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公開日:2022年03月31日(木)
最終更新日:2022年06月13日(月)
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目次
数ある美容整形の中でも、鼻の美容整形を希望される方は多く、現在では様々なタイプの整形手術(施術)が行われています。
メスを使用した本格的な手術が必要になる美容整形はもちろん、ボトックス注射や今回紹介するヒアルロン酸注射など、数分間の施術で気軽に行える美容整形も非常に人気になっています。
ヒアルロン酸というのは、もともと人間の体内に存在しているゼリー状の物質であり、組織と組織の緩衝材としての役割を担っている物質です。
膝の関節をイメージするとヒアルロン酸の働きが分かりやすくなるかと思いますが、膝の関節は屈伸運動やジャンプなどによって何度も伸び縮みする必要があるため、毎回大きな衝撃を受けてしまいます。
固い骨と骨が直接ぶつかってしまったら、大きなダメージを受けてしまうため、クッションとなる緩衝材が必要になります。
それがヒアルロン酸です。
その他にも、ヒアルロン酸は、皮膚の水分を保持する作用や目の乾きを防止する作用などを担っている物質です。
そんなヒアルロン酸を「直接鼻に注入する」というのが、ヒアルロン酸注入です。
そこで今回は、鼻の美容整形の中でも、「ヒアルロン酸注入」に関して詳しく解説していきます。
鼻の美容整形には様々なものがありますが、大きく分けて「切る美容整形」と「切らない美容整形」に分類することができます。
切る美容整形とは、その名の通りメスを使用してイメージ通りの「手術」を行う美容整形とお考え下さい。
メスを使用して整形手術を行うことで、各部位を大きく変化させることが可能であり、効果も半永久的に続くものが多いです。(術式によります)
その反面、「極端に見た目が変化する可能性がある」、「手術による傷が残ってしまう可能性がある」などのデメリットが存在します。
しかし、メスを使用する「切る美容整形」とはいえ、共立美容外科では十分な経験を積んだ医師のみが執刀にあたりますので、傷跡は小さく、できる限り目立たなく(目立ちにくく)することが可能ですが、全く傷を残さないということは難しく、術後のダウンタイムも長い傾向にあります。
一方、切らない鼻の美容整形というのは、今回紹介するヒアルロン酸注入や「糸リフト」と呼ばれる施術などのように、メスを使用せずに見た目を変化させるという施術のことを指します。
メスを使用しないため、傷跡が残る心配が少なく、術後のダウンタイムも少ない傾向にあります。
しかし、効果の持続期間が一時的であったり、効果(変化)そのものが小さく、満足できるレベルの変化が起こらないといったようなデメリットも存在します。
最近の美容整形のトレンドとしては、「自然な変化」や「バレない美容整形」が人気であるため、切らない美容整形を利用して、「あえて大きく変化させない」という施術を希望される方も増えています。
今回ご紹介するヒアルロン酸注入は、「スッと」鼻筋の通った鼻や、高い鼻を手に入れるのに効果的な「切らない美容整形」です。
ヒアルロン酸注入というのは、ヒアルロン酸と呼ばれる物質を鼻に注入することで、鼻を高くすることができる美容施術です。
鼻にヒアルロン酸を注入することで、スッと鼻筋のとおった鼻や高い鼻、先端が細くて整った鼻などを手に入れることができます。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であるため、アレルギーなどの反応を起こす心配はなく、非常に安全性の高い施術です。
ダウンタイムなどもほとんどないため、術後の腫れや痛みはほとんどなく、手術当日からメイクをしていただくことも可能です。
ヒアルロン酸注入であれば、学校や仕事の帰りにも投与することが可能であり、当日の腫れを心配する必要はないため、たとえ家族にも知られたくないという方の場合でも受けていただける施術のひとつかと思います。
ヒアルロン酸とは、もともと人間の体内にも存在している成分であり、主に皮膚や軟骨、眼の角膜に存在しているゼリー状の物質です。
ヒアルロン酸は体内でクッション(緩衝材)のような役割をしており、各臓器を衝撃から守り、ダメージを軽減する働きをしています。
また、ヒアルロン酸は水分を保持する作用が強く、ヒアルロン酸1gで6リットルもの水を保持できる高い保水力があるとも言われています。
そのため、皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸を補ってあげることで、肌の乾燥を防ぎ、シワやたるみなどを防止する効果が期待できます。
また、ヒアルロン酸は肌や組織の「ハリ」を維持する働きもしていることから、ヒアルロン酸を補ってあげることで、空気がしっかりと入った風船のような「ハリ」のある肌を手に入れることが可能になります。
