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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

脂肪吸引で楽に痩せられるって本当?

公開日:2022年02月13日(日)
最終更新日:2023年06月13日(火)

脂肪吸引・痩身
二の腕の脂肪吸引の手術中
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

ダイエットに興味があり、脂肪吸引について調べた経験がある方もいるのではないでしょうか。脂肪吸引とは、文字通り脂肪を吸引して痩せる手術法のことを指します。

脂肪吸引によって脂肪細胞が減り、理想のプロポーションに近づけます。しかし、「本当に脂肪吸引だけで楽に痩せることができるのか」「デメリットはあるのか」ということが気になり、脂肪吸引を受けるべきか迷いを感じている人も多いかもしれません。

そこでこの記事では、脂肪吸引で本当に楽に痩せることができるのかについて、詳しく解説します。注意したいポイントや手術の流れについても紹介しているので、脂肪吸引に少しでも興味がある人は目を通してみてください。
 

脂肪吸引とは?

脂肪を吸引する医師と看護師

脂肪吸引とは、その名の通り脂肪を吸引する手術のことです。脂肪を吸引すると聞いても、その方法や効果についてイメージできない人も多いでしょう。
まずは、脂肪吸引の基本的な知識について紹介します。
 

脂肪吸引は脂肪を取り除く手術

脂肪吸引とは、美容クリニックなどで受けられる脂肪を吸引する痩身手術です。
皮膚を数mm程度切開して、そこからカニューレ(脂肪吸引器)と呼ばれる細い管を挿入し、脂肪を取り除いていきます。細い管で少しずつ脂肪を吸引するため、部分痩せにも適した手術です。

人間が保有している脂肪細胞は、生まれながらにして数が決まっているといわれています。脂肪の数が変わらないのに太ったり痩せたりするのは、脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりするためです。

そのため、自力でダイエットして痩せたとしても、脂肪細胞が再び大きくなるとリバウンドが起きてしまうのです。

脂肪吸引を行うと、脂肪細胞の数自体を減らせます。そのため、従来のダイエット方法と比べるとリバウンドしにくく、比較的楽に痩せられる痩身法だと考えられているのです。

 

脂肪吸引ができる部位

体はもちろんのこと、顔についても脂肪吸引の手術は可能です。二の腕やお腹周り、太ももや背中、頬や二重顎など、皮下脂肪が付きやすい場所のほとんどは脂肪吸引可能です。

具体的に手術が可能な部位は、クリニックによって大きく異なります。クリニックを選ぶ際は、希望する部位の脂肪吸引が可能かどうかについてしっかりと調べておきましょう。

 

脂肪吸引の費用と持続期間

脂肪吸引の費用は、クリニックや手術箇所によって変わってきます。そのため一概には言えませんが、以下の費用を目安に考えておくとおおよその予算が把握できるでしょう。
 

部位 1部のみ手術 全体手術
20~30万円 35〜40万円
二の腕 20~25万円 30~40万円
お腹 20~40万円 55~70万円
背中・腰 20~25万円 30~45万円
太もも 20~40万円 50~70万円
お尻 20~30万円 80万円~
※太ももお尻セット
ひざ 20~25万円 40~70万円
※太ももひざセット
ふくらはぎ・足首 20~25万円 30~35万円

 
上記はあくまで目安で、クリニックの手術方法や吸引する脂肪の量によって料金が変動することもあるため、注意が必要です。

部分ごとの吸引は20万円以上の費用が目安で、パーツ全体を手術する場合は30~70万円程度の費用がかかることを押さえておきましょう。

 

脂肪吸引とメディカルダイエットの違い

ゼニカルを飲む患者

美容クリニックで行えるダイエットとして、脂肪吸引の他にも「メディカルダイエット」というものがあります。

メディカルダイエットとは、食欲を抑制する薬や脂肪の吸収を阻害する薬などを服用し、体重を落とすダイエット方法です。他にも、冷却機器や超音波を用いて皮下脂肪を減らしたり、脂肪溶解注射を注入して皮下脂肪を減らしたりする痩身法も、メディカルダイエットと呼ぶこともあります。

