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公開日:2022年02月19日(土)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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目次
美肌注射とよばれるものには様々な種類ものがあり、効果や費用は配合されている成分によって異なります。
一般的な美肌注射には、皮膚の色素沈着の原因となるメラニン成分を抑制することで、しみやそばかす、肝斑などにアプローチしたり、コラーゲンの生成をサポートすることで、健康的でハリのある肌を作る効果が期待できます。
美肌注射には複数の成分が配合されていることも多く、皮膚を作る細胞を活性化したり、老廃物の排出を促し、老化した皮膚の機能を正常化させる作用も期待できます。
今回は、そんな美肌注射の基本から、美肌注射に含まれる成分や効果、安全性などを幅広く解説します。
美肌注射とは、肌や細胞にとっての栄養分となる様々な成分を、注射や点滴などの方法で投与するタイプの施術です。
サプリメントなどをイメージすると分かりやすいのですが、ビタミンやミネラル、栄養素などのサプリメントを服用(口から投与)しても、効率的に体内に吸収することはできません。
一方、注射薬や点滴薬として、ビタミンなどの各種栄養素を血管内に直接投与することで、成分の吸収効率を高め、不足している栄養素を直接体の内側に作用させることが可能になります。
使用されている成分によって様々なタイプの美肌注射が存在し、ビタミン注射、にんにく注射、プラセンタ注射、白玉注射、カクテル注射、ブレンド注射など、いろいろな名称で呼ばれています。
とはいえ、どの成分(注射)も、美白や美肌を目的としたものであり、広義の意味ではどれも美肌注射ということになります。
美肌注射には様々な種類のものが存在し、それぞれのタイプによって成分や効果が異なります。
一般的には、エイジングケア効果や抗酸化作用が高い成分が美肌注射として使用されている事が多く、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸、プラセンタ、カルニチン、グルタチオンなどが代表的です。
基本的にはどの成分であっても、注射投与の方がサプリメントや内服薬よりも大きな効果が期待できます。
共立美容外科の美肌注射では
・Lシステイン
・ビタミンH
・ビタミンB
・ビタミンC
・アミノ製剤
を使用しています。
配合分量や詳細は企業秘密になりますが、使用されている成分や効果などを詳しく解説していきます。
当院では、美肌成分の一種として、Lシステインとアスコルビン(ビタミンC)の配合剤であるクリストファンを使用します。
Lシステインはアミノ酸の一種であり、メラニン色素の生成抑制とメラニン色素の排出促進作用を持っているため、美肌や美白効果が期待できます。
アスコルビン酸(ビタミンC)と併用することで相乗効果が期待できます。
メチコバールは主成分はビタミンB12になります。血液を作るのに欠かせないビタミンです。一般的なビタミンB12に比べ、末梢性神経障害に対しても効果が高いです。
アスコルビン酸はビタミンCそのものであり、肌細胞だけではなく体全体に良い影響を及ぼします。
免疫力を高めて、ウイルスや風邪などへの抵抗力を上げるなどの健康効果も期待できます。
美容面では、コラーゲンの生成を助けることで肌にハリを与えたり、抗酸化作用によって活性酸素を除去することで、シミやそばかす、色素沈着などを抑制します。
ストレスによる肌荒れやニキビにも効果があると考えられており、アスコルビン酸を注射薬として投与することで、効率的に薬効を発現できるようになります。
割とマイナーなビタミンではありますが、ビタミンHには美肌効果があると言われており、ニキビや肌荒れに効果的です。
ビタミンHを単独で使用するというよりは、総合ビタミン剤に含まれる一種として、美肌注射や美肌点滴内に配合されることがあります。
ビタミンB群の中にビタミンB1が含まれます。
ビタミンB1は豚肉にも多く含まれているビタミンであり、特に疲労回復効果が強力な成分です。
筋肉疲労などには最適であり、スポーツ選手等も愛用する栄養成分です。
直接的にニンニクとは関係ありませんが、アリナミンの成分は少し臭うので、通称としてニンニク注射と呼ばれることがあります。
ニンニク注射を打つと元気になるというのは、チアミン(ビタミンB1)の疲労回復効果によるものと考えられます。
エクササイズなどと共にチアミンを効率的に使用することで、美しくしなやかな体を作り上げるサポートが可能です。
