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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ホワイトニングのリスクと危険性について歯科医師が解説

公開日:2022年05月06日(金)
最終更新日:2023年11月10日(金)

美容歯科
歯が白い女性

このコラムを読むのに必要な時間は約 7 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

芸能人のような真っ白な歯を手に入れたいと考える方は多いかもしれません。

歯を白くするためには、ホワイトニングをする必要があります。

日本人の歯は、もともと黄味がかった色をしており、一般的な歯科クリーニングでは「白い歯」を実現することは難しいです。

ホワイトニングは特殊な薬剤を使い、歯の表面に対してアプローチすることで、本来の歯以上の白さを作っていくという施術です。

ホワイトニングに対して「ホワイトニングは安全か?」、「ホワイトニングで歯は傷つかないのか?」と不安に思う方も多いでしょう。

本記事では、ホワイトニングのリスクや危険性について解説します。

ホワイトニングに興味があるという方はぜひ最後までご覧ください。

 

ホワイトニングの種類と特徴

ホワイトニングには様々な種類があり、どのタイプのホワイトニングを行うかによって、リスクや危険性は変わります。

共立美容外科で行っているホワイトニングには、レーザーホワイトニング(オフィスホワイトニング)、ホームホワイトニング、その両方を行うダブルホワイトニングがあります。

 

 

レーザーホワイトニング(オフィスホワイトニング)とは

レーザーホワイトニングとは、レーザーを使用して歯を白くするホワイトニング施術です。

歯の表面に過酸化水素を主成分とした漂白ジェルを塗り、そこに特殊なレーザーを照射することで歯の黄ばみを分解し、歯を白くします。

レーザーホワイトニングは効果が高く、1回の施術でも「歯が白くなった」と実感できることも多いです。

また、施術はクリニックで行うため、自宅で行うホームホワイトニングに比べ安全性は高いと言えるでしょう。

一方、レーザーホワイトニングの デメリットとしては、高額である、通院に手間がかかる、などが挙げられます。

しかし、より安全で効果の高いホワイトニングを希望する場合は、レーザーホワイトニング(オフィスホワイトニング)がおすすめです。

 

 

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、その名の通り自宅で(自分で)行うホワイトニングです。

歯を白くするための漂白剤とマウスピースを用いて、徐々に歯を白くしていくホワイトニングの方法です。

過酸化尿素を主成分とした漂白ジェルをマウスピースに塗り、決められた時間マウスピースを装着することで、歯を白くしていきます。

ホームホワイトニングで使われる薬剤は、オフィスホワイトニングのものより効果がマイルドであることが多く、「徐々に歯が白くなっていく」というイメージのホワイトニングです。

そのため、効果が出るまでに時間がかかってしまう点がデメリットです。

また、マウスピースや漂白ジェルの使用方法をしっかりと守って使用する必要があり、誤った使用方法だと歯を傷つけてしまうというリスクもあります。

早く歯を白くしたいという思いから、決められた時間以上にマウスピースを装着したり、漂白ジェルを大量に塗布してしまうと歯がダメージを受けてしまう恐れがあります。

繰り返しになりますが、ホームホワイトニングは「徐々に歯を白くする」ホワイトニング手法です。

マウスピースを長時間使用したからといって、一気に歯が白くなるわけではありません。

決められた使用方法を守ることが重要です。

 

 

デュアルホワイトニング(Wホワイトニング)

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して実施する方法です。

2種類のホワイトニング方法を組み合わせることで、より効果的に歯を白くしていくことが可能です。

レーザーホワイトニングの即効性だけではなく、じっくり白くしていくというホームホワイトニングのメリットを併せ持つ方法と言えます。

しかし、その分コストが高くなってしまうというデメリットがあります。

 

 

