英語 中国簡体 中国繁体 韓国語

Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

歯周病の治療方法とは?治療の基本の流れや正しいセルフケアの方法について解説

公開日:2023年02月18日(土)
最終更新日:2023年02月19日(日)

美容歯科
ご予約

このコラムを読むのに必要な時間は約 15 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

歯周病は細菌感染によって歯茎が腫れたり、歯を支えている骨が溶けたりする病気です。症状が悪化すると歯がグラグラするだけでなく、最終的には歯が抜け落ちてしまうことも。歯周病の進行を防ぐためには歯科医院で治療を受ける必要があります。

本記事では歯周病の治療方法や治療の基本的な流れ、正しいセルフケアの方法などについて解説します。歯周病の疑いがある方は、ご自身の歯を長く使い続けるためにもぜひ参考にしてみてください。

 

歯周病は治療できる?

歯周病に悩む女性

歯周病は治療を受けることである程度症状の進行を抑えられます。歯周病はすぐに症状が重くなるものではなく、放置することで徐々に進行していく病気です。早期に治療を受ければ健康な歯茎を取り戻すことも可能なため、症状が重度になる前の治療、予防が大切です。

ただし歯周病は治療を受けることで症状の進行をある程度抑えられますが、歯周病の治療はあくまでもそれ以上症状が悪化しないようにするもののため、歯周病が悪化していて溶けてしまった歯茎や骨を治療によって治すことは難しい点は覚えておきましょう。

 

歯周病を放置するリスク

歯周病は自覚症状があまりなく、初期の段階では歯周病に気付かないことも。しかし自覚症状がないからといって歯周病を放置してしまうとさまざまなリスクが高まります。

ここでは歯周病を放置することで高まるリスクについて解説します。危険性を理解して、日頃から歯周病予防を心掛けましょう。

 

症状が悪化して歯が抜け落ちる

歯周病を放置して症状が重度になると、歯茎や歯を支えている骨が溶けてグラグラと安定しない状態になり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯が抜け落ちてしまうと食べ物が噛みにくくなるだけでなく、顎の骨が弱くなったり、歯周病菌が口内に広がったりして他の歯にも影響が及びます。

周りの歯を守るためにも歯科医院で治療を受け、歯周病が進行しないように対処することが大切です。

 

全身疾患を引き起こす可能性がある

歯周病は口内の病気ですが、放置していると全身疾患を引き起こすこともあります。

ここでは歯周病によって起こる可能性のある全身疾患について解説します。歯周病が思いもよらない病気につながる場合もあるため、しっかり確認してみてください。

 

狭心症や心筋梗塞

歯周病菌が血管内に入り込むと、狭心症や心筋梗塞を引き起こす恐れがあります。狭心症や心筋梗塞は、動脈硬化によって心筋の血管が狭くなったり、ふさがったりして心臓に血液を送ることができなくなる病気です。

動脈硬化の原因は生活習慣の乱れやストレスなどさまざまで、歯周病菌も動脈硬化を誘発する原因の一つとされています。

歯周病が悪化して歯茎から出血した際に血管内に歯周病菌が入り込むと、血管内にプラークというネバつきのある物質が生成され、血管の壁に張り付いて血管を狭くしたり、ふさいでしまったりするのです。

 

糖尿病

歯周病によって糖尿病の症状が悪化する可能性があります。以前から歯周病は糖尿病の合併症の一つとして知られていましたが、反対に歯周病を放っておくと糖尿病の症状が治りにくいことも明らかになってきたのです。

歯茎が出血した部分から歯周病菌が血管内に入り込むと歯周病菌は死滅するものの、死骸には内毒素と呼ばれる毒が残ります。内毒素は血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きを阻害し、血糖値が下がりにくい状態にしてしまいます。

そのため糖尿病と歯周病を併発している場合には糖尿病治療と併せて歯周病治療を受ける必要があるのです。

 

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎は気管や肺に食べ物や異物と一緒に細菌が入り込んでしまうことで起こる肺炎で、誤嚥性肺炎を引き起こす主な細菌として歯周病菌が挙げられるのです。