上記のようなメディカルダイエットと脂肪吸引には、以下のような違いがあります。
 

脂肪吸引 メディカルダイエット
ダウンタイム あり なし
効果が出るタイミング 1~2ヵ月後 約1週間後
持続期間 半永久的 一時的
合併症リスク あり ほとんどなし
後遺症リスク あり なし

 
メディカルダイエットは比較的体への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどない痩身法です。ただし、効果の持続期間は一時的であるため、以前と同じ生活を送ればリバウンドのおそれがあります。

対して、脂肪吸引は体への負担が大きくダウンタイムも長いですが、効果は半永久的でリバウンドしにくいため、しっかり効果を得たい場合におすすめです。

痩せる目的やダウンタイムが取れるかどうかで最適な方法は異なりますので、双方をよく比較し、自分にあった方法を選ぶことが大切です。

 

脂肪吸引は楽に痩せられるって本当?4つのメリット

脂肪吸引のメリットを説明する看護師

 

脂肪吸引について調べていると、「努力ゼロでダイエット可能」「楽に痩せられる」「リバウンドなし」などといった文言を目にすることがあります。本当に楽に痩せられるのであればうれしいですが、果たして脂肪吸引で実際に痩せられるのか、疑問に思っている人もいるかもしれません。

結論から言いますと、脂肪吸引によって痩せることは可能です。また、脂肪吸引の場合は厳しい食事制限や運動も必要ありません。こうした面だけを見れば、脂肪吸引は楽に痩せられる方法だといえるでしょう。

ここでは、脂肪吸引のダイエット効果やメリットについて4つ紹介します。

 

1. 脂肪吸引で美しい体型に近づける

脂肪を吸引して美しくなった二の腕

脂肪吸引は、今までどのようなダイエットをしても成功しなかった人でも、手術を受けるだけで美しい体型に近づけます。なぜなら、脂肪吸引は脂肪細胞を小さくする一般的なダイエットとは異なり、脂肪細胞自体を取り除いてしまうためです。

物理的に脂肪細胞を減らすため、痩せにくい体質の人やダイエットにストレスを感じやすい人にも適しています。したがって、脂肪吸引は他の痩身法よりも効果的で、楽に痩せられると考えられているのです。

 

2. 脂肪吸引は部分痩せに強い

二の腕の脂肪をつまむ女性

ダイエットをしている人の中には、「二の腕だけ痩せたい」「お腹周りが気になる」と、部分的なダイエットを希望している人もいるでしょう。

一般的なダイエットでは、気になっている部分だけに集中的なアプローチをするのは難しいものです。たとえ体重を減らせても、痩せたい箇所の脂肪が思うように減らせないというケースは珍しくありません。

脂肪吸引はピンポイントで脂肪細胞を除去できる痩身法であるため、部分痩せに強いというメリットがあります。「二の腕だけ」「下っ腹だけ」というように部位を選んで手術を受けることが可能であるため、より希望通りのプロポーションが目指せます。

手っ取り早く部分痩せをしたい人や、ダイエットをしても脂肪が落ちにくい部位がある人は、脂肪吸引であれば悩みを解消できるでしょう。

 

3. 脂肪吸引はリバウンドしにくい

脂肪吸引後の二の腕

食事制限や運動などでダイエットをする場合、脂肪細胞の大きさが小さくなることでダイエット効果を実感できます。

しかし、脂肪細胞は小さくなっても再び大きくなることがあるため、以前の生活に戻るともとの脂肪細胞の大きさになってしまう可能性があります。これが、ダイエットにつきもののリバウンドという現象です。

脂肪吸引の場合、この脂肪細胞自体を取り除いて数を減らしてしまうため、手術後にいつもどおりの生活を送ってもリバウンドを起こしにくくなります。脂肪細胞は数が決まっているので、一度脂肪細胞を取り除いてしまえば再び増えることはありません。

したがって脂肪吸引は、効果的かつ楽に痩せられる方法でリバウンドもしにくい、メリットが多い痩身法なのです。

 

