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公開日:2023年08月23日(水)
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目次
ひょうたん顔とは、その言葉のままにひょうたん型に見える顔のことです。頬骨が強調されたり、顔がたるんで見えたりするため治療したいと考える方も多いでしょう。
そこで本記事では、ひょうたん顔の原因や予防・改善につながるセルフケアの方法を紹介します。根本的な治療を望む方におすすめの美容整形も解説しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
ひょうたん顔とは、ひょうたんのような形のフェイスラインを指す言葉です。一般的には、以下のような症状が該当します。
ひょうたん顔の方は、頬が肉厚でむくんでいるようにも見える下膨れ顔とも間違われやすいです。顔の横幅が大きく見えたり、老けた印象を与えたりするため、何とか改善させたいと思う方も多いでしょう。
ひょうたん顔となる主な原因は、加齢とともにフェイスラインが徐々に変化していき、皮膚や軟部組織が下垂することです。その結果、重心が下がってしまい、フェイスラインのボリュームに悪影響を及ぼします。
とはいえ、老化だけが原因というわけではありません。20代や30代の若者であっても、ひょうたん顔になるリスクはあります。無理なダイエットによって顔の筋力が低下したり、肌のハリが一時的になくなったりすることでフェイスラインがひょうたん型になってしまうこともあるのです。そのためひょうたん顔になるのを避けたい方は、若いうちからケアしておくことが大切です。
なお、ひょうたん顔になる原因は後ほど詳しく紹介します。
ひょうたん顔になるとフェイスラインがゴツゴツとした印象になり、老けて見られやすくなってしまいます。他にも、周囲に以下のような印象を与えることが多いです。
以上のように、ひょうたん顔はあまり良い印象を与えません。フェイスラインの乱れを感じたら、早めに対応するのがおすすめです。
ひょうたん顔になる原因は、主に以下のとおりです。
ここでは、それぞれについて詳しく解説します。
ひょうたん顔になる原因の一つに、こめかみが痩せることが挙げられます。こめかみは老化によって肌細胞が減少すると皮膚自体が薄くなってしまい、その部分が痩せて見えることがあります。また、こめかみには食べ物を咀嚼する際に必要となる側頭筋が存在していますが、側頭筋が加齢とともに衰えてしまうと、こめかみがくぼんで見える原因になります。特に、普段から咀嚼回数の少ない方は、側頭筋が衰えやすいため注意が必要です。
さらには、こめかみの脂肪が減少することによって痩せて見えるケースもあります。
頬がこけることも、ひょうたん顔になる原因のひとつです。頬は、以下のような要因によってこけるといわれています。
老化によって肌のターンオーバーが乱れたり、紫外線によって外的な刺激を受けたりすると肌の機能が衰えてたるみやすくなります。顔の筋力や脂肪も衰えていくと、さらに頬がこけて見えるでしょう。若い世代でも、血行不良やリンパの滞りなどによって肌の内側から衰える可能性があります。
また心身に重いストレスがのしかかると、顔の表情が乏しくなって筋肉が衰える原因になります。すると、重力に逆らえなくなり、頬がこけて見えるでしょう。
その他、過度なダイエットによって顔の脂肪が極端に少なくなると、不健康な印象を与える要因となります。寝ているときの姿勢やかみ癖といった生活習慣も、長年続けることでフェイスラインを変えてしまうのです。無意識にやってしまう癖や習慣はないか、一度確認するのもいいかもしれません。
頬がたるんでしまうと、ひょうたん顔に見えやすくなります。頬のたるみが起こる原因は、主に以下のとおりです。
肌の弾力やハリを与えているのはコラーゲンです。元々肌の内側に存在しているものの、紫外線や乾燥などによってコラーゲンの生成が阻害されたり、質が劣化したりすると顔の表面を支えきれずにたるんでしまいます。
また、加齢によって体の筋肉が衰えてしまうのと同様に、顔の筋肉も影響を受けます。特に、顔は意識的に動かしていないと衰えてしまう筋肉も多いといわれており、日頃から鍛えることが大切です。
そして、血流やリンパの流れが滞ってしまうとむくみが起きやすくなり、たるみの原因となります。脂肪が多いと、その分たるみやすくなるため、急激に脂肪が増えた方は注意が必要です。