食べ物が気管に入り込んだ場合、通常は咳をして食べ物が肺に入らないようにできますが、年齢を重ねると食べ物や異物を追い出す力が衰えます。誤嚥性肺炎は高齢者に発症しやすい病気のため、高齢の方で歯周病を発症している場合は誤嚥性肺炎の予防のために歯周病治療を受けることが重要です。

 

歯周病治療の基本はプラークコントロールと歯石除去

 

歯周病治療の基本は、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)を除去するプラークコントロールと歯垢が長時間放置されることでできる歯石の除去です。

歯垢は食事によって歯の表面に付着した食べ物のカスのことで、白くネバネバとしています。歯垢1mgあたりに300種類の細菌が1億個ほど潜んでおり、放置することで細菌によって歯茎が炎症を起こして歯周病になります。

歯垢は粘度が高くうがいでは除去できないため、歯垢を取り除くには歯ブラシによるブラッシングが必要です。しかしセルフケアでは歯と歯茎の間にある溝(歯周ポケット)の歯垢が十分に除去できない場合も。

歯科医院では専用の機器を使用してセルフケアで取り切れなかった歯周ポケットの歯垢を除去することが可能です。

また歯垢を長時間放置していると歯石という硬い物質に変化します。歯石はセルフケアで取り除くことが難しく、歯科医院で除去してもらわなくてはなりません。歯石も歯垢と同じく細菌が存在しているので、放置していると歯周病につながります。

歯垢や歯石は外から見るとたまっていないように見えるかもしれませんが、歯周ポケットなど外から見えにくい部分に付着している場合もあります。

少しでも歯垢や歯石が残っていると歯周病のリスクが高まるため、毎日のセルフケアによるプラークコントロールや歯科医院での定期的なクリーニングが大切なのです。

 

歯周病の進行度別の症状と治療方法

歯石を取るイメージ

歯周病はすぐに歯が抜け落ちるような状態になるのではなく、徐々に歯茎の腫れなどの症状が現れはじめるため、歯周病の進行度によって症状や適した治療方法が異なります。

ここでは歯周病の進行度別の症状と治療方法について解説します。まだ症状が現れていない方も自覚症状がないまま進行している場合もあるので、各進行度の治療方法を参考に適切にケアして歯周病の進行を防ぎましょう。

 

歯肉炎

歯肉炎は歯周病になる前の段階です。痛みなどの自覚症状がないため、気付かずに放置してしまい、歯周病になってしまうことも少なくありません。歯茎が赤く腫れていたり、歯磨きの際に出血したりすると歯肉炎になっている可能性があるため、歯科医院で検診を受けるのが良いです。

また歯肉炎や歯周病は健康な歯茎に比べて歯周ポケットが深くなります。健康な歯茎の歯周ポケットは1~2mmほどですが、歯肉炎の時点では2~3mm程度です。歯周ポケットが深くなると歯ブラシの毛先が歯周ポケットの奥まで届かず、歯垢が取り切れないことも。

歯周ポケットに残った歯垢が歯石になっていることもあるため、セルフケアと併せて歯科医院で歯のクリーニングをしてもらい、歯周病になるのを防ぐことが大切です。

 

軽度の歯周病

軽度の歯周病まで進行すると歯周病菌が歯周組織に影響を与えはじめます。

歯周組織とは歯茎、歯槽骨(しそうこつ)、歯根膜(しこんまく)、セメント質のことを指します。歯槽骨は歯の根元にある歯根(しこん)を支える骨で、歯槽骨と歯根をつなぐ役割を持っているのが歯根膜です。セメント質は歯根の表面部分にあり、歯根と歯根膜をつないでいます。

歯周病菌は歯槽骨と歯根膜を溶かしてしまうのですが、歯周病菌には神経に影響を与える毒素があり、痛みを感じにくいため歯周組織に影響が出ていても見逃してしまうことが多くあります。

歯肉炎よりも歯茎の腫れや出血が目立つのが軽度の歯周病です。歯周ポケットの深さは約3~5mmと歯肉炎よりも深くなり、症状の改善のためには日々の歯磨きを徹底しながら、歯科医院で歯垢と歯石を除去する歯周病治療を受けましょう。

 

