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公開日:2022年01月19日(水)
最終更新日:2023年09月28日(木)
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おなじみのメスを使わずに射るだけで胸元全体をボリュームをアップしたり、自然なバストの形に整えることができるヒアルロン酸を使用した豊胸手術です。
手術時間は1時間程度と短く、術後のダウンタイムもほとんどないので、体への負担が比較的軽く、日帰りで気軽に受けられることから、数ある豊胸手術の中でも人気があります。
しかし、バストに注入したヒアルロン酸は時間の経過とともに、徐々に人体に吸収されていくので、残念ながらその効果が永久的に続くことはありません。
ヒアルロン酸の製剤だけでなく、医師の技術も左右します。意外と注入後の生活スタイルが持続期間に影響を与える場合もあります。
そこで今回のコラムでは、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」で手に入れた美しいバストを少しでも効果を長続きさせるために、5つの方法と注意点を合わせてご紹介しましょう。
「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」では、注射だけでバストのボリュームアップやしぼんで垂れてしまった胸の形を上向きにしてハリを出したり、谷間を作ることも可能です。
ただし、手術後に理想的なバストになっても、その美しいバストが永久的に持続することはなく、その効果は早くて2ヶ月〜半年、最大でも1年から2年くらいまで、と期限があります。
その持続期間はずっと同じサイズで同じ形をキープできるわけではなく、時間の経過とともにヒアルロン酸が体内に吸収されていきますので、徐々にバストサイズも小さくなるのです。
実際にどれだけ効果が持続するかどうかは、クリニックで使われるヒアルロン酸の種類や注入量、注入箇所、手術方法によって変わり、また患者様の体質によっても個人差があります。
そのため、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」の効果の持続期間は一概には言えませんが、永久的に続くことはなく、効果が感じられなくなる時はやってくると考えておきましょう。
ヒアルロン酸が徐々に体内へ吸収されてしまうならば、手術の際に大量のヒアルロン酸を注入すれば、効果をより長く持続できるのでは?と考えた方もいるかもしれません。
しかし、ヒアルロン酸をバストに大量注入しても効果の持続期間が長くなることはなく、むしろ体が拒絶反応を起こしてしまい、硬いしこりができるリスクが高まるのでNGです。
仕上がりの質感も硬すぎたり、不自然な形になったり、満足できる結果にはなりにくいので、ヒアルロン酸を一気に大量注入するやり方はおすすめできません。
では早速、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」で効果を長持ちさせる5つの方法をご紹介します。
ヒアルロン酸が体内へ吸収されてしまう性質を変えることはできませんが、以下のことに気をつけると、一般的な期間よりも長くバストを保つことができるようになります。
バストに注入するヒアルロン酸は多くの種類があり、クリニックによって使用する製剤は異なります。そして、ヒアルロン酸の種類によっても、効果の持続期間に違いがあります。
一般的に、ヒアルロン酸は粒が大きくて硬いものほど体内に吸収されにくいので、効果の持続期間も長持ちしやすい傾向にあり、粒子が小さく柔らかいものは早く吸収されやすく、効果は短いです。
実際に、顔に注入するヒアルロン酸よりも、豊胸に使用されるヒアルロン酸の方が粒が大きめに作られているのは効果の持続性を高めるためといえます。
そして、ヒアルロン酸は高品質なものもあれば、低品質なものも存在します。
高品質なヒアルロン酸は粒同士がしっかりと強く結びついて、時間が経っても溶けづらいので
体内へ吸収されにくく、効果が長続きしやすいという特徴があります。
共立美容外科で使用しているヒアルロン酸は体内へ吸収されにくい「低吸収ヒアルロン酸」を使用しています。
特に「GANA HA BODY」は持続期間が長く人気のヒアルロン酸です。
粒同士が強力に結びついて離れず、溶けにくいので約2年間持続します。
一方で、粗悪な品質のヒアルロン酸の場合、粒が揃っていなかったり、安定剤が少ないため、効果の持続期間は短くなる傾向にありますので注意が必要です。
例えば、手術代金が極端に安い場合は低品質なヒアルロン酸を使う可能性が高いですので、避けたほうが良いでしょう。
効果が思ったよりも持続せず、結局何度もヒアルロン酸を注入しなければならないため、体への負担となったり、最終的なコストも高くなってしまいます。
「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」に使用するヒアルロン酸の種類はクリニックによって異なり、品質や特徴によって持続期間が違うので、クリニック選びも慎重に決めることが大切。
カウンセリングの時にはどんな種類のヒアルロン酸を注入するのか、どれくらい効果が持続するか担当医に説明をしてもらい、納得してから受けると後悔することはありません。
ヒアルロン酸を注入後の完成したバストの効果を長持ちさせるには、技術スキルが高い医師に手術してもらうことも大切です。
ヒアルロン酸はバストの乳腺と胸筋の間(乳腺下)に少しずつ注入することで、体内に吸収されにくくなり、効果をより長持ちさせることができます。
時間の経過とともにヒアルロン酸が体内へ吸収されても、同じ箇所にヒアルロン酸を追加することでボリュームをキープすることができて、バストの形も維持することができます。
しかし、ヒアルロン酸を誤って筋肉がある部分に注入してしまうと、血流が多いために体内に吸収されやすくなり、持続期間が短くなってしまいます。
ヒアルロン酸が乳腺組織や皮下組織に移動して炎症を引き起こす可能性もあるので、持続効果を高めるためには、注入する箇所にも十分注意しなければなりません。
