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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ミラドライは再発するの?ブログや口コミを検証!

公開日:2022年01月25日(火)
最終更新日:2023年09月28日(木)

わきが・多汗症
ミラドライを照射しているところ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

適切な照射で再発を防ぐ

ミラドライは、汗腺という組織を破壊してしまうことから、再発のリスクがほとんどないと言われています。

にも関わらず再発したというブログや口コミに書き込みがあります。

そこで、ミラドライの再発について、予防法も含めて解説しようと思います。

 

ミラドライは、マイクロ波により汗や匂いの基になる汗腺を完全に破壊する治療法です。

一度破壊された細胞は、今後再生することはありません。そのため、半永久的な効果が期待できるのです。

仮に再生したと感じる場合は、照射不足と考えていいでしょう。

つまり、照射する際は、しっかりと適切なエネルギーで漏れの内容に施術することが大切です。

共立美容外科では、汗腺の多い部分に対して、ダブル照射を行っており、より強い効果が期待できます。

また、超音波で麻酔液を行きわたらせることで、照射漏れがないように施術を行っています。

 

ミラドライを受けた後に腋臭や多汗症が再発したというインターネット上のブログや口コミを見てみると下記のような投稿があります。

 

 

1.ミラドライを受けた直後なのに効果が感じられない

ミラドライの再発を気にする女性

数としては少数ですが、「効果が感じられない」「治療前と臭いが変わっていない気がする」といった口コミがありました。

通常、ミラドライを受けた直後は最も効果が発揮されている期間です。

 

ただ、このように効果が感じられない原因と思われるポイントを推測すると下記2点になります。

 

推測① 低価格なクリニックで治療している

ミラドライは、高度な技術が必要であり、施術時は、消耗品や付属品、麻酔液などを使用するため、通常35万円程度とかなり高額な治療となっています。

しかし、インターネット上では、20万円を切るような安価なクリニックの広告を見かけることも少なくありません。

このような安価なクリニックでは、使い捨てであるチップ(照射する際のヘッド)の使い回しを行っている場合や、定期メンテナンスを行っていない可能性があります。(あくまで可能性ですが。)

また、ミラドライを行う際は、専用のマーキングシートを使用して、どの位置のどの程度照射するか設定しなければなりませんが、しっかりとマーキングをしないと、汗腺の位置を正確に把握できず全く違う部位へ照射してしまい結果的に汗腺が破壊されずに残ってしまい、症状が変わらないと感じてしまうかもしれません。

 

推測② 麻酔がしっかりかかっていない

麻酔がしっかりと浸透しないと、痛みが生じてしまい適切なエネルギーで照射できない可能性があります。その結果、照射漏れが生じてしまい、汗や匂いの基になる汗腺を破壊できない可能性があります。

ミラドライの治療を行う場合には、汗腺の位置を把握する解剖学の知識や、痛みを最小限にするための麻酔の知識、個人に合わせたエネルギー量の調整に関する知識など、さまざまな知識が必要です。

 

2.しばらく経って汗のにおいが気になり、汗の量も増えた気がする

臭いを気にする女性

インターネット上のブログや口コミには、「治療直後は症状がなくなったのに、数か月したらまた出てきた」「汗は消えたけど、においは残っている気がする」といったものがありました。

治療直後は消えていたのに、再発してしまったとなると、患者様にとっては切ないですよね。

ここでも原因を考えてみましょう。

 

推測① 照射により腫れていた汗腺が活動しはじめてしまった

ミラドライ照射直後の汗腺は腫れており、一時的に機能を停止しています。しかし、腫れが引いたことで、再発したと感じてしまうのかもしれません。しかし、そもそも汗腺が破壊できていない時点で、照射時のエネルギー不足か照射部位がずれてしまっていた可能性があります。照射部位を正確に把握し、適切な照射エネルギー量で施術をすれば、このような事例はほぼありません。

 

