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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

20代30代がシミ予防でやっておくべき化粧品の選び方を美容外科医が解説!

公開日:2022年03月04日(金)
最終更新日:2022年03月14日(月)

しみ
シミがある30代の女性
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20代30代でシミができる原因とは?

鏡を見る女性

シミは40代50代の肌トラブルだと思われがちですが、20代30代から悩んでいる人が増えています。

またシミがまだ目立たなくても、予防ができていないと年齢を重ねた時にトラブルが大きくなってしまう可能性があるのです

まずはシミができる原因を知ってみましょう。

20代30代でシミができる原因は主に下記の3つです。

  • 紫外線
  • 肌のターンオーバーの乱れ
  • 内臓の冷え

 

ひとつずつ説明します。

 

紫外線

紫外線による肌の老化は「光老化」といい、肌トラブルの原因の約80%は紫外線だといわれています。

つまりシミや乾燥、ニキビといった肌トラブルも、原因のほとんどは光老化によるものです。

紫外線には、皮膚表面に吸収されるUV-B波と奥深く真皮層まで到着するUV-A波の2種類があり、シミに関しては両方が影響しています。

UV-B波による肌ダメージは、ターンオーバーが促進されると修復しやすいですが、UV-A波は肌内部まで届いてしまうため知らない間にダメージが蓄積され、ある日突然シミが気になり始めるようになってしまうのです。

また、10年以上前に浴びた紫外線がシミとして出てくるともいわれており20代30代のケアが40代50代以降の肌に大きな影響があることがよく分かります。

 

肌のターンオーバーの乱れ

肌が紫外線を浴びると、メラノサイトという細胞がメラニン色素をつくりだし皮膚を守ります。

不要になったメラニン色素は、肌のターンオーバーとともに排出され、新しい細胞が生まれることでシミが残らず綺麗になる仕組みです。

しかし肌のターンオーバーが正常に働いていないと、メラニン色素が肌に蓄積されシミの原因となります。

比較的ダメージを修復しやすいUV-B波による日焼けも、そのままシミとして残ってしまうのです。

肌のターンオーバーは、通常28日周期ですが20代後半から乱れはじめ、40代で約40日周期に変化するといわれています。

原因はさまざまで、ストレスやホルモンバランスなど避けるのが難しい場合もありますので、20代30代のシミ予防には肌に合ったスキンケアや食生活を整えるなど肌へのダメージを最小限にする生活習慣が必要です。

 

内臓の冷え

「肌は内臓の鏡」といわれるように、内臓が冷えていると肌のターンオーバーの乱れや老廃物が溜まる原因となります。

毎日のスキンケアを頑張っても効果が出にくい場合は、内臓の冷えにより美容成分が浸透しにくくなっているかもしれません。

内臓が冷えているかどうかは、お腹やお尻を皮膚の上から直接触って確かめましょう。

他の体の部分と比べて、冷たく感じるのであれば注意が必要です。

特にシミは腎臓や肝臓、婦人科系の機能低下によって引き起こされやすいといわれており、老廃物を処理排出し必要な栄養分を吸収する役割をもつ腎臓や肝臓の機能が低下すると、メラニン色素の排出も遅れてしまいます。

また婦人科系の冷えは、ホルモンバランスに大きな影響があるためシミの進行を促す要因となります。

 

▼共立美容外科の「しみ治療」についての詳細はこちら

 

 

20代30代でシミができやすい人の特徴

シミを説明する看護師

シミの主な原因を知ったところで、自分はシミができやすいタイプなのがチェックしてみましょう。

同じように生活していても、シミができやすい人できにくい人がいます。

20代30代でシミができやすい人の特徴は主に下記の5つです。

  1. 日焼け止めを塗っていない人
  2. 肌が乾燥している人
  3. 冷え性がある人
  4. 10代20代でニキビに悩まされた人

肌への刺激となる間違ったケアを続けていた人

ひとつずつ説明します。

 

①日焼け止めを塗っていない人

紫外線によるシミは頬やこめかみなどにでき、初めは薄茶色をしていますが次第に濃くなり目立つようになります。

特に20代から30代に気になり始める人が多いのです。

ファンデーションを使うから日焼け止めは塗らない、冬は日差しが強くないから不要だと思い紫外線対策しないと、シミだけでなく様々なトラブルが出やすくなります。

 

②肌が乾燥している人

乾燥によるシミは、頬や目元、口元など肌が乾燥しやすい場所にできます。

特に目元は皮膚が薄いため刺激に弱く、目をこすったり目の疲れがあったりするとシミの原因となりかねません。

目元の乾燥やシミが進行すると、目のたるみやシワといったトラブルも併用し始めます。

見た目年齢に大きく影響する目元は、十分なケアが必要です。

 

③冷え性がある人

冷え性があると、ホルモンバランスが乱れるため肝斑ができやすくなります。

もやもやとした広範囲に広がるシミが、左右同じように頬周辺にでき妊娠や更年期などでホルモンバランスが変化しやすい30代から40代に目立ち始めるのが特徴です。

シミの色は薄茶色から焦げ茶色までさまざまですが、顔がくすんだようにみえるため老けて見えてしまいます。

 

④10代20代でニキビに悩まされた人

昔ニキビができていた部分のメラニン色素が排出しきれていないと、赤みや濃い茶色などさまざまな形のシミができます。

ニキビができていた部分のニキビ跡が治りきっていないため、ちょっとした刺激でも炎症を起こしやすく、バリア機能の低下や肌の酸化が進行する要因となりかねません。

 

⑤肌への刺激となる間違ったケアを続けていた人

ピーリングのしすぎや洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔の使用、皮脂過剰が長年続いたりしてしまうと、肌全体が炎症を起こし特に皮膚の弱い部分にシミができます。

肌のターンオーバーが正常であれば、時間の経過と共にだんだん薄くなるのですが間違ったケアを続けていると悪化してきます。

当てはまる項目はありましたか?