4. 吸引した脂肪を別の部位に入れられる

マイクロCRFを作っているところ

吸引した脂肪を別の部位に入れる脂肪注入ができるのも、脂肪吸引のメリットです。
脂肪注入とは、脂肪吸引で取り除いた脂肪を別の部位に注入する手術のことです。

脂肪吸引をした脂肪を胸に注入する手術を知っている人は多いかもしれません。

たとえば吸入した脂肪を顔に注入して、シワやたるみの改善を目指します。
自分自身の脂肪を使うため、異物反応が起きにくい点が大きな利点です。

また注入した部位に脂肪が定着しやすく、効果が長続きするというメリットもあります。
「脂肪吸引のついでにバストアップしたい」「顔のメンテナンスもしたい」という場合は、脂肪吸引を行うと同時に望みが叶えられます。

もちろん、クリニックによっては脂肪注入の手術を行っていないところもあるため、希望の際はクリニック選びに注意が必要です。

共立美容外科では吸引した脂肪を顔に注入する場合はマイクロCRFという方法で、胸に注入する場合はコンデンスリッチ豊胸という方法で主に行っています。

 

マイクロCRFのバナー

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コンデンスリッチ豊胸 バナー

▼コンデンスリッチ豊胸の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

脂肪吸引にはデメリットもある

脂肪吸引のデメリットを説明する医師

脂肪吸引は楽に痩せられてメリットが豊富な痩身法ですが、高度な技術が必要な手術であるため、デメリットもいくつか存在しています。「楽に痩せられるから」と飛びつくのではなく、しっかりとデメリットについても理解したうえで脂肪吸引を検討しましょう。
 

1. 術後に痛みやダウンタイムが生じる

脂肪吸引の際は麻酔をして痛みがない状態で手術しますが、麻酔が切れると痛みが生じます。痛みの度合いは取り除いた脂肪の量や医師の技術、個人の感じ方で差が生じますが、筋肉痛のような痛みが1週間ほど続くことがあります。

また、術後はダウンタイムが生じる点にも注意しましょう。青あざは2週間ほど、むくみは1ヵ月ほど残ってしまうことが多いです。最終的な結果が出るのは早くて3ヵ月前後、通常は6ヵ月~1年ほどかかります。

脂肪吸引はすぐに結果が出そうな手術ですが、体内に定着している脂肪をむりやり取り除くので、体は大きな怪我を負っている状態になります。傷が修復されて効果が出るまでに一定の期間を要することは、十分に理解しておきましょう。
 

2. 体重が大きく減ることはない

脂肪吸引というと「体重を減らせる」と考える人も多いかもしれませんが、実は脂肪吸引ではそこまで大きく体重は減りません。

そもそも、1回の脂肪吸引で取り除ける脂肪や血液の量は限られています。一度に多くの脂肪や血液を取ってしまうと、体への負担が大きいためです。実際に取り除く脂肪には血液や麻酔液が多く含まれており、こういった不純物と分離すると、それほど脂肪の量は多くありません。

もちろん、脂肪が減ることで見た目は細くなりますが、術後はむくみで一時的に体重が増えることもあるため、注意が必要です。すぐに体重を落としたいという場合は、脂肪吸引は向いていません。
 

3. 皮膚のデコボコや左右差が生じるリスクがある

脂肪吸引は、手術を行う医師の技術が足りないと、皮膚のデコボコや左右差が生じてしまうリスクがあります。皮膚のデコボコや左右差は再手術で修正することも可能ですが、体への負担や費用負担が大きくなるため、こういった失敗をしない信頼できる医師が在籍しているクリニックを選びましょう。

とくに、欲張って脂肪を取りすぎてしまうとデコボコが残りやすくなります。美しいボディラインをキープするためには多少の脂肪が必要なので、脂肪を取りすぎないようにすることが肝心です。
 

4. 後遺症のリスクがある

脂肪吸引を行う際は、後遺症リスクがあることを押さえておきましょう。吸引で組織を傷つけたり筋肉と皮膚が癒着したり、手術中の摩擦でやけどを負ってしまったりすることがあります。

場合によっては、内蔵損傷や皮膚の壊死などの大きな後遺症につながりかねません。脂肪吸引は比較的楽に痩せられる痩身法です。しかし、こういったリスクと隣り合わせであることをしっかりと理解しておかなければなりません。
 

