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公開日:2022年01月25日(火)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
厚生労働省やアメリカのFDAから承認を得ている医療機器としても有名です。
美容クリニックの多い関東や関西だけでなく、世界中の様々なクリニックで受けることができる治療ですが、実際治療を受けるとしたらいくらかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
まず、押さえておきたいのが、ミラドライは保険適用外ということ。そのため、自由診療なのでクリニック側で自由に価格設定を行うことができます。
その分、特に東京、横浜、名古屋、大阪、兵庫、福岡といった大都市圏は美容クリニックが乱立しているため、ミラドライの価格競争が激しいです。
ミラドライが出始めた2010年当時は35万円程度が相場でしたが、2022年現在、安いクリニックは20万円をきっています。
保険適用外の治療とはいえ、効果は半永久的であり、汗の量が激減するため、根本治療として選択する方が多いです。
しかし、中には価格だけに目を付け、相場よりも低価格な治療を打ち出しているクリニックがあることも事実です。そのようなクリニックは、適切な環境が整っておらず、安全な治療を行えていないといったさまざまな危険があるため注意が必要です。
一概にミラドライといっても、治療効果は照射の掛け方や出力の設定方法によって変わってきます。そのため、価格だけでクリニックを決めることは非常に危険なので避けた方がいいでしょう。
今回は、ミラドライの相場価格や、危険なクリニックの特徴、低価格なクリニックで治療を行うリスクについて解説します。
病院選びの参考にしてください。
では、ミラドライの治療の相場価格を、他のワキガ・多汗症治療と比較してみてみましょう。
自由診療:200,000円~400,000円
保険適用:40,000円~60,000円
自由診療:140,000円~400,000円
自由診療:70,000円~90,000円程度
このようにミラドライの相場価格は、他の治療法に比べて、高額となっています。
ミラドライの治療は2018年に厚生労働省に承認されて以来あまり時間が経っていないので、現在は自費診療ですが、体に傷を付けることなく治療でき、治療の効果も期待できることから、今後は保険適用になる可能性もあるのではないでしょうか。
ミラドライは、機械の定期的なメンテナンス費用や、施術で使用する「コンピューターで制御された使い捨てのチップ」や「マーキング用の転写シート」などの付属品も高額なため、どうしても治療費も高額になってしまいます。
そのため、低価格なクリニックには注意が必要です。
当院はミラドライを製造販売している株式会社ジェイメックにメンテナンスを依頼し、付属品も正規品を購入しています。
価格だけでクリニックを決めてしまうことは、ハイリスクな面もありますので、しっかりと調べた上でクリニックを決めましょう。
「リスクは分かったけど、どうやって危険なクリニックを探せばいい?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、治療におけるリスクが高いクリニックの特徴を解説します。
美容医療は、施術を受ける方の一生を左右する大変繊細な診療科目です。
だからこそ優秀な人材の確保や、安全・安心と感じられる環境づくりが大切になってきます。責任のある施術を行うために、人件費や施術環境の整備に費用をかけていく必要があります。
そういった部分に着目せず、低単価を売りにして人を集めるといったクリニックは、治療のリスクのみならず、環境面や人材面でもリスクが高いと言わざるを得ません。
また、安い価格で患者様の注目をひいて、来院後に高い金額のメニューを押し売りされる場合もあるので注意が必要です。
美容医療で無理やり高額な治療をすすめられるケースと注意喚起が独立行政法人国民生活センターのホームページに掲載されているので、併せてご覧いただくと、クリニック選びに失敗しないために参考になると思います。
≪参考≫
【若者向け注意喚起シリーズ<No.1>】美容医療サービスのトラブル-「10万円」のつもりが「70万円」の契約!?即日施術は避けリスク等の確認を!▼
※クリックすると独立行政法人国民生活センターのホームページが開きます。
ミラドライの場合、公式に認定医制度を導入しています。
安全性を考えると、認定医が在籍しているクリニック以外での施術は受けるべきではありません。
たとえカウンセリングを受けていても、治療後は不安や心配が付きまとうものです。そのため、施術後は丁寧なアフターケアと説明が不可欠です。
