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公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年11月21日(月)
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目次
豊胸手術で大幅にボリュームアップしたい方、とにかく大きさを重視したい方という方には、シリコンバッグ豊胸がおすすめです。
ヒアルロン酸注入の豊胸や脂肪注入の豊胸では、2カップ以上の大幅なサイズアップは難しいですが、シリコンバッグ豊胸ならば、ゴージャスな大きめバストが叶います。
最近は、一度の手術で効果が長期間持続する高品質なバッグも登場しています。そこで注目されているバッグがベラジェルとモティバの二つです。
このコラムでは、豊胸シリコンバッグに使われている乳房用インプラント製品ベラジェルとモティバの違いについて解説いたします。
ベラジェルは韓国の会社、モティバはアメリカの会社から発売されています。
ベラジェル(BellaGel)とは韓国の医療機器メーカーハンスバイオメド社(HANS Biomed) によって製造されている豊胸用シリコンバッグです。
韓国の美容クリニックでも多数取り扱いがあり、トップクラスのシェアを誇る人気のある豊胸インプラントの一つになります。
ベラジェルは美容大国である韓国発の製品とあって、アンダーバストが細めの体型であるアジア人の身体にフィットする設計になっており、日本人の体型・骨格の方にも適合します。
そしてベラジェルはサイズ・形が100種類以上も豊富に揃いますので、患者様は元のバストサイズ・形から理想のイメージに合わせて、最適なバッグを選ぶことが可能です。
ベラジェルは国際ガイドラインをクリアした安全性の高い製品です。国際ガイドラインISO14607、ASTM F703、FDA Guidanceによる厳しい生産工程・品質管理、品質テストを通じて製造されています。
ベラジェルは5層のレイヤー構造になっていますので、表面組織が人体組織と馴染みやすく、バッグの破裂やジェル流出のリスクが少なく、安全性にも大変優れています。
その機能性の高さと安全性により、美容医療の他にも乳房再建などにも幅広い用途に使われています。
ベラジェルは豊胸手術に使われている一般的な豊胸用シリコンバックよりも柔らかい作りになっており、術後の仕上がりは見た目と触り心地が本物のバストに近く、自然な印象です。
日本においてシリコンバッグ豊胸を希望される方は、バストアップと同時に自然な柔らかさを求める方が多い傾向にあります。
ベラジェルは本物の胸のような触り心地を再現しているので、ナチュラル志向でぷるんとしたバストを手に入れたい方に最適です。
そしてベラジェルは一般的なバッグと比べると弾力性と伸縮性に優れているので、体を動かしてもバッグの位置がズレにくく、自然なバストの形をキープすることができます。
元のバストのサイズが小さい方も他の人に触られた時に豊胸したことがバレにくい点もメリットです。
ベラジェルのデメリットとしては、柔らかい素材ゆえに、姿勢によってはシワが寄ってしまうことがあります。
続いてモティバ(Motiva)とは、2010年にアメリカのエスタブリッシュメントラブス社(Establishment Labs)が開発した豊胸用インプラントバッグです。
シリコンバッグの表面はシルクのような滑らかな加工処理がされており、仕上がりは日本人が求める自然な見た目と柔らかい肌触りを実現しています。
モティバの特徴はシリコン充填率100%の構造により、豊胸用シリコンバッグの中でも最も強い強度を保ち、バッグのシワや変形が起こるリップリングを軽減できます。
2012年には、より多くの日本人の満足度を高めるために、シリコン充填率100%の特徴はそのままに、日本オリジナルの特殊配合ジェルを使用した改良版が登場しました。
従来の豊胸用シリコンバッグにはない自然な柔らかさと強度、伸長率を兼ね備えており、より自然なボリュームアップが可能となります。
モティバは従来のシリコンバッグ製造メーカーであるメンター社やアラガン社に所属していた技術者たちによって、次世代の最新バッグを開発するために集結して開発されました。
FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けた高品質なアメリカ製のシリコンバッグとして、機能性の高さだけでなく、安全性の面でも多くのクリニックに選ばれています。
モティバのバッグは層の中間部分にバリヤー層(Barrier Layer)を備えているので、万が一バッグが衝撃によって破損したり、劣化した場合でも外にジェルが漏れ出るのを防ぎます。
