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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

二の腕の脂肪吸引は危険?7つのリスクと副作用・デメリットについて美容外科医が解説

公開日:2022年03月19日(土)

脂肪吸引・痩身
二の腕の脂肪吸引をした女性
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ネット上には「脂肪吸引は危険だからやらないほうがいい」「脂肪吸引は失敗リスクが高い」などマイナスの情報が溢れています。

それによって、多くの方は「脂肪吸引は危険で怖い」というイメージがあるかもしれません。

しかし実際のところ、脂肪吸引は決して危険な手術ではなく、信頼できるクリニックと医師を選ぶことで失敗リスクはほとんどなく、美しいボディラインに近づける優れた手術方法です。

このコラムでは、二の腕の脂肪吸引で失敗しないために、知っておきたいリスクとデメリットについて解説していきます。

 

二の腕の脂肪吸引は危険な手術ではない

二の腕の脂肪吸引を説明する看護師

「二の腕の脂肪吸引」とは、二の腕のたるみ、脂肪が気になる部位の皮膚に少し切開して、カニューレと呼ばれる細い管を挿入し、余分な脂肪細胞を直接吸引する美容外科手術のことです。

ネット上には、脂肪吸引について「危険で失敗するリスクが高い」という情報が多くあり、脂肪吸引に興味がある方も「なんとなく怖い」というイメージをお持ちかもしれません。

しかし、脂肪吸引の手術は、確かな美容クリニックで信頼できる医師に相談し、しっかりとデメリットやダウンタイムなどを理解して納得した上で受ければ、決して危険ではありません。

二の腕の脂肪吸引では、脂肪を吸引する管を入れるために直径1.4〜3.5mmくらいのごくわずかに切開するので、術後の傷跡がほとんどなく、むくみも術後のケアで抑えることができます。

脂肪吸引では余分な脂肪組織を直接吸引するために、皮膚表面に近い箇所をアプローチしますので、筋肉の層よりも深い皮下の線維や血管を傷つけるリスクはなく、安全な手術です。

 

脂肪吸引で死亡事故が起こる原因

一般的に「脂肪吸引が危険で怖い」というイメージがあるのは、年に数回、脂肪吸引後の死亡した事故のニュースが報道されることが挙げられます。

アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)のデータによれば、脂肪吸引で死亡する割合は0.1%(1,000人に1人)、実際に日本でも年に数回、脂肪吸引の死亡事故が起こっています。

しかし本来、脂肪吸引によって患者様が死亡したり、命に関わる重大な医療事故が起きるリスクはほとんどなく、防ぐことができるものです。

死亡事故が発生する原因は2つあり、一つは医師の技術力不足、2つ目は、大量に麻酔を注入したことによる中毒症状、ショック症状が挙げられます。

通常、脂肪吸引手術では、麻酔は局所麻酔、静脈麻酔、全身麻酔などが使用され、適切な量の麻酔を注入して、麻酔管理が徹底されますので、そのような事故は起こり得ません。

麻酔による中毒症状は軽度の場合、めまいや吐き気、ろれつが回らないといった症状が起こり、悪化すると血圧低下や意識混濁、更にひどくなると、呼吸停止、けいれん、昏睡状態となり、命に関わる重大事になります。

脂肪吸引でこのような重大な事故を避けるためには、手術では神経や血管を傷つけず、安全に配慮し、徹底した安全管理を行っているクリニック・信頼できる医師を選ぶことが大切です。

 

二の腕の脂肪吸引のデメリット・副作用

二の腕の脂肪吸引のデメリットを説明する看護師

二の腕の脂肪吸引手術は、信頼できるクリニックと医師を選ぶことで、危険なリスクを避けることができ、安心して手術を受けることができます。

脂肪吸引手術では、麻酔が効いていますので、手術中の痛みはほとんどなく、手術後には麻酔が切れますので、痛みやむくみ、腫れなどの症状が現れます。

ダウンタイムの症状や期間は個人差がありますが、痛みやむくみ、腫れは約1週間から2週間続きます。

内出血が起こっても3週間くらいで治まります。

手術した当日は打撲痛や筋肉痛のようなダルい痛みを感じますが、1週間を過ぎると徐々に落ち着いていき、傷跡は数mm程度と小さいので、大きく目立つ傷跡は残りません。

ただし、一度に大量に脂肪吸引した場合は、皮膚が癒着して肌表面がデコボコになったり、シワやたるみが目立つ可能性があるので注意が必要です。

 