中度の歯周病

中度の歯周病まで進行すると、目で確認できる症状が増えてきます。しかし痛みを感じにくいことから、気付いたときには歯周病菌によって歯槽骨が半分ほど溶けてしまっていることも。歯槽骨が歯を支えているため、半分ほど溶けてしまうと歯がグラグラとして安定しなくなります。

歯が安定しないことで硬いものを噛むのが難しくなり、生活にも支障が出てくる段階です。他にも歯茎の腫れがより強くなったり、冷たいものが染みたり、歯茎から膿が出たり、口臭が気になったりといった症状が現れます。

歯周ポケットは5~7mmほどまで深くなり、歯周ポケットの奥で歯石ができていることが多いです。歯茎で隠れた部分に歯石があると歯石をきれいに取り除くことができず、歯石の除去を行ってもなかなか症状が改善されない場合があります。

その際は、歯茎を切開して歯に付着した歯石を目視で確認しながら除去する外科手術を行います。

中度の歯周病であれば治療を受けることでご自身の歯をなくすことなく症状の改善ができるため、しっかり治療を受け続けることが大切です。

 

重度の歯周病

歯周病が重度の状態まで進行してしまうと歯槽骨が3分の2以上溶けていることが多く、歯がグラグラとして食べ物をうまく噛めなくなります。重度の歯周病では歯茎が溶けて下がることで歯が長くなったように見えたり、歯茎を押すと膿が出たり、口臭がきつくなったりといった症状も現れます。

症状が重いと自然と歯が抜け落ちてしまうこともあるため、ご自身の歯を長く使いたい方は、早いうちに治療を受け、歯周病の進行を防ぎましょう。

また歯が抜け落ちていなくても状態によっては天然の歯を残すことができず、抜歯を行う必要に迫られることもあるかもしれません。歯が抜け落ちてしまったときや抜歯を行った場合は、歯周病治療の他に歯がない部分に入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療を施します。

重度の歯周病の歯周ポケットは7mm以上の深さになり、セルフケアでは歯周ポケットの歯垢や歯石を取り除くことは難しいです。歯科医院で歯周病治療を受け、歯垢と歯石をしっかりと取り除いてもらいましょう。

中度の歯周病と同様、歯石の除去で症状が改善しない場合には外科手術を行って歯茎に隠れている歯石まできれいに除去する治療が必要です。

 

共立美容外科で行っている歯周病治療

共立美容外科では主に「スケーリングとルートプレーニング」「フラップ手術」という2つの歯周病治療を行っています。

スケーリングとルートプレーニングは、超音波スケーラーという専用の機器で歯垢や歯石を取り除き、歯周病の進行を防ぐ治療です。

スケーリングは歯の表面や歯と歯茎の境目にたまった歯垢や歯石を取り除く方法です。スケーリングでは歯周ポケットの深い部分の歯垢や歯石まで取り除くことができないため、取り切れなかった歯垢や歯石はルートプレーニングで除去します。

ただしルートプレーニングでは歯茎に隠れた歯垢や歯石がしっかり取れているかを目視で確認することができません。歯茎の隠れた部分に歯垢や歯石が残っていると歯周病の症状が改善しないことがあるため、フラップ手術という外科手術を行います。

フラップ手術は歯茎を切開して、歯茎で見えなかった歯周ポケットの深い部分に残っている歯垢や歯石を目で確認しながら除去する治療方法です。歯垢や歯石を取り残す心配が少ないため、重度の歯周病の方でも症状の改善が期待できます。

 

共立美容外科の歯周病治療の基本的な流れ

歯周病治療を受ける際にどのような流れで治療が行われるのかを知っていると、治療に不安がある方でも安心して治療を受けやすいでしょう。

ここでは共立美容外科で行っている歯周病治療の基本的な流れについて解説します。実際にご自身が歯周病治療を受けることを想定して、全体的な流れについて確認してみてください。

 

1.検査・カウンセリング

歯周病治療では、はじめに歯周病を発症している可能性があるのか、発症しているとしたらどの程度症状が進行しているのかを把握するために検査とカウンセリングを行います。

検査では以下の項目を確認します。

  • 歯周ポケットの深さはどの程度か
  • 歯茎から出血しているか
  • 歯垢や歯石は付着しているか
  • 歯に安定感があり、グラグラしていないか
  • 歯槽骨に影響が出ているか

