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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ヒアルロン酸の豊胸手術の値段や相場は?安さだけで選ぶのは危険?

公開日:2022年01月16日(日)
最終更新日:2024年03月18日(月)

豊胸
ヒアルロン酸豊胸の相場
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「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」はメスを使わずにできる手術です。ダウンタイムがほとんどなく、日帰りでバストを大きくできるとあって人気の高い豊胸手術です。

 

初めての美容整形が「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」という方もいるかもしれませんが、どれくらいの費用がかかるのかは気になるところではないでしょうか。

 

結論から言えば「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」は、シリコンバッグを挿入する方法やピュアグラフト、コンデンスリッチ、セリューションといった自分自身の脂肪を注入する他の豊胸手術よりも、低価格で受けることができます。

 

ただし、永久的な効果は期待できませんので、効果を維持するためにはメンテナンスが必要です。そのため、最終的に金額が高くなるケースもあります。

 

近年は安い値段の豊胸手術も話題になっていますが、安さだけで決めると持続期間に満足できなかったり、副作用のリスクがあったりなど、後悔する結果になるかもしれません。

 

希望のバストを手に入れるためには、手術の値段の他にもチェックすべき重要なポイントがあります。

本記事では、ヒアルロン酸注入による豊胸手術を受ける前に、確認しておきたい注意点を解説します。ぜひ参考にしてください。

 

 

ヒアルロン酸注入による豊胸手術の値段・相場

ヒアルロン酸の豊胸の見積を提示するスタッフ

 

「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」は多くの美容クリニックで提供されている手術メニューですが、手術方法や製剤などが違うため、価格設定はクリニックによって異なります。

また表示価格は注入量ではなく、1ccあたりの金額です。1ccあたり数千円のクリニックが多いですが、どれくらい大きくしたいのかによって、ヒアルロン酸の注入量を調整する必要があり、トータル費用も変わってきます。

 

そのため、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術の値段」は一概には言えませんが、参考までに一般的な費用の相場を紹介します。

 

※美容医療は公的医療保険制度は適用されない自由診療です。全額自己負担となりますので、事前によく値段と内容を確認して、納得してから手術を受けるようにしてください。

 

 

ヒアルロン酸の値段・相場

一般的にヒアルロン酸でバストのサイズを1カップ大きくするには、両胸で合計50ccから100ccが必要となります。

 

1ccあたりの値段は2,000円から8,000円が相場です。バストを1カップ大きくするために必要なヒアルロン酸100ccの値段は20万円から80万円になります。

さらに大きくするために200㏄注入した場合は、40万円から160万円が相場になります。

 

共立美容外科で取り扱っているヒアルロン酸はGANA HA body(ガナ エイチエー ボディ)、HYA corp Body Contouring “MLF1”(ハイア コープ ボディ コントアリング “エムエルエフワン”)、シンデレラ豊胸の3種類です。

それぞれの値段を紹介します。

 

■GANA HA body(ガナ)

GANA HA

1ccあたり ¥5,390

 

 

■HYA corp Body Contouring “MLF1”(ハイア コープ)

HYA corp Body Contouring “MLF1”

1ccあたり ¥3,410

 

 

■シンデレラ豊胸

シンデレラ豊胸

1ccあたり ¥2,640

 

 

これらの価格にはヒアルロン酸そのものの金額だけではなく、医師の技術料やアフターフォローなどの金額も含まれています。以下のように考えると分かりやすいでしょう。

 

豊胸のヒアルロン酸の料金=ヒアルロン酸の製剤代+医師の技術料+ケア料金

 

共立美容外科の場合、手術は医師一人では行いません。看護助手ではなく国家資格を持つ看護師が付き、複数人体制で手術を行っています。

 

なお、一般的に製剤の値段は持続期間や触り心地の品質が高くなるほと高額になります。
 

 

手術代以外にかかる費用は?

 

胸にヒアルロン酸を注入している

豊胸手術を受ける際には、ヒアルロン酸の料金以外にも別途料金がかかりますので、確認しておきましょう。

 

手術ではヒアルロン酸を注入するために胸の脇に小さな穴を開けます。痛みを軽減させるため、局所麻酔または静脈麻酔などの眠くなる麻酔が使われます。場合によっては全身麻酔で行うケースもあるでしょう。

麻酔代は麻酔の方法によって異なりますが、約3万円~10万円程度です。

 

術後は、ヒアルロン酸がしっかり体内に吸収されて胸に定着したかどうかの確認が必要です。クリニックによっては、その際の診察代がかかることもあります。

また、この他に技術料として10万円、指名料として数千円~数万円かかるクリニックもあります。

 

美容整形は自由診療であり、自由に価格設定が可能です。そのため、クリニックごとに金額に幅があります。

 

また、医療ローンを組む際も注意が必要です。ローンの金利が高いと、現金やクレジットカードで一括で支払う場合に比べ利息が余分にかかってしまいます。

医療ローンを組む際は、必ず金利を確認しましょう。

 

月々〇〇円と表示しているクリニックもありますが、一見安く見えても医療ローンの利息が余計にかかってしまい、かえって支払金額が高くなってしまう場合があるため注意しましょう。

 

 

