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【非公開】ハイドロキノンとは?発がん性があるってほんと?効果や副作用を詳しく解説

公開日:2023年01月19日(木)
最終更新日:2023年04月23日(日)

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強力な美白効果やシミ改善の効果があるということで、ハイドロキノンという成分が話題となっています。

ハイドロキノンはメラニン生成阻害作用を持っており、シミを予防する効果が期待できます。

しかし、ハイドロキノンは、皮膚刺激感などの副作用も強く、自己判断で使用できるものではありません。

そこで今回は、正しい知識をもってハイドロキノンをご使用いただくために、ハイドロキノンの効果や安全性、使用方法などを詳しく解説します。

 

ハイドロキノンとは?

ハイドロキノンについて説明する看護師

ハイドロキノンとは、しみやそばかす、肝斑、くすみなど、メラニン色素の蓄積に伴う色素沈着に効果を示す成分です。

ハイドロキノンは、紅茶やコーヒーなどにも含まれている成分なのですが、強力な漂白作用があることから、医薬品として美容医療や医療にも応用されています。

ハイドロキノンの濃度によっては市販の化粧品などにも配合することが可能であるため、比較的手に入れやすい美白成分であるといえます。

しかし、ハイドロキノンは、使用方法を間違えると皮膚に過剰な刺激を与えてしまうだけではなく、5%濃度のハイドロキノンは動物実験で発がん性が指摘されているなど、リスクや危険性も高い成分です。

だからこそ、ハイドロキノンを有効かつ安全に使用していくためには、正しい知識を身に着けておくことが重要となります。

 

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ハイドロキノン美白効果の作用機序とメカニズム

ハイドロキノンは、チロシナーゼとよばれる酵素を阻害することでメラニンの生成を抑制する成分(薬剤)です。

シミなどの色素沈着が生じるメカニズムとしては、皮膚が紫外線などの刺激を受けることで、細胞内でチロシナーゼが活性化し、チロシナーゼの活性化によってメラニンの生成が促進されるという流れになっています。

シミのない「美白肌」を目指すためには、このメカニズムの各段階をブロックしていくことが重要となります。

シミやくすみのない美白肌を手に入れる3つのポイントをご紹介します。

 

①紫外線を防ぐ

シミを防ぐためには、そもそも紫外線を浴びないようにするということが基本中の基本となります。

シミの原因の大半は紫外線であり、紫外線が皮膚にもたらす影響は甚大です。

色素沈着の根本的な原因となる紫外線を防ぐことができれば、高級な美容液を使用せずとも、美白肌を手に入れることができます。

そのためには、毎日の紫外線ケアが重要であり、お一人おひとりの肌に合った日焼け止めを正しく使用することが大切です。

 

②チロシナーゼの活性化を防ぐ

しかし、現実的には、紫外線を全て防ぐということは不可能です。

また、骨を丈夫にするためには、ビタミンDを活性化する必要があり、そのためには一定の紫外線を浴びることが大切となります。

その他にも、朝日を浴びることでメラトニンの分泌リズムが整い、睡眠の質の向上につながります。

さらに、朝日によってセロトニンの分泌が促進されることで、うつや気分障害などの精神疾患を予防(治療)することにも繋がります。

このように、肌に対しては「悪者」と考えられている紫外線ですが、実は様々なメリットもあり、一定レベルの紫外線を浴びるということは健康上必要なことになります。

だからこそ、「紫外線を浴びてもシミを発生させない」アプローチが必要になり、ここで活躍するのがハイドロキノンです。

ハイドロキノンは、チロシナーゼとよばれる酵素を阻害することでメラニンの生成を阻害し、シミの発生を防ぐことができます。

シミの蓄積を防ぐためには、ハイドロキノンを正しく使用して、チロシナーゼの活性化を阻害することがポイントとなります。

 

③メラニンの蓄積を防ぐ

美白を目指すために欠かせない最後のポイントがメラニンの蓄積を防ぐことです。

紫外線によってメラニンが生成されてしまったとしても、肌のターンオーバーや新陳代謝が活性化されていれば、メラニンが一定レベル以上蓄積されることはなく、シミができることもありません。

しかし、新陳代謝が落ち込んでしまっている場合には、メラニンがどんどん蓄積されていくため、シミが出来やすくなってしまうということになります。

つまり、シミを作らないためには、「メラニンをためないようにする」ことが大切であり、そのためには、肌の新陳代謝やターンオーバーを活性化させることが重要となります。

 

ハイドロキノンの副作用と安全性について

ハイドロキノンに手を添えてるイメージ

ハイドロキノン作用機序やハイドロキノンの美白効果についてご紹介しながら、シミのない肌を手に入れるための3つのポイントを解説しました。

ここからは、ハイドロキノンの副作用と安全性にフォーカスしてご紹介します。

 

ハイドロキノンは化粧品にも配合されている?