ホワイトニングのリスクと危険性

ホワイトニングのリスクと危険性を説明する歯科衛生士

ここからは、ホワイトニングのリスクと危険性について解説します。

ホワイトニングでは、過酸化水素をベースとした漂白剤を使用します。

この漂白剤によって、歯の表面を白くしていくというのがホワイトニングです。

しかし、この漂白剤が歯茎や口の中の粘膜など歯以外の部分に付着した場合には、炎症などを起こしてしまう可能性があります。

そのため、美容クリニックや歯科医院で行われるオフィスホワイトニングでは、漂白剤が歯以外に付着しないよう特殊な薬剤で歯茎などをカバーし、歯科医師指導の下、安全に配慮してホワイトニングを行います。

また、ホワイトニングによって歯の表面のバリア機能が低下することで、一時的に知覚過敏状態になり、痛みが出ることがあるかもしれません。

基本的には24時間以内(長くても2日以内)によくなりますが、痛みが強い場合や長期間症状が続く際には、フッ素などを用いた治療が行われることもあります。

いずれにせよ、レーザーホワイトニング(オフィスホワイトニング)は専門家の管理下で行うため、安全性は高いと言えるでしょう。

 

 

ホームホワイトニングは用法と用量に注意

ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングよりマイルドな薬剤を使用します。

そのため、漂白剤自体の濃度としては、ホームホワイトニングで使用されるものの方が安全と言えます。

しかし、自身でホワイトニングをしなければならないため、漂白剤が粘膜や歯ぐきを傷つけてしまったり、予期せぬリスクが出現する可能性もあります。

よくあるのは「決められた時間以上にマウスピースを装着してトラブルになってしまう」というケースです。

より白い歯を手に入れたいという気持ちから、決められた時間以上にホワイトニングを実施したり、漂白剤を大量に付着させてしまうと口腔内がダメージを受けてしまいます。

口腔内がダメージを受けると、「そもそもホワイトニングができない」という状況になってしまうため、自己判断で使用方法を変更するのは危険です。

また、市販のホワイトニング剤や海外から個人輸入するような漂白剤などには多くのリスクが潜んでいます。

自己判断でホワイトニングを行って何らかのトラブルが起こってしまうと、何度も歯科医院に通院しなければならず、結果的に歯を白くすることができなくなるリスクもあります。

 

 

ホワイトニングを避けるべき人とは?

ホワイトニングをしてはいけない人を説明する歯科衛生士

クリニックで行うオフィスホワイトニングや、専門家指導の下で行うホームホワイトニングは安全性の高いホワイトニング施術です。

しかし、「そもそもホワイトニングができない人」や、「ホワイトニングを避けるべき人」もいます。以下に当てはまる方はご注意下さい。

 

  • 妊娠中、授乳中の人
  • 15歳未満の人(歯の形成過程の子ども)
  • 無カタラーゼ症の人
  • 光線過敏症(日光アレルギー)の人

 

無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解するはたらきを持つカタラーゼという酵素が不足する病気です。

レーザーホワイトニングの薬剤に一般的に配合される過酸化水素を分解できないため、体内に過酸化水素が残ってしまい、進行性口腔壊死などを招く恐れがあります。

上記以外であっても、ホワイトニングを避けた方がいいケースもあります。

専門家に相談の上、自身に合ったホワイトニング手法を検討しましょう。

 

 

ホワイトニングのリスクや危険性を理解しましょう

共立美容歯科を案内する歯科衛生士

ホワイトニングは、比較的安全に「白い歯」を手に入れることができる施術です。

通常の歯科クリーニングやブラッシングでは、「歯をきれいにする」ことはできても「白い歯」にすることは難しいです。

日本人の歯はもともと乳白色(黄味がかった白)をしており、いくら歯をきれいに磨いても、その白さには限界があります。

芸能人のような白い歯を手に入れるためには、特殊な薬剤を用いたホワイトニングが必要です。

レーザーホワイトニングやオフィスホワイトニングなど、クリニックで行うホワイトニングは安全性に配慮して施術が行われます。

ホワイトニングをしたいという方は、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングに関わらず、まずは一度専門家に相談してみましょう。

共立美容外科では医師や歯科医師を含め、専門のスタッフが一人ひとりのお悩みに寄り添い、それぞれに合った方法をご提案します。

ホワイトニングに興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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