乳輪にあるぶつぶつの正体は?目立ってしまう原因や改善方法を解説

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乳輪や乳首の周りに、つぶつぶと小さな粒が並んでいる。にきびのようにも、鳥肌のようにも見えて、病気ではないかと気になっていませんか。
乳輪にもともとある肌色の小さなぶつぶつは、モントゴメリー腺という正常な組織のことがあります。数や大きさ、目立ち方には個人差があります。
ただし、乳首の先の白いできものや、赤み・痛み・ただれを伴う変化は、同じ原因とは限りません。新しく生じた片側だけの変化、しこり、血の混じる分泌、続くただれは、乳腺外科などで相談してください。
この記事では、ぶつぶつの正体と役割、目立つ場面、つぶさないケア、受診を考える変化、見た目が気になるときの相談先を書きます。
乳輪のぶつぶつの正体は?
乳首の周りの乳輪に、にきびのようなぶつぶつができていることがあります。肌色の小さな粒なら、「モントゴメリー腺」と呼ばれる皮脂腺のことがあります。皮膚の病気なのでは、と不安になることがあるかもしれませんが、モントゴメリー腺は男性にも女性にもある、乳輪のふつうの組織です。
モントゴメリー腺の数や大きさには個人差があります。多かったり大きかったりしても、それだけで病気のしるしではありません。ただし、乳首の先の白いできものや、赤み・痛み・ただれを伴うものは、別の原因もあります。乳輪のぶつぶつは目立ちやすいため、見た目が気になり、コンプレックスになる方も多くいます。
また妊娠・出産時期になって急に目立ち始めたり、筋肉の収縮で乳輪が縮むことでモントゴメリー腺が目につきやすくなることもあります。
寒さで乳首が立つとき、生理周期でホルモンが変わるとき、更年期にホルモンを補うときにも、モントゴメリー腺は見えやすくなります。乳首のぶつぶつが増えるように見えても、腺が増えたとは限りません。
「乳首予備軍」という呼び名は、乳首のそばの小さなぶつぶつを指して使われ、乳輪の正常な腺のことを言う場合があります。医学用語ではないので、呼び名だけで自分のできものが何かは決められません。
乳首のまわりのぶつぶつと、乳首の先の白いものは同じ?
乳輪は、乳頭の周りにある色の濃い円の中です。モントゴメリー腺は、この乳輪の中の、毛穴のそばに複数並んでいます。鳥肌のように、毛穴のように見えるのはこのためです。
乳首の先にできる白い点や粒は、乳輪の腺とは別の原因のことがあります。授乳中の白い点や痛み、赤みがあるときは、産婦人科や乳腺外科などで相談してください。
乳輪のぶつぶつには、肌色の小さな粒(腺)、にきびや吹き出物のように腫れたもの(詰まり)、乳首の先の白い粒、といった種類があります。胸や乳房にぶつぶつが見えるときも、乳輪にもともとある肌色の小さな粒は、モントゴメリー腺のことがあります。ただし、見た目だけでは区別できないため、新しい変化や症状がある場合は診察で確認します。乳房の皮膚に広がる赤いぶつぶつやにきび、湿疹は、別の皮膚の症状のことがあります。
乳輪のぶつぶつで、受診を考える変化
次のような変化は、モントゴメリー腺だけでは説明できないことがあります。乳腺外科や皮膚科で診てもらってください。
- 新しくできた、前にはなかった変化。左右差があるだけなら病気とは限りませんが、片方だけ新しく変わったときは診てもらう目安です
- 乳輪や乳首の下に、脂肪のかたまりのようなしこりを触れる
- 血の混じる分泌。妊娠・授乳中でないのに乳首から分泌があるときも同じです
- 乳首や乳輪の、続くただれ・かゆみ・かさつき。湿疹のように見えるものも含みます
- 乳首が急にへこむ、形が変わる
- 赤く腫れて、痛い。膿む
モントゴメリー腺の役割
モントゴメリー腺は、なぜ乳輪付近に多く点在するのでしょうか。モントゴメリー腺が持つ、代表的な二つの役割について詳しく解説します。
乳首や乳輪の皮膚を保護する
分泌される油分には、乳首や乳輪の皮膚を保護する働きがあります。乳頭や乳輪の周囲の皮膚は薄く、乾燥するとすぐに傷が付いたり出血したりしてしまいます。授乳のときは、赤ちゃんが吸うことや唾液でこすれやすく、この油分がとくに働きます。
授乳のときのにおいの手がかり
「フェロモン」と言われることもある分泌物のにおいが、赤ちゃんの授乳行動の手がかりになると考えられています。[研究]
