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公開日:2022年01月14日(金)
最終更新日:2023年06月10日(土)
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おでこがふっくらとして丸みを帯びていると華やかな印象になります。横顔の美しさにも大きく関わるため、きれいな丸いおでこは美人の象徴とも言えるでしょう。ふっくらとしたおでこを手に入れるために、おでこの美容整形をしたいと考えている人もいるかもしれません。
この記事では、おでこが丸いと美人に見える理由や理想的なおでこの条件などを紹介していきます。おでこを丸く見せるメイクの方法や、おでこの美容整形をする場合の選択肢なども合わせて紹介するので、おでこの形が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
すっきりとしたシャープなおでこもすてきですが、おでこが丸いと美人に見える場合が多いです。一体なぜなのでしょうか? 実はこれはにはれっきとした理由があります。丸いおでこは審美的な意味で立体感が出て見えるだけではなく、若々しさと女性らしさの象徴でもあるのです。
それぞれの理由について詳しくご紹介します。
おでこが丸いと顔に立体感が出て華やかな印象を与えます。横から見たときにおでこの中心を頂点として、美しくカーブしているような形が理想的です。
そもそもおでこは脂肪があまりついていないため、骨格の影響を受けやすいもの。一般的に日本人をはじめとしたアジア人のおでこの骨は、欧米人のおでこと比べると突出が少なく、なだらかなことが多いです。
眉骨が発達している人も多く、その場合眉の上の部分だけが角ばったように目立つため、より平らに見えることもあります。おでこが平らになると、顔の印象がのっぺりとして平たく見えてしまうのです。
一般的に丸みがなくゴツゴツとしたおでこよりも、丸くてふっくらとしたおでこの方が若々しい印象になります。
脂肪の少ないおでこは、加齢によって骨ばって見えやすいパーツです。加齢によるしわやたるみなどを気にする人は多いですが、実はおでこの形も老け顔の原因の一つと言えます。
年を取るとおでこが骨ばってしまう現象は、頬や目の周りのそれと同じメカニズムで発生します。体内のコラーゲンやヒアルロン酸が加齢とともに減っていき、皮膚の真皮層の厚みが減ったり脂肪の量が減ったりすることで、この現象が起こるのです。
以前よりもおでこの丸みが減り骨ばっているように感じる際は、加齢のサインが現れているのかもしれません。なおコラーゲンとヒアルロン酸の違いについて気になる人は、以下の記事も参考にしてみてください。
おでこは、性別の特長が出やすいパーツでもあります。正面から見たときの形は女性の方が丸みを帯びている傾向にあり、一方で男性は角ばった形の人が多いです。いわゆる剃り込み部分にあたる前額髪際隅部(ぜんがくはっさいぐうぶ)が後退していることで、おでこの形が四角く見えます。
もちろん丸いおでこの男性や四角いおでこの女性もたくさん居ますが、おでこの形の違いはホルモンの影響が強いため、私たちは丸いおでこに女性らしさを感じる場合が多いです。
有名な女優や女性モデルにはおでこが丸い人が多いことからも、女性らしい丸いおでこが美の基準の一つと言えるでしょう。同じアジアの中でも美容大国の韓国では、日本以上に性別的なおでこの特徴を重要視している人が多く、美容整形を行う人も多いパーツです。
丸いおでこが美人に見える理由から考えると、女性にとって理想的なおでこにはいくつかの条件があると言えます。
横顔の美しさの基準として広く知られているEライン(エステティックライン)は、1954年にロバート・リケッツ氏が提唱した美の基準のひとつです。顔を横から見た際の鼻先と下アゴの先を直線で結んだ線のことを指しています。
このラインから唇がはみ出さない横顔が美しいとされていますが、整ったEラインをより美しく見せるためには、おでことのバランスが重要です。おでこの中央がトップ部分として前にでていれば、目や鼻との凹凸から顔に陰影が生まれ、立体的な美しい横顔に見えます。
またハリのあるおでこは表面がなだらかに見え、若々しく美しい印象に見せてくれるはずです。正面から見たおでこの形が楕円形に近くなっていれば、女性らしい美しさを備えたおでこと言えるでしょう。
その他のパーツや輪郭とのバランスも重要であり、おでこの長さは顔全体のうち1/3であることが理想的とされています。