たるみができるとほうれい線が目立ったり、目元が暗くなったりするため、老けて見えやすくなるでしょう。若々しい印象をなるべく保つには、、日頃から頬がたるまないように注意する必要があります。
ひょうたん顔は、頬骨が出ることが原因の場合もあります。頬骨が出る要因は、主に以下のとおりです。
親から子へ引き継がれる遺伝の中でも、影響を受けやすいのが骨格です。身長や手足の長さといった大きなパーツだけではなく、頬骨にも遺伝が影響しています。両親のどちらか、もしくは両者の頬骨が出ているようであれば、その遺伝子を引き継いだ可能性は高いでしょう。
また、人の顔は約40種類の筋肉が重なり合ってできています。その中でも、日常的に使われている筋肉はごく一部であり、残りの筋肉はあまり動いていません。その結果、筋力が衰えて頬骨が出ているように見えることがあります。
なお普段から無意識に食いしばったり、歯ぎしりをしたりする方は骨格が歪んでしまい、頬骨が出たように見えている可能性もあります。知らず知らずのうちに習慣化していることもあるため、原因が見つからない方は自身の生活習慣を振り返ってみると良いでしょう。
下膨れ顔もひょうたん顔になる原因のひとつです。下膨れ顔になると、顔の下半分側にボリュームが出てしまうため、ひょうたん型に見えます。下膨れ顔になる要因は主に以下のとおりです。
下膨れ顔も頬骨と同様に、遺伝によって起こりやすくなります。生まれつき下膨れに見えやすい頬周辺の骨格だったり、顎周りの形が特徴的だったりすることもあるでしょう。ただし全ての要因が遺伝によるものではありません。老化や生活習慣といった日々の積み重ねの結果、下膨れ顔になる方もいます。そのため日頃から意識的な生活を行い、悪い習慣をなくすことが大切です。
次に、ひょうたん顔を予防したり、改善したりするセルフケアをご紹介します。
それぞれの予防法や改善法をチェックしましょう。
ひょうたん顔を防ぐには、側頭筋をマッサージしましょう。側頭筋は咀嚼するときに使われる筋肉のため、日頃からよく働いています。日々の疲れが蓄積して凝り固まっている可能性もあるため、定期的にマッサージをしてあげることが大切です。
側頭筋のマッサージ方法は、以下のとおりです。
側頭筋のマッサージには必要な道具もないため、いつでもどこでも手軽に行えます。定期的にマッサージを行っておき、側頭筋が凝り固まらないように気を付けましょう。なお側頭筋のマッサージを行う際は、頭皮を擦らないように注意することが大切です。
ひょうたん顔にならないために、頬筋のトレーニングを試してみましょう。頬筋のトレーニングを行うと頬がこけにくくなり、明るい印象を与えられます。
なお、頬筋のトレーニングには、以下の2種類があります。
◆頬筋のトレーニング1
◆頬筋のトレーニング2
どちらの頬筋トレーニングも、口をゆっくりと大きく動かすことがポイントです。頬全体の筋肉を鍛えられるように、時間をかけてトレーニングを行いましょう。口角が上がりにくいと感じる場合は、手を使って支えてあげると良いかもしれません。筋肉が動きやすくなるようにサポートしてみてください。
ひょうたん顔を予防・改善するには、リンパマッサージも効果的です。顔のリンパをスムーズに流すことで、頬のたるみを予防できます。
リンパマッサージの基本的な流れは以下のとおりです。
リンパマッサージを行う際は、リンパに沿って老廃物を流すように意識しましょう。指の滑りが良くなるように、マッサージクリームや乳液などを塗るのもおすすめです。肌との摩擦も軽減されるため、皮膚への負担も抑えられます。
ひょうたん顔を防ぐには、食いしばりに気を付けましょう。食いしばりとは、上下の歯を強くかみ締める行為のことです。本来であれば、上下の歯は食事のときしか接していません。しかし、食いしばりの癖がある方は頻繁にかみ締めており、大きな力がかかっています。そのため普段から歯に力を入れないように気を付けることが大切です。
食いしばりを改善するためには、以下のようなことが効果的です。
食いしばりは、さまざまな要因によって引き起こされる症状です。そのため、複数の改善策を試していき、効果を得られるものを見つけていきましょう。複数の改善策を組み合わせることで、より効果が得やすくなります。なお食いしばりが気になる場合は、歯科で診察を受けることも大切です。かみ合わせを調整してもらえたり、適切な対応方法を教えてもらえたりもするでしょう。定期的に受診することで、歯への負担も軽減できます。