そのアフターケアが、施術後の副作用や精神的な安寧に影響するといっても過言ではありません。治療後のアフターフォローに関する記述や説明がない場合は、治療後のリスクがあると考えておくべきでしょう。
美容クリニックの中には、カウンセラーなど医師ではないスタッフがカウンセリングを行う場合があります。
そのスタッフが美容医療について熟知している可能性もありますが、やはり医療的なリスクに関しては、国家資格をもった医師でないと話せないことが多いでしょう。
初めての治療の場合はなおさら、詳しい経過や質問への具体的な回答を聞きたいという要望が大半ではないでしょうか。リスクを避けるならば、医師がカウンセリングを行っているクリニックがおすすめです。
また、カウンセリングは治療におけるすべての項目において、納得できる説明を行う必要があります。疑問が残るような不十分なカウンセリングであれば、双方にとって不利益になるからです。
質問しにくい雰囲気や早口で専門用語だらけの説明、決定を急かすようなカウンセリングを行うクリニックは、安全性に問題があるかもしれません。
治療を行うと決めた場合でも、不安は常にありますよね。そういった不安や心配を口にした際に、「そんなに心配ならこちらも一緒にやりましょう!」と他の治療法を半ば強引に勧めてくるクリニックもあるようです。
もちろんお互いの信頼関係が確立されており、提案という形で別の治療法を紹介する場合はありますが、あくまでも提案であって、決めるのは治療を受ける側です。
断定形の発言やしつこい勧誘が多い場合は、慎重に選択する必要があります。
ミラドライはリスクの少ない治療法と言われていますが、低単価でミラドライを受けるリスクをご紹介します。
ミラドライは、汗腺の位置を正確に把握しなければなりません。そのため、解剖生理の知識が必須となります。
汗腺の位置をしっかり把握できておらず、照射範囲がズレていた場合、汗腺を完全に破壊できず症状の改善が見られない恐れもあります。
インターネット上に投稿されている「効果がない」「再発したかも」といった書き込みは、このように照射範囲に問題があった可能性が高いでしょう。治療の効果が最大限得られないのはリスクといえます。
ミラドライの治療は、臨床試験や研究も数多く行われており、リスクを最小限に抑える方法も発表されています。
知識や実績が豊富な医師は、常にアンテナを張り巡らせているため、最新の情報をいち早く把握できる環境にあります。
実際に自院で研究に取り組んでいる医師も多いです。
ミラドライの知識が少ない医師の場合、研究結果の把握が不十分である場合が考えられ、副作用が強く出る危険性があります。
副作用は、通常残存することなく完治しますが、苦痛を軽減するためには知識量や研究結果への理解もある医師を選択する必要があります。
ミラドライでは、マイクロ波の照射エネルギー量を個人によって変更しながら施術を行っています。
照射レベルを上げすぎてしまうと熱傷の原因となりますし、照射レベルが足りなければ、汗腺が破壊しきれず効果が薄くなる恐れがあります。
ミラドライは、体型や重症度に合わせて照射エネルギー量を調整しなければなりません。
ミラドライは、エネルギー量の細かな調整が難しく、正しく行わないと、再治療や熱傷のリスクが高まります。
ミラドライでは、疼痛を緩和するために麻酔クリームや麻酔注射を実施します。麻酔の知識がある医師の施術や麻酔医が在籍している環境であれば、疼痛や副作用なく治療を終了することができます。
しかし、麻酔に関する知識が不十分な場合や麻酔のかけ方次第で、強い痛みを伴う場合もあります。ミラドライの実績が豊富なクリニックは、より負担なく治療を行えるよう、麻酔のかけ方も工夫しています。
麻酔については、カウンセリングでしっかり確認しましょう。
低単価で治療を受けるリスクや、危険なクリニックの特徴について解説しました。
ワキガや多汗症は、生活を脅かすほどの強いコンプレックスになっている方も多い疾患です。だからこそ、治療やカウンセリングは丁寧かつ慎重に行われるべきであると私は考えています。また、不適切な治療によるリスクを避けるためにも、治療するクリニックは慎重に選ばなければなりません。
共立美容外科の場合は、事前に超音波をかけることで、効果を高めようとしています。また、患者様のご希望があれば、汗腺の多い個所には、1回の施術で2回照射します。
「ダブル照射」や「ツーパス(2パス) 」、「重ね打ち」と呼ばれています。
ミラドライは医療行為です。副作用も生じる可能性もあります。値段で選ぶのではなく、効果を出す確率が高いところと、施術後、万が一何か起こった際にしっかりとフォローしてくれるクリニックを選びましょう。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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