心当たりがあった人は、タイプ別に適切なスキンケアが必要です。

20代30代から、自分の肌質に合った化粧品でシミ予防しましょう。

 

20代30代シミ予防のための化粧品の選び方

MT化粧品

シミ予防は美白化粧品を使えばいいと思われがちですが、人によって必要な美容成分やケア方法が違います。

上記のシミができやすい人の特徴別に、おすすめの化粧品アイテムや美容成分をご紹介しますので参考にしてみてください。

 

①日焼け止めを塗っていない人

今まで日焼け対策をあまりしてこなく、浴びた紫外線の量が多い人は肌のバリア機能が低下している可能性があります。

そのため、まずはバリア機能を高めるために保水と保湿をしっかりと行い、常に肌が潤っている状態を作りましょう。

朝のスキンケアの効果を夜まで持続させるためには、保湿力の高い美容成分が配合された化粧品がおすすめです。

 

おすすめ化粧品アイテム:ヒアルロン酸配合の化粧水や美容液と、セラミド配合のクリーム

おすすめ美容成分:ヒアルロン酸、セラミド

 

ヒアルロン酸は肌内部で水分を抱え込み、セラミドは肌表面に蓋をするように水分の蒸発を防ぐため、肌内部と表面の両方から潤いケアをすると、肌が乾燥しにくくなりバリア機能もアップします。

またバリア機能を高めておくと、紫外線が肌に浸透しにくくなるためシミ予防に繋がります。

 

②肌が乾燥している人

肌が乾燥している人は、ターンオーバーが乱れているため角質肥厚を起こしやすいです。

そのため、肌表面の角質を柔らかくし古い角質が排出されやすくするケアが必要です。

古い角質が剥がれ落ちないと綺麗な細胞は生まれないため、新しい細胞をつくることよりも古い角質を循環させることに重点をおきましょう。

 

おすすめ化粧品アイテム:オイル美容液

おすすめ美容成分:レチノール(ビタミンA)、プラセンタ、ビタミンC誘導体

 

夜の洗顔後、化粧水を塗る前にオイル美容液を1滴顔全体に馴染ませましょう。
手のひらの温度で、顔を温めるようにじわじわ浸透させると肌への浸透が良くなります。

 

③冷え性がある人

皮膚は32度が適温だといわれており、冷え性がある人は肌温度が低い可能性があります。

肌が冷えていると、代謝が悪くなり老廃物の排出や美容成分の浸透もしにくくなります。

冷え性がある人は、化粧品アイテムで「肌の温活」をしましょう。

 

おすすめ化粧品アイテム:マッサージクリーム

おすすめ美容成分:ビタミンE、ショウガ根茎エキス

 

肌の温活をするには、マッサージクリームを使用しての血行促進マッサージが有効です。

お風呂上りや朝のメイク前にすると、血液循環がよくなり肌の温度も上がります。

またビタミンEは、血管を広げる働きがあるため血流促進効果が期待できます。

 

④10代20代でニキビに悩まされた人

10代20代でニキビに悩まされていた人は、肌トラブルを引き起こす菌が増えやすいです。

そのため、肌が酸化しやすく酸化皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

酸化皮脂のバランスを整えるには、抗酸化作用のある化粧品が有効です。

 

おすすめ化粧品アイテム:美容液

おすすめ美容成分:ビタミンC誘導体、フラーレン

 

特にフラーレンは、ビタミンCの350倍の抗酸化力があるといわれ注目されている美容成分です。

抗酸化化粧品は、高濃度のものを使用するといいため美容成分がたっぷり入った美容液のアイテムでケアしましょう。

 

⑤肌への刺激となる間違ったケアを続けていた人

肌への刺激となるケアを長年していると、肌の再生力が低下しているため現在の自分の肌質に合った化粧品をそろえることが大切です。

例えば、自分はオイリー肌だと思ってクリームを塗らないケアをしていたら実はインナードライ肌であったり、乾燥肌だと思ってオイル美容液を頻繁に使っていたら実は油分ではなく水分が足りていなかったり、さまざまなパターンがあります。

自分の肌に合っていない化粧品を使い続けると、シミの原因になるため自己流でなくプロを見てもらいましょう。

美容外科では、医療の知識を持ったプロによる肌の相談を行っています。

 

おすすめ化粧品アイテム:肌質に合ったアイテム

おすすめ美容成分: 肌質に合った美容成分

 

20代30代のシミ予防は今からのケアをしっかりと

洗顔をしている女性

今回のコラムでは、20代30代でシミができる原因とシミができやすい人の特徴、またタイプ別にシミ予防のための化粧品の選び方についてご紹介しました。

シミはできてからケアしても、お金と時間が今よりも倍以上かかってしまいます。

出来る限りシミのトラブルを目立たせないためにも、肌に合った方法で予防しましょう。

共立美容外科でもレーザーやハイドロキノンなどいろいろなシミ治療のメニューを取り揃えています。

 

▼共立美容外科の「しみ治療」についての詳細はこちら

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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