乳輪のぶつぶつが目立ってしまう原因
乳輪のモントゴメリー腺は、ぶつぶつが気にならないくらい小さい方がいる一方、大きくて目立ってしまう方もいるなど個人差があるものです。
大きさや数、目立ち方には個人差があり、妊娠・授乳期に目立つこともあります。食事を変えたり保湿したりすれば、正常な腺が小さくなるとは言えません。
生まれつきの個人差
子どもの頃からモントゴメリー腺が目立つ場合は、もともとの個人差です。遺伝で決まるとは言えず、母親や姉妹と同じとも限りません。多い・大きいと感じても、それだけで病気のしるしではありません。
急に大きくなった、増えた、片方だけ変わったと感じるときは、妊娠や生理周期などホルモンの変化のこともあれば、皮膚の炎症のこともあります。気になる変化は、乳腺外科や皮膚科で相談してください。
肌の乾燥
乾燥だけで腺が目立つようになるわけではありません。ただ、乳輪の皮膚が乾燥すると、かゆみや肌荒れが出ることがあります。入浴後に保湿をして、かゆみや荒れを防ぎましょう。
授乳中や搾乳のあとに胸がかゆいときは、赤ちゃんの唾液や母乳が肌に残っていないか確かめてください。残ると、乾燥やかゆみ、湿疹につながる場合があります。濡らしたタオルやガーゼで優しく拭いましょう。
皮脂の詰まり
モントゴメリー腺も、ほかの皮脂腺と同じように、出口が詰まることがあります。詰まると、にきびや吹き出物のように腫れる、硬くなる、腺が肥大したように見える、といった変化が出ます。たいていは自然に治まります。温かいタオルをあてて様子を見て、押したり、つぶしたりしないでください。
厚く塗るクリームやバームを乳首・乳輪に使い続けると、詰まりやすくなることがあります。授乳中などで使うときは、1日に少しの間は拭き取って肌を休ませ、母乳パッドはこまめに替えてください。
痛みや赤みがあって腫れているときは、細菌が入って炎症を起こしていることがあります。皮膚科や乳腺外科に相談してください。
過度な摩擦
摩擦だけで腺が目立つようになるわけではありません。ただ、ブラジャーや衣類の擦れ、入浴時に強く体をこすることは、乳首や乳輪の皮膚の赤みやかゆみの原因です。擦れにくい下着を選び、汚れを落とそうと強く洗わないでください。
モントゴメリー腺はかゆみや痛みがでることもあるため、気になって触ってしまったりかきむしったりしがちですが、傷がついて炎症のもとになるため、なるべく避けてください。
妊娠や授乳
妊娠中は、女性ホルモンの増加でバストが授乳の準備に入ります。モントゴメリー腺も大きくなり、妊娠の初期から目立ち始める方もいます。乳輪や乳頭自体も大きくなるため、ぶつぶつに気が付く方もいます。
授乳中は大きいままで、産後に授乳が終わると目立たなくなる方も、そのまま残る方もいます。
乳輪のぶつぶつを改善する方法
自分で小さくする方法はなく、正常なモントゴメリー腺はそのままで問題ありません。ここでは、皮膚のかゆみや荒れを和らげるセルフケアと、避けたい対処法を書きます。
食生活を見直すと小さくなる?
食事で乳輪の腺が小さくなる、という根拠はありません。脂っこいものや糖質、便秘と結びつけた説明を見かけても、腺を小さくする目的で食事を変える必要はありません。
乳輪の保湿ケアをする
乳輪の乾燥でかゆい、カサつくときは、入浴後に保湿クリームやローションでうるおしてください。保湿は、かゆみや肌荒れを和らげるためのケアで、腺を小さくするものではありません。乳輪を強くかくと傷が付いて炎症の原因になりかねません。
肌に合わないクリームや刺激の強いメントール配合のクリームは避けてください。セラミドやヒアルロン酸など、刺激が少なく保湿効果の高いものを選び、厚く塗りすぎないでください。

下着や衣類を変える
下着や衣類の摩擦でかゆみなどの症状が出てしまっている場合は、肌にやさしい下着や衣類を選びましょう。例えば、肌触りが良く吸湿性が高いコットンがおすすめです。コットンと再生繊維のレーヨン混の素材も、吸湿性が高くなめらかで柔らかい肌触りなので、快適に着用できる上に摩擦を減らせます。
また、体を締め付けすぎる下着や衣類も乳輪に刺激を与える原因です。インナーの素材を変える際に、サイズについてもきつすぎていないか見直してみてください。
モントゴメリー腺をつぶすのは厳禁!
