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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

マウスピース矯正はどのくらい痛い?痛みが生じる7つの原因と対処法を解説

公開日:2023年02月02日(木)
最終更新日:2023年02月03日(金)

美容歯科
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

歯並びが悪く、口元を手で隠したりマスクが手放せなかったり、コンプレックスを抱えている方は多いのではないでしょうか。審美の面だけでなく、歯並びの悪さは虫歯や歯周病、顎(がく)関節症などにつながる場合もあります。

歯並びの悪さを解消できる方法の一つとして、マウスピース矯正があります。マウスピース矯正は、矯正していることが目立ちにくく手軽にできる矯正方法ですが、痛みがゼロではありません。

本記事では、マウスピース矯正によって痛みが生じる7つの原因と対処法について詳しく解説していきます。歯並びが悪く、歯列矯正を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

マウスピース矯正は痛いの?

マウスピースで歯の痛みが気になる女性

マウスピース矯正を含む、歯列矯正は歯を動かす治療のため、どうしても痛みや違和感が生じる場合があります。しかしそれは矯正の効果が出ている証拠。

マウスピース矯正では、複数の型の異なるマウスピースを長い時間をかけて交換していくことで、歯を少しずつ細かく動かしていきます。ワイヤー矯正と比べても、耐えられないほど強い痛みを感じることは基本的にはありませんのでご安心ください。

 

マウスピース矯正の痛みの原因

 

とは言え、冒頭でもお伝えしたようにマウスピース矯正も痛みがゼロではありません。
マウスピース矯正による痛みや違和感には、大きく7つの原因があります。ここではそれぞれの原因について詳しく解説していきます。

 

1. 歯が動く痛み

歯茎には、以下の骨や組織が存在します。

  • 歯槽骨:歯茎内部にある、歯の根を支えるため骨
  • 歯根膜:歯根膜と歯の根の間にある、歯に加わるさまざまな衝撃を緩和させるための膜

歯列矯正を行うと、歯へ負荷がかかりその力が歯根膜にも伝わります。歯の動く方向の歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は伸びるため、歯根膜の厚さが均一ではなくなってしまうのですが、その際に歯槽骨では以下のような働きが起きます。

  • 歯根膜が縮んだ側:歯槽骨が溶ける
  • 歯根膜が伸びた側:新たな歯槽骨が形成される

上記によって歯根膜は元の厚さに戻り、さらには歯の位置を少しずつ動かせることができるのです。これが歯列矯正の仕組みですが、歯槽骨が溶ける際に痛みが生じることがあります。

マウスピース矯正では、新たなマウスピースの装着直後、痛みと言うよりも歯を引っ張られているような感覚が生じることが多いです。しかしマウスピースの装着から数日程度で少しずつ違和感が治まる場合がほとんど。強い痛みが長期間続く場合は、医師に相談するようにしましょう。

 

2. 歯が衝撃を受けた時の痛み

マウスピース矯正中の歯は常に負荷がかかっており、矯正していない時と比べると刺激に敏感な状態です。マウスピースを外した際に、誤って上下の歯をガチンと噛んでぶつけてしまったり硬いものを食べたりして歯に衝撃が加わると、痛みや違和感を覚える場合があります。

ただしマウスピースを装着している時は、マウスピースが歯への衝撃を緩和してくれるため、マウスピースを外す食事中や歯磨きのタイミング以外では、衝撃による痛みを感じることはほとんどありません。

 

3. アタッチメントが当たる痛み

マウスピース矯正では、マウスピースを固定し歯への圧力を調整するために、アタッチメントという樹脂でできた乳白色の突起物を歯に装着します。

アタッチメントの上からマウスピースを装着するので、「アタッチメントが口内の粘膜に当たって痛い、違和感がある」ということは基本的にはないのですが、マウスピースを着脱する際には注意が必要です。

アタッチメントは突起物であるため、マウスピースを着脱する際にひっかかってしまうと、痛みや違和感が生じるケースがあります。

 

4. マウスピースが口内に当たる痛み

マウスピースはそれぞれの口や歯の形に合うように作られますが、稀(まれ)に形が合っていなかったり縁が尖(とが)っていたりして、頬の内側の粘膜や唇、歯茎などを傷付けてしまうことがあります。

口や歯の形に合っていないマウスピースを装着し続けると、出血したり口内炎になったりするリスクも。もしマウスピースが合っていないと感じた場合には、早急にクリニックに相談して調整してもらうようにしましょう。

 