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二の腕の脂肪吸引で起こり得る7つの失敗リスク

二の腕から脂肪を吸引しているところ

二の腕の脂肪吸引は信頼できるクリニック選びと医師にしっかり相談してカウンセリングを行うことで、失敗リスクを防ぐことができます。

しかし、脂肪吸引のやり方によっては、思いどおりに腕が細くならなかったり、皮膚のたるみやひきつれ、傷跡が残ったり、合併症になるリスクがあるので注意が必要です。

 

1)思い通りに細くならなかった

「二の腕を細くするために脂肪吸引を受けたのに、細くならなかった!」と後悔されるケースは実際に起こっています。

脂肪吸引の手術は無事に終わって、ダウンタイムも少なく、腕が細くなるのを楽しみに待っていたら、期待通りの細さにならずに後悔するケースです。

一般的には、脂肪吸引は脂肪細胞を直接吸引して、脂肪を物理的に減らしますので、見た目でわかるほど細くなりますが、医師の判断で脂肪をあまり取らないことがあるのです。

他の部位も脂肪吸引した場合や全体のバランス、身体的な負担を考えて、あまり脂肪を吸引しなかった場合は、仕上がりに満足できない場合があります。

そのような失敗を防ぐためにも、クリニックのカウンセリングでは医師と希望の細さやデザインについて、よく相談して意思疎通をしておくことが大切です。

 

2)皮膚の引きつれが起こる

二の腕を脂肪吸引した後に、皮膚にひきつれができることを「瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)」といいます。

術後約1週間くらいに術後の傷跡が治る過程で起こることが多いです。

術後の痛みやむくみが治まる頃にひきつれが現れて、引っ張られているような違和感がありますが、脂肪を取った空間部分を回復させるために起こる現象です。

通常は自然に改善し、約3ヶ月から半年くらい経過すれば次第に治まっていきますので、硬くなった皮膚をマッサージやストレッチでケアして血流をよくすると腕を動かしやすくなります。

脂肪吸引の後には、二の腕が腫れたり内出血するのを防ぐためにサポーターで圧迫固定をしますが、固定がゆるい場合に皮膚が癒着して拘縮が長くなるので注意が必要です。

一度に大量の脂肪吸引をした場合も、皮膚がひきつれて後遺症として皮膚がデコボコになることがあります。

 

3)皮膚がたるんでしまう

皮膚組織は弾力性がありますので、通常、二の腕を脂肪吸引しても皮膚は収縮して皮膚がたるむことはありません。

ただし、皮膚の浅い層の脂肪細胞を取りすぎてしまうと、皮下組織の繊維組織が傷つき、皮膚が収縮できずに皮膚がたるんでしまうので要注意。

例えば、二の腕にどれだけ余分な脂肪がついているか、どれだけ吸引すべきか、肌の質などは人によって違いますので、医師がしっかりと診断して見極める必要があるのです。

患者様はなるべく多くの脂肪を取ってほしいとリクエストされるケースが多いですが、一度のい大量の脂肪を吸引すると、皮膚のたるみが起こるリスクが高くなるので要注意です。

 

4)皮膚の表面がデコボコになる

二の腕の脂肪吸引後に、皮膚のひきつれ(瘢痕拘縮)によって肌表面がデコボコになることが多いですが、通常はマッサージやストレッチなどのケアをすることで自然に改善します。

しかし、約6ヶ月経過しても脂肪吸引した部位の皮膚を触るとデコボコして、見た目にも脂肪を取った跡のムラが残って、不自然になってしまうケースがあります。

脂肪吸引後に皮膚の表面がデコボコになってしまう原因は担当医の吸引の仕方に問題があった場合に起こり得ます。

脂肪取りにムラがあり、脂肪を均一に吸引しなかったケースです。

通常、医師は術後の皮膚がデコボコにならないように、均一に脂肪を取っていきますが、手技に問題がある場合、半年過ぎても改善されずに、肌のボコボコが残るリスクがあります。

 

5)傷跡が残る

二の腕の脂肪吸引では、「カニューレ」と呼ばれる細い管を挿入して、直接余分な脂肪細胞を吸引しますので、医師が傷跡に配慮して手術をすれば、術後に傷跡は残りません。

しかし、手術中にカニューレを何度も往復させて挿入口に負担をかけた場合は、摩擦によるダメージにより、術後に傷跡となって残るリスクがあるので注意が必要です。

脂肪吸引で二の腕が細くなっても、傷跡により手術した跡が残ってしまったら、周囲の人に分かってしまう可能性もありますので、傷跡を最小限に配慮した手術を受けることが大切です。

