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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

インプラントのデメリットやリスクについて歯科医師が解説

公開日:2022年04月02日(土)

美容歯科
インプラントの模型
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このコラムを読むのに必要な時間は約 7 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

  • ガタガタの歯並びを治したい
  • 黄色く黄ばんだ歯を白くしたい
  • 虫歯でなくなってしまった歯を取り戻したい
  • 詰め物をしている歯を綺麗な歯に取り替えたい
  • 差し歯が汚れて見えるため綺麗にしたい

などなど

口元や歯にコンプレックスを抱えているという方は多く、口元のコンプレックスによってうまく笑えない、人前で思いっきり笑うことができない、口を開けて食事をすることが恥ずかしいなど、心理的なトラウマを抱えてしまう方も少なくありません。

インプラントを行うことで、従来の歯科治療では治せなかったような歯や口元の悩みをまとめて解決できる可能性があります。

しかしそんなインプラントにもデメリットがあり、デメリットを知らずにインプラントを行ってしまうと後々後悔することにもつながります。

そこで今回は、インプラントのデメリットについて解説していきます。

 

インプラントのデメリット

インプラントの模型

多くの有名人や芸能人が積極的に手術を行っているということもあり、比較的ポジティブな意見が見られるインプラント治療ですが、もちろんメリットもあればデメリットも存在します。

歯を失ってしまったという方や、歯に何らかのトラブルがあって、どうしても抜歯をせざるを得ないという方の場合には、インプラントは非常にオススメな方法になります。

差し歯やブリッジ、入れ歯治療など、従来の方法では得られなかったような自然で健康的な歯を手に入れることも可能です。

しかし、インプラントを行うためには抜歯が必須であり、自分の歯の一部(歯の根元の部分)を残しながら人工歯を入れたいという方には他の方法が勧められます。

*インプラント治療は一本毎に行うことができます

このように、インプラントにはインプラントならではのデメリットが存在するため、ここからはインプラントのデメリットに関して詳しく紹介していきます。

 

インプラント手術の費用

インプラントを断念する方の多くは、インプラントの費用の高さを大きなデメリットとしてあげています。

現状では歯科のインプラント治療を保険適用で行うことはできず、自己負担で治療を受けていただくことになります。

インプラントの手術は他の歯科手術よりも大きな手術となる場合が多く、手術そのものにも大きなコストがかかります。

大きな手術費用を全額自己負担で支払うということになるため、インプラントを行う本数にもよりますが、非常に大きな費用が必要になることを想定しておかねばなりません。

メリットが多いインプラント治療ですが、費用面の折り合いがつかず、インプラントを諦めざるを得ないという方も少なくありません。

共立美容外科では、お支払いを少なくする方法などをご提案させて頂いておりますが、手術そのもののコストが非常に大きく、高度な技術が必要な手術であるため、どうしても金額が高くなってしまうということをご理解いただく必要があります。

 

定期的なメンテナンスとクリーニング

「インプラントをすると虫歯にならない」というようなキャッチコピーが行われることがあります。

これは必ずしも間違っているとは言えませんが、もちろん正しくもありません。

先にも述べたように、インプラントは自分の歯を抜歯して、そこに歯の土台となる人工物を埋め込み、人工の土台に人工の歯を挿入していくことになります。

歯を抜歯してしまうため、たしかに「虫歯」になることはありません。

しかし、インプラントの土台となっている歯茎や人工物との接着面は自分自身の細胞であるため、この部分に細菌が入り込むことで歯周病などを発症する可能性があります。

虫歯になることはないというのは、いわば言葉のマジックのようなものであり、インプラントをすれば口の中の感染症が起こらないということではありませんので、自分の歯の時以上に、毎日のケアや定期的なクリーニングが必要になります。

インプラントが埋め込まれているということは、もちろん体の中に人工物が入っているということであり、その人工物部分に細菌がたまりやすくなる可能性もあります。

毎日のブラッシングをしっかり丁寧に行うということはもちろん、定期的に歯科医院でクリーニングを行っていただき、さらにはインプラント手術を行ったクリニックでインプラントそのもののメンテナンスを実施する必要があります。

一度インプラントをしてしまえば、後はメンテナンスが必要ないというものではなく、インプラントすることにより、より丁寧なブラッシングや頻回なクリーニングなどが必要になるというのは、インプラントのデメリットの一つなのかもしれません。

とはいえ、長く健康的な歯を保つためには、定期的なクリーニングが大切であり、インプラントをしていないという方も、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることをお勧めします。

