「ヒアルロン酸」豊胸の持続期間はどれくらい?長持ちさせるコツと注意点
最終更新日: 2023年09月28日 (木)
ヒアルロン酸豊胸とは、バストに豊胸用のヒアルロン酸を注射して、全体のサイズを大きくしたり、谷間を作ったり、形を上向きに整えたり等、色々とデザインできる豊胸手術です。
手術時間は1時間程度と短く、ダウンタイムもほとんどなく、日帰りでも受けることができるので、はじめて豊胸手術を受ける方にも人気があります。
ヒアルロン酸豊胸は気軽に受けられるイメージがありますが、効果が持続する期間は意外と短いというデメリットがあるのをご存知でしょうか?
手術を受ける前に、効果の持続期間を知っておくと術後のメンテナンスもしやすく、長持ちさせることができます。
本記事ではヒアルロン酸豊胸の効果はどれくらい持続期間が期待できるのか詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※実際の持続期間はクリニックで使われるヒアルロン酸の種類・注入量・注入箇所・手術方法によって変わり、また患者様の体質によっても個人差があります。
ヒアルロン酸豊胸の持続期間は短い
ヒアルロン酸注入による豊胸は美容クリニックによって手術方法が異なり、手術に使用するヒアルロン酸の種類もそれぞれ違うものを使っています。
そのため、術後の効果がどれくらいの期間持続するかどうかはクリニックや手術状況によっても異なり、また患者様の体質によっても個人差があるので、一概にはいえません。
一般的な目安としては、数ある豊胸手術の中でもヒアルロン酸注入による豊胸の持続期間は短く、一般的に早くて2ヶ月〜半年、最大でも1年から2年くらいまでとなります。
ヒアルロン酸豊胸は永久的な効果は期待できない
ヒアルロン酸とは強い粘り気や弾性があるゼリー状の物質のことで、もともと私たちの皮膚や関節など、人体に存在している美容成分です。体内でも生成することができます。
ヒアルロン酸はもともと体にある成分ですからアレルギーを起こしにくく、安全性が高いメリットがあります。美容医療では、顔のシワ治療や豊胸など、幅広く使われています。
顔用と豊胸用のヒアルロン酸はどちらも同じ成分ですが、豊胸用の方が粒子が大きいためにバストに安定化しやすく、体内へ吸収されにくい特徴があります。
豊胸用のヒアルロン酸は効果が長持ちしやすい作りになっていますが、ヒアルロン酸の特性上、徐々にヒアルロン酸が体内へ吸収されていくのは避けられません。
ヒアルロン酸豊胸を一度受けただけでボリュームと形を永久的に保つことはできず、術後は時間の経過とともに、だんだんとバストが小さくなっていきます。
ヒアルロン酸豊胸の持続期間を長くするには?
ヒアルロン酸豊胸を受けて、バストがボリュームアップして理想的な形になったら、なるべく長い期間、その効果を保ちたいと思いますよね。
ここからは、ヒアルロン酸豊胸の持続期間を長くするコツを解説していきます。
持続期間が長いヒアルロン酸を使用する
先程も述べたように、クリニックによって手術に使用するヒアルロン酸の種類が異なります。
ヒアルロン酸一つとっても、高品質なものから粗悪なものも存在しますので、クリニックでどんな種類の製剤を使っているのか、よく確認して医師から説明を受けることが大切です。
高品質なヒアルロン酸は仕上がりの感触が柔らかくなるように製造されており、効果の持続期間も一般的な製剤より長めに持続します。
共立美容外科では、患者様の体質・状況を考慮して、希望通りのバストに仕上げるために3つの高品質なヒアルロン酸をご用意しております。
粒子が細かいため、体内の組織になじみやすく、仕上がりが自然で感触がとても柔らかくなるのがメリットです。持続期間は個人差がありますが、約2年間は持続します。
ヒアルロン酸豊胸の手術費用があまりに安いクリニックの場合は、粗悪なヒアルロン酸を使っている可能性があるので注意が必要です。
例えば、ヒアルロン酸の粒子が不揃いであったり、粗悪な品質の製剤を使ってしまうと、仕上がりのバストが硬く感じたり、硬いしこりができてしまうリスクもあるので要注意。
ヒアルロン酸の粒子は大きくて硬めの方がバストに安定しやすく、術後の効果が長持ちしやすいのですが、注入量が多すぎても体が拒絶してしこりの原因になってしまいます。
持続期間を長くするために、クリニック選びの際には、高品質なヒアルロン酸を使用していること、そして技術者が適切な量を少しずつ注入する繊細なスキルも必要になります。
定期的に再注入する
ヒアルロン酸豊胸の持続期間を長くするには、バストが小さくなったら再度手術を受けてヒアルロン酸を再注入すると効果的です。
ヒアルロン酸豊胸の持続期間は個人差がありますが、3ヶ月から6ヶ月おきに約30cc~50ccくらいを適切に再注入すると、ボリュームや形を長持ちさせることができます。