稀なケースですが、挿入口が火傷すると肥厚性瘢痕と呼ばれるケロイドになることがありますので、症状の悪化が見られた場合は、担当医に相談しましょう。

 

6)合併症リスク

二の腕の脂肪吸引をしている時に、血管が破れて脂肪片が流れ込み、脂肪塞栓症という合併症を引き起こすリスクが稀にあります。

脳または肺に脂肪片が詰まると最悪の場合、死のリスクがあるので、熟練した医師が血管のダメージを配慮することが非常に大切です。

 

7)感染症リスク

感染症リスクも稀ではありますが、傷口からの細菌侵入などが原因で実際に感染症になるケースが起こっています。

手術部位の痛みや発熱、膿などがある場合は、早急に医師の診療を受けることが大切です。

術後は、傷口を清潔に保つことを心がけて、医師から処方された抗生剤は容量・用法を守って正しく摂取しましょう。

自己判断で中断すると感染症リスクが高まるので要注意です。

 

二の腕の脂肪吸引のリスクを避けるために大切なこと

二の腕の脂肪吸引のカウンセリング

二の腕の脂肪吸引はデメリットやリスクがありますが、信頼できる美容クリニックと医師を選び、カウンセリングにて納得行くまで相談することで、リスクを未然に防ぐことができます。

美容クリニックは脂肪吸引の多数の症例を経験していて、形成外科の解剖を熟知しているかどうか必ず確認しましょう。

脂肪吸引は確実な医師に依頼すれば安全な手術です。

患者様が手術日当日に気をつけることは、体調を整えておくことも大切です。手術では、少なからず出血を伴いますので食事から鉄分を摂取したり、しっかり睡眠を取って体調を万全に備えましょう。

 

 

二の腕の脂肪吸引を受けるクリニック選び方3つのポイント

ベイザーで二の腕の脂肪吸引をしているところ

脂肪吸引のリスクを避けて、仕上がりの満足度を求めるには、クリニック選びが重要です。ここからは、絶対にチェックしておくべき3つのポイントをご紹介します。

 

1)丁寧なカウンセリング、リスクやデメリットの説明がある

多くの美容クリニックでは、無料のカウンセリングを実施しています。

丁寧に手術方法について説明してくれるか、リスクやデメリットについても教えてくれるか確認しましょう。

術後に皮膚がたるんでしまった時、皮膚がデコボコになった時に、どう対処すべきか、しっかりと説明を受けましょう。

医師の技術と診察により、ダウンタイムも最小限に抑えられます。

すぐに手術を勧めるクリニック、デメリットについて説明がないクリニックは失敗リスクが高まるので避けるべきです。

 

2)万が一のリスクにフォロー体制が整っている

美容クリニックでは、万が一のリスクに備えて、フォロー体制が整っています。

手術中の麻酔、全身管理は、麻酔科医の指導に基づいて適切に行い、手術後の診療、手術後の体調変化についてフォローもしっかりと行っているクリニックが基本です。

手術した後はフォローがないクリニックもありますので、そういったクリニックはどんなに手術料金が安くても避けるのが無難です。

 

3)脂肪吸引の経験と実績が多数ある

脂肪吸引は経験と実績のあるクリニック、医師に相談すると安心して手術を受けることができます。

万が一の後遺症のリスクを避けるためには、脂肪吸引の経験と実績があるか確認することが大切です。

 

 

 

リスクを避ける二の腕の脂肪吸引は共立美容外科へ

共立美容外科で脂肪吸引のカウンセリングをしている風景

共立美容外科の二の腕の脂肪吸引手術は、症例経験が豊富で熟練の医師がリスクを極力避ける手術を提供しております。

細いカニューレを使い、傷跡はほとんど目立たず、皮膚のたるみが一切ありません。

中性麻酔により、麻酔の痛みもほとんどなく、両腕で約1時間で終了します。

手術後は1週間くらい薄いガードルで固定すれば、約1~2ヵ月後には細い腕を実感して頂けます。

リスクを避ける脂肪吸引は、共立美容外科までご相談ください。

 

二の腕の脂肪吸引のバナー

▼共立美容外科の二の腕の脂肪吸引の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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