そして、ヒアルロン酸の注入量も一度に大量に注入すると、硬いしこりができる原因となってしまいますので、片側1回あたり10cc〜100cc程度を目安に注入すると安心です。
共立美容外科では、ヒアルロン酸を胸に注入する医師は、みな解剖学を熟知しており、適切な箇所・深さに適切な量を注入するスキルを持っております。
ヒアルロン酸を注入する注射器(カニューレ)は先端が極細で丸い形状をしますので、血管や神経組織を傷つけずに、少量ずつ注入することができます。
360度の多方向に隅々まで注入することができるので、効果を持続させることができる上に、イメージ通りのバストサイズ・形を作れることがメリットです。
手術後1週間くらいは触ると若干硬い状態が続きますが、約2週間くらい経つと、柔らかくなっていきます。
その際に、早く柔らかい感触にしたいからといって強い力でバストをマッサージすると、ヒアルロン酸を注入した部位が摩擦されて、バストの形が変形してしまうことがあるので要注意。
手術直後はヒアルロン酸を注入した部位がまだ腫れていて安定化していません。ヒアルロン酸が安定化して腫れが落ち着くまでは、バストマッサージは控えるようにしてください。
ヒアルロン酸を注入した部位に強い力で押しつぶしてしまうと形崩れの原因となりますので、術後1週間くらいは睡眠時にうつ伏せの体勢で寝ないように注意しましょう。
術後2〜3週間経過すると、ヒアルロン酸が再生組織の被膜を形成して安定化していきますので、硬さもあまり気にならなくなり、希望通りのバストサイズ・形になります。
バストサイズや形が安定化したら、お風呂場で約3分くらい優しくバストマッサージをしてケアをしてもOKです。
「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」の効果を少しでも長持ちさせるには、睡眠・運動・食事といった規則正しい生活を送ることも大切です。
例えば、睡眠不足や運動不足、食生活の乱れ、過度なストレスが溜まったりすると、体内でヒアルロン酸の生成ができずに、ヒアルロン酸が不足してどんどん吸収されてしまいます。
すると、せっかく豊胸手術を受けて理想的なバストになってもサイズダウンしたり、形も崩れやすく、効果が長持ちしなくなるので注意が必要です。
バストサイズやキレイな形をキープするためにも、良質な睡眠を確保して、適度な運動、食事はビタミン・ミネラル・タンパク質・食物繊維が豊富な栄養バランスの整った食生活を心がけましょう。
規則正しい生活を心がけることで、体内のヒアルロン酸の消費量を抑えることができ、バストの持ちを長く保てるようになりますので、ぜひ意識してみてください。
「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」は時間の経過とともにヒアルロン酸が体内へ吸収されてしまいますので、バストのサイズや形をキープするには定期的に注入を繰り返す必要があります。
人によって効果の持続期間は個人差がありますが、はじめてヒアルロン酸豊胸の手術を受ける人はヒアルロン酸吸収が比較的早くなりやすく、効果が短くなります。
ヒアルロン酸を再注入するタイミングも個人差がありますが、3ヶ月から6ヶ月おきに約30cc~50ccくらいを適切に注入すると、長持ちしやすく効果的です。
ただ、現実的に体の負担などを考えると6ヶ月から1年2年に1回くらいがいいのかもしれません。
初回で注入した箇所にヒアルロン酸を再注入することで、再生組織の被膜を形成してヒアルロン酸が残るようになるので、バストサイズや形もキープすることできます。
ただし、ヒアルロン酸を再注入する注意点としては、同じ箇所に何度も繰り返し注入していると硬いしこりができやすくなるリスクが高まります。
体がヒアルロン酸を異物と認識してしまい、ヒアルロン酸の吸収速度も遅くなりますので、コラーゲン繊維の被膜が形成されてしこりができやすくなるのです。
ヒアルロン酸の吸収速度が遅くなると効果が長続きするメリットがあるのですが、しこりができるリスクが高まってしまうので、十分に注意が必要です。
そのため、ヒアルロン酸の再注入をする時は、技術者は適切な場所に適切な量のヒアルロン酸を少しずつ追加するスキルが求められます。
ここまで「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」の効果を長持ちさせる方法をご紹介しましたが、残念ながらヒアルロン酸の吸収そのものを止めることはできません。
「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」で効果が持続する期間はだいたい半年、長くても2年くらいとなり、効果の持続期間には限界があるといえます。
大きな粒子のヒアルロン酸を注入すれば効果の持続期間は長くなりますが、感触が硬くなったり、しこりのリスクが高まるので、その兼ね合いが難しいところです。
「豊胸は1回の手術で長期間効果をキープしたい!」とお考えの方は、「シリコンバッグ」あるいは「脂肪注入」という選択肢もあります。
例えば、「シリコンバッグ豊胸」の場合は、永久的ではありませんが、10年に1度くらいの間隔でバッグを入れ替えるだけで効果が長続きします。効果が約10年くらい持続するのです。
また、「脂肪注入」は自分自身の脂肪をバストに注入して定着させる手術になり、この場合は身体の一部になるので、効果は数年から半永久的に長期間持続します。
もちろん個人差はあります。
豊胸手術の効果がどれくらい持続するかどうかは、クリニックの手術方法や技術者のスキル、患者様の体質や状況によっても大きく変わってきます。
共立美容外科では無料カウンセリングにて担当医が患者様の状況とご希望のイメージを丁寧にお伺いして、最高の仕上がりを目指して最適な豊胸手術の方法をご提案させていただきます。
豊胸手術の持続期間がどれくらい見込まれるか、カウンセリング時にお伝えすることができますので、初めての方もお悩みやご心配な点があれば、どうぞご遠慮なくご相談くださいませ。
▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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