共立美容外科では、インプラント手術を行っていただいた人に対して、その後のアフターフォローやメンテナンスを無料で行なっております。

*メンテナンス料金は初期費用に組み込まれています

メンテナンス料金は初期費用に組み込まれているため、無料と言うと少し語弊があるかもしれませんが、より長く美しいインプラントを使っていただくためにも、必ずメンテナンスやクリーニングを受けていただきたいという強い思いがあり、最初にメンテナンス料金をお支払いいただき、必ずメンテナンスやクリーニングを受けていただくようにお願いしております。

 

インプラントの寿命を理解しておくこと

もう一つインプラントのデメリットとしてあげられるのは、インプラントの寿命です。

中には、インプラントを入れると半永久的な美しい歯を手に入れられると思っている方もいますが、実はインプラントには寿命が存在します。

インプラントの寿命はおおよそ10年〜15年とも言われており、しっかりとメンテナンスを行ったとしても、10年ほどで経年劣化してきます。

差し歯や入れ歯などと比べると、インプラントの寿命は長いのですが、半永久的というわけではありません。

経年劣化してしまった場合には改めて手術が必要になるため、最初にインプラントを導入する際には「インプラントには寿命がある」というリスクを理解しておく必要があります。

 

抜歯のリスク

インプラントの特徴は、「抜歯をして人工の土台を入れる」ということにあります。

差し歯治療などでは、自分の歯を削って歯の一部を残し、それを土台として人工の歯をかぶせていきます。

その分耐久力が弱かったり、不自然さが出てしまったりするのですが、自分の歯を一部でも残すことができるというのは、大きなメリットとなる可能性があります。

歯を削る必要があるため、残った歯は土台部分だけになってしまうのですが、それでも自分の歯を残したいと考えられる方は少なくありません。

一方インプラントでは、土台そのものを人工物に入れ替えるため、頑丈で耐久性が強くより自然な見た目の歯を作ることができます。

しかし、そのためには必ず抜歯が必要となり、自分の歯を残せないというリスクがあります。

一本単位でインプラントを行うことが可能ですので、健康な歯をあえて抜くということをする必要はありませんが、歯の土台だけでも自分の歯を残したいという想いがある方は、インプラント治療以外の治療方法をご検討いただくのがよいでしょう。

 

デメリットやリスクをしっかりと理解しましょう

インプラントの模型

インプラントに切り替えた有名人が非常に綺麗な歯を手に入れているため、多くの人が美容目的でインプラントを入れたいと希望されています。

もちろんインプラントを入れることで、真っ白で美しい歯、綺麗に整ったサイズの歯を手に入れることができ、口周りのコンプレックスを一気に改善することができる可能性があります。

しかしそのためには、自分の歯を抜歯する必要があり、インプラントに切り替えた後も定期的なクリーニングやメンテナンスは必須です。

さらに、インプラント自体には寿命があり、一度インプラントをしてしまえば一生きれいな歯が手に入るということではありません。

きれいなインプラントを維持していくためには、それなりの手間がかかるということを知っておくことが大切です。

今回はあえてインプラントのデメリットを紹介させていただきました。

もちろんインプラントは非常に画期的な手術方法であり、従来の歯科治療では叶わなかったような、美しく健康的な歯を手に入れることができる方法です。

正しくインプラントを活用することで、長年抱えてきた歯のコンプレックスを解消することができる可能性があります。

しかし、芸能人が行なっているというイメージだけでインプラントを行ってしまうと、後々後悔してしまう可能性もあるため、手術を受ける前にはメリットとデメリット、長期的に必要となるコストなどをしっかりと理解しておきましょう。

共立美容外科では、時間をかけて歯科医師が直接カウンセリングを行い、インプラントのデメリットやリスクをきっちりと説明させていただきます。

その上でお一人おひとりに最適な方法をご提案させて頂いておりますので、どうぞご安心してご相談いただければと思います。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 会田 隆介(あいた りゅうすけ)

    医師

    会田 隆介(あいた りゅうすけ)

    歯科医院長
    日本アンチエイジング歯科学会認定医

    • 略歴

      • 2008年
        鶴見大学歯学部 卒業
        2009年
        鶴見大学総合歯科研修医 終了
        2010年
        鶴見大学保存学教室 入局
        2011年
        都内歯科医院
        2012年
        共立美容外科・歯科院長
    • 主な加盟団体

      日本顎顔面インプラント学会会員
      日本歯周病学会会員
      日本保存学会会員
      日本口腔インプラント学会会員

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