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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

豊胸手術が授乳中の母乳に与える影響を美容外科医が解説

公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年11月21日(月)

豊胸
授乳をしている女性
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女性らしい豊満なバストを手に入れたいと思っても、「いつか出産して授乳する時になったら、何かリスクはあるのだろうか…」と心配ではありませんか?

 

ネット上では、豊胸手術を受けた方が「授乳に影響が出た」といったような口コミを見かけることがあります。それが心配で、豊胸手術に一歩踏み出せない方も多いかと思います。

 

結論から言えば、豊胸手術を受けたことが原因で、出産やその後の授乳に何か支障をきたすリスクはありません。将来、ちゃんと授乳することができますので、安心してください。

 

ただし、どの豊胸手術でも問題ないわけではなく、不適切な手術や思わぬ感染症によりリスクを伴うケースもありますので、クリニック選びは慎重に決める必要があります。

 

今回のコラムでは、豊胸手術が母乳・授乳に与える影響について解説していきます。

豊胸手術は母乳や授乳に影響しない

赤ちゃんと横になっている女性

冒頭にも述べましたとおり、豊胸手術を受けたことが原因で、妊娠・出産・授乳に何か悪影響を及ぼすことはありません。

 

バストにシリコンバッグが入っている場合でも、妊娠しずらくなることはなく、妊娠して出産し、授乳しても赤ちゃんに健康被害が起きることはありませんので、安心してください。

 

基本的な授乳の仕組みをご説明すると、妊娠すると女性ホルモンが働いて、乳房の中にある乳腺が発達し、乳腺で母乳がつくられます。

 

赤ちゃんがおっぱいを飲む時に乳頭を吸い上げると、母乳は乳管を通って、栄養素が乳頭に運ばれるという仕組みになります。

 

豊胸手術では、手術中に乳腺や乳管には触れずに、乳腺の間の脂肪層、乳腺よりも下の層あたりに注入物や挿入物を入れるので、授乳に関係する箇所とは異なります。

 

そのため、シリコンバッグが入っている方でも、脂肪注入豊胸をされた方でも、ヒアルロン酸注入による豊胸手術を受けた方でも、妊娠・出産・授乳に悪影響を及ぼすリスクはありません。

 

豊胸手術が母乳・授乳に悪影響を与えるケース

授乳後の豊胸手術の注意点を説明する女性

豊胸手術を受けることで、妊娠・出産・授乳に何か悪影響を及ぼすことはありませんが、不適切な手術により炎症を引き起こしたり、組織の破損、感染症になった場合は要注意です。

 

炎症を引き起こした場合

豊胸手術には主に「ヒアルロン酸豊胸」、「シリコンバッグ豊胸」、「脂肪注入豊胸」がありますが、どれもバスト内部に炎症を引き起こした場合は、授乳に悪影響を与えるので注意が必要です。

 

例えば、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」は同じ箇所に何度も注入を繰り返したり、一度に多くのヒアルロン酸を注入した場合、炎症を引き起こして、しこり発生の原因になります。

 

ヒアルロン酸は本来、体にもともと存在する成分ですから、半年から1年経過すると、体内へ自然と吸収されていきますが、同時にバストサイズも小さくなっていく特徴があります。

 

バストのボリュームや形をキープするために、ヒアルロン酸を繰り返し注入した場合、体がヒアルロン酸を異物と認識して拒絶し、ヒアルロン酸が吸収されずに残って、しこりになるのです。

 

手術の際に粗悪なヒアルロン酸を注入したり、注入箇所を誤ると、乳腺・乳管にヒアルロン酸が移動してしまい、術後に炎症して授乳に影響を及ぼす可能性があるので要注意です。

 

「シリコンバッグ豊胸」も炎症によるリスクがあります。患者様の体型に合わないほどの大きなシリコンバッグを挿入した場合、乳腺や血管に炎症を引き起こして、授乳に影響します。

 

また、シリコンバッグの劣化したり、強く圧迫されるとバッグが破損し、中身が外へ滲んで痛みを伴い、授乳がうまくできなくなるケースもあるので注意しましょう。

 

「脂肪注入による豊胸」もヒアルロン酸豊胸と同様に、一度に大量に脂肪を注入すると脂肪に十分な酸素・栄養が行き渡らず、体にとって異物となり、リスクが高くなるので要注意。

 

異物となった脂肪は部分的に壊死してしまい、乳房内に残って炎症を引き起こしたり、硬いしこりになって授乳に悪影響を与えるので、気をつける必要があります。

 

組織が損傷してしまった場合

通常、豊胸手術しても乳腺が傷つけられることはありませんので、授乳に悪影響はなく、安心して授乳して頂いて問題ありません。

 

ただし、美容クリニックの豊胸手術が不適切であったり、医師の技術が十分ではない場合は、乳腺や乳管を傷つけてしまう可能性はゼロではありません。

 

実際に、医師が誤って手術器具で乳腺・乳管・血管・神経を傷つけてしまったり、組織が損傷したケースが起きています。その場合は、授乳に影響が出る可能性があるので要注意です。

 

通常は、バストにヒアルロン酸を入れる箇所は乳腺よりも下の層あたりになりますが、誤って乳腺・乳管の中に入ってしまい、炎症を起こして機能障害となったケースも起きています。

 

こういった技術者による不適切な手術が原因で授乳に影響が残る可能性がありますので、クリニック選びには技術と実績などをよく確認しておくことが大切です。

 