推測② 自臭症・自分の臭いが気になりすぎている

ミラドライは、個人差はあるものの、約7〜8割の効果が立証されています。

しかし、効果が薄いと感じてしまう方は、自分の臭いや汗の量を過度に気にしているのかもしれません。

ミラドライを受けようと思っている方の多くは、ワキガや汗の量をとても気にしている方でしょう。

汗の量や臭いは、非常にデリケートな問題であり、通常他者と比較することはないですよね。それゆえ、「これは普通じゃないのでは?」と、汗の量や臭いに敏感になっている場合もあります。

 

再発を防ぐためにすべきこととは?

では、再発を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか。

ここでは2つの方法をご紹介します。

 

1.しっかりカウンセリングを受ける

自分の希望をしっかり伝え、今後の経過を聞くことで、自分のイメージとの乖離を防ぐことができます。

カウンセリングで、客観的に臭いや汗の量を評価してもらいましょう。

ワキガや多汗症の診断が付く場合には、重症度も合わせて確認しておくと目安になりますよ。

実績が豊富なクリニックであれば、今までの治療例から、治療後の経過や治療した方の実感を聞くことができるため、安心です。

良いカウンセリングのポイント

 

  • 治療を受けた後の流れや症状を細かく説明してくれる
  • 医師が直接カウンセリングしてくれる
  • 聞きたいことを臆せず聞くことができる
  • 一方的な説明ではなく、自分の希望をしっかり伝えることができる
  • アフターフォローや、困ったときの対処法を丁寧におしえてもらえる
  • わかりやすい説明で、理解度をその都度確認してくれる
  • 治療後どの程度症状が軽減するのか確認することができる

 

2.医師の経歴やクリニックの実績をしっかりと調べる

再発といわれている事例では、安価なクリニックで治療を受けたとの記述も散見されます。

安価なクリニックでは、不衛生な環境下での施術や、ミラドライの知識が薄い医師が治療を担当するといった現状があります。

ミラドライは、解剖生理の知識や構造の理解、過去の症例を熟知していなければなりません。

ミラドライの再発は数年後に感じる場合があります。

そのため、症例数だけでなく、何年間ミラドライの治療を行ってきたかという症例期間も重要です。

 

事前にしっかりと調べることで、リスク回避になるとともに、再発の予防に繋がります。

 

 

再発かも…と思ったら

脇の匂いを相談する患者

基本的に再発の可能性は低いですが、もし「再発かも!」と感じた場合、どうしたら良いでしょうか。

再発を疑った際は、ミラドライの公式認定医が在籍しているクリニックへ相談しましょう。

 

ミラドライについて熟知している認定医に診察を受けることで、何が再発と感じる原因なのかがはっきりします。

さらに、現状を理解した上で、過去の症例からどのような対策があるのか、今後何をすべきなのかを提示してもらうことができますよ。

 

治療した医師がミラドライの認定医ではない場合、もしくは治療した医師への不信感や違和感がある場合は、セカンドオピニオンとして別の病院へ相談してみることもおすすめです。

 

 

磯野智崇医師

ミラドライの再発例や予防法、治療の効果などを解説しました。

昨今はさまざまなクリニックがミラドライを行っています。

大切なのは、「ワキガや多汗症」が完治することであり、実績の豊富なミラドライ認定医を選ぶことによって治療の失敗や再発のリスクを低くすることができます。

口コミやブログにはいろいろな情報が書かれています。ただ、それの真偽は不明です。

効果の出方は人それぞれなので、口コミやブログに惑わされるのではなく、ミラドライの効果に疑問があれば治療前でも治療後でも医師に相談することが最良の選択だと思います。

 

これからミラドライの治療を受ける方は、ミラドライの値段ではなく効果を追求した病院を選びカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

また1つのクリニックで納得できなければ複数のクリニックを回ってみる事もいいかもしれません。

 

ミラドライのバナー

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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