5. 矯正用のゴムによる痛み

マウスピース矯正では、矯正力を強めるために上下の歯にゴムをかけることがあります。ゴムをかけることによって、より早くより効率的に歯並びを整えることが可能です。しかしその分、歯に強い圧力をかけることになるため、痛みや違和感が生じやすくなります。

数日間は痛みを感じる可能性がありますが徐々に緩和されていくので、痛いからといって勝手にゴムを外さないようにしましょう。もし痛みが続く場合や我慢できない痛みの場合は、医師に相談して対処法を決めてください。

 

6. 新しいマウスピースを装着した時の痛み

マウスピース矯正では、医師と決めたスケジュールに沿って矯正治療を受ける方自身でマウスピースを交換していきます。

事前に決めたスケジュールや装着時間を守り、マウスピースを交換していれば、基本的には大きな痛みを感じることはありません。しかし、装着するマウスピースを数段階飛ばしたり、予定よりも早くマウスピースを装着したりすると、痛みが生じることがあります。

この痛みは、歯が動いていないのにもかかわらず、無理やり新しいマウスピースを装着することによるものです。必ず事前のカウンセリングで決めたルールを守って装着するようにしましょう。

 

7. 虫歯や歯周病による痛み

マウスピース矯正を始める前には、必ず歯科医師や歯科衛生士の診察を受け、虫歯や歯周病の治療を先に済ませます。そのため、虫歯や歯周病がある状態でマウスピース矯正を行うことはありません。

しかし矯正中にマウスピースや口内のケアを怠ってしまうと、虫歯や歯周病になってしまい、痛みが生じるケースがあります。虫歯になると、歯の大きさや形が変わってしまい、マウスピースの型が合わなくなる可能性も。

マウスピースを作り直す必要も出てくるため、矯正中は口内のケアを徹底する必要があります。

 

マウスピース矯正の痛みを抑えるために守るべきポイント

マウスピース矯正の痛みを抑えるためのポイントを紹介する女性

マウスピース矯正は、強い痛みが出にくい矯正ですが、前述した通り、痛みや違和感を覚えることがゼロではありません。ここからは、痛みや違和感を可能な限り軽減させるために、矯正中に押さえておくべきポイントをご紹介していきます。

 

1. 医師と決めた矯正スケジュールを守る

マウスピース矯正を始める前に、医師から複数のマウスピースを渡されます。その際に、1日あたりのマウスピースの装着時間や交換タイミングなどの説明を受けるため、その通りにマウスピースを装着、交換していきましょう。

スケジュールを守らずに自己判断でマウスピースを交換すると、痛みを感じやすくなる上に、想定通りに歯が動かないというトラブルも起こり得ます。

また矯正中は、定期検診を受けることも大切なポイント。定期健診を行わないと、計画通りに歯が動いていない場合に、適切な対応ができません。結果、矯正期間が長引くことになるため、必ず医師と決めた矯正スケジュールや定期健診の頻度を守るようにしてください。

 

2. 食事中はマウスピースを外す

マウスピース矯正に慣れてくると、マウスピースを取り外すことが面倒になり、装着したまま食事をする方もいますが、食べ物のカスがマウスピースと歯の隙間に入り込み、虫歯や歯周病につながることも。

また、食べ物を咀嚼(そしゃく)する際には強い力が生じるため、装着しているマウスピースが変形して元に戻らなくなってしまうケースもあります。マウスピースが変形すると、自身の歯や口の形に合わなくなってしまい、歯を想定通り矯正できず、痛みが生じる可能性も高まってしまうのです。

食事中は必ずマウスピースを外すようにしましょう。

 

3. 1日の装着時間を守る

マウスピース矯正では、1日20時間以上マウスピースを装着する必要があります。装着時間が長いほど、圧力がかかり歯が動きやすくなるため、食事中や歯磨き以外は装着していることが理想です。

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と違い、自身で簡単にマウスピースを着脱できるため、違和感があるとすぐに外したくなってしまうかもしれません。しかし、装着時間が短くなると計画通りに歯が動かず、痛みや違和感を抱く期間も長くなることを認識しておきましょう。

食事の合間にお菓子や飲み物をつまむ癖がある場合も注意が必要です。朝・昼・夜の3食と歯磨きのタイミング以外にもマウスピースを外す回数が増え、累計の装着時間が短くなり、矯正の効果が薄れてしまう可能性があります。

矯正中はなるべく間食をなくすか、「週に〇回だけ」など制限を設けてマウスピースの外す頻度を減らすことがおすすめです。

 

4. 正しい方法でマウスピースと歯のお手入れをする

矯正中は、マウスピースと自身の歯のケアを丁寧に行いましょう。正しくケアを行わないと、細菌が繁殖し虫歯や歯周病の原因になってしまいます。

 

