豊胸後も授乳できる?母乳への影響・痛み・乳腺炎

カウンセリングや施術のご相談など、お気軽にお問い合わせください!
豊胸のあとも授乳できる方は多くいます。ただ、十分な母乳が出るかは、手術の方法や、乳腺・乳管、神経の状態などで変わります。バッグを使った豊胸の研究結果を、脂肪注入やヒアルロン酸にそのまま当てはめることはできません。
出産の前に手術の方法と時期を産科へ伝え、授乳が始まってからも相談できるようにしておきましょう。母乳への影響、授乳中の痛みや乳腺炎、妊娠したときの胸の変化を説明します。
豊胸手術のあとも授乳はできるのか
バッグを使った豊胸のあとも、授乳できた方は多くいます。一方、豊胸手術を受けていない方より、授乳できた割合が低い傾向があります。[研究]
※研究によって授乳の定義や手術の方法が違い、この結果から一人ひとりの母乳の量を予測することはできません
授乳できても、赤ちゃんに必要な量を十分につくれるとは限りません。出産の前に豊胸の方法と時期を産科や助産師に伝え、出産のあとは赤ちゃんの体重の増え方などを確かめてもらってください。必要に応じて、授乳の支援や足りない分の栄養を相談します。

母乳への影響
シリコンバッグ(素材はシリコーン)を入れていても、母乳に含まれるケイ素という元素の濃度に、入れていない方とはっきりした差は見られていません。[研究]
※母乳のケイ素の濃度を比べた小規模な研究で、シリコーンそのものが母乳に移るかや、赤ちゃんへの影響のすべてを調べたものではありません
授乳中の痛みと乳腺炎
バッグを入れた方が授乳するときに起こることとして、痛み、乳腺炎、母乳が足りない・多すぎる、乳首が引っ込む、などが報告されています。[研究]
バッグを入れた方は、授乳中に乳腺炎がやや起こりやすいという報告があります。[研究]胸が赤く腫れて痛む、熱が出る、といった場合は、早めに産科や乳腺外来を受診してください。
※乳腺炎は、産後6ヶ月のあいだを調べた研究です
バッグを入れる位置と授乳
シリコンバッグは、胸の筋肉の下、乳腺の下、筋膜の下のいずれかに入れます。筋肉より上に入れた方では、授乳のときの痛みが強かったという報告や、[研究]筋肉の下に入れた方のほうが授乳できた割合が高かったという報告があります。[研究]
どの位置に入れるかは、体格や胸の状態、希望する仕上がりによって決めます。将来、授乳をする予定がある方は、カウンセリングで伝えてください。
脂肪注入やヒアルロン酸の豊胸と授乳
自分の脂肪を注入する豊胸は、吸引した脂肪を乳房に注入する方法です。美容医療診療指針では、脂肪を皮下・大胸筋下・乳腺下などに分けて注入し、乳腺組織内には注入しない方法が説明されています。[資料]
ヒアルロン酸を注入する豊胸は、国内の美容医療の診療指針で、豊胸を目的とした注入は行わないことが強くすすめられています。[資料]
脂肪注入やヒアルロン酸の豊胸のあとの授乳については、バッグのように多くの人を調べた研究が見つかっておらず、どの程度影響するかは分かっていません。乳腺組織内への注入を避けていても、それだけで授乳への影響がないとは言えません。将来の授乳の予定を施術前に伝え、出産前には豊胸の方法と時期を産科や助産師にも伝えてください。
豊胸したあとに妊娠すると、胸はどうなるのか