ひょうたん顔を防ぐには、正しいスキンケアも欠かせません。肌のお手入れを怠ると皮膚がたるんでしまい、ひょうたん顔に見えやすくなります。
また正しいスキンケアを行っていると老化防止にもつながります。そのため日頃から正しいスキンケアを実践していき、美しい肌をキープすることが大切です。
老化防止が期待できる正しいスキンケアのポイントは以下のとおりです。
肌の状態に合わせたスキンケア用品を使用する
毎日しっかりと保湿する
雨の日や曇りの日でも紫外線対策を怠らない
スキンケアを行う際は、肌に刺激を与えないように注意しながら優しく実践していきましょう。肌を力強く叩いてしまうと、それだけで皮膚を傷付ける原因となります。優しく包み込むように、ゆっくりとケアしてみてください。また紫外線ダメージは、晴れの日以外でも注意する必要があります。
ひょうたん顔を根本的に改善できるわけではありませんが、メイクを変えることで良い印象を与えることは可能です。例えばメイクによって頬に高さを出したり、影をうまく利用したりすることで、頬のこけを目立ちにくくしたりできます。メイク道具をうまく利用することで、光と影のバランスが整い、明るい印象を与えられるでしょう。
ひょうたん顔を隠すためにおすすめのメイク法は、以下のとおりです。
メイク法 | 期待できる効果 |
シェーディングを活用する | 頬骨が気になる場合は、シェーディングの活用がおすすめ。こめかみからエラに向かって影を付けることで、頬骨を自然に演出できる ※シェーディングを入れすぎるとメイクが濃くなってしまうため、横顔もチェックしながら自然と仕上がるように施してください。 |
ハイライトを入れる | ハイライトを活用すると、顔に立体感が生まれる。頬骨が目立つ場合は、頬骨の下にハイライトを入れることでふっくらとした印象に。自然に馴染むものを選ぶと違和感なくメイクを楽しめるでしょう。 |
チークを活用する | チークを頬骨よりも少し低い位置に入れることで、出っ張りを目立ちにくくできる。黒目付近からこめかみあたりに向かって、ふわっと優しく塗ってください。 ※濃い色のチークを選んでしまうと頬骨が強調されてしまいやすいため、肌馴染みの良い色を選ぶのがポイントです。 |
「ひょうたん顔を根本的に治療したい」「ひょうたん顔を確実に改善していきたい」と考える方もいるでしょう。そのような場合には、先ほど紹介した予防法や改善策ではなく、美容整形も検討してみてください。ひょうたん顔を治す美容整形には、以下のような種類があります。
それぞれの概要や効果、メリットなどを詳しく解説します。
ひょうたん顔を治す方法の一つとして、ヒアルロン酸の注入があります。ヒアルロン酸注入では、顔にヒアルロン酸を注入することで皮膚を下から持ち上げられるため、くぼみが目立たなくなります。ヒアルロン酸は注入後すぐに効果が現れる他、切開などを行う必要がないので、施術を受ける方の負担を減らしながらひょうたん顔を治せるのがメリットです。大きな手術を受けることに抵抗を感じる方であっても、比較的挑戦しやすいでしょう。
ただしヒアルロン酸は一定時間が経過すると体内に吸収されてしまうため、元の状態に戻ってしまうことに注意しなければいけません。たとえヒアルロン酸注入によってシワや毛穴のくぼみを改善できたとしても、根本的な解決は難しいでしょう。
一時的な効果ではなく、長時間の持続を望む場合は、脂肪注入がおすすめです。脂肪注入は一度注入すると一般的に40~60%ほどの定着率があり、定着した脂肪は半永久的に効果が持続します。また脂肪が定着すれば自分の脂肪と同じになるため、自然な仕上がりになるのも魅力といえるでしょう。脂肪に含まれる幹細胞によって、肌質の改善も期待できます。
ただしリスクとして、脂肪注入の後はまれにしこりができる可能性があります。施術を受ける前に、副作用をはじめとする注意点をよく理解しておくことが大切です。
たるみを根本的に改善したい場合や即効性を求める場合は、糸リフトがおすすめです。糸リフトとは、こめかみ付近から注射器のような器具を使用して、皮膚の下に糸を挿入する施術のことです。溶けない糸を使う場合と溶ける糸を使う場合がありますが、どちらも施術直後は糸によって脂肪が引っ張られるため、たるんだフェイスラインがすっきりと整います。使用する糸の数は多くなるほど、症状の改善や予防が期待できます。