モントゴメリー腺を押すと、たまった皮脂や老廃物が分泌物として出ることがあります。同じ皮脂の分泌によってできるニキビのように見えるので、乳輪のぶつぶつが大きく目立つと自分でつぶしたくなるかもしれません。しかし、モントゴメリー腺をつぶすことは厳禁です。乳首は皮膚が薄くデリケートな部位なので、モントゴメリー腺をつぶすと傷ができやすく、その傷口から感染症などを引き起こす可能性があります。
実際にモントゴメリー腺を自分でつぶして傷を作ってしまい、余計に大きくなるだけではなく腫れたり化膿したりするケースもあるといいます。感染症を起こさなかったとしても痛みを感じたり、つぶしたところが黒ずんだり傷として残ってしまう恐れもあるので、どんなに大きなぶつぶつが気になっていたとしてもモントゴメリー腺を自分でつぶすことは絶対に避けてください。針や糸、ピンセットで取り除こうとしないでください。傷や感染につながることがあります。痛みや赤み、分泌があるときは、つぶす前に原因の確認が先です。乳腺外科や皮膚科に相談してください。
見た目の改善を図るなら除去手術も方法の一つ
乳輪のぶつぶつの見た目がどうしても気になるときは、除去を考える方もいます。除去には、切除やレーザーなどの方法があります。実施しているかどうかや方法は医療機関ごとに違うため、受ける前に確認してください。
見た目が気になる場合も、まず正常な腺か、治療が必要な病変かを診察で確かめます。除去を検討する場合は、傷あと、色の変化、感覚の変化、乳輪の変形、希望どおりにならない可能性などを確認してください。
副作用やダウンタイム
除去の方法によって、赤みや腫れ、色の変化、傷あと、感覚の変化、乳輪の形の変化が起こることがあります。希望どおりの見た目にならない可能性もあります。赤みや腫れが続く期間は、方法と傷の状態で違います。
術後の過ごし方
洗い方、保護材の使い方、入浴・運動・飲酒の再開時期は、術式と傷の状態に合わせた指示に従ってください。
除去手術が適している人
除去を考えるときは、妊娠や授乳の予定が判断の材料です。妊娠・授乳中や将来の授乳を考えている方は、診察時に伝えてください。見た目のための手術を行う時期や、授乳・感覚への影響を含めて検討します。
共立美容外科で受けられる乳首の美容整形
ここからは、乳輪のぶつぶつとは別の悩みの話です。陥没乳頭や乳首の形や大きさの悩みは、乳輪のモントゴメリー腺を小さくする治療とは違います。乳首が急にへこんだり、形が変わったりしたときは、美容手術より先に、乳腺外科などで原因を診てもらってください。
陥没乳頭の改善
陥没乳頭は、乳頭が乳輪の中にうまっている状態です。見た目だけでなく授乳に関わることもあるため、診察で程度を確かめます。
陥没乳頭の治療の詳細乳頭縮小
乳首を小さくする手術(乳頭縮小)も、共立美容外科の診療メニューにあります。乳頭の組織を切除して大きさを整える手術で、乳輪のぶつぶつを減らすものではありません。方法や費用、回復の目安は、診察で確認してください。
まとめ
乳輪のぶつぶつは、つぶさず、こすらずに過ごしてください。食事や保湿で小さくしようとする必要はありません。
乳首の先の白いできもの、赤み・痛み・ただれ、新しく生じた片方だけの変化、しこり、血の混じる分泌があるときは、乳腺外科などで診てもらってください。診断がついたあとで、見た目だけが気になるなら、除去を含めた方法を、実施している医療機関で相談します。乳首のへこみや大きさが気になるときは、共立美容外科の無料カウンセリングでご相談いただけます。
よくある質問
モントゴメリー腺がない人もいますか?
見た目では小さく、ほとんど目立たない方もいます。ぶつぶつが見えないだけで、異常とは判断できません。
片側だけ目立つときは病気ですか?
左右差があるだけで病気とは限りません。新しく生じた変化や、しこり・血の混じる分泌・続くただれがある場合は受診してください。
乳輪のぶつぶつがかゆいときはどうすればいいですか?
乾燥や衣類の擦れで、乳輪の皮膚がかゆくなることがあります。入浴後の保湿と、肌にやさしい下着を試してください。かくと傷が付くので、かかずに保湿で様子を見てください。かゆみやただれが続くときは、皮膚科や乳腺外科で相談してください。
参考
- 共立美容外科 陥没乳頭の治療 https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/bust/invertednipples.php
- Doucet S, Soussignan R, Sagot P, Schaal B. The secretion of areolar (Montgomery’s) glands from lactating women elicits selective, unconditional responses in neonates. PLoS One. 2009;4(10):e7579. PMID: 19851461
- Cleveland Clinic. Montgomery Glands. https://my.clevelandclinic.org/health/body/montgomery-glands
- NHS. Symptoms of breast cancer in women. https://www.nhs.uk/conditions/breast-cancer-in-women/symptoms-of-breast-cancer-in-women/
カウンセリングや施術のご相談など、お気軽にお問い合わせください!
※本治療は自由診療(保険適用外)です
※効果・仕上がりには個人差があります
※治療前に必ず医師による十分なカウンセリングをお受けください
※本施術では国内で承認された医薬品を使用する場合と、未承認の医薬品・医療機器を用いる場合があります。未承認医薬品等の詳細は医師にご確認ください
※全ての方が同等の効果を得られるものではなく、ダウンタイム、リスク、副作用や合併症の可能性があります。詳細はカウンセリング時に医師へご相談ください
※主なリスク・副作用(陥没乳頭の治療):陥没の改善が不十分な場合があります。傷あとが目立たなくなるまで2〜3か月かかります。乳管を温存する方法でも、乳汁の分泌に影響する可能性があります。重度では再陥没の可能性があります
※料金は料金表ページをご確認ください
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