副作用が続くと治療費も増える

豊胸手術のアフターケアの点滴

一般的には、手術後1週間から1ヶ月くらい経てば、痛みと腫れは次第に治まり、内出血をした場合でも落ち着いていきます。

 

しかし痛みや腫れ、赤みが治まらない場合は、抗生剤の点滴や内服による治療が必要です。

 

状態によっては、ヒアルロン酸の溶解注射や吸引処置をしなければなりません。副作用に対する治療が必要になった場合には、その分の治療費が増えてしまいます。

 

ヒアルロン酸 豊胸 バナー

▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

ヒアルロン酸注入の豊胸手術は効果の持続期間が短い

ヒアルロン酸の豊胸の持続期間の比較グラフ

 

ヒアルロン酸による豊胸手術は、他の手術に比べ持続期間が短いです。定期的に手術を受け続けると、他の手術方法より高額になる場合があります。

効果が持続する期間は6ヶ月から2年、長くて3年ほどです。そのため、最初の豊胸手術ではヒアルロン酸注入をしても、次の手術ではシリコンバッグを挿入する方法や脂肪注入をする方法を選択する方も多いです。

 

モティバをはじめとしたシリコンバッグを挿入する方法やコンデンスリッチ豊胸などの脂肪を注入する方法は、一回の値段は高くても、長い目で見るとヒアルロン酸の豊胸より総額が安くなる傾向にあります。

 

 

ヒアルロン酸注入の豊胸手術の値段:3つの注意点

豊胸用のヒアルロン酸

 

クリニック選びをする際、値段は大切な要素の一つです。しかし、表記の仕方で安く見えたとしても、実際には安くないケースもあるため注意が必要です。

 

手術代だけを見て決めてしまうと、別途請求される金額が大きくなることがあります。また、あまりに安い手術を受けると仕上がりに満足できない可能性もあるでしょう。

 

ここからは、「ヒアルロン酸注入による豊胸手術」の値段を見る時の3つの注意点を紹介します。

 

 

1.麻酔代と検査費用が含まれているか

 

 

「ヒアルロン酸注入の豊胸手術」ではヒアルロン酸の料金、豊胸手術代の他に、麻酔代、処置費用、検査代金などがかかりますが、クリニックによっては別途請求されることがあります。

 

例えば、「ヒアルロン酸注入の豊胸手術」の総額が格安で表示されていても、麻酔代や検査費用が記載されていない場合は、総額の費用が高くなることがあるため注意しましょう。

 

クリニックを選ぶ際には、豊胸手術代の表記に麻酔代や検査費用も含まれているのか、それとも別に費用が発生するのかを確認することが大切です。

 

 

2.相場と大きくかけ離れていないか

 

「ヒアルロン酸注入の豊胸手術」に必要なヒアルロン酸1ccあたりの値段は2,000円から8,000円が相場です。

 

クリニックによって使用する製剤の種類は違うため値段も変わりますが、相場に比べてあまりにも安い場合には注意が必要です。

 

消費者庁の国民生活センターに過去に寄せられた中には、広告では格安の値段を掲載しながら、見積り額の何倍、何十倍もの金額を請求されたという被害が報告されています。

 

手術前のカウンセリング時に費用に含まれているものを全て確認しておき、納得した上で決めることが大切です。

 

共立美容外科ではカウンセリングの際に、施術を受ける方の状況と希望のバストサイズを伺った後、麻酔代や処置費用等の総額を手術前にご提示しています。料金に納得いただいてから手術をしますので、後から高額な請求をするといったことはありません。また、診察費用も手術代金に含まれているため、原則的にはかかりません。

 

事前に提示した見積り金額の何倍、何十倍もの金額を請求することはありませんが、術後に処置費用等がかかる場合があります。その点はご了承ください。

 

 

3.アフターケアがない

 

低価格を全面に出して手術を提供しているクリニックでは、術後のアフターケアの取り決めがないことがあります。

 

アフターケアがしっかりしているクリニックでは、施術を受けた方に万が一副作用が起きたり、再手術が必要になった場合でも医師が責任をもって対応してくれます。

 

料金が相場より大幅に安い場合は、カウンセリング時に手術後のケアについて質問するのがおすすめです。

 

共立美容外科ではアフターケアも料金に含まれており、手術後も責任をもって対応します。

 

 

ヒアルロン酸注入の豊胸手術を値段だけで決めるのはNG!

共立美容外科で患者と笑顔で話す医師

 

美容クリニックによって、手術方法やヒアルロン酸の製剤が違うため手術の値段は異なります。また値段の表記の仕方も異なるため、値段だけを見てクリニックを決めるのはリスクが高いです。

 

「ヒアルロン酸注入の豊胸手術」を受ける目的は、希望のバストに近づくためという方が多いでしょう。ご自身が満足できる結果になるように、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。

 

豊胸手術のクリニック選びの際には、まずはクリニックに十分な症例実績があることを確認しましょう。

 

そして、カウンセリング時には、ご自身にどんな手術方法が合っているのか、値段はどれくらいかかるのか、どのようなリスクがあるのかを説明してもらい、納得した上で手術を受けることが大切です。

 

ヒアルロン酸 豊胸 バナー

▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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