また糸リフトを受けると、たるんだ脂肪が糸で持ち上げられると同時に、挿入された糸の周辺にコラーゲンが生成されます。そのため周辺組織にハリが生まれ、ふっくらとした仕上がりが期待できます。
なお糸リフトの施術には局所麻酔を使用するため、基本的に痛みを感じることはありません。たとえ施術後に痛みを感じる場合であっても、痛み止めでカバーできる程度です。
ただし、糸リフトを受けた後は長時間の入浴や激しい運動を避けなければいけません。大きく口を開けることで、つっぱった感じがすることもあるでしょう。
共立美容外科で行っている、ひょうたん顔を改善する施術方法は以下の3種類です。
それぞれの施術内容や特徴などを詳しく解説します。
ヒアルロン酸注入「ボリューマXC」とは、アラガン・ジャパン社が製造しているヒアルロン酸「ジュビダームビスタ®シリーズ」のひとつを注入する施術です。ボリューマXCは日本国内のヒアルロン酸の中で唯一、シワとみぞ治療の両方で認可を受けています。比較的硬めのヒアルロン酸で、以下の3つの改善が期待できます。
従来のヒアルロン酸と比較すると、3~4倍の期間にあたる約2年の持続効果が期待できます。シワの改善のみならず、フェイスラインのバランスを整えてくれるため、ひょうたん顔も治せるでしょう。
ボリューマXCは以下の部位に注入可能です。
仕上がりを考慮しながらさまざまな部位へ注入できるため、今抱えているお悩みを改善するのに適した施術といえるでしょう。
▼共立美容外科の人気のボリューマXCの料金や手術方法についての詳細はこちら
脂肪注入「マイクロCRF」は、ご自身から採取した良質な脂肪細胞を特殊な機械で濃縮し、くぼみの気になる部分に注入する美容整形のことです。目のくまやたるみ、頬のこけなどを改善できることから、ひょうたん顔の治療にも用いられます。
濃縮された脂肪は注入後の定着率が高くなるため、持続時間も長くなるのが特長です。施術後の結果には個人差があるものの、およそ90%が定着してその部位に残り続けます。
脂肪注入「マイクロCRF」が向いている方は以下のとおりです。
なお、脂肪を吸引する際に腫れや内出血といった副作用が起こる可能性があります。しかし、10日~1週間程度で徐々に回復していくため、大きな心配はありません。また施術後に内出血が現れるケースがあるものの、翌日からファンデーションで隠すことが可能です。
▼人気の共立美容外科のマイクロCRFの料金や施術方法についての詳細はこちら
糸リフト「スレッドリフト」とは、糸を皮膚の内側に挿入することでフェイスラインを形成できる美容整形です。美容整形で使用される糸は医療用の素材でできており、体内に吸収される糸とそのまま残り続ける糸の2種類があります。共立美容外科では、利用している糸のほとんどが溶ける糸です。
使用する糸の本数の目安は片側で4~5本です。たるみが大きい場合などは、症状を見ながら増やしていきます。糸を挿入した後は、表情を邪魔するようなひきつれは現れません。糸に余裕を持たせることで、自然な仕上がりとなります。
施術後は1週間程度痛みを感じる場合があるものの、生活に支障が出るほどの痛みはありません。痛み止めを服用することも可能です。他にも内出血や腫れといった副作用が起こる可能性がありますが、基本的には1週間程度で気にならなくなります。
▼共立美容外科の人気の糸リフトの料金や種類についての詳細はこちら
ひょうたん顔になってしまうと、顔がたるんで見えたり老けた印象を与えたりするため、改善したいと思う方も多いでしょう。ひょうたん顔を改善・予防するには、マッサージやトレーニングを積み重ねたり、正しいスキンケアを取り入れたりするのがポイントです。日頃の悪い習慣を見直すことで、少しずつ改善が見られるでしょう。
すぐにでも改善したい方や根本的に解決したい場合は、美容整形を検討してみてください。ひょうたん顔を改善する施術は顔を大きく切開することなく悩みにアプローチできるため、ダウンタイムも比較的少なくて済む傾向にあります。
当院は、全国26院で施術対応を行っております。「ひょうたん顔を治したいけれど、どの施術方法が適切かわからない」「副作用などのことをもっと理解したい」といったお悩みも伺っておりますので、まずは無料カウンセリングにお越しください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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