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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

豊胸手術のバッグの種類や歴史を美容外科医が解説

公開日:2022年03月27日(日)

豊胸
豊胸バッグを説明する医師

このコラムを読むのに必要な時間は約 7 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

過去に使用されていた豊胸バッグとは?

沢山並べられた古い豊胸バッグと新しい豊胸バッグ

豊胸術の歴史は古く、1950年代にさかのぼります。しかし、その当時は豊胸バッグが開発されておらず、医療用シリコンジェルなどの材料を、直接皮下に注入する方法だったといいます。

では、豊胸バッグが開発されたのはいつの時代からなのでしょうか。

 

 

豊胸バッグの原型誕生は1960年代

豊胸バッグの原型ともいわれるバッグが誕生したのは、1963年ごろといわれています。

実は、その背景には、1950年代に行われていた、医療用シリコンジェルなどの注入によって起こった合併症や後遺症、組織のダメージ、バストの変形といった健康被害の問題があったのです。

1950年代というと、医療が現在ほど発達しておらず、それが美容目的の治療となるとなおさらのことです。

そのような時代、医療の知識が不足している中で豊胸術が行われたため、健康被害という悲劇が起こったと推測されます。

そして1963年になると、アメリカが先陣を切って豊胸バッグの開発に乗り出すことになるのです。

 

 

豊胸バッグの誕生は1963年

1963年、アメリカで誕生した豊胸バッグは、シリコンの被膜に医療用シリコンジェルを詰めた簡単な豊胸バッグでした。

そして、医療用シリコンジェルを詰めたバッグということから、豊胸用シリコンバッグとして広く普及しました。

ところがです。

当初のシリコンバッグは脆く、破裂などの事故が多発し、シリコンバッグを開発した数社の会社は、訴訟問題を抱えることになるのです。

そして、そのような問題を受けて台頭してきたのが生理食塩水を用いた豊胸バッグでした。

しかし、進化したとはいえ、この時代の生理食塩水バッグに使用されたシリコンの皮膜は漸弱で、破損した場合には医療用シリコンジェルを直接注入した際と同様の健康被害が起こっていたといいます。

なお、このような問題が表面化したのは1990年代で、その後、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)により、シリコンバッグの使用が一時中止となりました。

 

 

生理食塩水使用の豊胸バッグが誕生した背景

あらゆる問題を抱えたシリコンバッグでしたが、その問題を皮切りに開発が進み、次に誕生したのがフランス発の生理食塩水を使用した豊胸バッグでした。

そして、生理食塩水を使用した豊胸バッグの開発に触発された世界は、こぞって生理食塩水を使用した豊胸バッグを取り入れるようになったといいます。

しかし、生理食塩水を用いた豊胸バッグに移行した当初は、バッグの表面がツルツルとしていて組織への馴染みが悪いというデメリットがありました。

そして、このデメリットをカバーする目的で開発されたのが、表面の質感がザラザラとしたテクスチャードタイプです。

また同時期には、万が一バッグが破裂をしたとしても内容物が組織に漏れ出さない、コヒーシブシリコンも開発されています。

しかし、自然な仕上がりを期待できるとされるコヒーシブシリコンには、あるリスクがあるといわれていたのです。

 

 

コヒーシブシリコンには病気のリスクがある?

コヒーシブシリコンのリスクについて説明する看護師

コヒーシブシリコンが開発されたあとでも、改良されたタイプの豊胸バッグの不自然さを拭えないという問題が残ったため、コヒーシブシリコンよりも柔軟性に富み、触れた感触も自然のバストに近いソフトコヒーシブシリコンが開発されることになります。

しかし、ソフトコヒーシブシリコンの使用で、また新たな問題が勃発することになったのです。

それは、ある病気を発症するリスクが高くなるという問題で、現在ではアラガン社のソフトコヒーシブシリコンがその対象となっています。

 

 

BIA-ACLL(T細胞性非ホジキンリンパ腫の一種)のリスク

BIA-ACLLはT細胞性非ホジキンリンパ腫の一種で、悪性の腫瘍です。もちろん、ソフトコヒーシブシリコンの豊胸バッグで手術を受けた方のすべてがこの病気を発症することはなく、発症率はかなり低いとされています。

なお、現在ではBIA-ACLL発症リスクがある、アラガン社のソフトコヒーシブシリコンの豊胸バッグが使用されることはありませんので、BIA-ACLL発症リスクはほぼないと捉えることができるでしょう。

それでも心配なら、実際に豊胸バッグの手術を受ける美容外科に相談し、バッグの安全性について確認してみると良いでしょう。

 

 

安全に豊胸バッグの手術を受けるためには?おすすめ豊胸バッグをご紹介

モティバを手にする患者

BIA-ACLLのリスクと聞くと、豊胸バッグの手術そのものが怖くなってしまうかもしれません。

しかし、上記でお伝えしてきたのは過去に使用された豊胸バックでのトラブルであり、現在では人体への安全性が高いとされている豊胸バッグのみが使用されているため、BIA-ACLLの心配はほぼありません。

とはいえ、豊胸バッグにはあらゆる種類があるため、できることなら安全性が高い豊胸バッグを選んで手術を受けたいですよね?