マウスピースのお手入れ

食事や歯磨きの際にマウスピースを外す際には、マウスピースの洗浄も合わせて行うようにしましょう。水道水で流しながら、マウスピースの形に沿って表面や内側を優しく洗ってください。

マウスピースは樹脂やゴムでできているものが多いため、熱湯をかけてはいけません。形が変わってしまう原因になってしまいます。

また指ではなく歯ブラシを使う場合は、柔らかい毛のものを選び、歯磨き粉は使わないようにしましょう。毛の硬い歯ブラシや歯磨き粉を使ってしまうと、マウスピースが傷ついてしまう恐れがあります。

なお水道水で洗うだけでなく、1日に1回、マウスピース用洗浄剤を使用して除菌するのもおすすめです。市販のものもありますが、マウスピースの素材に合わないものを使ってしまう可能性があるため、医師に相談しおすすめされたものを使用しましょう。

マウスピースを洗った後は、雑菌を繁殖させないためにしっかり乾燥させることも大切です。専用の保管ケースの上にマウスピースを置き、乾燥させましょう。乾いた後に、装着するまで時間が空く場合は、保管ケースの中に入れゴミや雑菌が入らないようにしてください。

 

歯のお手入れ

食事をしたり水以外の飲み物を飲んだ後は、毎回歯磨きをしましょう。食後に歯磨きをせずにマウスピースを装着してしまうと、歯や歯茎に付着した食べカスや着色汚れをマウスピースで閉じ込めてしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

時間がある時は歯磨きだけではなく、デンタルフロスも併用して丁寧に汚れを落とすことを心がけましょう。どうしても時間が取れない場合は、マウスウォッシュなどで口をゆすいで口内を清潔に保つことがポイントです。

 

マウスピース矯正で痛みが生じた時の対処法

マウスピース矯正についてカウンセリングをしているところ

ここからはマウスピース矯正中に痛みが生じた時の対処法をご紹介します。

 

1. 医師に相談の上、マウスピースを一つ前のものに戻す

新しいマウスピースに交換した際に痛みや違和感を覚えるのは、マウスピースによる圧力で歯が動くためです。基本的に数日中に痛みは治まっていくため、そのまま我慢しましょう。

しかし耐えられないほどの痛みや長期間痛みが続く際には、まずは医師に相談してください。想定通り歯が動いていない可能性があるため、医師の指示のもと、一旦一つ前のマウスピースに戻すという方法があります。。

一定期間前回のマウスピースを装着することで、歯が想定の位置まで動きます。その後、再び次のマウスピースに切り替えて強い痛みが出なければ、そのまま矯正を進めることが可能です。

またマウスピースが装着されていないことで歯が動いていない場合には、チューイーという装着補助アイテムを使用するのもおすすめです。チューイーはシリコンでできた弾力性のあるチューブで、マウスピースを装着後に左右の奥歯でそれぞれしっかり噛(か)むことで、マウスピースと歯を密着させることができます。

歯科医院やクリニックで販売しているので通院時に購入しましょう。

 

2. 鎮痛剤を服用する

我慢できないほどの痛みが生じた場合は、鎮痛剤を服用するのも一つの手です。しかし市販されている鎮痛剤の中には、歯の動きを抑えてしまう作用があるものも。

また少しの痛みでも鎮痛剤を服用することが習慣化されてしまい、胃腸に過度な負担がかかる場合もあります。そのため鎮痛剤を服用する際には、医師から推奨されたものもしくはクリニックで処方されたものを決められた頻度で服用するようにしてください。

 

3. 柔らかいものを食べる

矯正中の歯は敏感になっていて、硬いものや歯ごたえのあるものを食べると痛みが生じるケースがあります。痛みを抑えるには、なるべく柔らかいものを食べるようにしましょう。おせんべいや肉料理などを食べたい場合は、細かく砕いたり切ったりしてから口に入れるようにしてください。

 

4. 矯正用ワックスを使う

マウスピースの着脱時にアタッチメントが引っかかり痛みが生じる場合は、矯正用ワックスを使用しましょう。アタッチメントの出っ張りを抑えられ、マウスピースがアタッチメントに引っかかることがなくなり、痛みも生じにくくなります。

矯正用ワックスは市販もされていますが、クリニックで購入するのがおすすめです。アタッチメントは人によって装着箇所や数が異なるため、クリニックで医師に使用時の注意点などを確認してから使用するようにしましょう。

 

