ターンオーバーを整えるケア方法とは?そもそもの乱れる原因も紹介
最終更新日: 2023年04月14日 (金)

「ターンオーバーの乱れを整える」ことは、美肌を保つ上で重要なポイントとなりますが、そもそもターンオーバーが何なのかご存じでしょうか?また、ご自身のお肌は正常なターンオーバーが行われているでしょうか?
この記事ではターンオーバーの基本から、乱れのチェック方法、原因探しまで紹介しています。最後におすすめケア商品も紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。
<こんな方にもおすすめです>
・肌の不調を感じていて改善したい…
・なるべくお手軽に済ませたい…
ターンオーバーとは
人の肌は、ある一定の周期で新しく生まれ変わるようになっています。この肌の代謝サイクルをターンオーバーといいます。
そもそも、人の身体全てが60兆個にも及ぶ細胞でできています。皮膚だけではなく人間をかたち作る骨や血液、内蔵の全ては細胞が入れ替わることによって健康を保っています。
これを「細胞の新陳代謝」といいますが、ターンオーバーは「肌の新陳代謝」なのです。
人の肌の構造
人の皮膚は外側1枚しかないように見えますが、実は層状の構造をしています。
大きくは3つに分類されます。
皮膚の構造は大きく3層に分かれる


表皮 ― 表面側・いちばん外側にある
真皮 ― 表皮の何倍も厚く、大部分は繊維タンパク質
皮下組織 ― 大部分は脂肪で、表皮と真皮を支える
表皮はさらに4つの層とケラチノサイトで構成されている
表皮はさらに5つに分類されます。
角質層、顆粒層、有棘層、基底層と、ケラチノサイトが占めています。
ターンオーバーのしくみ
表皮の90%を占めるケラチノサイトは、表皮の最下部である基底層にて作られます。ケラチノサイトは基底層から顆粒層、そして角質層へと形を変えながら押し上げられていきます。最初は核を持っていたケラチノサイトは平らな角層細胞となり、角層にとどまって皮膚を保護します。その後また新しいケラチノサイトが形を変えてやってくると、古い角質や垢となって剥がれおちるのです。
ターンオーバーには周期がある
ターンオーバーには周期があります。理想的な周期はおよそ28日間です。ターンオーバーが理想的な周期で繰り返されることによって、常に健康な肌で守られている状態になります。肌のバリア機能があることで、紫外線などの刺激や肌にとってストレスとなる要因から守ることができます。さらに角質層の中に水分が閉じ込められることで、潤いのある肌をキープすることができるのです。
乱れているサイン
ターンオーバーが乱れているかどうかは、いくつかのサインで肌に現れます。
肌に透明感がない
「肌が老けたような気がする」「以前より暗くなった気がする」などといった変化を感じていたら、要注意です。
ターンオーバーが正常周期で回っていないと、古い角層細胞が角層に蓄積します。角層の一部が厚くなってしまうと、なめらかな肌から遠ざかります。肌表面が凹凸がになるために影部分がくすんだように見えてしまいます。一般的に「肌がごわつく」などといわれる現象もこちらに該当します。「角質肥厚」と呼ばれることもあります。
ハリがない・小じわが気になる
「ハリが減ってしまったような…」「小じわが増えた」というような方は潤いが足りていないかもしれません。ターンオーバーが正しく周っていないと、肌は乾燥します。
角層細胞は天然保湿因子(NMF)と呼ばれる物質を含有しており、NMFは水と馴染みやすい性質から水分を保ってくれる役割を担っています。ターンオーバーが遅すぎるだけでなく、逆にスピードが速いとNMFを充分に作る時間がありません。
そうなると水分不足へと繋がり、肌のハリがなくなり小ジワができやすくなるのです。
シミができる
シミができる原因は、メラニン色素の沈着です。メラニンは体内で生成された後に角質と体外へ排出されますが、ターンオーバーが乱れていると表皮に蓄積します。
メラニンは良い作用もしてくれます。表皮細胞にあるメラニンは、紫外線によるダメージを防いでくれるのです。ただし過剰なメラニンはシミだけでなくそばかすの原因にもなります。
ニキビができやすくなる
・コメドが黒く見えるもの→黒ニキビ
・コメドが白く見えるもの→白ニキビ
・コメドが炎症し赤く見えるもの→赤にニキビ
・さらに化膿したもの→黄ニキビ
ターンオーバーの乱れによって古い角質が剥がれてくれないと、毛穴詰まりを起こします。毛穴が詰まった状態のことを「コメド(面ぽう)」といいます。
肌トラブルが増える
健康な肌は、水分と油分のバランスが取れているためにバリア機能が正常に働きます。
バリア機能は、さまざまな外部の刺激(紫外線、ほこり、乾燥など)から肌を守ってくれます。バリア機能が低下していると、肌が炎症を起こしさまざまトラブルが引き起こされます。
そもそもの乱れる原因とは?
できるなら正常にしていたい肌のターンオーバーですが、乱れの原因はさまざまです。
加齢
加齢によってターンオーバー周期は長くなります。理想は28日ですが、中年だと約45日、60代以降では100日前後といわれています。
ただしこれは個人差もあり、年齢が若ければ正常に働いているわけでもありません。
つまり、肌のケアによっては理想の周期へと近づけることができるのです。
紫外線や乾燥
日焼けや乾燥は肌へのダメージです。ダメージを受けた肌は早く回復しようと、ターンオーバーが早まり、角質細胞を作ります。このように急ぎで作られた細胞は保水機能が十分ではありません。
生活習慣の乱れ
しっかり睡眠時間が取れていなかったり、食生活が乱れていると、ターンオーバーが正常に行われません。睡眠中はターンオーバーが活発な時間となるからです。ターンオーバーに必要な栄養素が取れていないことも原因になります。
ストレスもホルモンバランスや免疫へ悪影響を与えます。
ターンオーバーに良い習慣を紹介
正常なターンオーバーを促すには、まず規則正しい生活をすることが大切になります。ただし、現代の忙しい女性にとっては、わかっていてもなかなか難しいのが実際のところ。
ターンオーバーを促すようなケア習慣を取り入れてみるのも良いかもしれません。
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ターンオーバーを整えるには継続して使うことで変化が期待できますが、保湿から栄養補給までできるオールインワンタイプなので忙しい方も気軽に続けやすい一品です。
まとめ
ターンオーバーが乱れると、さまざまな肌不調の原因になります。整えるには正しい習慣やスキンケアが必須となりますが、日々忙しく頑張っている現代の女性にはなかなか難しいですよね。
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