おでこは骨の形の影響が大きいパーツです。残念ながらマッサージでは骨を変形させることはできないため、平坦なおでこを欧米人のような丸いおでこにすることは不可能です。
ただし骨ではない部分が、日常生活や習慣によって悪化してしまっている状態ならば、改善できる可能性があります。
例えば骨格がズレてのっぺりとしてしまっているおでこであれば、正しい位置に戻すことで改善したと感じる可能性があるでしょう。血行が悪いことから皮膚が薄くなってしまっているおでこなら、マッサージで血行が促進され、細胞の生成が活発になることで皮膚に厚みが出るかもしれません。
すぐに効果を感じるのは難しいかもしれませんが、頭痛やゆがみの改善にもつながるのでマッサージをすること自体はおすすめです。おでこの骨格を正して血行を良くするマッサージ方法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。
メイクでおでこを丸く見せることは可能です。立体的に盛り上がったおでこにするには特殊なメイクが必要ですが、日常生活で使えるメイクでも、位置を調節しておでこの中央が前に出ているように見せたり正面から見て楕円形に見せたりすることで、丸いおでこを演出できます。
おでこにただ下地やファンデーションを塗って終わりではなく、工夫することで美人度を上げられるのです。
まずはおでこの面積に着目します。おでこの縦の長さは、前述の通り顔全体の長さの1/3程度であることが理想です。あごからおでこまでの長さと、眉上からおでこまでの長さを測って比べてみてください。
上過ぎたり下過ぎたりする人は、眉毛の位置を数ミリ調整しましょう。ただし大幅にずらすと不自然になってしまうため、ぴったり1/3にする必要はありません。あくまでも自然な位置やトレンドを押さえた形の眉のまま、少し理想の位置に近づけるだけでも大きく印象が変わるはずです。
眉毛の形を選ぶのであれば、長めのアーチ型にすると、直線的で短い眉よりもおでこが丸みを帯びて見えやすくなります。上すぎる場合やより女性的な印象にしたい場合に、眉毛の上にハイライトを入れるのもおすすめです。
正面から見たおでこの形に丸みを持たせるためには、生え際のメイクが有効。生え際の角ばっている部分にうっすらとシェーディングを入れ、指やスポンジでなじませましょう。
仕上げにおでこの上部を半周するようにシェーディングを入れても良いです。先ほどおでこの長さをチェックした際に1/3よりも長かった人は、この工程をしっかりと行っておでこの面積が小さく見えるようにしてください。
もともと正面から見た形が丸いという人も、この工程を行えばより立体的に見える効果があります。
おでこを丸くする美容整形には、代表的な施術がいくつかあります。国内での代表的な施術であるヒアルロン酸注入、脂肪注入、シリコンプロテーゼ、骨セメント、ハイドロキシアパタイト
ヒアルロン酸注入は、カニューレという先端の丸い特殊な針で、ヒアルロン酸を肌の内部へ注入する施術です。施術は短時間で行われ、比較的安価なことから手軽に行える美容整形という位置づけで捉える人が多いかもしれません。
元の状態に戻したい場合には、薬剤で溶かすことができます。万が一トラブルが起きてしまった場合や、術後の姿が気に入らない場合に元に戻せる点も、ヒアルロン酸注入が人気の施術である理由の一つです。
一方で、ヒアルロン酸注入の効果が一時的なものであることは知っておきましょう。ヒアルロン酸は半年から1年ほどの期間で体内に吸収されてしまう成分です。ヒアルロン酸注入は永続的な治療ではないため、維持するには繰り返し注入したり、理想的な形が定まったら他の施術に切り替えたりする必要があります。
おでこは脂肪が少なく内側には動脈が走っているパーツのため、施術する医師の技術も重要です。技術が十分でないとヒアルロン酸の塊で表面が凸凹してしまう、不自然な形になってしまうなどのリスクの他、血管に影響してしまった場合はヒアルロン酸が動脈塞栓を引き起こしてしまう可能性もあります。
ヒアルロン酸注入は手軽で効果が一時的であることから、まずは手軽に試したい方や、他の施術で作るおでこの丸みの大きさを決めるため、いろいろな注入量を試したいという方におすすめの方法です。
共立美容外科でも、おでこへのヒアルロン酸注入を行っています。
取り扱っているヒアルロン酸は全部で5種類ありますが、おでこへの注入に推奨することが多いのは、ジュビターム®ビスタ ウルトラシリーズの中の一つ「ボリューマ XC」です。アラガン・ジャパン社が製造販売しています。