シーパラはチアミン塩化物塩酸塩、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミド、パンテノール、アスコルビン酸とも呼ばれます。
モリヘパミンはアミノ製剤です。注射器でビタミンなどを注入する際の生理食塩水のような役割を果たします。
その他一般的に美肌注射に使用される成分をご紹介します。
強力ネオミノファーゲンシーは、肝機能を改善したり、解毒作用を増強したり、抗アレルギー作用など、幅広い薬効を持つ薬剤です。
グリチルリチン酸、グリシン、Lシステイン塩酸塩の配合薬であり、抗炎症作用も有することから、肌あれや皮膚の炎症を沈静化する効果も期待できます。
蕁麻疹などの皮膚症状にも効果があるため、肌の赤みなどを取り除き、炎症を改善させる作用が期待されます。
L-カルニチンとは、脂肪燃焼に欠かせない成分であり、体の中に溜まってしまった脂肪を燃焼させるとともに、基礎代謝を上げる効果が期待できます。
痩せやすい体への体質改善を行うことを目的に使用される場合があり、美肌注射や美容点滴などに配合して投与するケースもあります。
トラネキサム酸には、シミの原因になるメラニン色素の生成を抑える作用、炎症を抑える作用があり、美白や美肌効果が期待できます。
具体的には、そばかすや肝斑、老人性色素斑、傷などの炎症後色素沈着などへの効果が期待できます。
では次に、美肌注射の副作用や安全性について解説します。
基本的には美肌注射の安全性は高く、大きな副作用や健康面でのデメリットはありません。
そもそも注射が苦手という人は別ですが、注射自体にも大きな痛みはありません。
しかし、注射する成分に対するアレルギー反応や注射部位の痛みなどが生じる場合もあるため、副作用が全く無いということではありません。
「美肌注射を打つと献血ができなくなる」と言われることがありますが、これは半分正解であり半分間違いです。
より正確には、「プラセンタ注射を打つと献血ができない」ということになります。
美肌成分の一種としてプラセンタが使用されることがあり、この場合にはプラセンタ注射や美肌注射とよばれます。
プラセンタはヒト由来の臓器から生成された薬剤であるため、プラセンタの注射を受けた方が献血することは厚生労働省によって禁止されています。
美肌注射には様々な成分が含まれているため、どの成分が使用されているのかということをしっかりと確認しておくことが重要です。
美肌注射を使用する際の投与頻度や投与回数は有効成分や期待される効果によってまちまちです。
例えば、プラセンタ注射を1回行った際の効果持続時間は、約2日から3日だと言われています。
そのため、プラセンタの投与頻度としては、最初のうちは1週間に2回、効果が現れ始める2〜3か月以降は1週間に1回程度投与していくというのが一般的です。
通院頻度は人によって異なりますが、プラセンタでしっかりと効果を発現していきたいという場合には、少なくとも週1回の投与がおすすめです。
一方、白玉注射と呼ばれるグルタチオンを主成分とする美肌注射の場合、最初の2ヶ月は週1〜2回程度、その後は1ヶ月に1回程度継続することで効果が持続するといわれています。
白玉注射の美白・美肌効果には個人差がありますが、平均して10回程度投与することで効果を実感できると言われています。
美肌注射を受けた人の口コミを見てみると、「すごく効果があった」という人から、「ほとんど効果が見られない」という人まで様々です。
美肌注射による美肌効果や美白効果は個人差が大きく、効果の発現は比較的ゆっくりと現れる事が多いので、「効果が出ていても自分では分からない(気が付かない)」というケースも少なくありません。
また、使用されている成分や投与量、配合量などによっても効果は異なりますので、口コミを参考にする際には、「どの様な成分をどのくらいの投与量でどの程度の期間(回数)投与したのか」ということを確認するようにしましょう。
最後に、美肌注射の費用に関して紹介します。
基本的に美肌注射は保険適用外であり、自費診療ということになります。
配合成分や配合量によっても値段は異なり、クリニックごとで価格の設定が違うということも少なくありません。
どの美容注射も一度の投与で効果が発現するような施術ではないので、継続して投与できる成分や薬剤を選択していくことも大切です。
美肌注射のカクテル成分はクリニックによって異なりますので、値段の安さだけでクリニックを選ぶことは避けた方が良いかと思います。
ホームページでは美肌注射のメニューの詳細が載っていないので、ご予約はお電話(0120-500-340)の方がスムーズです。
料金:1回 3,410円(税込)
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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