 

これらの検査結果をもとに歯周病の進行度に合わせて治療方法を決めていきます。

 

2.歯磨き指導

歯周病の治療では歯科医院で治療を受けるだけでなく、日頃の歯磨きも重要です。治療を受けたとしても歯磨きの仕方に問題があると歯周病の症状が思うように改善されないこともあるので、歯周病治療では正しい歯磨きの方法をレクチャーします。

はじめは正しい歯磨きの方法に慣れないかもしれませんが、毎日繰り返し練習をして歯ブラシで取れる範囲の歯垢をしっかり取り除けるようにしましょう。

また歯ブラシでは主に歯の表面に付着した歯垢を取ることはできても、歯と歯の間に入り込んだ歯垢までは除去できないこともあります。

歯間は専用のブラシやフロスを使用してケアする必要があり、歯磨き指導では歯ブラシの使い方と一緒に歯間ケアの方法についても説明があるため、説明をしっかり聞いて実践してください。

 

3.歯の表面の歯石除去

歯磨き指導を行った後はスケーリングで歯の表面についている歯石の除去を行います。歯石は歯垢が石灰化して硬くなったもののため、歯ブラシでは除去できません。超音波スケーラーを使って、一本ずつ丁寧に手作業で歯石を取り除いていきます。

歯肉炎や軽度の歯周病の方は歯周ポケットがそこまで深くなっていないため、スケーリングだけでも症状の改善が見られる場合も。症状が改善されたときには、ご自身の歯磨きと歯科医院での定期的な歯のクリーニングを継続することで歯周病の悪化を防ぎます。

 

4.歯周ポケットの歯石除去

中度や重度の歯周病で歯周ポケットが深くなり、スケーリングでは歯石が取り切れない場合にはルートプレーニングで歯周ポケットにたまってしまった歯石を除去します。

一度深くなってしまった歯周ポケットも奥にたまった歯石を除去することで再び歯と歯茎が結合し、歯周ポケットの深さが改善されることがあるため、歯石の除去は重要です。

ルートプレーニングで歯周病の症状が改善された場合には、セルフケアと歯科医院での定期的なクリーニングで歯周病を予防していきます。

 

5.外科治療

歯周病の症状が進行し、中度や重度の状態になるとルートプレーニングでも歯周ポケットの歯石を取り切れない場合があります。これは歯周ポケットが深いと歯茎に隠れて見えない歯石の量が多くなり、取り残しが発生してしまうことがあるためです。

ルートプレーニングで症状の改善が見られないときには、フラップ手術という外科治療を行って歯周病の改善を目指します。

 

6.噛み合わせの検査・調整

歯周病は歯ぎしりや食いしばりなどの癖によって悪化しやすくなっていることがあります。歯ぎしりや食いしばりによって歯に過度に力が加わると、歯を支える歯周組織が力に耐えられず、弱くなってしまうのです。

起きているときは意識をして歯ぎしりや食いしばりをしないようにできますが、寝ていると防ぐことができないため、マウスピースを使って歯に負担がかからないようにすることがあります。

マウスピースは市販のものもありますが、ご自身の歯に合ったものをオーダーメイドすることも可能です。医師に相談をした上で、市販とオーダーメイドのどちらを使うか検討すると良いでしょう。

また噛み合わせに問題があると歯ぎしりや食いしばりをしやすくなってしまうため、歯周病治療と並行して歯列矯正を行い、噛み合わせを調整する場合もあります。

歯列矯正にはマウスピース矯正やワイヤー矯正などさまざまな種類があるので、ご自身に向いている矯正方法について医師と相談しながら決めると良いです。

 

 

7.定期検診やメンテナンス

歯周病は一度の治療で症状が改善するものではありません。進行度によっては歯周病の症状が改善するまでに3~4回ほどの治療を受ける必要があることも。

また治療を受けて一時的に症状が改善されたとしても、日々の歯磨きが十分にできていなかったり、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていなかったりすると再び歯周病を発症してしまう恐れもあります。