このヒアルロン酸はジュビダームビスタ®の中でも、比較的硬いヒアルロン酸です。しわやたるみ、顔のくぼみ・みぞを改善するために使用することが多く、シワとみぞの両方の治療に関して厚生労働省から認可されています。痛みに配慮して作られた製品であり、成分に麻酔液が入っている点も特長的です。
注入する際のデザインは主に
の2パターン。
おでこの中央部分に丸みをつくるケースでは、ボリューマ XCをおでこの中央部のみに注入します。もともとのおでこの形にある程度の丸みの角度があり、さらに角度を高くしたい場合に採用することが多いデザインです。
おでこ全体を丸くするケースではおでこの広範囲にボリューマ XCを注入します。注入量は多くなりますが、より自然に仕上げられるデザインです。もともとのおでこに丸みがほとんどない方でも、不自然になりづらいと言えるでしょう。
料金は1cc あたり¥77,000で、0.1cc単位で量を調節できます。施術の詳細が気になる方は以下のページをチェックしてみてください。
本人の体から採取した脂肪をおでこに注入してふっくらさせる施術です。おでこの脂肪注入ではほとんどの場合、定着率を上げるために、採取した脂肪を濃縮してから注入するコンデンスリッチファット(濃縮脂肪)という技術を使った方法をとります。
その定着率は約80~90%とも言われ、脂肪注入後に繰り返しの注入を行わなくても維持できるケースが多いです。自分自身の脂肪として定着し、体に異物が入っていない状態になるためトラブルが起きづらく、定期的なメンテナンスはほとんどの場合必要ありません。
さまざまなパーツのしわやたるみに利用でき、目の周りやほうれい線、口元のしわなどの治療でも行われている施術方法です。
一方ではヒアルロン酸と同様に注入の箇所や注入量が適正でないと、しこりができてしまうケースもあるため注意が必要です。脂肪吸引をする箇所に負担がかかり、吸引の傷跡ができてしまう手術であるということも覚えておきましょう。
脂肪の吸引部分は腫れや内出血、つっぱり感、硬さが出る場合もありますが、通常であれば2~3週間程度で徐々に引いていくはずです。
共立美容外科で行っているのは、マイクロCRF(マイクロコンデンスリッチファット)です。コンデンスリッチファットの中でも極めて小さな脂肪細胞と幹細胞のみを抽出することで、より濃度の高い脂肪を注入します。幹細胞の働きにより、肌質への効果も期待できる方法です。
手術はカウンセリング当日でも実施でき、脂肪採取に30分程度、マイクロCRFの注入に10分から20分程度、合計1時間弱の手術時間となります。
またマイクロCRFでは、1回目の注入のために吸引した脂肪をマイナス80度で冷凍保存でき、後日の再注入や他の場所への注入に利用可能です。共立美容外科のメニューでは、日本フリーザー社のMY BIO VT-78という冷凍庫で6カ月~最長で9カ月間、保管できます。
各料金は以下の通りです。
基本料金(脂肪採取代/システム代など) | ¥275,000 |
おでこのボリュームアップ・丸くする | ¥330,000 |
保管料金 | ¥55,000 |
再注入料金 | 同一部位の場合 1部位 ¥55,000 違う部位の場合 1部位 ¥77,000 ※2部位目からは 1部位 ¥55,000 |
施術の詳細が気になる方は以下のページをチェックしてみてください。
おでこを切開してシリコンプロテーゼを挿入し、膨らみを作る施術です。一般的な手術では髪の生え際を4~5cmほど切開し、そこから皮膚をはがしてプロテーゼを挿入、再び皮膚を縫い合わせます。
プロテーゼは時間によって吸収される心配がなく、交換期間が来るまで長期的に効果を継続させられます。
ただしヒアルロン酸注入や脂肪注入と比べて、質感や仕上がりが不自然になったり傷跡が残ったりしやすいため、挿入後のトラブルやバレてしまうなどのリスクが多い点を理解しておきましょう。
手術を行う流れは以下の通りです。
手術当日
手術後
・抗生剤などのケア
※クリニックによって大きく異なります。
・抜糸
・通院
手術直後からメイクは可能です。術後の腫れやむくみ、内出血は1~2週間程度で収まります。ただし術後1カ月ほどは安静にしてください。
よくあるトラブルとしては、
などが挙げられます。
なおプロテーゼは、レントゲン・CT・MRIなどの検査を受ける際に映り込みます。通常と変わらず検査を受けられますが、後から驚かないように理解しておきましょう。
費用はクリニックによって幅があり、40万円程度〜100万円程度です。
骨セメントは30年以上前から整形外科や脳外科で使われている医療材料です。成分はアクリル樹脂で、人工関節として使用したり、頭蓋骨の欠損部にふたをしたりするのに使われています。
