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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ホワイトニングが歯に悪い3つのケースとダメージ対策法

公開日:2022年07月08日(金)
最終更新日:2023年12月01日(金)

美容歯科
ホワイトニングで歯が白くなった女性1
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歯のホワイトニングは、黄ばんでしまった歯が白く清潔感のある印象になる人気の治療法です。

しかし、一部では「歯に悪い」という情報も流れており、不安に思う方もいるかもしれません。

結論から言えば、歯科医院で適切なホワイトニング治療を受ければ「歯に悪い」ということはなく、歯が弱くなったり、ボロボロになることもありません。

ただし、個人輸入品でセルフホワイトニングをしたり、医療機関ではないところで治療を受けた場合は、歯や歯茎にダメージを与えてしまうことがあるため注意が必要です。

本記事では、ホワイトニングが歯に悪い3つの例とダメージを避けてホワイトニングをする方法をご紹介します。

 

ホワイトニングで歯が白くなるメカニズム

ホワイトニングで歯が白くなる仕組みを解説します。

歯の黄ばみの原因は、歯の表面にステインなどの着色物が付着しているからです。

また、歯の表面にある半透明のエナメル質から黄色い象牙質が透けて見えることも原因の一つです。

歯科医院で行われるホワイトニング治療では、過酸化水素を配合した薬剤を歯の表面に塗ることで、歯のエナメル質の中に付着したステインなどの着色物を漂白する効果が期待できます。

ホワイトニング薬剤に含まれる過酸化水素が、歯のエナメル質の着色成分を分解して無色化するため、歯の明度がアップするという仕組みです。

薬剤の過酸化水素は濃度が高いほどホワイトニング効果がありますが、歯科医院で使用される薬剤の濃度は35%以下に抑えられており、副作用のリスクはほとんどありません。

 

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ホワイトニングに使用する薬剤は安全なもの?

歯科医院で行われる「オフィスホワイトニング」は、薬事法によって歯科医師や歯科衛生士などの資格保有者のみ行うことができます。

ホワイトニング治療では安全性の高いホワイトニング薬剤を使用します。歯を漂白する作用がある過酸化水素のほか、酸化チタンやチッ素という成分も含まれていることが多いです。

過酸化水素と酸化チタンは食品を白くする食品添加物としても使用されており、チッ素は材料を固める凝固剤に使われています。いずれも安全性の高い成分です。

歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」の他に、マウスピースを使用して自宅で行う「ホームホワイトニング」という方法もあります。

歯形に合わせた専用のマウスピースを製造し、低濃度の安全な薬剤、漂白ジェルを塗って1日2〜3時間程度装着します。約2週間でホワイトニング効果を実感できるでしょう。

ホームホワイトニングで使用される薬剤は過酸化尿素が主成分です。過酸化尿素も安全性は高く、漂白スピードは緩やかですが、ホワイトニング効果が持続します。

 

歯科医院のホワイトニング治療の流れ

ホワイトニング治療では、まず歯科医院で医師の診察と口腔内検査が行われます。

口内に虫歯や歯周病の症状がある場合は、ホワイトニングの前に先に治療が必要です。

不適合な被せものがある場合も、ホワイトニング薬剤が歯と歯茎にダメージを与えないよう先に治療を済ませておきます。

その後、歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去し、歯の表面を清潔な状態にしたところで歯に高濃度のジェル薬剤を塗布し、LEDやレーザーを照射します。

ホワイトニング剤が歯の内部に浸透し、過酸化水素が活性化すると、歯の表面のエナメル質に付いた着色成分が分解されるため、歯の明度が上がります。

 

歯科医院のホワイトニングは「歯に悪い」ものではない

歯が白い女性

従来の歯のホワイトニングと言えば、歯の表面を削ってラミネートベニアを付けたり、歯を削って上からセラミックの被せものを乗せる治療法が一般的でした。

しかし、ホワイトニング薬剤を塗って天然歯を白くするホワイトニング治療であれば、歯を削る必要はありません。

歯科医院で適切なホワイトニング治療を受ければ、薬剤によって歯のエナメル質を傷めることもないため、歯や歯茎、体への危険性はないと言えるでしょう。

 

ホワイトニングが歯に悪い結果になる3つケース

ホワイトニング薬剤をネットで購入して、自己流で試すなどすると歯に悪い結果になってしまうことがあるため、注意が必要です。歯や歯茎のトラブルになりやすいケースを紹介します。

 

1)自分でホワイトニングをした

ドラッグストアや薬局などで、「ホワイトニング」と記載がある歯磨き剤やマウスウォッシュなど様々な商品を見かけますが、どれも歯科医院で行う「ホワイトニング」とは別物です。

歯科医院での「ホワイトニング」は過酸化水素の濃度が高い薬剤を使用することで歯の色を漂白することができますが、市販の「ホワイトニング商品」は歯の汚れを落とすという意味合いです。