5. 虫歯や歯周病の治療を優先する

矯正中に虫歯や歯周病になってしまい痛みが生じている時は、矯正を一時中断して虫歯や歯周病の治療を優先してください。

口内環境が悪化している状態のまま矯正を行うと、虫歯の痛みだけでなく、歯が動く際の痛みも強くなりやすいのです。また前述した通り、歯や歯茎の形が崩れてしまいマウスピースが正しく装着できなくなることもあり、新たにマウスピースを作り直さなければならないことも。

矯正中に歯の変色や歯茎の腫れ、口臭などに気付いたら、虫歯や歯周病の可能性があります。早めに医師に相談して診察してもらいましょう。

 

マウスピース矯正で痛みが生じた時にやってはいけないこと

マウスピース矯正で痛みが生じた時に、やってはいけないことが2点あります。

 

1. 自己判断でマウスピースを長期間外さない

マウスピース矯正で痛みや違和感が生じるのは、基本的には歯が動くことが原因の場合が多いです。

繰り返しになりますが、歯が動くことは正しく矯正されている証拠でもあります。痛みや違和感があるからといって、自己判断で長期間マウスピースを外さないようにしてください。それまで矯正してきた歯並びが元の状態に戻ってしまう可能性があります。

痛みや違和感が気になる場合は、一度上記でお伝えした痛みを軽減する方法を試し、それでも痛みが治まらない時は、マウスピースを外す前に医師の診察を受けましょう。また歯の動く痛みではなく、マウスピースが口内に当たる痛みがある場合も、我慢せず早急に医師に相談してください。

 

2. 冷やしたり温めたり過度な刺激をしない

矯正中に痛みが生じた際に、冷やしたり温めたりすることもおすすめできません。冷やすことによって血流が悪くなり歯の動きも鈍ってしまい、想定通りに矯正が進まなくなってしまう恐れがあります。

痛みがある箇所を温めることもやめましょう。血流が良くなることで強い痛みが出やすいです。揉(も)んだり触ったりするのも、痛みが生じる原因となるため極力止めてください。

 

マウスピース矯正とは?

 

マウスピース矯正とは、歯に透明なマウスピースを装着する歯列矯正のことです。毎日約20時間以上はマウスピースを装着し、定期的に型の異なるマウスピースに交換して徐々に歯並びを整えていきます。

食事や歯磨きの際は、自由に着脱できることがマウスピース矯正の特長の一つ。また透明なので、一見すると矯正していることが分かりにくく、手軽かつ自然に歯並びを整えることができる矯正方法です。

 

ワイヤー矯正との違い

ワイヤー矯正は、歯に装着したブラケットという装置にワイヤーを通し、歯を矯正していきます。ワイヤーの力で歯を引っ張って移動させるため、マウスピース矯正よりも強い痛みを感じることがあります。

どんな症例であってもほとんど対応できるのがワイヤー矯正のメリットですが、歯の表面にワイヤーを装着するため、矯正していることが目立ちやすく見た目に影響が出るのがデメリットの一つです。

歯の裏側に装着したり透明なワイヤーを使ったり、目立ちにくくもできますが、その分費用が高くなる傾向にあります。

歯並びや歯の状態にもよりますが、なるべく矯正していることを目立たせず、痛みも少ない方法で矯正したい方は、一度マウスピース矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

共立美容外科・歯科のマウスピース矯正

共立美容外科のマウスピース矯正について説明する看護師

ここからは共立美容外科・歯科で行っているマウスピース矯正についてご紹介します。

 

インビザライン・システムによる矯正

共立美容外科・歯科では、「インビザライン・システム」と呼ばれるマウスピース矯正を行っています。インビザライン・システムとは、1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社で開発され、世界100カ国以上で利用されている矯正方法です。

インビザライン・システムで使用されるマウスピースはアライナーと呼ばれ、矯正治療を受ける方一人一人の口や歯の形に合わせて作成されます。

矯正中には約50〜100個ものアライナーを交換していくのですが、アライナーごとに0.25mmずつ歯を動かしていくのがインビザライン・システムの特徴の一つ。少しずつ歯を動かしていくため、矯正中の痛みを抑えられます。

治療期間は歯並びによっても変動しますが、軽度な矯正であれば半年〜約1年、歯並びを大きく矯正する必要がある場合は2〜3年程度かかることが一般的です。

時間をかけて地道に矯正する必要がありますが、矯正開始から1カ月ほどで歯並びの変化を実感できることが多いため「長期間矯正しているのに、何も変化がなく辛い」という感覚にはなりにくいでしょう。

 