骨セメントで入れるアクリル樹脂は、折り曲げられないほど硬く、体内に吸収されることのない素材です。おでこに挿入するためには広い範囲を切開するため、ダウンタイムやリスクも大きいですが、大幅に形を変えることができます。
おでこ全体を丸くしたいという方や西洋人のような印象にしたいという方には、おすすめの方法です。
手術の流れはクリニックによってさまざま。一般的には事前に撮影した頭蓋骨のCTデータから、3Dプリンターを使って作成した頭蓋骨の実態モデルを作り、事前のシミュレーションで決めた厚みの骨セメントを作ります。
起こりうるリスクの種類はプロテーゼと同様であり、費用は一般的に120~130万円程度です。
ハイドロキシアパタイトは、骨セメントと同様の仕組みでおでこを丸くする方法です。皮膚を約2cm切開し、ジェル状のハイドロキシアパタイトを注入して皮膚の上から形を整えることで、最小限の傷口でおでこを丸くします。
ただしこの方法では注入する箇所にムラができやすく、ダマができて凸凹になる可能性があることから、現時点では国内で施術を行うクリニックはほとんどありません。
必要な箇所へハイドロキシアパタイトを直接塗ることで、ダマになるのを防ぐこともできますが、その場合は小さいことがメリットであったはずの傷口が大きくなってしまいます。
手術した箇所を元に戻したい場合は、全体が見えるように広く切開してアパタイトを削らなければなりません。大手術となってしまうため、リスクの大きな施術方法です。
また骨との親和性が良いアパタイトですが、細菌感染などが起こる可能性も。その場合は重症化してしまったり、治療の費用がかさんでしまったりする可能性があります。材料費自体も比較的高額です。
手術当日の流れは以下のとおり。
術前や術後は他の治療方法と同様です。
ハイドロキシアパタイトは国内でほとんど行われていない手術のため、費用については各クリニックへ直接確認する必要があります。
おでこを丸くする美容整形を行うと、しわやたるみなどを同時に解決できるケースが多いです。特にヒアルロン酸注入や脂肪注入では溝ができている部分の皮膚の組織が持ち上がるため、表面が伸びてしわが改善します。おでこにボリュームを出すため皮膚のハリも出て、たるみも改善するでしょう。
成分を注入する位置によって効果の出方にも差があるため、気になっている人は事前に医師に相談することをおすすめします。医師はあなたの気になっているポイントを確認して、悩みを解決できる施術方法を提案してくれるはずです。
おでこは比較的範囲が広く厚みが少ないパーツのため、ヒアルロン酸注入を行った場合は強い力で押すと凹んでしまったり、ヒアルロン酸が入っている場所が偏ってしまったりする可能性があります。
使用したヒアルロン酸の質にもよりますが、適正な量には限界があるのです。心配な場合は定期的にクリニックへ行き、変形がないかチェックしたりメンテナンスをしたりましょう。
またおでこを丸くする手術は、事前のシミュレーションと完成後の姿にずれが生じる可能性があります。どの方法を取ったとしても確実にシミュレーション通りになるとは限らない点を理解しておいてください。
他の手術を行う前の完成イメージの確認として、まずは一定の時間がたてば元に戻るヒアルロン酸注入を行うケースもあります。
おでこは他のパーツと比べて気にする人が少ないかもしれませんが、実は顔の印象に大きな影響を与えているパーツです。横顔美人や、ハーフっぽい美人のおでこがそうであるように、丸いおでこは立体的で若々しさや女性らしさを演出してくれます。
メイクなどの自分でできる工夫の他、美容整形でおでこを丸くするのもおすすめです。比較的手軽に行えるヒアルロン酸注入や脂肪注入、シリコンプロテーゼ挿入などさまざまな手法があるので、今回ご紹介したそれぞれの特徴を比べてみて、あなたにあった方法をぜひ探してみてください。
▼共立美容外科の人気のボリューマXCの料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
新垣 光之(あらかき みつゆき)
略歴
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新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
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あの久次米総括院長も診察♪
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