5. 合併症を起こすリスクがある

極めて稀ですが、脂肪吸引で重大な合併症をきたす恐れがあります。麻酔薬でアレルギーやショック症状を起こした事例も報告されています。

リスクを低減するためには、何より技術力が高いクリニックを選ぶことが大切です。加えて、既往歴を正しく申告したり麻酔の専門医が在籍しているか確認したりしておくと、安心して脂肪吸引の手術を受けられるでしょう。

 

脂肪吸引の種類

ベイザーと医師

一口に脂肪吸引と言っても、実は手術方法によって「シリンジ法」と「機械を使用する方法」の2つの種類に分けられます。希望に沿った脂肪吸引をするためにも、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
 

シリンジ法

シリンジ法とは、シリンジと呼ばれる注射器型の吸引器を使用して脂肪を取り除く方法です。機械を使わずに手作業で行う脂肪吸引で、昔から行われている歴史のある術式です。

数ccレベルで調整しながら脂肪を吸引できるため、より理想どおりのプロポーションに近づけるというメリットがあります。また左右差が出にくく、皮下組織を傷つけにくいため出血量が少なくて、ダウンタイムが短いという長所もあります。

ただし、この方法は周囲が脂肪細胞で満たされていないとシリンジ内部の圧力を低めて吸引することができません。したがって、傷口に近い浅い場所の吸引には向かないというデメリットがあります。

すべて手動で吸い出すので効率が悪く、大量の脂肪吸引が必要な太ももやお腹などには適さない方法です。人の手によって吸引が行われるため、仕上がりが医師の技量に大きく左右される点にも注意が必要です。
 

機械を使用する方法

機械を使用する方法では、カニューレ(脂肪吸引器)に真空ポンプと電気モーターをつけた器械を使うことで脂肪を吸引していきます。スイッチ1つで脂肪を吸引してくれるため、脂肪を吸う掃除機のようなものをイメージするとわかりやすいかもしれません。

もちろん、医師が機器を動かす必要はありますが、吸引力の調整が可能で吸引力が落ちることもありません。したがって、効率的に一定水準以上の仕上がりを目指しやすくなるのです。

美容クリニックで使用される代表的な脂肪吸引機は6種類あり、それぞれが異なった特徴を持っています。特徴を簡単にまとめたので、機器やクリニックを選ぶときの参考にしてみてください。

機器名 特徴 メリット
ベイザーリポ 脂肪だけに作用する超音波を照射して脂肪吸引を行う
  • 体への負担が少ない
  • デザイン性が高い
  • 皮下脂肪のおよそ90%を除去可能
  • タイトニング効果がある
ボディジェット ジェット水流を噴出し、周辺組織と脂肪を分離させて吸引する
  • 体や周辺組織へのダメージが少ない
ライポマティック 超音波を使った脂肪吸引技術を使用している、世界では主流の機器
  • 熱による炎症が起きにくい
  • 一度に広範囲の手術が可能
  • 周辺組織を傷つけにくい
アキーセル カニューレが前後運動する振動で脂肪をほぐしながら吸引する
  • 注入を前提とした手術に最適
  • 周辺組織を傷つけにくい
エルコーニアレーザー レーザーで脂肪を乳化させ、柔らかくしてから吸引する
  • 機械が肌に直接触れることがないため、やけどしにくい
スマートリポレーザー 内側からレーザーを照射して不要な脂肪を溶かし、脂肪を分解して排出する
  • ゆっくりと脂肪が排出されるため、自然に痩せたように見える
  • 体への負担やダウンタイムが少なめ

 
上記のように、機器によって特徴が大きく異なります。カウンセリングの際は使用機器についてもしっかりと確認し、メリットとデメリットの双方を理解しておくことが大切です。

 

脂肪吸引がおすすめの人

二の腕の脂肪吸引のカウンセリング

脂肪吸引はメリットが多く、また比較的楽に痩せられる痩身法であるため、興味を持っている人は多いでしょう。しかし、すべての人に脂肪吸引が向いているというわけではないため、検討するときは注意が必要です。
脂肪吸引がおすすめなのは、以下のような人です。

  • 部分痩せを希望している人
  • ダイエットがなかなか継続できない人
  • 内臓脂肪よりも皮下脂肪が気になる人
  • 短期間で痩せたい人
  • ダウンタイムが我慢できる人
  • 体重よりも見た目を重視する人