妊娠すると、胸は乳腺が発達して大きくなり、出産と授乳のあとには小さくなったり、張りがなくなったりします。豊胸手術を受けた胸も、この変化を受けます。妊娠のあとに、胸のやわらかさや張り、下垂(垂れ下がり)、大きさなど、豊胸の仕上がりが変わることがあります。[研究]
出産・授乳のあとに豊胸を考えている方へ
出産と授乳のあとには、胸の大きさや張りが変わります。施術を受けられる時期は、授乳の状況や胸の状態、希望する方法を診察して判断します。相談するときは、出産した時期、授乳中かどうか、次の妊娠の予定を伝えてください。
関連記事:豊胸手術の失敗例とは?バッグ・脂肪注入・ヒアルロン酸のリスクと受診の目安共立美容外科の豊胸手術
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| シリコンバッグ(Motiva) | 脇の下やアンダーバストを切開し、胸の筋肉の下・乳腺の下・筋膜の下のいずれかにバッグを入れる |
| コンデンスリッチ豊胸 | 吸引した脂肪から不純物を取り除き、濃縮して注入する |
| ピュアグラフト豊胸 | 吸引した脂肪をフィルターでろ過して注入する |
| ヒアルロン酸豊胸 | 注射で注入する。時間とともに吸収される。国内の診療指針は、豊胸目的の注入を行わないことを推奨している |
手術のあとは、1年間無料で検診を行っています。術後の乳がん検診も、提携医院で受けていただけます。詳しくは各院にお問い合わせください。
関連記事:豊胸しても乳がん検診は受けられる? 「豊胸手術」の料金や治療方法の詳細はこちらまとめ
豊胸手術のあとも、授乳できる方は多くいます。ただ、バッグを使った豊胸では、授乳できた割合が低い傾向や、産後の乳腺炎との関連が報告されています。脂肪注入やヒアルロン酸に、同じ結論を当てはめることはできません。豊胸した胸も、妊娠と授乳で形や大きさが変わることがあります。出産の前に、豊胸の方法と時期を産科に伝えておいてください。
授乳や妊娠の予定を踏まえて豊胸を考えたい方は、共立美容外科の無料カウンセリングでご相談ください。
よくある質問
豊胸手術を受けると、母乳の量は減りますか?
授乳できても、赤ちゃんに必要な量を十分につくれるとは限りません。バッグを使った豊胸では、授乳できた割合が受けていない方より低い傾向があります。出産の前に豊胸の方法と時期を産科や助産師に伝え、出産のあとは赤ちゃんの体重の増え方などを確かめてもらってください。
豊胸手術を受けたことは、出産する病院に伝えたほうがいいですか?
伝えてください。豊胸手術の方法とバッグの有無が分かっていると、授乳中の胸の張りや痛み、乳腺炎などを診てもらうときに役立ちます。
参考
- 共立美容外科 豊胸手術 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/bust/bust-top/
- 共立美容外科 シリコンバッグ豊胸 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/bust/silicone-bag/
- 共立美容外科 ピュアグラフト豊胸 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/bust/pure-graft/
- 共立美容外科 ヒアルロン酸豊胸 https://www.kyoritsu-biyo.com/menu/bust/hyaluronic-acid/
- 厚生労働科学研究費補助金 研究班ほか「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」日本美容外科学会会報 2022;44(特別号)
- Chen J, Zhu XM, Huynh MNQ, McRae M. Breastfeeding Outcome and Complications in Females With Breast Implants: A Systematic Review and Meta-Analysis. Aesthet Surg J. 2023;43(7):731-740. PMID: 36752943
- Semple JL, Lugowski SJ, Baines CJ, Smith DC, McHugh A. Breast milk contamination and silicone implants: preliminary results using silicon as a proxy measurement for silicone. Plast Reconstr Surg. 1998;102(2):528-33. PMID: 9703094
- Shalev Ram H, Ram S, Wiser I, Tchernin N, Chodick G, Cohen Y, et al. Associations between breast implants and postpartum lactational mastitis in breastfeeding women: retrospective study. BJOG. 2022;129(2):267-272. PMID: 34486797
- Marcacine KO, Abuchaim ESV, Coca KP, Abrão ACFV. Factors associated to breast implants and breastfeeding. Rev Esc Enferm USP. 2018;52:e03363. PMID: 30328982
- Bompy L, Gerenton B, Cristofari S, Stivala A, Moris V, See LA, et al. Impact on Breastfeeding According to Implant Features in Breast Augmentation: A Multicentric Retrospective Study. Ann Plast Surg. 2019;82(1):11-14. PMID: 30325833
- Gardeil L, Delpierre V, Auquit Auckbur I. [Breastfeeding after breast surgery]. Ann Chir Plast Esthet. 2022;67(5-6):291-296. PMID: 35908983
カウンセリングや施術のご相談など、お気軽にお問い合わせください!
※本治療は自由診療(保険適用外)です
※効果・仕上がりには個人差があります
※治療前に必ず医師による十分なカウンセリングをお受けください
※本施術では国内で承認された医薬品を使用する場合と、未承認の医薬品・医療機器を用いる場合があります。未承認医薬品等の詳細は医師にご確認ください
※全ての方が同等の効果を得られるものではなく、ダウンタイム、リスク、副作用や合併症の可能性があります。詳細はカウンセリング時に医師へご相談ください
※主なリスク・副作用(シリコンバッグ豊胸):腫れ・むくみ・痛み・かゆみ・違和感などが現れることがあります。まれに拘縮やリップリングなどの合併症が起こる可能性があります
※主なリスク・副作用(脂肪注入豊胸):だるさ、熱感、頭痛、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、胸にしこりができる可能性があります
※主なリスク・副作用(ヒアルロン酸豊胸):術後2〜3日の痛み、アレルギー反応が出ることがあります。大量に注入した場合はしこりになることがあります。非常にまれに血管閉塞のリスクがあります
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