歯を白くしたいという強い気持ちから、ホワイトニング効果を謳った歯磨き剤を歯や歯茎に刷り込んだり、塗ったまま放置するといった自己流の使い方をするのはやめましょう。

自己流で市販のホワイトニング商品を使うと、歯や歯茎を痛めたり、知覚過敏やダメージを与えることになるため危険です。

自己流のホワイトニングは避けるようにしましょう。

 

2)個人輸入品でホワイトニングをした

ネット上で海外製の「ホームホワイトニングキット」を個人輸入して、刺激が強すぎる薬剤により、歯や歯茎にダメージを与えてしまうというケースもあります。

海外のホワイトニング剤には、過酸化水素の濃度が35%以下であっても、アメリカのFDAや日本の厚生労働省には認可されていない商品が多くあり、品質の安全性は不明です。

ホワイトニングキットの商品説明に配合成分や濃度が明記されていても、日本人よりも歯のエナメル質が厚い欧米人向けの製品であることが多いため、副作用のリスクは高まります。

費用を安く抑えるために「ホームホワイトニングキット」を探すなら、日本の歯科医院で安全性の高い過酸化尿素配合の「ホームホワイトニング」を検討するのが良いでしょう。

 

3)医療機関ではないサロンで受けた

医療機関以外でもホワイトニングサロン、エステ、美容室、スポーツクラブなどで、歯のホワイトニングを提供しているところが増えています。

自分自身で歯のホワイトニングを行う場所を提供する、というコンセプトになっているため「セルフホワイトニング」と呼ばれています。

「セルフホワイトニング」は、歯科医師・歯科衛生士による治療ではありません。自分で歯にホワイトニング薬剤を塗布して器具を装着します。

万が一、上手く薬剤の塗布や器具の装着ができずに歯や歯茎に異変を感じても、すぐに歯科医院の医師に診てもらうことができないため、リスクが高いです。

ホワイトニングは歯と歯茎に刺激を与えないようにするための技術が必要です。安全に行うためにも医療機関、歯科医院でホワイトニングの施術を受けるようにしましょう。

 

ホワイトニングで起こり得るデメリットはある?

医療機関で適切なホワイトニング治療を受ければ、基本的に副作用のリスクや歯に悪いことはありませんが、一時的に知覚過敏になったり、歯がしみたり痛みを感じたりすることがあります。

歯のエナメル質が損傷・破損していたり、歯が欠けている場合は、薬剤によって染みるような痛みが出ることがありますが、24時間以内に解消されることがほとんどです。

その他には、根元部分に歯石や汚れが残っていると、薬剤を塗布する際にムラになって、ホワイトニング直後に根元部分の黄ばみが目立つことがあります。その場合は、先にクリーニングが必要です。

 

ホワイトニングを避けた方がいい方

以下に当てはまる方はホワイトニングを行うと歯や歯茎を痛める恐れがあるため、ホワイトニング治療は避けましょう。

 

  • 虫歯や歯周病がある方
  • 歯が損傷・破損している方
  • 詰め物、被せ物が多い方
  • 妊娠や授乳している方
  • 光過敏症の方
  • 無カタラーゼ症の方

 

ホワイトニングが歯に悪影響を及ぼさない対策法

ホワイトニング治療で歯に悪影響を及ぼさないためには、信頼できる歯科医院、医療機関で「オフィスホワイトング」を受ける、または「ホームホワイトング」を選ぶのがおすすめです。

ホワイトニング治療の前に虫歯や歯周病などのトラブルがないかチェックしてもらい、先に治療を済ませておくことで、ホワイトニング治療の副作用リスクは抑えられます。

自宅で行うホームホワイトニングも歯科医の指示通りに適切にマウスピースや薬剤を使用すれば、副作用のリスクは少ないでしょう。

白くキレイな歯を維持するためにも、信頼できるかかりつけの歯科医院の元で治療を受けることが大切です。

 

ホワイトニング治療で歯を白くしたい方は共立美容外科・歯科へご相談ください

共立美容歯科を案内する看護師

白い歯を手に入れるには、全国幅広く展開している「共立美容外科・歯科」のホワイトニング治療をご検討ください。

「オフィスホワイトニング」は歯の表面に過酸化水素を主成分とした漂白ジェルを塗り、レーザーを照射することで歯の黄ばみを分解し、歯を白くするホワイトニング治療です。

施術時間は1回50分程度、1回の施術で3セット行い、合計3回でホワイトニング効果を実感することができるでしょう。

「ホームホワイトニング」では一人ひとりに合わせてマウスピースを製作し、過酸化尿素を主成分とする漂白ジェルを塗り、約2週間、1日2〜3時間程度装着します。

より明るい白さを求める方には「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」を併用して行う「ダブルホワイトニング」もおすすめです。

ホワイトニング治療に興味がある方は「共立美容外科・歯科」の無料カウンセリングをご予約の上、お気軽にご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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