基本的には歯周病が改善されたとしても、3~6カ月ほどを目安に歯科医院で定期検診やメンテナンスを受けるのがおすすめです。定期的に歯科医院で口内の状態を確認してもらうことで歯周病の進行を防ぎ、再発したとしても早期に発見することができるでしょう。

 

歯周病治療はセルフケアの継続が重要

歯周病治療では歯科医院での施術も重要ですが、何よりご自身のセルフケアの継続が欠かせません。

歯科医院で歯垢や歯石を除去してもセルフケアを怠っていれば、すぐに歯に歯垢が蓄積し、歯石に変化してしまいます。歯周病治療には歯磨き指導も含まれているので、医師の説明を良く聞き、正しい方法で歯磨きをして日頃から歯周病を再発しないように注意しましょう。

 

歯周病を防ぐセルフケアのポイント

歯磨きをしている女性

セルフケアは簡単にできる方法ですが、歯周病を予防するためにとても重要です。

ここでは歯周病を防ぐセルフケアのポイントについて解説します。ご自身の日頃の歯磨きの方法を見直して、正しい歯磨きの方法を習慣付けてください。

 

歯ブラシの毛先をしっかり当てる

歯に付着した歯垢を取り除くには、歯ブラシの毛先をしっかりと歯垢がたまっている部分に当てることが大切です。歯垢がたまりやすい部分としては、「歯周ポケット」と「歯と歯の間の根元部分」の2点。

歯周ポケットの歯垢を取り除くときには、歯ブラシの毛先を歯に対して45度の角度で当てます。斜めに毛先を当てることで歯周ポケットの中に毛先が届きやすく、歯垢をかき出すことができるのです。

対して歯と歯の間の根元部分を磨く際には、歯に対して垂直に毛先を当てて隙間に毛先が入り込むようにするのがポイントです。

 

歯ブラシを小刻みに動かす

歯ブラシは小刻みに左右に動かすと歯垢が取りやすくなります。歯ブラシを大きく動かすと歯全体を早く磨けるように思うかもしれませんが、細かい部分の歯垢を取り切れていないことが多いです。

歯を一本一本磨くイメージで、歯ブラシを小刻みに動かすことを意識して歯磨きを行いましょう。

 

力を入れすぎない

歯磨きをするときに力を入れてゴシゴシと磨いてしまう方もいるはず。力を入れすぎると狙った部分に歯ブラシの毛先が当たりにくくなって歯垢がしっかり取れず、さらに歯茎を傷めてしまう可能性があります。

力の入れすぎで歯茎が出血してしまうと、出血部分から歯周病菌が体内に入り込むことも考えられるので、歯磨きは力を入れずに軽い力で行うことを心掛けてください。

 

歯間ケアを行う

歯磨きだけでなく歯間ケアも日々の習慣として行いましょう。歯と歯の間の隙間は外から見えにくいですが、歯垢がたまっていることがあります。

歯間は歯ブラシの毛先を当てることが難しく、歯垢を放置してしまいがちな部分のため、歯磨きを行った後の仕上げとして専用のブラシやフロスで欠かさずケアして歯垢をため込まないようにすることが大切です。

 

歯周病を治療するなら共立美容外科へ

歯周病は自覚症状がないまま進行してしまうため、定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けて日頃から予防することが大切です。共立美容外科でも歯周病予防のためのクリーニングから歯周病治療まで行っています。

歯周病治療では歯の表面の歯垢や歯石を除去するスケーリングや歯周ポケットの奥の歯石を取り除くルートプレーニング、中度や重度の歯周病で思うように症状が改善されないときに行うフラップ手術など歯周病の進行度に合わせた適切な治療が可能です。

歯周病になっている可能性があり、治療を検討している方は、まずは共立美容外科の無料カウンセリングでご相談ください。

カウンセリング予約のボタン

▼初めての方でも入りやすい♪カウンセリングの予約をする。

このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ 0120-500-340 (診療時間 10:00~19:00)

よくあるご質問

×

新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340

あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340

銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340

渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428

池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800

立川院 直通ダイヤル
0120-489-340

上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444