 
部分痩せを希望する人や今までダイエットに失敗してきた人には、とくに脂肪吸引が向いています。体重は大きく減らないものの、皮下脂肪を取り除けるため、理想のボディラインを目指せます。

反対に、内臓脂肪が多かったり体重を重要視したりする人の場合は、脂肪吸引では対応することができません。食欲を抑えるメディカルダイエットなども活用しつつ、食事制限や運動でダイエットを行うことをおすすめします。
 

脂肪吸引の手術の流れ

脂肪吸引の流れを説明する医師

実際に脂肪吸引を行うときは、どのような流れでカウンセリングや手術が行われるのでしょうか。しっかりと流れを理解しておけば、手術前の不安を解消して安心して脂肪吸引に挑めるようになります。
ここでは、脂肪吸引の手術の流れを解説します。
 

1. 予約をして医師のカウンセリングを受ける

まずは手術を希望するクリニックに予約を入れ、医師のカウンセリングを受けましょう。

カウンセリングでは、あらかじめ記入した問診票をもとに手術の希望をヒアリングし、手術方法やダウンタイムなどについて丁寧に説明を受けます。実際に使用する医療機器について説明を受けることも可能です。

料金の説明も行い、希望に応じて具体的な脂肪吸引方針を決めます。この際、病院がハイリスクだと判断した場合は手術を見送ることもあるため、既往歴や服薬している薬を正しく伝えるようにしましょう。
 

2. 事前の血液検査を受ける

脂肪吸引を行う際は、全身麻酔をかけます。麻酔を使って手術を行っても問題ないか確認するためにも、事前に血液検査を受けておく必要があります。

検査結果が出るまでには数日かかり、手術は検査結果が出てからでないと行えません。カウンセリング当日に血液検査を受け、その際に手術日を決定するケースが多いです。
 

3. 手術当日にデザインをする

血液検査の結果が出て手術当日を迎えたら、再び来院します。オペ室に入ったら、まずは理想のシルエットにするために脂肪吸引箇所を丁寧にデザインします。吸引部分に丁寧にマーキングしたら、麻酔をかけて手術開始です。
 

4. 脂肪の吸引

希望部分の脂肪を吸引します。クリニックや使用する機器によって、手術方法には若干の違いがあります。不安を解消するためにも、カウンセリング時に手術方法をしっかりと確認しておきましょう。

デコボコになったり左右差が生まれたりしないよう、丁寧に手術を行っていきます。手術箇所や吸引する脂肪の量によって異なりますが、1~3時間程度で手術は終わります。
 

5. 圧迫固定する

脂肪吸引が終わったあとは、吸引した患部をガードルで圧迫して固定し、内出血を防ぎます。こうすることで、術後の腫れを抑えられます。

ガードルは基本つけっぱなしです。ただし、顔の手術をした場合は、医師と相談のうえ、外出時は外すことが可能な場合もあります。また、術後は軽い作業であれば翌日から仕事に復帰できます。
 

6. 圧迫(ガードル)の交換と取り外し

ガードルの交換を行うために、定期的に来院します。その際、患部の検診や体の清拭、かぶれのチェックなどを受けることが可能です。

医師の判断により許可が出れば、取り外して生活できるようになります。ただし、ガードルを取り外すときは医師が患部の状態を確認する必要があるため、自己判断せずに必ず来院してガードルを外すようにしましょう。
 

7. 検診

ガードルを外したら、1ヵ月ごとに検診を行って経過を見ます。3ヵ月経過時に問題がなければ、脂肪吸引の経過観察は終了となります。

 

脂肪吸引は正しい知識を持って手術を受けることが大切

吸引する箇所をマークする医師

脂肪細胞の数を減らす脂肪吸引は、一般的なダイエットと比べると楽に痩せることができる痩身法です。部分痩せができてリバウンドもしにくいため、美しく痩せたいという人には最適です。

ただし、脂肪吸引にはリスクがつきものであり、長いダウンタイムも生じます。脂肪吸引は苦労なく痩せられる方法ではないという点を理解しておきましょう。脂肪吸引は正しいクリニック選びをしないと、仕上がりが悪くなったり合併症を引き起こしたりするおそれがあります。

術後に後悔することがないよう、必ず信頼できるクリニックや医師に手術を依頼するようにしてください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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