矯正の流れ

共立美容外科・歯科のインビザライン・システムによるマウスピース矯正の大まかな流れをご紹介します。矯正を受ける方の状態によって流れが変わる可能性もあるため、詳細は医師に確認するようにしましょう。

 

1. カウンセリング

まずは歯科医師によるカウンセリングで歯の状態などを確認します。この際に、インビザライン・システムのメリットやデメリットについても医師からお伝えしますので、不明点などあればお気軽にご質問ください。

 

2. 口腔検査

矯正治療を受ける方に適したアライナーを制作するため、セファロ(側方頭部X線規格写真)と呼ばれるもので口内を撮影します。撮影した写真は、矯正前と矯正後で歯並びがどのように変化したか確認する際にも使用することが多いです。

併せて、矯正治療を受ける方の歯型も取得します。従来のマウスピース矯正では、複数回通院し、都度歯型を取る必要があるのですが、インビザライン・システムでは、歯型取得は1回で済むため、矯正治療を受ける方の手間がかかりません。

取得したデータや歯型は、アライン・テクノロジー社に送られます。後日、矯正治療を受ける方の口内の3Dシミュレーション画像が共立美容外科・歯科に届くため、医師がシミュレーション画像を確認しながら矯正スケジュールを立てていきます。

 

3. 矯正スケジュールの説明

矯正治療を受ける方へ、医師から矯正スケジュールをお伝えします。スケジュールに問題なければ、共立美容外科・歯科からアライン・テクノロジー社にアライナーの制作を依頼。1~2カ月程度で矯正治療を受ける方専用のアライナーが作られます。

 

4. クリニックにてアライナーの装着・レクチャー

アライナーが完成したら、クリニックにて医師と共にアライナーの装着を行います。自宅で一人でもアライナーの着脱ができるように、医師から取り扱い方法のレクチャーを受けてください。

 

5. 自宅にてアライナー装着

ここからは事前に医師から伝えられた矯正スケジュールに沿って、自身でアライナーを装着、1週間おきに交換します。もし強い痛みが続いたり何かトラブルが起きたりしたら、医師に相談するようにしましょう。

 

6. 定期健診

矯正中は、定期的に医師の検診を受けるようにしてください。矯正を始めた直後は、噛み合わせの確認や異常の有無をチェックするため、約1〜2週間おきに通院していただきますが、問題なければ、徐々に検診の間隔は長くなっていきます。

 

インビザラインシステムへのバナー

▼共立美容外科の人気のインビザラインシ・ステムの料金や治療方法についての詳細はこちら

 

共立美容外科・歯科のその他の歯列矯正

共立美容外科・歯科では、マウスピース矯正の他に以下のような歯列矯正もご用意しています。

  • ワイヤー矯正
  • セラミック矯正

ワイヤー矯正は、本記事の前半でお伝えした通り、ワイヤーが目立ったり強い痛みが出たりすることがありますが、マウスピース矯正では対応できない歯列の歪みも治せることが強みの一つ。共立美容外科・歯科では、歯の裏側にワイヤーを装着する裏側矯正や部分矯正も取り扱っています。

セラミック矯正は、本来の歯を削る必要がありますが、矯正を始めた直後に美しい歯並びを実現でき、さらに歯の色や形なども希望通りに変更可能です。共立美容外科・歯科では、「なるべく歯を削らない、神経を抜かない」ということを方針に、安全性と美しさの両方にこだわって治療を行っています。

歯の状態や矯正治療を受ける方のご希望によって適切な矯正方法は異なるため、事前にそれぞれのメリットやデメリットを確認して、どの歯列矯正を行うか医師とすり合わせるようにしましょう。

 

ワイヤー矯正のバナー

▼共立美容外科の人気のワイヤー矯正の料金や種類についての詳細はこちら

 

セラミック矯正のバナー

▼共立美容外科の人気のセラミック矯正の料金や種類についての詳細はこちら

 

美しい歯並びを目指したい方は共立美容外科・歯科へご相談ください

マウスピース矯正は、目立ちにくく少ない痛みで矯正できる方法ですが、痛みや違和感を全く感じないわけではありません。むしろ歯が動く痛みは、治療が進んでいる証拠でもあります。

しかし痛みに不安がある方や、治療中に強い痛みが生じた場合は、遠慮せずに医師に相談するようにしましょう。共立美容外科・歯科では「痛みのない治療」を方針として施術を行っており、矯正治療を受ける方のお悩みに関しても丁寧に対応します。

無料のメール相談やオンラインでの診療も実施しているので、歯並びにお悩みの方やマウスピース矯正に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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