ハイドロキノンは化粧品にも配合されている比較的安全な物質です。

しかし、化粧品に配合されているハイドロキノンは非常に低濃度(2%未満)であり、シミを防いでいくような美白効果を期待することは難しいです。

確かな美白効果を発揮するためには、より高濃度のハイドロキノンを使用する必要があり、そのためには「医師の処方」が必要になります。

「美白効果が期待できるレベルのハイドロキノン」を使用したいという方は、美容クリニックなどで処方される「高濃度のハイドロキノン」を選択しましょう。

しかし、高濃度のハイドロキノンにはそれなりに副作用があり、正しい知識を持って使用していく必要があります。

 

ハイドロキノンの副作用は?

ハイドロキノンによる代表的な副作用が、肌への刺激感です。

肌が弱い方や肌トラブルがある方などは、ハイドロキノンの使用によって肌に赤みが出たり、肌がかぶれてしまうなどの副作用が発生する可能性があります。

ハイドロキノン濃度が高くなるほど刺激感が強くなることも知られており、特に4%以上の濃度のハイドロキノンを使用する際には注意が必要です。

また、長期間高濃度のハイドロキノンを使用することで、メラニン色素を作り出す細胞そのものが破壊されてしまい、皮膚が「白抜け」してしまう可能性もあります。

ハイドロキノンは非常に強力な漂白作用を持つ成分であり、シミを改善するための強い味方となりますが、使用方法を間違えると大きなトラブルとなる可能性もある薬剤です。

ハイドロキノンを使用する際には、医師の指示を守って正しく安全に使用しましょう。

もちろん、自己判断で高濃度のハイドロキノンを使用してはいけません。

 

ハイドロキノンには発がん性がある?

ハイドロキノンの安全性を調べていくと、「ハイドロキノンの発がん性」というトピックを避けて通ることはできません。

実際に、5%濃度のハイドロキノンは、動物実験で発がん性が指摘されています。

まだまだ不明な点も多いですが、高濃度のハイドロキノンには発がん性の可能性が示唆されており、自己判断で使用するのは危険です。

 

ハイドロキノンの使用方法

ハイドロキノンは、正しく使用することで、シミのない美白肌を目指すことができる強力な美白成分です。

しかし、皮膚刺激感などの副作用があり、闇雲に高濃度のものを使用すれば良いというものではありません。

ハイドロキノンを使用したいという方は、美容クリニックの専門医の診察を受けていただき、安全性に配慮しながら 適正に使用することが重要となります。

ハイドロキノンの使用方法には、1日1回や1日2回など、様々なものがありますが、共立美容外科では、「1日1回夜・就寝前の使用」をおすすめしております。

ハイドロキノン使用後には特に紫外線に注意して頂く必要があるため、あえて寝る前だけの使用を推奨させていただいております。

具体的には、「夜、就寝前に1回、しみ、そばかす、色素沈着、肝斑の気になる部分に塗布」という使用方法をお願いしています。

また、ハイドロキノンは、顔だけではなく体にもご使用いただくことが可能であるため、デコルテラインや腕周りなど、シミが気になる部分に幅広くご使用いただけます。

 

ハイドロキノン使用時には必ず日焼け止めの使用を!

ハイドロキノンを使用する際には、徹底的に紫外線の予防を行う必要があります。

ハイドロキノンを塗布した状態で紫外線に当たることで、逆にしみが濃くなってしまう可能性があるため、紫外線対策を普段以上にしっかりと行うことが重要です。

だからこそ、共立美容外科では「夜1回」の使用をお勧めしております。

朝にハイドロキノンを使用しているという方は、必ず日焼け止めを使用するようにして下さい。

 

共立美容外科のハイドロキノンの特徴

共立美容外科のハイドロキノンの特徴を案内している看護師

共立美容外科のハイドロキノンは、アスコルビン酸(ビタミンC)を一緒に配合しております。

漂白作用をもつハイドロキノンに、強力な抗酸化作用をもつアスコルビン酸を配合することで、より効果的な美白作用を期待することができます。

ハイドロキノンの濃度も2つの規格をご用意しておりますので、ハイドロキノンに興味があるという方は、まずは共立美容外科までご相談下さい。

共立美容外科では、しっかりと医師の診察をさせていただいた上で、肌の状態をチェックし、最適な美白治療をご提案させていただきます。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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