これから、豊胸手術をされる方は、術後に安心して妊娠・授乳できるように、豊胸の症例実績が多く、医師の技術に定評のあるクリニックを選ぶようにしましょう。

 

感染症を引き起こした場合

通常、美容クリニックでは感染症対策として、手術者は手指を消毒したり、手術器具や挿入物・注入物は空気が触れない場所で管理して滅菌したり、手術室は換気をするといった対策を徹底しています。

 

そのため、手術中に感染症が起こるケースは少ないですが、不衛生な手術環境であったり、手術器具に不純物などが付着していた場合は、体内に雑菌が入り込んで感染症を引き起こす可能性があります。

 

また、患者様の免疫力によっても感染症にかかりやすいかどうか変わってきますので、担当医に体質や体調面もよく相談しておくことが大切です。

 

 

妊娠・授乳・授乳後のバストの変化

胸のたるみが気になっている女性

 

妊娠中は女性ホルモンのおかげで徐々にバストにハリが出て大きくなり、個人差はありますが約2カップほど大きくなって、丸みを帯びた女性らしい形になります。

 

出産後は赤ちゃんにおっぱいをあげるために乳腺が発達して母乳が作られます。バストのサイズはその頃が最も大きくなるのです。

 

赤ちゃんに授乳し始めると、今度はバストのボリュームが段々と小さくなっていき、約半年経過すると女性ホルモンの分泌量は減少し始めて、元の大きさに戻ってしまいます。

 

しかし、皮膚とバスト全体を支えるクーパー靱帯は一度伸びて損傷してしまったら元には戻らないので、ハリを失って垂れ下がったようなしぼんだ印象のバストになってしまうのです。

 

このように、産後・授乳後はバストがしぼんだように小さくなっていき、バストの形も垂れ下がったように崩れてしまう傾向にあります。

 

妊娠中から授乳中は女性ホルモンの働きにより、パーンとハリがあって、上を向いた大きなバストを保っていますが、授乳が終わるとハリがなくなり、形崩れしてしまうのです。

 

授乳後に豊胸手術するメリット

授乳後の豊胸手術のメリットを説明する女性

授乳期間後に豊胸手術をすることで、授乳後のしぼんだバストをもう一度ふっくらと大きくハリを出して、形を整えることができます。

 

タイミング的には、授乳期間中はバストのサイズが変わりやすく、実際のサイズがわかりにくいので希望のサイズもイメージしにくいです。

 

授乳が終わった頃には、乳房のサイズが小さくなり、形も崩れてしまいますが、希望のイメージが掴みやすくなるので、豊胸をするならば、授乳後がおすすめです。

 

実際に、出産して授乳が終わった頃に、豊胸手術を検討される方が多いです。

 

豊胸手術には大きく分けて「ヒアルロン酸豊胸」、「シリコンバッグ豊胸」、「脂肪注入豊胸」の3種類があります。

 

豊胸手術では、バストのボリュームを大きくするだけではなく、授乳によって下がってしまった形を上向きにしたり、左右の差を目立たなくすることも可能です。

 

ヒアルロン酸注入による豊胸では、注射だけで授乳により小さくなったバストを全体的に大きくすることができます。バストの位置を上げたり、谷間形成も人気です。

 

授乳後に豊胸手術する時の注意点

赤ちゃんを抱きしめている女性

豊胸手術は種類がありますが、どれも適切な手術方法をすれば、妊娠・出産・授乳に悪影響を与えることはありません。

 

しかし、美容クリニックによって手術方法や豊胸手術に使用する注入物・挿入物の品質も変わり、技術者のスキルや経験も様々です。

 

はじめて豊胸手術を受ける際には、選ぶ基準がわからずに手術費用が安いところに決めてしまう方もいるようです。しかし、あまりに安い値段の手術の場合は、リスクが高くなります。

 

通常の豊胸手術では、乳腺・乳管・血液には触れませんので、授乳に支障をきたすことはなく、授乳機能は問題なく働きます。

 

しかし、先程も述べたように、技術者のスキルが不十分な場合、炎症を引き起こしたり、組織の破損、感染症になり、授乳に影響が及ぶことがあるので注意が必要です。

 

授乳期間が終わっても、また妊娠・出産・授乳する機会があるかもしれませんので、豊胸手術は安易に値段だけ見て決めるのは危険です。

 

豊胸手術の実績が多く、信頼できるクリニックを選び、授乳後はどんな手術方法がおすすめなのか医師から説明を受けて、よく相談することが大切です。

 

 

授乳後に豊胸手術は共立美容外科にご相談ください

美容外科の受付で挨拶するスタッフ

共立美容外科では、出産・産後にバストがしぼんで形が崩れたとお悩みの方に多くの豊胸手術を提供した実績が多くございます。

 

当院で人気のあるヒアルロン酸豊胸はダウンタイムがほとんどなく、手術時間も30分程度とスピーディーです。日帰りで受けることができますので、子育てやお仕事にも影響しません。

 

無料カウンセリングでは、授乳後の豊胸手術の症例実績が多数あり、スキルの高い医師が患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。

 

患者様の安全と安心を最重要視して対応させて頂き、授乳後のリスクや注意点も分かりやすく説明いたしますので、豊胸にご興味がございましたら、当クリニックに一度ご相談ください。

 

豊胸手術のバナー

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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