で行えそう」と思われがちです。
実際に、薬剤を個人輸入などで手に入れて、セルフでマッサージピールを行っている人もいます。
また、マッサージピールを受け始めた直後は、1〜2週間おきに連続して行うことが推奨されていますが、何度も美容外科へ通う時間を確保するのが面倒といった理由で、セルフでマッサージピールを行う人も見られます。
上記にあげた以外にも様々な理由により、セルフでマッサージピールを行っている人がいますが、セルフでマッサージピールを行うのは推奨できません。
マッサージピールの薬剤を国内で手に入れられるのは医療機関だけで、一般に向けて販売されているものではありません。
知識を持った人しか使えないよう販売ルートが定められている薬剤を、医療の知識が乏しい一般の方が使うのは危険と言わざるを得ません。
次に、セルフでマッサージピールを行うのが危険な理由を5つに分けて詳しくご紹介します。
セルフでのマッサージピールが危険な理由の1つ目は、「薬剤への保証がない」ことです。
マッサージピールの薬剤は、医薬品の卸を通じて医療機関のみが購入できるものであり、個人が手軽に購入できるものではありません。
個人でマッサージピールの薬剤を手に入れている人は、個人輸入で購入していることが多いです。
個人輸入で薬剤を購入する場合、薬剤が本物かどうかを含めて全てが自己責任です。
薬剤に対する保証がないため、効果がないどころか悪影響を与える可能性さえあります。
また個人輸入の場合、卸を通じて医療機関が購入する場合と比べると温度管理などに不安が残ります。
マッサージピールの薬剤は冷蔵で保管することが決められていますが、個人輸入の場合は冷蔵保管が徹底されているとは限りません。購入した薬剤が本物であったとしても、保管状態が悪く劣化している可能性があります。
薬剤の品質が保証された状態で施術を受けるためには、卸から正規ルートで購入している医療機関での施術を受けましょう。
セルフでのマッサージピールが危険な理由の2つ目は、「肌状態のチェックができない」ことです。
肌状態が極端に悪い場合は、マッサージピールも含めてお肌への積極的な施術は控えて、肌状態が落ち着くのを待った方がいいこともあります。
そのような状態にも関わらず、セルフでマッサージピールを行ってしまうと、肌状態を悪化させてしまうかもしれません。
また肌状態によっては、マッサージピールよりも適した施術がある場合や、マッサージピールでは大きな効果が見込めない場合もあります。
費用や時間をかけてマッサージピールを行なうのであれば、効果を期待したいものです。
そのためにも、医療従事者に肌状態をチェックしてもらった上で施術を受けるようにしましょう。
セルフでのマッサージピールが危険な理由の3つ目は、「方法が正しくない可能性がある」ことです。
セルフでマッサージピールをしている人は、体験談ブログやSNSを参考に行っていることが多いです。
しかし体験談ブログやSNSの多くは、医療従事者でない一般の方により書かれており、医療的な観点での記事ではなく、あくまで「個人の体験談」です。
ブログやSNSの投稿者がたまたま問題なくマッサージピールを行えたとしても、他の人も皆が同じ方法で問題なくマッサージピールを行えるとは限りません。
また、医療従事者と違い一般の方は、様々な人の肌に触れた経験がないため、肌状態に合わせた強度・手順でマッサージをするのは非常に難しいです。
「自分の肌のことは自分が一番わかっている」と思いがちですが、様々な人の肌状態と比較して自分の肌状態を正確に把握していないと、肌状態に合わせたマッサージをするのはほぼ不可能であると言えるでしょう。
一方、美容外科でマッサージピールを行う場合は、医療従事者が肌状態を確認しながらマッサージの方法や強度などを調節しています。
全ての人に同じ方法でマッサージをするのではなく、それぞれの人の肌状態に合わせて施術をしているのです。
知識や経験を持った医療従事者が施術を担当することで、トラブルを防ぐことができる上に、肌状態にあった適切な施術を受けられます。
セルフでのマッサージピールが危険な理由の4つ目は、「頻度が正しくない可能性がある」ことです。
美容外科では適切な頻度を管理しながらマッサージピールの施術をしますが、セルフでマッサージピールをする場合は、推奨された頻度を守らず高頻度で行うこともできます。
しかし肌状態に合っていない頻度でマッサージピールを行うと、肌に悪影響を与えてしまうことも。
また、マッサージピールを行う正しい頻度は、初めのうちは1〜2週間に一度ですが、徐々に頻度を落として1カ月に1回程度にしていかなくてはなりません。
頻度を変えていくタイミングを誤ってしまうと、不必要に高頻度でマッサージピールを行ってしまうことになります。
不必要ともいえる頻度でマッサージピールを行うと、肌に過度な負担をかけることになり、薬剤も無駄になってしまいます。
医療従事者が知識と経験に基づき、肌状態を確認しながらマッサージピールを行います。適切な頻度でマッサージピールを行うために美容外科での施術をお勧めします。
セルフでのマッサージピールが危険な理由の5つ目は、「薬剤の保管に不安が残る」ことです。
マッサージピールの薬剤は、一度購入すると3〜4回にわけて使用できますが、開封した薬剤は冷蔵保管しなければなりません。
美容外科では薬剤専用の冷蔵庫に入れて保管を行なっていますが、自宅でマッサージピールを行う場合は、家庭用冷蔵庫で保管をすることが多いでしょう。
保管状態が適切でない可能性もありますし、家庭の冷蔵庫で食品などと一緒に保管することに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。
また美容外科ではマッサージピールを受ける患者も多くいるため、開封した薬剤を使い切るまでのスパンが早いです。
一方、セルフでマッサージピールを行う場合は、薬剤を使うのは自分のみということがほとんどで、開封した薬剤を使い切るのに時間がかかりがちです。
一度開封した薬剤は少しずつ劣化するため、早めに使い切ることが推奨されています。
自宅で薬剤を保管して半年以上同じ薬剤を使っているという人も珍しくないですが、これは望ましくありません。
薬剤を適切に保管し、早いスパンで使いきれる環境が整っている美容外科でマッサージピールを受けましょう。
マッサージピールをセルフで行うのが危険な理由を5つご紹介しました。
マッサージピールは自分でも簡単にできそうと思われがちですが、セルフで行うマッサージピールには様々な危険が伴い、その結果肌の状態が悪化してしまっても全て自己責任となってしまいます。
知識を持った医療従事者が施術を担当する美容外科で、マッサージピールの施術を受けるようにしましょう。
▼共立美容外科の人気のマッサージピールの料金や施術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
医師
島田 茂孝(しまだ しげたか)
熊本院 院長
日本形成外科学会認定形成外科専門医
略歴
主な加盟団体
日本形成外科学会
日本美容外科学会
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