ただし、ヒアルロン酸を定期的に繰り返し注射すると吸収速度が徐々に遅くなり、体が異物と認識してコラーゲン繊維の被膜が形成され、硬いしこりができる原因となってしまいます。
何度も同じ場所にヒアルロン酸を打ち続けると、吸収されないヒアルロン酸が固まって、大量注入の状態となり、しこりができやすくなるので注意が必要です。
繰り返しの再注入により、元からあるヒアルロン酸を注射針で破ってしまうリスクも起こりえますので、頻繁な再注入や大量の注入はリスクが高く、おすすめできません。
繰り返しになりますが、一度に大量に注入するとしこり発生のリスクが高まりますので、注入量は約1カップのバストアップの目安となる片胸100ccくらいまでが限度です。
リスクを抑えて効果の持続期間を長くするには、技術者は乳腺下・乳腺周囲の深い部位にヒアルロン酸を少量ずつ、丁寧に注入するスキルが求められます。
他の豊胸手術に移行する
バストのボリューム効果を持続させたい方は、シリコンバッグまたは脂肪注入という他の豊胸手術も検討されると良いでしょう。
ヒアルロン酸注入の豊胸手術は永久的な効果は期待できず、バストが小さくなったら定期的に繰り返して手術が必要となり、その都度、毎回手術代金もかかってきます。
しかし、シリコンバック注入法であれば持続期間は約10年です。脂肪注入の場合は数年から半永久的に持続します。
シリコンバッグと脂肪注入の1回あたりの手術費用はヒアルロン酸豊胸よりも高額になりますが、長持ちするメリットがあるので、長期的に見れば総額は安くなります。
ヒアルロン酸豊胸からシリコンバッグに切り替えたり、ヒアルロン酸豊胸から脂肪注入に移行することもできますので、持続性を優先させる方は検討してみてください。
アクアフィリング豊胸術は危険?
アクアフィリング(AQUA filling)豊胸術はヒアルロン酸注入による豊胸手術よりも持続期間が3年から5年と長く、柔らかい質感に仕上がると注目されて、一時期話題になりました。
しかし、アクアフィリング豊胸に関しては登場した時期から慢性炎症、腫瘍、皮膚潰瘍といった合併症リスクや副作用が報告されており、危険性が指摘されています。
実際に、アメリカではFDA(米国食品医薬品局)はアクアフィリングを豊胸目的での使用許可を認めていません。
韓国の美容外科学会も十分な安全性が確認できる証拠が確立するまで、アクアフィリングの使用は反対としています。
日本美容外科学会でもアクアフィリングを豊胸目的で使用することに対して自粛を求めており、美容医療が進んでいる各国が共通して、安全性を認めていないスタンスです。
共立美容外科では、アクアフィリング成分の安全性が十分に証明されていないという理由により、アクアフィリング(AQUA filling)豊胸術は提供しておりません。
日本では一部の美容クリニックが「効果が長く柔らかい仕上がり」と紹介して手術を行っているケースがありますが、バストの変形、痛みや腫れ、しこりの発生などのトラブルが増加しているのが現状です。
まだ日本では症例実績が少なく、世界的に見ても安全性が証明されていませんので、持続期間が長いと言った理由でアクアフィリング豊胸術を選ぶのはおすすめできません。
持続期間が長く安全性の高いヒアルロン酸豊胸は共立美容外科にご相談ください
共立美容外科は全国26院にクリニックを構え、安全性が高く、持続期間を長く保つことができる高品質なヒアルロン酸注入の豊胸手術を提供しております。
はじめて美容医療を受ける方、手軽にバストアップしたい方、バストアップに興味があるけれど、メスでの切開手術に抵抗がある方におすすめです。
当院で使用する豊胸用のヒアルロン酸は3種類のご用意があり、どれも仕上がりの柔らかさと持続期間に配慮して作られた高品質な製剤を使用しています。
また、当院では注入針は先端が極細の丸い形状をしている専用のカニューレを使用して手術をしますので、痛みを軽減することができ、内出血のリスクも抑えられるのがメリット。
満足できるバストを手に入れるには、ただ豊胸手術で大きくすればいいのではなく、仕上がりの柔らかい感触、自然な形、イメージ通りのデザインを実現するスキルが求められます。
当院ではヒアルロン酸注入の豊胸手術を含めて、豊胸手術の豊富な症例実績があり、経験豊富な医師が揃っておりますので、まずはお気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。
患者様一人ひとりのご希望に合った仕上がりを実現するために、手術の心配やお悩み、豊胸手術の種類や特徴など、分かりやすく説明いたします。
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