こちらでは、安全性が高く組織に馴染みやすいといわれている、数社の共同開発によって誕生した「モティバ」の特徴についてご紹介しています。

 

 

自然な形状の維持が可能

従来の豊胸バッグでは、仰向けになっても横向きになってもバストの位置が変わらないため、豊胸手術がバレやすいというデメリットがありました。

そして、この弱点をカバーできるのがモティバで、モティバの豊胸バッグなら、仰向けではバストトップが上を向いている状態、横向きなら自然に流れる状態、立っているときには重力に沿って涙型の状態と、形状が柔軟に変化するという特徴があります。

そのため、どの姿勢でも自然な形状の維持が可能なのです。

 

従来のシリコンバッグよりも自然な感触

従来の豊胸バッグは内容物がやや硬く、手で触れると異物感を覚えるというデメリットがありました。

そして、より自然な感触の実現に成功したのがモティバの豊胸バッグなのです。

特にパートナーがいる方の場合では、豊胸バッグの手術がバレてしまったとしても、できる限り手触りが自然な感触に仕上げたいですよね?

モティバなら、従来のシリコンバッグよりも内容物が柔らかいため、手で触れた感じが自然で違和感が少ないという特徴があります。

 

耐久性が高く手術による副作用が起こりにくい

上記では、バッグの表面がツルツな仕上がりと、ザラザラとした感触の仕上がりのバッグがあるとご紹介しましたが、モティバはこれらのいいとこ取りをした「シルクサーフェス」という表面加工になっています。

そして、表面にこの加工を施すことで、カプセル拘縮をはじめとする副作用のリスクを低減できます。

 

安全性が高いシリコンジェルを使用

従来のシリコンバッグは4層構造となっているため衝撃に弱く、破裂のリスクがあるとされていました。

一方、モティバの豊胸バッグは6層構造になっているため衝撃に強く、破裂しにくいという特徴があります。

また、万が一破裂してしまったとしても、内容物がバッグの内部に収まって流出を防ぐという特徴もありますので、バッグの破裂が心配な方にもおすすめできるでしょう。

また、内容物には人体への安全性が高いシリコンジェルが使用されているため、万が一破裂した場合でも、人体が受ける影響を最小限に留められるという特徴もあります。

 

選べるサイズ展開

モティバの豊胸バッグは豊富なサイズ展開をしており、20cc~30cc刻みで大きさを選ぶことができます。

なお、豊胸バッグの手術を希望する患者さんの多くは、グラマラスなサイズを希望しますが、体全体のバランスを考えてサイズを選ばないと、全体的にアンバランスな印象になる可能性が否めません。

美容外科では、できる限り患者さんの希望に寄り添った治療を心がけますが、医師がアンバランスになると判断した場合には、希望するサイズよりも小さいサイズでの提案となる場合があります。

その際には、医師が豊胸バッグと体のバランスについて説明するはずですので、できるだけアドバイスに従って手術を受けることをおすすめします。

 

 

現在の豊胸バッグは安全性が高い

最新のモティバを手に取る女性

今回は、豊胸バッグの歴史から見る豊胸バッグの種類、リスク、手術の流れについてご紹介してきました。

記事内では、特定のシリコンバッグによる病気のリスクについて触れましたが、現在使用されている豊胸バッグは安全性が高いため、病気のリスクが高いとはいえません。

つまり、現在使用されている豊胸バッグなら、不安なく手術を受けられるということなのです。

また、豊胸バッグの手術は、美容整形手術の中では比較的大掛かりな手術になるため、貧血の有無や血液の状態、栄養状態、肝機能の状態、B型肝炎などの病気の有無を血液検査で事前に調べるなど安全に配慮して行っているクリニックが多いです。

美容整形を行う前はだれしも不安があるものです。

ひとまず美容外科でカウンセリングを受けてみて、使用する豊胸バッグの種類や安全性について確認してみることをおすすめします。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 島田 茂孝(しまだ しげたか)

    医師

    島田 茂孝(しまだ しげたか)

    大分院 院長
    日本形成外科学会認定形成外科専門医

    • 略歴

      • 1995年
        島根医科大学医学部 卒業
        1995年
        太田熱海病院 外科 入局
        1996年
        熊本機能病院 整形外科 入局
        1997年
        恵寿総合病院 形成外科 入局
        1998年
        昭和大学医学部付属病院 形成外科 院外助手
        1999年
        今給黎総合病院 形成外科入局
        2000年
        前橋赤十字病院 形成外科入局
        2001年
        横浜労災病院 形成外科入局
        2002年
        太田熱海病院 形成外科 入局 部長就任
        2005年
        鶴岡市庄内病院 形成外科 入局 部長就任
        2009年
        荒尾市民病院 形成外科 入局 部長就任
        2018年
        共立美容外科・歯科 入職
        2019年
        共立美容外科・歯科 大分院院長就任
    • 主な加盟団体

      日本形成外科学会
      日本美容外科学会

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