マサチューセッツ工科大学・ランガー研究室にて実施された実験結果によれば、モティバのバッグは従来品よりも異物挿入による炎症や合併症、および感染症の発生率が低いことが分かりました。
モティバのメリットはシリコン充填率100%の構造により、バッグの中はジェルがパンパンに満たされているので、仕上がりは表面が張ったキレイなバストラインを保つことができます。
術後はどんな姿勢でもバストにフィットして変形しますので、見た目も美しく、バッグがシワになりにくいのがメリットです。
モティバは最新の豊胸用バッグの中でも最も強い強度を誇りますので、ジェルが下向きに流れてしまったり、形が変形するリスクもなく、美しいバストラインを長く保てるのです。
一般的にシリコン豊胸では表面がザラザラしているテクスチャー加工されたバッグが多く使われていますが、挿入後にズレにくいメリットがある反面、摩擦による炎症のリスクがあります。
しかし、モティバのバッグの表面はシルクのような滑らかな加工がされているため、バストがデコボコになる皮膜拘縮(カプセル拘縮)のリスクを抑えられるのもメリット。
手術中にバストにバッグを挿入する際に比較的抵抗が少なく、小さな切開でも手術できる点も傷口が気にならないのでメリットといえます。
モティバは強度が強いので形を長くキープしやすいため、授乳後にバストが垂れてしまってお悩みの方に最適なバッグです。
仕上がりの触り心地は個人差がありますが、他のバッグよりも若干硬く感じる方もいます。
ベラジェルとモティバはどちらも次世代の豊胸用シリコンバッグとして開発された高品質で安全性の高いバッグという共通点があります。
大きな違いとしては、ベラジェルは韓国の医療機器メーカーが開発した製品であるため、日本人のあらゆる体型・骨格に適合して、自然な仕上がりが人気の理由です。
日本や韓国では仕上がりに感触が柔らかい、見た目が自然といったナチュラル志向の方が多いため、そういった意見が反映されて、商品開発に生かされた製品になります。
一方で、モティバはアメリカの会社が開発した豊胸用シリコンバッグです。アメリカでは見た目が大きく変わる大幅なバストアップを希望される方が多いです。
従来のバッグにはなかった高い耐久性と衝撃の強さを備えて、表面にシワがよりにくい高機能を全面に出した製品となっています。
ここまでをまとめると、ベラジェルは触感の柔らかさを求める方、人に触られても気づかれにくい仕上がりを希望される方に適しています。
モティバの方は、ベラジェルよりも硬さがありますので、表面にシワが寄りにくいです。ボリュームと形をしっかり長持ちさせたい方に向いています。
近年の豊胸シリコンバッグはベラジェルとモティバなどの機能性が高いバッグが新登場したことで、より自然な仕上がりが実現できるようになりました。
ただし、どんなに最新技術を取り入れた製品であったとしても、シリコン豊胸では体に人工物を入れることには変わりはなく、炎症や皮膜拘縮(カプセル拘縮)のリスクはあります。
豊胸シリコンは術後に半永久的に効果が持続するといわれていますが、どんな高品質なバッグであっても経年劣化は避けられません。
時間の経過とともに、バスト内でバッグの破損や皮膜拘縮(カプセル拘縮)の可能性はありますので、術後のメンテナンスも必要になります。
バッグの持続性は人によって個人差がありますが、一般的には約10年おきに新しいシリコンバッグに入れ替えると効果をより長く持続することができます。
豊胸シリコンバッグはトレンドや知名度だけで選ぶのではなく、医師とよく相談した上で自分に最適なバッグを決めることが大切です。
モティバとベラジェルで迷ったらFDAから承認を得ているモティバがおススメです。
共立美容外科では10年近く、モティバを扱っていますが大きなトラブルはありません。
また、海外から直接モティバの製造会社のEstablishment Labs社のアジアのマーケティング担当の方が共立美容外科にお越しいただき、日本人にあう豊胸バッグに対する意見交換を行っています。
共立美容外科では豊胸バッグは患者様のバストサイズと体型、ご希望のバストイメージに合わせて、350種類ものサイズから適切なものをお選びいただけます。
挿入する豊胸バッグはジェルの弾力性が高く、耐久性に優れていますので、衝撃によってジェルが外へ漏れ出る心配もなく、ボリュームや形を長期間キープしやすいのがメリットです。
術後はまるで本物のような自然なバストの触り心地と柔らかさを実感して頂けます。見た目もナチュラルですので人に気づかれず、新しいファッションも楽しめるようになります。
このページの監修・執筆医師
川上勉(かわかみ つとむ)
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