このような特徴を持つヒアルロン酸を鼻に注入することで、スッと鼻筋の通った高い鼻を手に入れるというのが「鼻のヒアルロン酸注入」です。
しかし、ヒアルロン酸そのものは、体内に注入すると吸収されてしまう物質であるため、効果が続かないというデメリットがあります。
また、ゼリー状の物質である「柔らかいヒアルロン酸」を注入しても、水分を保持する作用はあっても、高い鼻を形成するという作用はあまり期待できません。
人体にとって安全な物質であり、気軽に投与することができる美容物質のひとつであるヒアルロン酸なのですが、鼻の美容整形で使用する場合には、柔らかすぎて思ったような形を作ることが難しいというデメリットがあります。
ヒアルロン酸は柔らかいものから、硬いものまで様々な種類のものがあるため、シワの治療や豊胸術などに使用するヒアルロン酸では、鼻の美容整形には向きません。
そのため、共立美容外科では、ヒアルロン酸を鼻の美容整形で使用しする場合、ヒアルロン酸が皮膚の力に負けて押しつぶれないように、あえて「固いヒアルロン酸」を使用することで、しっかりと鼻に高さを出すことができるようなテクニックを使用しています。
硬いヒアルロン酸には、ボリューマ、ボラックス、クレビエル・コントアなどがあります。
鼻の美容整形で手を加える場所としては、鼻筋、鼻先(鼻尖)、小鼻(鼻翼)の主に3つの個所になります。
鼻筋を高くするのか、鼻先を細く尖らせるのか、小鼻を小さくするのか、組み合わせて行うのか、などによって仕上がりのイメージは大きく異なります。
ヒアルロン酸を注入する場所は主に「鼻筋」になりますので、ヒアルロン酸注入は「鼻筋を高くする施術」とお考えいただくと良いでしょう。
鼻筋にヒアルロン酸を注入することで、比較的簡単に鼻が高くなります。
鼻が高くなりスッと鼻筋が通るため、相対的に鼻先が細く見え、小鼻も小さく見えやすくなります。
全体的に鼻が高くなったような印象を与えることができます。
こんな効果が期待できるヒアルロン酸注入ですが、最大のメリットはやはり「施術の簡便さ」であるといえます。
ヒアルロン酸を注入する「だけ」なので、10分程度の施術時間で鼻の印象をガラッと変化させることができます。
ヒアルロン酸は安全性の高い成分であるため体への負担も少なく、術後の回復期間であるダウンタイムも非常に短いという特徴があります。
施術を受けた後にすぐにメイクをしていただくことも可能であり、施術当日であっても赤みや腫れなどがほとんどない美容整形施術になります。
このように比較的手軽に鼻の美容整形をしていただけるというのが、ヒアルロン酸注入の大きなメリットと言えます。
一方ヒアルロン酸注入のデメリットとしては、 効果の持続性が挙げられます。
一般的に半年から1年程でヒアルロン酸が徐々に吸収されてしまい、2年から3年で吸収されてなくなってしまうということが知られています。
共立美容外科では硬めのヒアルロン酸を使用することで、比較的効果持続時間が長い施術方法を採用していますが、それでも作用は一時的であるため、半永久的な効果を期待される方にとっては他の選択肢を検討される方が良いかもしれません。
またヒアルロン酸は使用できるのは鼻筋であるため、団子鼻などを改善したい場合には鼻先を尖らせる、もしくは小鼻を小さくするなどの施術を併用する必要があります。
ヒアルロン酸注入は非常に簡便で効果発現も早い鼻の美容整形手術ではありますが、本格的に鼻を高くしたい、鼻全体に対してアプローチしたい、という方には不十分である可能性があります。
また、鼻先に注入してしまうと、血管がつまって壊死してしまう場合があります。
そのため解剖学を熟知した医師でないと失敗する可能性があるため注意が必要です。
ただ、万が一血管が詰まって壊死してしまう恐れがある場合は、ヒアルロニダーゼを注入すればヒアルロン酸を溶かすことが可能です。
鼻のヒアルロン酸注入は、切らない美容整形です。
比較的気軽に受けていただける美容整形であり、自然な仕上がりが期待できる施術になります。
その一方効果は一時的であったり、鼻全体への効果を期待する場合には不十分であるというデメリットがあります。
しかし他の美容整形手術と組み合わせることで、より理想的な鼻を手に入れることが可能です。
共立美容外科ではお一人おひとりに最適な施術をご提案させていただくために、医師によるカウンセリングに力を入れております。
何か気になることがあるという方はご質問やお悩みをいただくだけでも結構ですので、ぜひお気軽に共立美容外科カウンセラーまでお問い合わせ頂けますと幸いです。
▼共立美容外科の人気の鼻のヒアルロン酸の料金や手術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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